ハロウィン大作戦①🎃(錦ヶ丘)

街並みやお店の中、ハロウィンの飾り付けがたくさん見られるようになってきました。

・・・と言うことで、まふぃん錦ヶ丘も世の中の流行に乗るべくハロウィンイベントを開催いたします!

 

早速、放課後等デイサービスの子ども達と話し合いです。

 

まふぃんの放課後等デイサービスでは、活動の中に「話し合い活動」を取り入れています。

まふぃんの話し合い活動では主に、

・活動の計画を話し合う事

・約束事を決める事

に行うことが多いです。ということで、今回は活動の計画「ハロウィンについて」話し合っていきます。

 

普段の話し合いは、ちょっとかしこまった感じで座り、挙手をして自分の意見を発表するといった感じです。

4月から様々な事を話し合い、話す態度や聞く態度を少しづつ身につけている子ども達。でも、実際に発表できる子や、自分の意見がきちんと言える子は限られているのが現状です。まふぃんの少人数の前で発表するのも恥ずかしい・・学校で発表するなんて絶対に恥ずかしすぎる!!!といった感じの子ども達。

まずは、決まったことや自分の気持ちを伝えられるようになっていけばと、最近は発表することに加えて、「伝えること」と言うところに重点を置き練習しています。

 

そんなちょっぴり恥ずかしがり屋の子ども達が、どうやったら自分の意見が言えて充実した話し合い活動になっていくかと考えて・・・

今回は、子ども達にとって、新しい取り組みをしてみました。

 

まずは、みんなに複数枚の付箋紙を配ります。

すると子ども達は「選挙するの?」と・・・。金魚の名前を決める時にやったよね~(^-^)

でも今日は違いますよ!

「ハロウィンにやってみたいことを書いてください!」

 

約束事は2つだけ

・付箋1枚につきやりたいこと1つを書く

そして、毎度お馴染みまふぃんのルール

人の意見に文句を言わない

このルール、子ども達にもだいぶ定着してきました。相手の発言に意見することと、文句を言うことは違います。相手の発言に意見したいときは、きちんと理由をつけて話すこと。少しずつですが、しっかりと身につけていっているようです。

 

さてさて付箋紙をもらった子ども達は・・・

 

「え~」と言いながらも、とても嬉しそう。ワクワクした顔で次々に付箋紙に、やってみたいことを書いていきます。

 

「仮装パーティーがしたい」

「猫になっておどりたい」

「お菓子を食べたい」

「ハロウィンの飾り付けをしたい」

「お化け屋敷がしたい」

等々・・・・どんどんアイデアが湧いてきます。複数枚配った付箋紙に全部書き終わり「まだ書きたい!」と紙を追加する子が続出です!

 

普段はなかなか自分の意見を発信できない子ども達も、紙に書くということで安心して取り組めているようでした。そして、たくさん付箋紙にアイデアを書いていく友達を見て「もっともっと自分も書きたい」とも思ったようでした。

 

次に、自分の書いた紙を発表して、広幅用紙に付箋を貼っていきます。

一度自分の考えを紙に書いたことが、発表する手がかりとなったようで、普段は話し合いの時間に黙ったままの子も堂々と発表ができています。

そして、ここから皆の出し合った「やりたいこと」をグループ分けをし、項目ごとに題名をつけていきます。

少し難しい作業にも感じましたが、子ども達は書かれていることをしっかり読み「こんな題名はどう?」と、次々に意見が出されました。

敢えて誰でも発言できるような環境(紙に意見を書き、かしこまらずに発表できる場)を設定したことで、普段は発言できない子も進んで発言できていたようです。

その中から、ハロウィンまでにしておくこと、当日にやりたいことを選んで話し合い活動は終了です。

 

今回の話し合いは、私たちも研修の時に行っている話し合いの手法を真似て子ども達に取り組んでもらいました。

その中で、一人一人は素晴らしい意見やアイデアを持っていることが分かりました。それを発表する自信があるかないか、というところが今後の課題であることにも気付くことができました。子ども達が、学校で自分の意見が言えたり発表できたりできるような、自信をたくさんつけて欲しいですね。そのためにも、まずはまふぃんの小さな集団の中で堂々と話し合い活動に参加できるように、これからもまふぃんの話し合い活動を充実させていきたいと思っています。

