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2023.08.24

ブログ

暑中見舞い

~気遣いから生まれる人との関わり~

先日、お世話になっている方々に向けて暑中見舞いを書きました。

暑中見舞いを書いたり送ったりすることで交流の幅を広げ、相手を思いやる心を育むことが出来ると考え活動に取り組みました。

今回は、”相手のことを気遣い書くことができる” ことがねらいです。

過度な気遣いは疲れてしまいますが、何気ない気遣いができる人は良好な人間関係が築ける人ではないでしょうか。

子ども達が暑中見舞い作りにどのように取り組んでいたのか、その様子をお届けします。

暑中見舞い誰に書こうかな?

スマホで簡単にやり取りができる今の時代…

暑中見舞いについて知らない子どもたちも多く、まずは暑中見舞いについての説明から行いました。

暑中見舞いは、日頃お世話になっている人やなかなか会えない人に対して、体調を気遣ったり、近況報告をしたりする夏のお手紙。

そう伝えられた子ども達は、誰に送ろうか考え始めました。

送る相手を考えるのに時間がかかるかな…と思いきや、「学校の〇〇先生に送る」「今度おばあちゃんちに行くから渡したい」「ナガヤの住人さんに書く」「いつも髪切ってくれるお店の人に書く」等など、送りたい人がすんなり決まりました!

裏書に取りかかります。

裏書は何を書く?

裏書には夏の絵と共に、挨拶文や相手に向けたメッセージを書くことにしました。

相手の気持ちを汲むことが苦手なお子さんもいます。

手間ひまかけて作るからこそ、どうしたら相手が喜んでくれるかを一緒に考え取り組む事が出来ました。

 

先日のナガヤ交流会でスイカ割りをした子は、ナガヤタワーの住人さんとまた交流できることを楽しみにスイカの絵を描いていました。

楽しかった情景を絵にするのも、素敵な心遣いだなと思いました。

 

見本のハガキの「暑中見舞い申し上げます」の文字を見た小学1年生。

「漢字習ってないからわからないよ~ひらがなで書いて」と伝えてくれました。きっちり書いて届けたい思いが伝わってきます。

ひらがなで見本を書くと、それを見て丁寧に書くことができました。

高学年になると、「毎日暑いのでお身体にお気をつけて」「また交流会しましょうね」などの相手を思いやる言葉も添えて書かれていました。

 

 

表書きも丁寧に!

表書きには住所や名前を書きました。

普段字を書くことが苦手で嫌がる〇君。この日は送る相手の事を思ってか、とても意欲的に取り組んでいました。

普段薄くて小さい文字の〇君ですが、見本を見て読みやすい文字で書き写すことができました。

相手が読みやすいように…こういった配慮も素敵な気遣いですね。

「しっかり書けたね~!」と言われ照れ笑いの〇君でした。

 

高学年の子ども達が年下の子に、表書の書き方を教える場面も見られました。

送る相手を思いながら、すぐ近くの友達の事も思いやり行動する高学年、さすがです!

 

ナガヤタワーの住人さんにお届け♪

ナガヤタワーの住人さん宛の暑中見舞いは直接ポストに入れに行きました。

個人宛に書いた子には、自分の名前が書かれた暑中見舞いのお返事が届きとても嬉しそうにしていました。

こういった経験で得た喜びや自信が、社会に出た時のコミュニケーションの基盤となればと思います。

相手を気遣うその思いが、「何か手伝いましょうか?」「最近会わないけど元気にしてる?」そんな相手を思う気持ちになって、

友達や周りの人たちを大切にし、子どもたち自身も大切にされる存在になってほしいなと思います。

 

毎日暑い日が続きますが、みなさんもお体に気を付けてお過ごしください!楽しい夏となりますように!

 

高下

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