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2024.09.06

ブログまふぃん錦ヶ丘

ぞうきんがけの夏🌴(錦ヶ丘)

今年の夏、まふぃん錦ヶ丘では小学生と一緒に毎日取り組んだ事があります。それは、活動の後に行う「ぞうきんがけ競争」小学生も大人もぞうきん掛けで涙し、歓喜し、真剣勝負の日々を送りました。

ぞうきんがけ競争の始まり

以前、プレイルームの拭き掃除をこども達と行った際、なかなか前に進めない子、途中で何回も転んでしまう子が多くいました。ぞうきんがけを行う時の、肘と膝を伸ばしたハイハイの動きを高這いといいます。高這いの動きは、身体の土台つくりの動きとして、運動遊びやリトミックなどでも取り入れています。

同じような動きですが、ぞうきん掛けは、そろえた手に加える力加減や、スピードのコントロールなども加わり難しい様子でした。それならば!と、この夏休み期間を使って子ども達が楽しく意欲的に取り組めるよう工夫してみることにしました。

 

取り組み

毎日時間を決めて、練習から本番の流れで取り組みました。

練習中に遊び始めてしまう子もいましたが、競争が定着すると、本番前の大切な練習の時間!と真剣に取り組むようになりました。ぞうきんは自分で絞り、しっかり絞れているか大人がチェックも行います!初めはぞうきんの絞り方が分からない。という子もいたので一緒に絞り方から練習しました。

勝負の時間がくると、みんな真剣な面持ちになります。シーンとした空気の中、スタートの合図と共に勢いよく始まるぞうきんがけ。ほんの10秒ほどで終わりますが、こども達は本気で悔しがり、時には涙し、次までに家で筋トレして頑張るんだ!とやる気を出した子もいました。

競争のルールを明確にしたことや、毎日の結果が見て分かりやすいよう、1位は2ぞうきんポイント。2位は1ぞうきんポイントのシールを表に貼る等もこども達の意欲に火をつけたようです。競争は同じ学年や、同じくらいの速さの相手になるよう、毎日考えて変えて取り組みました。大人との真剣勝負も嬉しいようで、競争の時間になると、こども達が職員室にやって来て「はじまるよ~」と呼びに来ます。おかげで私も、夏休み最終週には大人気なく1位になるほどまでに成長する事ができました。

子ども達の変化

一番子ども達が変わったと感じたのは、ぞうきんがけの姿勢です。折り返してゴールするまでに必ず2、3回はバランスを崩していた子が一度も転ばずにゴールする事が当たり前になっていきました。また、上手くバランスを取りながら進めるようになったのでスピードも速くなりました。ぞうきんを絞る力もつきました。初めの頃、びちゃびちゃで、搾り直しになっていたぞうきんでしたが、回数を重ねるごとに一人でしっかりと絞れるようになりました。

この夏休みで確実に体幹が安定し、身体の動かし方、手指の使い方を身に付ける事ができました。

8月31日を迎え、最終の結果も出ました。新学期に表彰式を行う予定です。毎日短い時間ではありましたが、全員で取り組めたこと、そして何よりも、大人も子どももみんなが楽しんで取り組めた事がよかったと感じます。「ぞうきんがけ競争の夏」は終わりましたが、学校や家庭でもぜひ掃除の時間に力を発揮してほしいと思います。

子ども達は既にリベンジに燃えていて、次は冬休み、春休みだ!とやる気満々です。大人も身体を鍛えて待ち受けておこうと思います。

 

まふぃん錦ヶ丘

岡田

 

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