 

さあ、ハロウィンまであと少し・・・

一緒にカレンダーを見ながら、31日のハロウィン当日までにやらなくてはいけないことも確認ました。

仮装の衣装を作る事にも挑戦する子ども達。それぞれの衣装のデザインも決まり、材料も調達しました。

計画の段階でワクワクが止まらない子ども達。

 

「今からハロウィンしたくなっちゃたー」

こんなかわわい声も聞こえてきましたよ♪

 

手づくりハロウィンパーティー🎃、どうなるかなあ・・・。

楽しいパーティーにしましょうね!

 

まふぃん錦ヶ丘    吉村

接近 ~タライ中で~

接近 ~タライの中で~

季節の変わり目ですね。体調崩されていませんか?子どもたちも体調不良でお休みや、鼻水や咳の出る子どもたちも見られるようになってきました。体調を崩しやすい季節なので気を付けられて下さいね。

 

小さなタライの中に入り笑顔を見せるA君。タライの中はぎゅうぎゅうです。そして友だちと顔を見合わせて楽しそうに声を上げて笑っています。実はA君、友だちと接近するのがちょっぴり苦手なのです。

 

 

小麦粉粘土をしていた時の出来事です。始めはタライの周りに座りいつものように小麦粉の粉で遊んでいました。まずは小麦粉の粉で十分に遊んでから次の段階へ進みます。

それは何故か言うと…細かな粒子が気持ちがいいので子どもたちにとって入りやすい事、これから変化する感触に抵抗がある子どもがいる為まずは粉に十分に触れてから次の段階に進むようにしています。

 

さてさてそんな友だちとの接近が苦手なA君ですが活動などでの経験を通し少しずつ友だちと関わりながら遊べるようになってきています。

今日はこの「接近」について決定的な出来事がありましたので皆様にもご報告したいと思います!

 

この日は、午前クラスの4人の子どもたちとひとつタライを囲み粉で遊んでいました。両手ですくってはタライの外に出してみたり、手、足に塗ったりと…全身真っ白😁

髪の毛まで白くなってしまう子も😅まるで〝おおかみと7匹のこやぎ〞に出てくる〝狼〞を連想してしまいました😁

持ち帰った洋服があまりにも真っ白!粉まみれ!なので驚かれるのでは?いつもお洗濯ありがとうございます。

 

さてA君の様子は言うと小麦粉の感触を十分に楽しみ笑顔を見せていました。するとふと立ち上がりタライの淵を持って足をタライの中へ〝そ~っと入れようとしていました。

〝あっ!入る⁉〞中にはお友だちが入っているのにどうするのだろう?と、職員はドキドキ。普段であればこの状況で中に入ることはありません。

入るのを止めるかな?それとも入るかな?と様子を見ていると…

入りました☺やったー!入れた!お友だちが入っているのに一緒に入りタライの中に座り遊び始めました。目の前にはお友だちもいます。体もくっつき合っています。なのに気にせず粉に触れ遊んでいました。後からお友だちが入ってきても嫌がらず一緒に入っていました。

 

 

実は前日の自由遊び中にも同じような光景があったのです。前日の自由遊びは新聞紙遊びでした。

始めは広げてある新聞紙の上に寝転がったり、持ち歩いたりそれぞれで遊んでいました。

そこで、〝一緒に触れ合って遊んで欲しい〞と思い小さなタライを出しました。

タライを出すと、その中に新聞紙を入れて遊び始めました。先にB君が入っていたのですが近づいてきて一緒に入ったのです!

