お知らせ
2025.03.26
ブログまふぃん錦ヶ丘
3月 園長のつぶやき(錦ヶ丘)

大学進学のため県外で一人暮らしを始めた我が子が、春休みを利用して帰省しています。ちょうど昨年の今頃、バタバタと引っ越しの準備をしていたのが、ついこの前のことのようです。高校までは部活三昧、土日は試合に合宿と家事など一切したことのなかった我が子。ご飯の炊き方、洗濯機の使い方、ATMの使い方など生活に必要なことを必死で教え込みました。一人暮らしを始めてからも、「ちゃんとご飯食べてる?」「洗濯干した?」「鍵閉めた?」など心配なことだらけでした。始めこそ本人も不安で頻繁に電話をしてきていましたが、今では用事のある時だけ。そんなもんですよね。生活力ゼロのまま県外に旅立った我が子ですが、今では節約レシピの動画を観ながら食事をさっと作り、洗濯物は3日に一度干したら畳まずそこから着る時短を覚え、仕送りとバイト代はスマホですべて管理するまでに成長しています。子供の成長が嬉しいような少し寂しいような、そんな3月の私です。
今年度まふぃんを6名の子ども達が卒業します。
1年生から利用していたお子様。利用当初は不安がいっぱいで、学校でも教室の隅でみんなの様子をうかがい、まふぃんでもみんなに注目を向けられないように、静かに座って時間を過ごす、そんな子でした。小集団のまふぃんの中で、子どもたち同士の関りを大切にしながら活動やお手伝いなどいろんな経験を積んできました。勇気が出ない時には大人がそっと背中を押してみたり、困っている時には一緒に解決の糸口を探してみたり。少しずつ活動に取り組む姿勢が変化していき、今ではどんなことにも挑戦できるようになっています。年下が困っている時にはそっと手を差し伸べることができ、頼れる先輩です。
今月のまふぃん錦ヶ丘の職員は、1年間の療育の取り組みと子ども達の変化、そして来年度に続いていく支援についてブログを書いています。
児童発達支援では就学を見据えての土台作り。子ども達それぞれの発達の段階を見極めながら、感情をコントロールすることや自己肯定感を育む支援。放課後等デイサービスは、社会に出て必要となるコミュニケーション力や主体性を育むための支援。
大人が覚悟を持って同じ対応を繰り返し、何度も伝え続けることの大切さを改めて感じた1年、子ども達について保護者の皆様と共に悩み、考え、時には涙し、そして喜び合えたそんな1年でした。
今年度もまふぃん錦ヶ丘へのご理解ご協力ありがとうございました。令和7年度も保護者の皆様と協力し合いながら、子ども達のためにより良い療育施設を目指してまいります。
一人暮らしをしている我が子よ。お風呂に入りながら大声で歌うところは変わらず、何度言っても成長せず。近所迷惑ですよ・・。何歳になっても母の心配は絶えず、悩みも絶えず・・。
まふぃん錦ヶ丘
施設長 吉村佳代
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TEL 099-250-9361
受付時間/9:30~18:00 ※日・祝を除く
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