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2020.10.01

ブログまふぃん(上之園)未分類

絵本の温もり

絵本の温もり

 

絵本を手にすると、ふと思い出す記憶があります。

幼稚園の年長児(5歳)だった私自身。

降園準備が終わると、絵本の時間がありました。

先生が読んでくれる絵本が楽しみで、大好きな時間でした。

読んでもらった時の、心地よさ、温かさ、空気、部屋の様子など

今でも、温かい思い出として心に残っています。

子ども達にとって読み聞かせの時間が、温かいひと時になったらいいなと思っています。

 

突然ですが、皆さん!質問です!

  • 本。好きですか?
  • 最近どのような本を読みました?
  • 子どもの頃大好きだった絵本ありますか?

 

秋といえば・・・読書の秋。なので!

今回、絵本についてお伝えしたいと思います。

 

その前に・・・

私自身の質問の答えです。

  • 本。好きです。
  • 『糸』『ステップ』 推理小説
  • からすのパンやさん、ぐりとぐら、100万回生きたねこ

です。

では、本題に入りたいと思います。

まふぃんでは、活動終了後に絵本の読み聞かせの時間があります。

子ども達に絵本を読む時、子どもの反応を見る事も楽しみのひとつです。

思ってもみないところで笑ったり、

「おもしろそう」と思った所で笑わなかったり・・・

毎回、どんな絵本にしようかなと、選ぶのが楽しみです。

 

〇午前クラスでよく読む絵本

・とんねるをぬけると

・もりのおふろ

・おべんとう

など

 

〇午後クラス

・ぐりとぐら

・ばばばあちゃんシリーズ

など

 

*午前クラスで選ぶ時に気を付けている事は

・絵が大きくシンプル

・動物や食べ物など身近な物

・リズム感が心地いいもの

 

*午後クラスでは

・物語絵本を中心に

・長く読み継がれている絵本

などに気を付けながら選ぶようにしています。

 

今まで、沢山の子ども達と出会い、絵本の読み聞かせをしてきました。

読み聞かせをしながら感じた事。

子ども達は、読んでもらいながら、絵を手掛かりに

自分で思い描き、想像を巡らせ、お話の世界に入り込んでいます。

 

また、この絵本少し難しいけど、どうかな?と思う絵本でも読んでみて下さい。

話の内容をすぐには、理解出来なくても、心を込めて読んであげる事

何かしら感じる事が出来ます。

「この絵本お母さん(お父さん)好きなんだ。聞いてね」と。

実際、私も保育の現場で、そのような絵本を読んだ時、読み終わった後の子ども達の表情から、何かを感じとったなと思う事がありました。

(100万回生きたねこ、月からきたうさぎ、わすれられないおくりもの)

絵本は、本来読んでもらい、楽しむものです。

その事はとても大事なことですが、お話を集中して聞く力も育っていきます。

例えば『からすのパンやさん』の絵本があります。

結構、このお話は長いのですが、年長児でも、最後まで聞けない子供が多く見られます。

途中で飽きたり、集中が切れて聞く事が出来ないのです。

学校での学びは、ほとんど先生の話を「聞く」事で成り立っています。

 

聞く、話す、読む、書く、という言葉の力の中で、最も早くに発達するのが

〝聞く力〞です。

読みきかせをしているうちに集中力が身に付いてきます。

 

聞く力が育つ意味でも、読み聞かせはメリットがありますね。

 

どのような絵本を読んだらいいのかと迷うと思います。

一番のおすすめは、

・お母さん、お父さんが好きだった絵本。

・子どもの頃の思い出の絵本。

を是非読んであげて下さい。

子どもの成長はあっという間です。

絵本を読み聞かせる時間は、それほど長くありません。

子どもの頃に、膝の上で読んでもらった記憶。優しい声。

子どもにとって、お母さん、お父さんに読んでもらう事は一番幸せな時間です

自分だけに読んでもらった記憶は、心の中に残るでしょう。

 

子どもの頃に読んだ絵本、大好きだった絵本。

大人になった今、再び読み返してみると、また違った感じ方をするかもしれませんね。

 

まふぃん上之園

寺田

 

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