 

 

 

A君にとって体を寄せ合い、友だちと接近することは大きな進歩でした。それも長い時間友だちと接近し、自分から友だちと関わり遊ぶ、また、友だちを自分の世界に入れる事も大きな、大きな1歩なのです。

幼児期のうちに、人との接近を遊びの中で体験することは非常に重要なことです。

ここを遠ざけてしまうとこれからの先の人生、人ととの関りはますます希薄になってしまいます。その場面を職員で無理やり作るのではなく、子ども自身が能動的に動き、「接近」する場面を意図的に作り出すことができれば療育としての効果は格段に上がっていきます。

 

いろいろな活動を通して〝同じ場所で過ごす〞事を繰り返し体験することで、少しずつ自分からその輪の中に入る事が出来るようになってきます。

そのような経験を重ねていく事で人との関わり方、距離感を学ぶ土台になっていくと思っています

 

子どもたちの小さな変化や成長をしっかりと受け止めていきたいと思います。

 

 

まふぃん上之園

 

保育士 寺田

 

 

絵の具あそび

先日の絵の具遊びの様子です。

まふぃんの絵の具あそびでは、1枚の模造紙をみんなで一緒に共有しながら絵を描く活動が多いです。

 

その中で

・描く場所の取り合い、譲り合い

・クレヨンの貸し借りなどのやり取り

・我慢をしたり、行動や気持ちを切り替える

などの経験をしながら活動をすすめていきます。

 

しかし、その日来ていたAちゃんは・・・

最初は楽しそうに描き始めますが、すぐに手が止まり、絵を描くことが人まかせになっていることが多くなっていました。

描き始めても、「人より多く画用紙を埋めたい」という気持ちが強く、紙をクレヨンで塗りつぶすことに熱中してしまいます。

 

そこで、普段は描くものを指定することはせず、好きなものを描いていくことが多いのですが

ひとつでも、イメージしたものを形として描いてほしいと思い、今回は一人一枚の画用紙に「リンゴ」を描いてみよう。と、テーマを設定してみることにしました。

・提示されたものを自分なりに描く

・自分の作品を1枚の紙に完成させる

という事をねらいとしました。

 

紙をそれぞれに配ると

普段と違う紙に、なんか違うな・・・?(?´・ω・)

と、クエスチョンマークが顔に浮かんでいました。

えのぐ遊びがいつもと同じパターンとは限らないのです( ^^)

 

活動前におやつで食べたリンゴを思い出して・・・

保「今日はリンゴを描いてみようか。

クレヨンと、赤い絵の具があるから、色は絵の具で塗ってみようね。」

と言って道具を渡すと、

年中さんの女の子はスラスラと手のひら大のリンゴを描いていきます。

子「さっき食べたねぇ。」

と言いながら何個もリンゴを描くことができました。

さて、Aちゃんは・・・

 

まず、きみどり色でうずまきのようなものを一回描いてみたもののそこから止まってしまいました。

しかし、目の前で描いている年中の女の子の様子をじっと見て、リンゴをどう描けばいいのかを真剣に考えている様子。

しばらくすると、小さな丸を描いて、上に茶色で短く線を描いていました。

じっくり考えて、自分なりのリンゴが描けたようです。

 

保「すごい!かわいいリンゴが描けたね。」

 

Aちゃん「赤で塗る~。」

 

と、嬉しそうに絵の具で塗っていました。

その後は、コツをつかんだのか、2こ3こと、どんどんリンゴを描いていくことができました。

 

保「リンゴ以外にも、『赤いもの』があったら描いていっていいよ。」

と伝えると・・・

太陽、ハート、お化け、猫・・・たくさんのものを描いた作品を完成できました。

 

保育所保育指針に記載されている表現のねらいで

【感じたことや考えたことを自分なりに表現して楽しむ】という項目があります。

なかなか描くことができない場合でも、大人の声掛けや環境によって

「ちょっと描いてみようかな。」

と思うことができたり

「描くことが楽しい」

と感じたりすることができるのかもしれません。

 

今回のAちゃんも

・おやつのりんご

・目の前で絵を描くお友達

・自分しか描かない紙

などのヒントや、安心して描くことのできる環境で、これだけたくさん描くことができたのかな、と感じました。

 

今後も、様々な形での絵の具あそびやお絵かきなどの活動を通して

手や指をたくさん使ったりイメージを広げたりしながら

絵を描くことの楽しさを感じたり、自分の表現に自信を持っていってもらいたいなと思います。

 

