お知らせ
2024.11.26
ブログまふぃん錦ヶ丘
11月 園長のつぶやき(錦ヶ丘)
今月はまふぃん、まふぃん錦ヶ丘両園とも鹿児島市の運営指導が行われました。
運営指導とは、概ね三年に一回、指定基準等に定められたサービスの質や事業所の運営体制、報酬請求や加算の算定状況などについて行政機関が確認することです。行政による運営指導の有無にかかわらず、まふぃんでは毎年必ず、法人本部、両園施設長、主任立会いのもと自主点検監査を行い、よりよい運営を目指しています。
今年度の運営指導の重点項目は次の通りでした。
①利用者の安心・安全の確保
虐待防止・身体拘束廃止、感染症対策に関する委員会の設置や研修が義務づけられています。まふぃんでは、両園施設長と主任とで行っている委員会の他に、法人本部と法人各所の施設長が毎月行う法人会議でも委員会を開催しています。指針の整備や職員への周知確認はもちろんのこと、保育や療育のあり方や職員の立ち振る舞いなども細かに確認し、子ども達に安心した保育や療育の機会を与えられるようにしています。
②サービスの質の確保・向上(一連のケアマネジメント・プロセスに関する理解の促進)
まふぃん利用にあたり作成している個別支援計画は、必ず保護者と面談し、家庭での様子、園や学校での様子、まふぃんでの姿をすり合わせてアセスメントを行っています。保護者とともに課題の整理をし、次の目標を設定していきます。個別支援計画は、半年に一回見直すことが義務付けられています。まふぃん利用児約60名の個別支援計画を年間120程作成しています。一昨年までは、紙でお渡ししていた個別支援計画を電子署名とアプリでの配信に変更したことで、保護者の皆様から何枚にもわたる署名捺印をいただく手間も短くなり、また紙の準備や保管にかかっていた時間で子ども達の支援に充てる時間や、研修や打ち合わせの時間を確保できるようになりました。
③人員基準・定員の遵守及び勤務体制の確保
まふぃんでは、定められている職員の配置基準より多めに職員を配置しています。活動のリーダーとサブの他に、子ども達のニーズや課題に即時対応できるように職員を毎回配置しています。また、職員それぞれが今年度は「発育発達」「人権」「絵画」などの学びを深めており、子ども達の支援にあたっています。
④報酬請求の適正な扱い
令和6年度の障害福祉サービス等報酬改定については4月にお知らせした通りですが、今年度から新たなサービスが増え加算として算定しています。不正請求が行われていないか、手順をきちんと踏んで算定されているかの確認がありました。毎日の日誌や毎月保護者の皆様にお渡ししている請求書、運行記録簿に個別支援計画など加算に関わるすべての書類を確認していただき、問題なしとのことでした。
運営指導の講評では、「日々忙しい中これだけ子ども一人一人に向き合って計画や会議をすることは大変だと思いますがこれからも続けてください。丁寧に運営されています。」との言葉をいただきました。
約60名の子ども達がまふぃんを利用するには、膨大な書類作業ももちろんあります。私を含め6名のスタッフで協力し合いながら日々取り組んでいます。質の高い療育の場を提供するためにも、子ども達の自立のための療育を保証するためにも、適切な運営、クリーンな運営をすることは大前提です。そのうえで、何のために支援をしているのか?誰のための施設なのか?を常に問いながら今後も日々の業務を丁寧に行ってまいります。
まふぃん錦ヶ丘
施設長 吉村佳代
お問い合わせ
児童発達支援事業所まふぃんのウェブサイトにお越しいただき、誠にありがとうございます。 当施設に関するお問い合わせは、お電話にて受け付けております。お気軽にお問い合わせください。
まふぃん(上之園町)
TEL 099-250-9361
受付時間/9:30~18:00 ※日・祝を除く
まふぃん錦ヶ丘(吉野町)
TEL 099-210-7840
受付時間/9:30~18:00 ※日・祝を除く