お知らせ
2019.09.04
まふぃん錦ヶ丘未分類
新学期が始まりました(錦ヶ丘)
長い長い夏休みも過ぎ、小学生の子ども達も元気に登校できたようでした。
2学期は学校によっては運動会などの行事もあり、疲れが出てくるかもしれませんが、ゆったりした環境の中で心も身体も安定して過ごせるようにしていきたいと思います。
まふぃん錦ヶ丘に通所してからの子ども達はというと…。
まずは学習タイム。夏休み期間に一日の流れの中に学習時間を設けていたこともあって、子ども達はスムーズに取り組みだしました。中にはまだ宿題が出ていない子もいましたが、代わりにまふぃんプリントを出すとさっと取り組んでいましたよ。
夏休み継続的に繰り返したことによって、多少流れが変わっても動じることも慌てることもなく、静かに取り組む姿を見て、改めて継続することの大切さを感じました。
学習後のおやつは、ホカホカご飯を自分たちで取り分け、「もう一個食べていい??」とモリモリ食べる子や「園長先生にもあげようよ」と他の子にも自分の意見を言える姿が見受けられました。文句ではなく意見の交換ですね。しかし園長先生はよく食べるからな~足りるかな??とみんなで大笑い。
さて、新学期一発目の活動は「友達と協力する活動」でした。
メインの活動の前に、まずは子ども達に広げた新聞紙を折っていってもらいます。
始めはただ折るだけだと思って若干適当に折っていた子もいましたが「きれいに折れば…最高○回は折れるよ!」と言うと、途端に丁寧さが加わって折り目もビシッとつけてくれるようになりました。なかには職員の提示する回数よりも多く折り、「見てみて!」と嬉しそうに教えてくれる子も。ただ指示を出したり流れを進めたりするのではなく、子ども達のやる気に火をつけるような伝え方も集中力の高まりを促すためには大事な要素となっています。
さあ一生懸命折ってもらった新聞紙ですが、今度はそれを元の一枚に広げ、裂いてもらいました。
どんどん裂いていき、たくさんの細長い新聞紙ができたところで、その新聞紙を大きな新聞紙でくるむとメイン活動で使う新聞紙ボールの完成!
ではいよいよメインの活動の「新聞紙投げ入れ競争」の始まりです!
2チームに別れ、制限時間内に相手チームに新聞紙ボールを投げ入れ、最後に自分のチームに残っている分が少ない方が勝ちというルール。
最初に勝ち負けのつくゲームだということと何度も人を変えてすることを伝えてからチームを分けました。
“よーい、スタート”の合図と共に相手チームに投げ入れる子ども達。一つを思いきり投げ続ける子もいれば集めてから投げ込む子もいたりなど、戦法は様々で、とくかくみんな必死…。
制限時間になり、個数を数えるのですが、結果発表の直前まではマットで相手チームが見れないのでドキドキの表情。結果発表で勝敗がわかると「やったー!」「負けた…」「悔しい!!」などと発言が飛び出しましたが、すぐに「もう一回!」の声が。実はこれが大事なんです。
子ども達の中には勝敗にこだわり、泣いたり怒ったりして訴える子もいます。その感情自体は素直な感情なので「そうだよね、そう感じるよね」と共感していき、落ち着いた段階で次はどうするかの声掛けをして気持ちの切り替えを促します。
また、短い時間で勝敗が決まる遊びを繰り返し行い、テンポよく進めていくことで「負けた」「悔しい」という気持ちを引きずりすぎず、“負け”に対する経験を徐々に積み重ね、「ま、いっか」と思えるように促しています。
チーム戦でする中で、自然と協力する流れができ、本来は一人でやりたがる子も「協力しないと勝てない!」という思いからチームの子と「じゃあどんな作戦で行く??」と話し出していました。大人が促したり指示をしてやってもらうのではなく、子ども達自身から意見を発言し、取り組んでもらうことでやる気は二倍にも三倍にもなります。放課後等デイサービスではこのような遊びが発展していけるチーム・グループ活動を豊富に行っています。
また次回、別な活動でもお伝えしていきますね。
まふぃん錦ヶ丘
児童発達支援管理責任者 今屋
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