まふぃん錦ヶ丘 岡田

新しい仲間!(錦ヶ丘)

少し前のお話です・・・

放課後等デイサービスの子ども達と、いつもの駄菓子屋さんへお買い物に出かけました。(お買い物体験♬)

いつものようにお菓子を選び、駄菓子屋さんのおじちゃんにぴったり100円を支払い、さあ、まふぃんに帰っておやつを食べようか・・・と、お店を出ようとすると、おじちゃんに呼び止められました。

 

3日前にこの近所で夏祭りがあったようで、外のガードレールに忘れ物が掛けてあるとのこと。

「ほら」と、おじちゃんの指さした方を見ると、そこにいたのは・・・

 

金魚!!

 

おじちゃんが、金魚の入ったビニールを持ってきて、子ども達に言いました。

「この金魚、みんなが連れて帰ってくれないかなあ・・・」「三日間も暑い外にいたからかわいそうなんだよね・・・」

それを聞いた子ども達は目をキラキラさせて

「連れて帰りたーい」「先生、おねがーい」「ちゃんとお世話するから!」

と、口々に言い、職員にぐいぐい詰め寄ってきます。その場にいた職員と、どうしようか・・・と目配せをするも、子ども達のキラキラした目とおじちゃんの優しいまなざしに「じゃあ、連れて帰ろうか・・・」と言うと、子ども達は

「やったー!」と、大興奮です。本当に大丈夫かな・・・

おじちゃんが昔飼っていたメダカの餌を少し分けてくださり、子ども達はいつも以上に元気な声でお礼を伝えて駄菓子屋さんを後にしました。

 

さて、まふぃんに着きとりあえずビニール袋から出してあげようと、虫かごに移すことにしました。

小さな虫かごに入った一匹の金魚を、子ども達のかわいい頭が取り囲んでいます(^-^)

すると

「この金魚、オスかな?メスかな?」

と、一人の子が言いました。おお~、いいことに気付きましたね!

早速タブレットを使って調べます。ふんの大きさや、ヒレの形でオスかメスの区別がつくということが分かり、じっくりと観察をします。

観察の結果、オスということが判明!

性別が分かると、「名前を決めよう!」と子ども達で盛り上がっています。

それならばと、子ども達に「金魚の名前選挙」をしないかを提案してみました。

 

これまでは、話し合い活動の中で自分たちの意見に理由をつけて話す練習をしたり、相手の意見をじっくりと聞くという経験を積み重ねてきました。

もちろん、その活動は今後も継続していきもっと力をつけて欲しいと思っています。

、今回は敢えての投票制です。今までは自分達が主体となり、お互いの意見を尊重することを学び、皆で話し合い納得のいく形で色々なことを決めてきた子ども達。さてさて、今回の「金魚の名前選挙」どうなるのでしょうか・・・

まずは、数日間「金魚の名前募集中」という紙を貼りだしました。そこに子ども達が思いついた名前を付箋で貼っていきます。友だちとわいわい話しながら名前を考えている姿が何とも微笑ましいですね。

そしていよいよ選挙の当日。さぞかし金魚さんはドキドキしていることでしょう・・・(笑)

子ども達に投票用紙と鉛筆を配り、選挙の説明と約束です。

・これ!と思った名前を紙に書く

・見えないように投票箱に入れる

そして

みんなで決めた名前には文句を言わない!!!

これが、今回の名前決めを投票で決めることにした一番のねらいです。これから先、理不尽に思いながらも決まったことに従わなければならない出来事はたくさん経験することになるでしょう。でもそんな時にも対応できる、自分の気持ちと考えがあったら、もっと柔軟に生活が出来そうですよね。まふぃんが大切にしてる「ま、いっか」の心持ちです(^-^)

 

職員も参加しての選挙。決まった名前は~

「ち ち よ くん」

名付け親のAくんは、学校から帰ると「ちちよ~、パパだよ~」と言って帰ってきます。

午前中に登園してくる未就学の子ども達は「ちちよ~、おはよう」「ごはん、あげる~」と、毎朝のエサやりが日課となっています。

 

