お知らせ
2020.02.26
ブログまふぃん(上之園)
構成あそび(積み木パズル)
「上手く入らないよ~」
「どうしたらいいかな?」
「待って、こうすればいいんじゃない?」
「できたー!」
友達と話合いながら活動に取り組んでいる子ども達です。
今回の活動は積み木!
積み木と言うと何かを作る活動をイメージすると思いますが、まふぃんの積み木遊びはそれだけではありません。高さ比べや積み木を使ったパズルなど、制限時間を設けたり、チームで競わせることでゲーム性のある遊びも行っています。
このような活動の中で子ども達は、積み木が崩れてしまった時、チームごとの競争で負けてしまった時の感情のコントロールの仕方、チームの友達との協力、自分の意見を伝え、相手の意見を聞き入れるなど友達との関り方などを学んでいます。
今回は、小学生にとって初めての「積み木パズル」
「今日の積み木はいつもと違うよー」と積み木を準備する職員に、何が始めるのかと興味津々の子ども達です。
「何するのー?」とワクワクドキドキ😳
「積み木パズル」とは、決まった数の長方形と正方形、三角などの積み木を箱の中に入れるという遊びです。
ぐちゃぐちゃに入れた積み木をきれいに入れるゲーム。
1回目は職員が、2回目は子ども達が問題を出します。
相手チームのパズルの問題を出すと分かると子ども達はニヤリ😏
「負けさせてやるー!」と一生懸命難しい問題になるように考えていました。
制限時間は3分。
初めは「簡単じゃん!」と言っていた子ども達、箱の隙間がドンドン埋まっていきます。
他のチーム「やったー!終わった!!」という声を聴くと「うるさい!」と言ってしまったり、同じチームの友達にも「それ違う!」「邪魔しないで!」と怒り出してしまったりする子もいました。
勝負になると本気モード、勝ちたい気持ちが強すぎてついつい口調が強くなってしまいます。
「そんな言い方はしない」と言うと、その子は怒りたい気持ちを抑え静かになりました。強い口調で言うのは良くない事、相手が嫌な思いをする事、本当はちゃんと分かっています。
隙間が少なくなると難しい😫
「あれ、入らない!」
残りは長方形1つ、でも正方形の形が入る隙間しかありません。何度も箱から取っては入れを繰り返します。
長方形と正方形、形は違いますが体積は同じ積み木です。
結局、制限時間までに箱に入れる事ができず、「悔しい!」と言いながらも気持ちを切り替える事ができました。
積み木遊びを通して、友達との関わりや感情のコントロールの仕方だけではなく、箱の面積と決まった量の積み木の体積の関係性、形や大きさの概念を、遊びを通して体感しています。
「長方形はこんな形」「正方形を2つ繋げると長方形になった」など、実際の形に触れて形を知る事によって、図形をイメージしやすくなり、図形の学習にもつながっています。図形の学習は子ども達のつまずきやすい単元です。このような活動を通して、教科書に平面的に描かれた図形を頭の中で立体に組み立てられる事によって図形の学習への抵抗を減らして行けたらと思います。
積み木遊びによって子ども達がさらに成長していくのを楽しみにしています。
まふぃん 中村
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