お知らせ

2024.09.14

ブログまふぃん錦ヶ丘

「遊びの場」は「学びの場」(錦ヶ丘)

前回、遊びに向かえるまでの支援(★ブログはこちら)についてお伝えしましたが、今回は、自分から遊びに向かえるようになった子ども達が、どのような姿を見せるかをお伝えします。
好きな遊具で一人遊びを楽しめるようになると、徐々に子ども同士の関わりが生まれてきます。
同じ場所で仲良く遊べる時もあれば、場所や物を取り合って押し合う姿も。
「ここで遊びたい」「これが欲しい」「そこどいて!」
泣いたり、怒ったり、時には手が出てしまうこともあります。
言葉でうまく伝えられない時に、ついつい行動で表現してしまう時期でもあります。

自我が芽生え始める時期の子ども達にとって、自分の感情を素直に出すのは大事なことで当然の姿。
けれど、思うようにいかない時にお友達を叩いたり、気持ちが昂ったまま切り替えるのに時間がかかってしまうのは、その子自身が一番困っていることかもしれませんね。

まふぃんでは、社会性を身につけていく支援をしています。
特に児童発達支援の年少年中クラスでは、社会性の土台を培うとても大切な時期。
「遊び込む」「場所や物の共有」などをねらいにして活動をおこなっています。

まふぃんでは、意図的に思うようにいかない場面や、子ども達が密集して遊びたくなるような遊具を設定することがあります。ここで見られるのが、子ども同士の場所や物の取り合い。
遊びたい気持ちが強いほど、多く見られる光景です。
他害や危ない行為がない限り、押し合ったり、言い合いをする場面にすぐに大人が介入することはありません。そばで目を離さず見守り、けれど何かあればすぐに手を伸ばせるようにしています。
怒って手が上がる時、押しあいが続く時、遊びに入っていけない時、常に行動の予測をして、子どもの課題や場面に合わせた対応をしていきます。
子ども達は、繰り返し思うようにいかない体験をして、徐々に自分自身で感情のコントロールや気持ちの切り替えができるようなっていきます。

 

「同じ場所で遊ぶ」「同じ物を一緒に使う」
一人では経験できない感情の揺さぶりをたくさん積み重ねて、少しずつ「自分」と「他者」の認識が育っていくと思います。
「自分」「他者」の区別は、物や人との関わりの中で学んでいくものです。

「遊びの場」は「学びの場」。
子ども達にとって学びの多い活動になるように、私達大人も子ども達の発達をしっかりと見極めながら学んでいきます。

 

まふぃん錦ヶ丘

村山

お問い合わせ

児童発達支援事業所まふぃんのウェブサイトにお越しいただき、誠にありがとうございます。 当施設に関するお問い合わせは、お電話にて受け付けております。お気軽にお問い合わせください。

まふぃん(上之園町)

TEL 099-250-9361

受付時間/9:30~18:00 ※日・祝を除く

まふぃん錦ヶ丘(吉野町)

TEL 099-210-7840

受付時間/9:30~18:00 ※日・祝を除く

塔ノ原福祉会の採用・求人情報
私たちと一緒に楽しく真剣に働きませんか?採用情報はこちら