自由遊び中に、粘土やモザイク(童具)でちちよを作ったりもしています。

 

 

匂いや触った感触にちょっぴり苦手意識があるBくんは、「ちちよの為なら」と水槽の掃除もしてくれるようになりました。

字が書くことが苦手なⅭくんは「ちちよ」の字が書けるようになりました。

そんな子ども達の姿を見ていた保護者の方から「家で使わなくなったから」と水槽をいただき、ちちよも大きな家にお引越しです。

突然やってきた、小さな新しい仲間のちちよくん。

小さいけれど、子ども達の大きな成長の手助けをしてくれる偉大な仲間です。

 

ちちよくん、まふぃんに来てくれてありがとう。

水槽の中から子ども達がたくましくなっていく姿を見守っていてくださいね!

 

まふぃん錦ヶ丘  吉村

 

 

 

 

 

敬老の日への準備

新学期が始まり1週間が過ぎました。

運動会の練習があって忙しい子どももいますが、みんな元気に登園しています。

 

9月16日は“敬老の日”

先週の土曜日、敬老の日に何かできることはないか、話し合いました。

5年生の男の子が“いつもナガヤタワーの人イベントに来てくれてるよね!!””お菓子ももらったりしてる”といつもお世話になっていることに気が付きました。

 

まふぃんの事業所はナガヤタワーの一角にあります。ナガヤタワーの“ナガヤ”は江戸時代の“長屋”が由来で、住人さんのみんなが知り合いでさりげなく助け合いながら暮らしている素敵な建物。

2階には住人さんや地域の人が交流できる広いスペースがあり、そこで月に2回、ナポリ通りの子ども食堂が開催されています。まふぃんの子どもたちも月に一度利用し、食事や公共のマナーを学ばせてもらっています。また、七夕やお月見会、クリスマス会などの行事を通して、まふぃんとナガヤの交流会があり、社会性を広げるためのとても貴重な経験をさせてもらっています。

 

ナガヤの住人さんに「どんなことをしたら、喜んでもらえるかな?」と問いかけると、

“プレゼントをあげたらいい!”

“会いにいく”

“手紙をわたす”

“折り紙で何か作ってあげる”

など素敵な意見が出てきて、「メッセージを書いて渡しにいく」という事に決まりました。

 

クリスマス会などで招待状を書いてきた上級生はお手のもの。書くイメージはすぐにわきますが、初めてメッセージを書く1年生はどう書けばよいかわからないので、どんな言葉を入れたらいいのかも意見を出してもらいました。

すると

“いつもありがとうございます”

“お元気ですか”

“長生きしてください”

“ぼくたちをささえてくれてありがとうございます”

など、キーワードになる言葉がたくさん出てきました。

 

子ども達は今までの交流会のことを思い出しながら一所懸命書いてくれました。

素敵なメッセージができましたよ!!

時間も過ぎ、子どもたちの集中も途切れたので、メッセージ書きの活動は終了。

 

その後、自由遊びを「Uno、折り紙、ポスター作り」の3つから選んでもらいました。ポスター作りは、敬老の日にメッセージを渡しにいくことを知らせるためのものです。

 

ポスター作り、上級生が何人か参加するだろう、と予測していたのですが、なんと希望したのは4年生のR君たった1人。

「1人だけどどうする?」と声をかけると、「ポスターを書きたい」と言います。

書く内容をみせると、すぐに書き始めました。

 

字が大きくなったり小さくなったり、はじっこの方に文字がかたよったり、漢字を間違えたり文字を飛ばして書いたり・・・途中で書くのを止めるのではないか、と思ったのですが、なんと書き直すこと3枚目で納得のいくポスターを書き上げました!

