お知らせ

2023.09.09

ブログまふぃん(上之園)

コンポスト作り①

中学生の子どもたちが取り掛かっている現在進行形の活動があります。それは、コンポスト作り。

コンポストとは、「堆肥」や「堆肥を作る容器」のことです。

まふぃんの周りには街路樹があり、これからの季節落ち葉がたくさん出ます。

私が小学生の頃、秋になると落ち葉拾いという時間がありました。(田舎の学校で育ったんです)学校で育てる花の肥料を作るために、近くの山へ落ち葉を拾いに行っていたのです。

その経験があるため、まふぃんで落ち葉を掃除をして捨てるたびにもったいないな、と感じていました。そこで、子どもたちに落ち葉が土になることを伝え、子どもたちと一緒にコンポストを作ることにしました。

落ち葉が肥料になるなんて、ワクワクしませんか!!

子ども達も「畑の肥料になるなら作ってみたい」とコンポスト作りの提案に賛成してくれました。

 

【ねらい】

作ってみたい!という主体性をもとに、今回のコンポスト作りでは「話し合う、協力する力を育くむこと」をねらいにしました。

中高生の子ども達は、あと何年かすれば社会に出る事になります。社会に出るといろいろな人と関わりながら生活していかなくてはなりません。そこで、このコンポスト作りを通して中高生のコミュニケーション力が深まるようにしたいと考えました。

初めての事に挑戦することで、いろいろな困難にぶつかります。それをみんなで話し合い、問題を解決していく過程を大切にすることを支援の目標にしました。

 

【1回目:どんなコンポストにするか】

コンポストとは?

錦ヶ丘こども園の園庭にあるコンポストの写真を紹介しました。

上記の写真は同法人内の錦ヶ丘こども園の園庭に作られたコンポストです。

パソコンで調べ、材料や必要なもの、完成図など決める事がたくさんです。

園庭に出て、どこに置くのか、どれくらいの大きさにするのか話し合いました。

 

【2回目:設計図作り】

この日は中学生一人。Y君に設計図作りをお願いしました。ちょっと困った表情をしましたが、「やってみます」と引き受けてくれ、材料を確認し設計図作りに挑戦しました。平面で表現することはできるのですが、斜めから見た物の描き方が難しかったようです。パソコンで見つけた箱の設計図を参考にしながら、自分たちが作るコンポストの設計図をかいてくれました。

諦めずにやりとげたY君、ありがとう!!実際に描くことを通して、物を多角的に見る力、イメージする力がついたように思います。

ここまでの活動を通して感じたことは、子ども達の考える場面、問題を解決する時間を大人が奪わない事、じっくりと取り組める環境を提供することが大人の役割だと思いました。そして、困った時のよき理解者、一緒に考え見守る存在でありたいと思いました。

次はいよいよ作っていきますよ~ 3回目以降は次回紹介します。お楽しみに!

 

末吉

 

 

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