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2024.02.21

ブログまふぃん錦ヶ丘

話し合い、いろいろ(錦ヶ丘)

今年度、色々な場面で話し合いを行ってきたまふぃん錦ヶ丘の小学生。

初めは職員が主導しながらの話し合いでしたが、少しずつこども達が自分達で発信しながら色々な事を決めることができるようになってきました。

話し合いのきっかけ

2020年に学習指導要領が改訂され、主体的・対話的で深い学びという言葉が登場しました。

学校の授業でも、友達同士で考えを伝え合う、話し合う活動が多くなっています。

人前で発表するのが苦手であったり、話し合いを人任せにしてしまう。そんなこども達に話し合う経験をしてもらい、発信することや意見を聞くこと伝えあう力をつけて欲しいと思い、今年度はたくさんの話し合いをを行いました。

 

円になっての話し合い

放デイプロジェクトの博士事に分かれての話し合いや、自由遊びを自分達で決める、掘った芋で何をしようか?色々な場面で円になって話し合いました。

初めの頃は、友達と話しをしているにも関わらず、外側にいる職員に向けて話し掛けてきてしまう子も沢山いました。その度に、内側を向かせ「大丈夫、自分達で考えて良いんだよ。友達に伝えてごらん」と繰り返し伝えてきました。職員もつい、声を掛けてしまいそうになるのをぐっと堪えて、こども達の話し合いを見守ります。

職員間でも、話し合いのメンバーに応じて、よりわかりやすい問いかけはないか考えたり、人数や時間を変えたりしながら取り組んで来ました。すると、少しずつ自分達で「やってみよう」という気持ちが出てきたこども達。自分達で内側を向いて話しをすることができるようになっていきました。

 

ハロウィン・クリスマス

秋ごろには、少しずつ円での話し合いが板についてきて、自分達で意見をホワイトボードに書いてまとめたり、お題を元に自然と意見を出しあう姿が増えてきました。

去年までのハロウィンは、「ハロウィンカカシコンテスト」など、大枠を大人が決めた上で、その中の手順などをこども達が決めていました。今年度は、こども達だけの話し合いで、どこまでやることを決めて行えるのか0からこども達に任せてみました。

話し合いの中から、自然とリーダーが・・・

ハロウィンの話し合いの中で特に積極的に考えていた子達が、自分達で「お菓子ミッケ」のルールや準備物を話し合って考えていました。

こちらからお願いしたわけではなく、こども達の中から自然とこれをやるなら、他のことも考えなければ。と、自主的に動き出していた事はとても凄い事だと思います。

ハロウィン、クリスマス、自分達で話し合ったことを形にすることができ、楽しい時間を過ごせました。

放デイプロジェクトを通しての話し合い

この一年、ウェブマップや表、イラストを使ったり、円になったりと、様々な方法での話し合いを行いました。そして、その度に職員間でその時のこども達の課題とできることを共有し「次はこうしたらできるかも」を考えて話し合いを行ってきました。これは、少人数での療育の場だからこそできる支援だと思います。

現在進行形で、子ども達は放デイプロジェクトラストに向かって吉野博士・野菜博士・自然博士の3つに分かれて話し合いを重ねています。

ゴールへ向けて!

まふぃんで話し合いの力をつけていき、学校や社会でも意見を発信して、自分を発揮していけるようになってほしいと思います。

 

まふぃん錦ヶ丘 岡田

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