「がんばったね!」

ポスターを書いてくれたR君。

1年生のときは勉強するのがイヤでイヤで、宿題をする時間より宿題にとりかかるまでの時間が長くかかっていたお子さんでした。でも、まふぃんにきたらまず、宿題をするということを積み重ねてきたことが習慣として根付き、今では「これから先にすまそう」と見通しを持って取り組めるようになり、一人学習をするまでに成長しました。

“継続は力なり”

ポスター書きを通してR君の力が発揮された出来事でした。

 

月曜日からは部屋の一角にメッセージを書くコーナーを設けて、子どもたちに書いてもらえるように準備しています。

ポスターもR君の書いたものをお手本にして、他の子どもたちに書いてもらいました。子どもたちの個性がつまったポスターです☆

敬老の日に向けて少しずつ準備を整え、お世話になっているナガヤの住人さんに会いに行きますね。住人さんのお家を訪ねてうまく渡すことができるように、ロールプレイなどをして子どもたちのスキルを高めていきます。

よろしくお願いします!

 

まふぃん上之園 末吉

つまむ

つまむ

 

朝起きて窓を開けた時少し蒸し暑さが和らいだように感じます。

 

今日も〝こんにちは!〞と子どもたちの元気な声がまふぃんに聞こえてきました。

子どもたちの元気な声を聞く事と、笑顔を見られるのが一番嬉しいです(^.^)

子どもたちにパワーをもらい1日がスタートします。

 

♪こ~ねて、こ~ねて、仕上げにドス~ン!小麦粉粘土の出来上がり♪

○○○○刺してわにの出来上がり!(^^)!

 

本日の活動はタライを囲んで小麦粉粘土作り。

 

では、最初に粉で遊びましょう!粉で最初に遊ぶ理由。

それは感触の変化に抵抗がある子どもがいるため十分に粉に触れて安心してから次の段階に進むようにしています。

混ぜたり、両手ですくって降らすなどし「気持ちいいね、冷たいね」と言いながら粉の感触を十分に楽しみます。手だけではなく、だんだん顔も足も白くなっていく子もちらほら😁

 

さあ粘土を真ん中に置いて、いつもはスーパーボールが登場します!

でも・・・今日は違います!何かというと、それは〝マカロニ〞です。

「これな~んだ」

「くねくね」「おかし」「パスタ」 まさかパスタが出るとは思ってもみませんでした。(^’^)このマカロニを使ってみたのには理由があります。持つには少し滑りやすい事、細くて、短いので子どもによっては指先でしっかりとつまむ事が難しい場合もあります。

そこでどの位子どもたちが指先を使えるか、指先でしっかりと持つ事ができるかを確認してみようと思ったのです。

一人1本づつ渡してみるとしっかりつまみ粘土に刺す、さらに奥まで押し込む、押し込んだのを抜く、という事ができていました。

この指先でつまむという行為は発達の段階において重要なことのひとつです。

発達の段階として、乳児は手の平でしっかりガラガラなどを握り振るということをします。そこから少しずつ握る、離すことを繰り返し、親指と人差し指でつまむという発達をしていきます。

まず手の平で握るとことが出来てから指先でつまむ行為へ移行していきます。その過程があってこそスプーンですくう、箸を使う事ができるようになるのです。遊びの中でも積み木を倒さないように積む事にも繋がっていくのです。

活動の様子を見ているとみんなしっかりと指先を使いマカロニを刺すことができていました。

 

 

 

さてそろそろ、色をつけようかな(^^♪

「何色にする?」

「赤、青、緑!」それぞれ自分の好きな色を主張し誰も譲りません😓

う~ん…困ったな。

 

実は本日のもうひとつのねらいは

思い通りにならなくても感情をおさえる。

場の共有ができる。です

 

そこでリーダーの子に

「どうしようか?粘土作れないね。」と問いかけてみました。

「青」とやはり自分の好きな色を主張します。

「他のお友だちはどうかな?」と友だちの意見にも耳を傾けられるような声かけをし、しばらく様子を見る事にしました。

結果は。

『緑』に決定!

