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2020.06.29
ブログまふぃん錦ヶ丘
まふぃん畑 (錦ヶ丘)
私たちの子どもの頃の梅雨は、しとしとじめじめの長雨のイメージでしたが,ここ数年の梅雨はゲリラ豪雨とカラット晴れた猛暑をくり返すようになりました。
毎年どこかで災害がおこっているので親子で通学路を歩いて,危ない場所を確認することも大切ですね。
いつもは車で通る道もゆっくり歩いてみるときれいな草花や隠れ家的なお店など新しい発見があるかもしれません!
まふぃんの子ども達も日々新しい発見に目を輝かせていますよ。
今日は,まふぃん畑の活動の様子をお伝えします。
先日,こども園・保育園の子ども達が土を入れてくれたまふぃんの畑。
今日は,放課後等デイサービスの子ども達が苗を植えます。
4月に子ども達は
キュウリ
ミニトマト
ピーマン
トウモロコシ
を植えていますが,
まふぃんの畑Ⅱができたことで,
5月に,他の野菜で夏に収穫できる育てたいものについて話し合い活動をおこないました。
いつもスーパーや家庭で見かける身近な野菜ですが,
季節を問わずいつでも手に入る便利さと引き替えに季節感のなくなってしまったものもあります。
中には,ニンジンやブロッコリーが夏野菜だと思っている子も…
土の中に生るのか,地上に生るのか,
どんなふうに実が付いているのか,
知らない子ども達もたくさんいます。
今回は、話し合い活動の中から新しく三種類の苗を購入しました。
三種類の苗を見せて,何の苗か聞いてみます。
「スイカだと思います。」
「キュウリだと思います。イボイボがあるからです。」
「ニンジンだと思います。見たことがあるからです。」
と、様々な意見が出ましたが
誰が正解なのか,はたまた正解があるのかも含めて,苗が大きくなるまでのお楽しみ!
正解を教えるのは簡単なことですが,五感を使っての経験こそが記憶に残り,生きる力になるとの想いから,あえてこたえは教えません。
なんの野菜が育つのか,ちゃんと実が付いて食べることができるのか…
ドキドキ,ワクワクしながらひとりひとつずつ苗を植えました。
小学生でも,手で土を触ったり,服が汚れたりするのが苦手な子がいます。
そこであえて手で土を掘ってもらいました。
誰でもこだわりはあります。でも,こだわりを少しだけ我慢してみんなに合わせていけるようになること,折り合いをつけることで感情をコントロールできるようになります。
「どこに植えようか」
「土はどれくらい掘ったらいいのかな」
はじめは少し戸惑っているようでしたが,学校で経験していることもあり,ポットから上手に苗を出して丁寧に植えていました。
「苗を植えたら次はなにをしたらいいかな?」
「水かけ~!」
水かけもまふぃん流(笑)!!
二人でひとつのじょうろを使います。物の共有です。
そして
二人でじょうろを持ち,相手に合わせながら協力しての水かけです。
じょうろを持って畑まで行く間も,二人で呼吸を合わせることができるかな?
えぇっ!!とちょっと困った顔を見せた子も
「水を入れるよぉ。ホースを持ってて」
「ちょっと待って。もう少しゆっくり行かないと水がこぼれるよ。」
「ほら,ちゃんと持って。」
と,二人で声を掛け合って楽しそう♪
みんなから愛情たっぷりの水をもらった野菜たち。きっと大きくなってくれることでしょう!
子ども達は正解を知らない,まふぃん畑の野菜。
子ども達の想像通りの実がなるのかどうかはお楽しみ(笑)
成長の過程はまたお伝えしますね!
まふぃん錦ヶ丘 田尻
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