お知らせ
2020.06.25
ブログまふぃん錦ヶ丘
感触遊び~しんぶんし~(錦ヶ丘)
梅雨ですね~☂じとじと湿気にお洗濯ものがなかなか乾きません。
と思っていたら、夏至をむかえ今日は晴天でした。
季節を感じる感触はたくさんあります。
梅雨の季節は雨に濡れる感触。湿気を感じる感覚。
雨や風、カエルの鳴き声、聴覚を刺激する感触もたくさんです。
梅雨の季節もまふぃんに来る子供たちは室内で元気いっぱい。
先日、児童発達支援のクラスでは
新聞紙遊びをしました。
活動のねらいは、「場の共有ができる」「最後まで集中する」と設定しました。
新聞紙の感触体験は、手指の巧緻性につながります。
巧緻性とは一般的に手先の器用さを意味していて
手先をふんだんに使う事で脳へ刺激され、集中力が増し、忍耐力が培われていきます。
それでは~活動の模様をリポートしますよ~♪
「さぁ!みんなで新聞紙をたくさんちぎろう!」職員の一声で一斉に新聞紙をちぎります。
皆の新聞紙をちぎり様子を見ていると・・・
手先だけではなく、
肩甲骨からの可動域をおもう存分使って、背中や胸を広げながら、
ビリビリビリ~と破る姿があります。
小さな体で力加減を考えて、自然と体の可動域を大きく使い、心身の発達や巧緻性へアプローチされていることを実感します。
今回の活動のねらいである「場の共有ができる」「最後まで集中する」
このねらいに対して着目したのがA君です。
A君は集中がとぎれると、ふらっとその場から離れることや、もじもじすることがあるので、事前に座ってできるように声かけをして、活動に取り組みました。
A君、ほそ~くなが~くちぎっている間に、思わず立ってしましました。
職員の全体に向けて「座ってやろうね」の声掛けに
「はっ」とした顔をしてすぐに座ることができました。
自分が思っていたように長くちぎれたことが面白くて、集中力が増している様子が伺えました。
楽しくて思わず、ふっと動きそうになったときに、職員の声を意識し行動できたこと、とても嬉しかったです。
これの繰り返しを行うことで、だんだんと意識をしていきます。
そのあとの子ども達からいろんな声が聞こえました。
「見て!見て!くるっとなったよ!」
「カタツムリみたいだね。」「ダンゴムシみたいだよ。」
ちぎったあとの「くるっ」となった新聞紙からイメージが膨らんだようでした。
次に、
そのちぎった新聞紙を集めて段ボールプールの中全員で協力して入れました。
その様子をみて、今すぐにでも入りたくてたまらない子ども達の様子。
☆この新聞紙の中に入る時のお約束☆
「暴れないで静かに遊ぶ」
早く中に入りたくてうずうずしていますが、「まだだよ。」の声掛けにじっと我慢して待つ姿。
いつもでしたら、飛び込んでしまうこどもが一人や二人!いるのですが、今回はその声かけをじっと我慢して待っていました。
すごい!!!
「お約束ができる人は、どうぞ~はい。入って~!」
合図に一斉に中で遊び始めます。
新聞の中に埋もれて寝るおともだち~
わしゃわしゃの紙をたくさん掴んでふわっと飛ばすお友だち~
新聞紙をお友だちにかけあって遊ぶお友だち~
囲いの中でいろんな遊びを楽しんでいます。
その様子をみて、
一番びっくりしたことが、最初のお約束を全員守っている事。
たくさんの新聞紙の山、ダイナミックで気持ちがあがってしまいそうですが、
指示を理解して、テンションコントロールができている子ども達。
ねらいである、場の共有をして、お友達と協力しながら、最後まで集中して取り組むことが出来ました。
身近な素材である新聞紙を使って、
感覚的に楽しくて集中する姿。
お友だちと協力する姿。
新聞紙の質感が変化していく様子。
身体を思う存分使ってちぎる様子。
お友だちや職員とこのような経験を繰り返すことで、通っている子ども園や保育園でも安心してで過ごし、友達と仲良く遊び、助け合える力を培っていきます。
そんな子ども達の成長を見守りながら、職員も生涯成長~☆と感じる日々です。
まふぃん錦ヶ丘 有川(アリー)
お問い合わせ
児童発達支援事業所まふぃんのウェブサイトにお越しいただき、誠にありがとうございます。 当施設に関するお問い合わせは、お電話にて受け付けております。お気軽にお問い合わせください。
まふぃん(上之園町)
TEL 099-250-9361
受付時間/9:30~18:00 ※日・祝を除く
まふぃん錦ヶ丘(吉野町)
TEL 099-210-7840
受付時間/9:30~18:00 ※日・祝を除く