話し合いの結果一番小さい3歳のB君の好きな色に決定したのです。

 

 

あれだけ自分の意見を主張していたのに、少し周りに目を向けられるような声かけをすることで自分より小さい友だちの存在を意識し、気持ちに折り合いをつけ、自分より小さい友だちに譲ろうと変化したのです

 

後は水、油を入れて粘土を作っていきます。

仕上げに、交代で力を入れてドス~ン‼粘土の出来上がり(^^♪

最後は自由遊びです。一個の粘土をみんなで分け合います。どんな遊びに発展するのかな~

と思い、見ていると。一人の男の子が細かい作業をしています。

 

おーすごい‼ 『わに』ができていました。それも細部までよく再現しています。

手足の形、口の形、しっぽに目、さらに体の形まで。よ~く見ると手足の先は粘土を細かく千切ってくっつけています。観察力に驚きました。

 

この出来事を保護者にお伝えすると『図鑑』を見ていたそうです。その男の子にとって図鑑で見た『わに』が心に残っていたのでしょう。図鑑で見た時の驚きや、感じたことを思い出し工夫しながら作っていたのでしょうね。

作り上げみんなに「すごいね!よく見てるね」と認められとても嬉しそうでした。

 

まふぃんでは経験や実体験を通して自らが学ぶ「学習」にフォーカスしたねらいと子ども達の「発達」にフォーカスしたねらいを設定し活動をおこなっています。

その子自身が今どこに躓いているのか把握するとともに、どの様に活動を組んだら少しでもその問題が改善できるのか。

それは学習の問題なのか発達の問題なのか。

日々、考えをめぐらしています。

 

 

それだけでなく、時には子どもの視線に立ち返り感じたことや、工夫していることのサインを受け止めていく事を大切にしていきたいです。

 

まふぃん上之園

 

保育士 寺田

新学期が始まりました(錦ヶ丘)

長い長い夏休みも過ぎ、小学生の子ども達も元気に登校できたようでした。

2学期は学校によっては運動会などの行事もあり、疲れが出てくるかもしれませんが、ゆったりした環境の中で心も身体も安定して過ごせるようにしていきたいと思います。

 

まふぃん錦ヶ丘に通所してからの子ども達はというと…。

まずは学習タイム。夏休み期間に一日の流れの中に学習時間を設けていたこともあって、子ども達はスムーズに取り組みだしました。中にはまだ宿題が出ていない子もいましたが、代わりにまふぃんプリントを出すとさっと取り組んでいましたよ。

夏休み継続的に繰り返したことによって、多少流れが変わっても動じることも慌てることもなく、静かに取り組む姿を見て、改めて継続することの大切さを感じました。

 

学習後のおやつは、ホカホカご飯を自分たちで取り分け、「もう一個食べていい??」とモリモリ食べる子や「園長先生にもあげようよ」と他の子にも自分の意見を言える姿が見受けられました。文句ではなく意見の交換ですね。しかし園長先生はよく食べるからな~足りるかな??とみんなで大笑い。

 

さて、新学期一発目の活動は「友達と協力する活動」でした。

メインの活動の前に、まずは子ども達に広げた新聞紙を折っていってもらいます。

始めはただ折るだけだと思って若干適当に折っていた子もいましたが「きれいに折れば…最高○回は折れるよ!」と言うと、途端に丁寧さが加わって折り目もビシッとつけてくれるようになりました。なかには職員の提示する回数よりも多く折り、「見てみて!」と嬉しそうに教えてくれる子も。ただ指示を出したり流れを進めたりするのではなく、子ども達のやる気に火をつけるような伝え方も集中力の高まりを促すためには大事な要素となっています。

 

さあ一生懸命折ってもらった新聞紙ですが、今度はそれを元の一枚に広げ、裂いてもらいました。

より多く、より細く裂いています

 

どんどん裂いていき、たくさんの細長い新聞紙ができたところで、その新聞紙を大きな新聞紙でくるむとメイン活動で使う新聞紙ボールの完成!

渾身の力を込めてつぶします☆

ではいよいよメインの活動の「新聞紙投げ入れ競争」の始まりです!

