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2019.07.25
ブログまふぃん(上之園)未分類
室内遊び ”わらべうた”を取り入れて
室内遊び
~わらべうたを取り入れて~
梅雨が明けましたね。暑さと子どもたちの元気は上り調子、夏休み真っただ中、子どもたちは「今日は何をするの?」とやる気満々で登園してきます。
今日は学習や活動“運動遊び”をした後に、“わらべうた”を取り入れた室内遊びをしました。
その一部を紹介します。
“わらべうた”というと、皆さんは何を思い浮かべますか?
「かごめかごめ」「はないちもんめ」「げんこつ山のたぬきさん」…などなど幼いころ遊んだことを思い出されたと思います。
伝承遊びとして、昔から語り継がれてきた“わらべうた”、口ずさむとどこか懐かしいような気がしてほっとしますよね。
実はこの“わらべうた”、いろいろな要素が含まれている遊びなんです!
例えば・・・
- 歌を歌う(発声)
- 身振りをまねる(見る)
- 他の人と声を合わせて歌う(聞く)
- 拍の心地よさを感じる(リズム感)
- 振り付けをする(動作)
- 相手の動きに合わせて手を叩く(協調性)
などなど・・・
いくつかの事を組み合わせて遊ぶので、脳はフル回転しています!
今回は小学1年生~中学3年生までの異年齢9人が関われるように、“お寺のおしょうさん”を選んでジャンケンゲームをすることにしました。
ねらいは、音のリズムを感じ取ること、相手に合わせて手拍子をすること(協調性)です。
まずは二人組になってもらいました。
“お寺のおしょうさん”の歌を確認します。
次にお互い向き合って歌に合わせて手拍子の練習。
あれれ・・・上手なペアとそうでないペアが・・・
そこで、上手なペアに前に出て見本を見せてもらいました。
・
・・よく見て・・・よく聞いて・・・
すると他のペアも息を合わせることがわかり、うたに合わせて手拍子ができるようになりました。
次は皆で輪になってお寺のおしょうさんジャンケンゲームの開始です。
“お寺のおしょうさんが かぼちゃのたねをまきました
めが出て ふくらんで 花がさいて 実になって
お寺の花子さん!
さいしょはグー、ジャンケンポン!”
「やった~勝った!」と子どもたちは真剣です。小3vs中2でも真剣勝負。
ジャンケンが終わると時計回りに移動して、今度は違う子と対戦しました。
途中、自分のリズムで手拍子するペアがありましたが、皆で手拍子を合わせることを伝えると、うたを聞いて手拍子の音が一つになるように気を付けたり、身長差があるペアは大きな子が立膝をついて手の高さを調整したりする姿がありました。
異年齢同士で初めて向かい合う場面でも、楽しい雰囲気の中で相手の動きに合わせて手拍子ができ、ジャンケンゲームは大盛り上がりでした。
“遊びながら学ぶ”
何気ない昔からのわらべうた遊び、と思っていましたが、五感を使う、協調性(相手に合わせる)を養うなどの要素がたくさん詰まっていることを強く感じた時間でした。
遊びを通して、初めての子とも仲良くできた!、という自己肯定を感じ、対人関係が広がっていくのではないでしょうか。
次回はどんなわらべうたで子どもたちと遊ぼうかな・・・?
子どもたちに、わらべうたを伝えつつ、社会性や対人関係も深まるように工夫していきたいと思います。
療育でもわらべうたを取り入れていますので、また次回ご紹介しますね!
読んでいただき、ありがとうございました。
末吉
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