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2020.11.21
ブログまふぃん(上之園)
避難訓練 ~火災~
避難訓練(火災)
11月7日土曜日。
まふぃんの子ども達は消防署の立会いの元
火災を想定した避難訓練に参加しました。
まふぃん内に鳴り響く非常ベルの音に驚く子どもたち。
部屋の中心に集まり状況の確認後
無事に、共研公園に避難する事が出来ました。
避難訓練は、実際に災害が発生した際、安全に避難が出来るようにする事、
災害時の避難方法に慣れておく事を目的に行っています。
土曜日、登園した子どもたちは、自由遊びをしていました。
いつもと変わらない登園後の風景です。
そこへ、突然鳴り響く大きな非常ベルの音。
それまでは、にぎやかに遊んでいたのですが
一瞬で緊迫した空気に変わりました。
子ども達も、〝何が起きたのだろう〞と辺りを見回しています。
「集まって!静かにして」と
職員が声を掛けると、全員部屋の中心に集まってきました。
「ナガヤが火事です。避難します。」
園長先生の声に、子どもたちの表情がさらに緊迫したものに変わりました。
「靴は持って外に出てね。」
子どもたちは、職員の指示に従い外に避難します。
この間、友達を押したり、ふざける事もありませんでした。
まふぃんの庭に避難した後、近くの共研公園に移動しました。
この、避難訓練。
子どもたちには事前に知らせていませんでした。
災害はいつ起こるか分からないからです。
今まで行った、避難訓練の改善点を活かし、
私たち職員は当日の動きを確認しました。
・非常ベルが鳴ったら、誰が確認に行くのか(発生場所の確認)
・子どもを誘導し、指示を出すのは誰か
・どこに避難するのか。
・非常時の持ち出しは誰がするのか。
・避難する時、職員は子供たちのどのあたりにつくのか。
・交通量の多い横断歩道を渡るので、安全確認をしっかり行う事。
など。
様々な事を想定し、役割を分担しました。
今回、非常ベルが鳴り、共研公園まで避難する様子を
最後尾から見ていて感心しました。
それは、子どもたちが、真剣に落ち着いて行動出来ていたことです。
今までは、お喋りをしたり、ふざけて注意をされる子どももいました。
訓練の回数を重ねた事で、子どもたちが、
・訓練の大切さを感じられるようになった。
・災害発生時に取るべき行動や、態度が身に付いてきた。
のだと思います。
共研幼稚園公園に避難後ナガヤに移動し、消防署の方のお話をお聞きしました。
その日は夏のように日差しの強い日でしたが、1年生の子どもたちも立ちながらでしたが、
40分程、立って話を聞くことが出来ていました。
災害は予想を上回る規模で起こる事もあります。
避難訓練をしておくことで
・実際の災害時に冷静な判断がしやすくなる。
・どのような指示をすれば分かりやすいのか確認できる。
・避難訓練により問題点、改善点を対処する事が出来ます。
『想定』にとらわれず、状況を見ながら判断し、
適切な行動を取る必要性も、私たち職員は理解しておかなければならないなと
思います。
まふぃん上之園
寺田
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