2チームに別れ、制限時間内に相手チームに新聞紙ボールを投げ入れ、最後に自分のチームに残っている分が少ない方が勝ちというルール。

最初に勝ち負けのつくゲームだということと何度も人を変えてすることを伝えてからチームを分けました。

“よーい、スタート”の合図と共に相手チームに投げ入れる子ども達。一つを思いきり投げ続ける子もいれば集めてから投げ込む子もいたりなど、戦法は様々で、とくかくみんな必死…。

制限時間になり、個数を数えるのですが、結果発表の直前まではマットで相手チームが見れないのでドキドキの表情。結果発表で勝敗がわかると「やったー!」「負けた…」「悔しい!!」などと発言が飛び出しましたが、すぐに「もう一回!」の声が。実はこれが大事なんです。

子ども達の中には勝敗にこだわり、泣いたり怒ったりして訴える子もいます。その感情自体は素直な感情なので「そうだよね、そう感じるよね」と共感していき、落ち着いた段階で次はどうするかの声掛けをして気持ちの切り替えを促します。

また、短い時間で勝敗が決まる遊びを繰り返し行い、テンポよく進めていくことで「負けた」「悔しい」という気持ちを引きずりすぎず、“負け”に対する経験を徐々に積み重ね、「ま、いっか」と思えるように促しています。

 

チーム戦でする中で、自然と協力する流れができ、本来は一人でやりたがる子も「協力しないと勝てない!」という思いからチームの子と「じゃあどんな作戦で行く??」と話し出していました。大人が促したり指示をしてやってもらうのではなく、子ども達自身から意見を発言し、取り組んでもらうことでやる気は二倍にも三倍にもなります。放課後等デイサービスではこのような遊びが発展していけるチーム・グループ活動を豊富に行っています。

また次回、別な活動でもお伝えしていきますね。

 

 

まふぃん錦ヶ丘

児童発達支援管理責任者  今屋

初めての防犯訓練

今回、中央警察署の方をお招きして、「防犯訓練」を行いました。

まふぃんでは、初めての防犯訓練です。

 

さて、最初は警察の方からのお話。

「不審者ってどんな人だと思う?」という問いかけに対して、「眼鏡をかけている人」「マスクをして黒い服を着ている人」など答える子ども達。

子ども達がイメージしている「不審者」は、黒の洋服でマスクを装着している、いかにも怪しい人ですが、実際に現れる不審者は普通の恰好をしていることが多いです。

 

その為、次は不審者のことを詳しく知るために「防犯クイズ」のビデオを見ました。

その間、職員は別の部屋で「防犯対策」についての話がありました。

内容としては、防犯マニュアルの基本についてです。

 

まずは、不審者を中に入れないこと。

子ども達や職員の安全を守るには、不審者を中に入れないことが1番ですよね!

不審者らしき人を見つけたら、職員が冷静に対応をすることが大切とのことでした。

不審者の中には、興奮して暴れる人もいるので、「毅然とした態度」が相手を刺激しないそうです。

また、危険を感じたら速やかに警察署に連絡することも、安全のためには必要なことです。

結果的に、通報するほどの事態とはならなくても、万が一ということもあるので、通報した方が良いと言うことでした。

 

次に、不審者の侵入口をしっかり予測すること。

不審者はどこから来るか分かりません。その為、事前に侵入口を予測して、子ども達の避難経路を把握しておく必要があります。

職員が落ち着いて子ども達を安全な場所へ避難させることが、子ども達も速やかに移動することが出来ます。

 

最後に、防犯グッズについて。

防犯グッズには、「さすまた」の道具が有名ですが、もし持っていなかったら「砂」や「消火器」でも良いとのことです。

 

特に、驚いたのは「ほうき」の使い方。

「柄を使うのかな…」と思ったら、掃く部分の穂先を使うとのこと。

相手の目にほうきの穂先を向けることが、相手が近づかない為の対策になるとのことです。

 

 

さて、防犯訓練が終わった後、子ども達にどんなビデオを見たのか聞いてみました。

「お母さんが事故にあったから車に乗ってよ」と騙す例もあったそうです。

ビデオを見る前までは、どのような人が不審者なのか、あまり分っていない子ども達でしたが、今回のビデオを観て「不審者」のことについて理解することが出来ました😊

 

小学生になってくると、友達と遊んだ帰りや学校の登下校をする時など1人で行動することが増えてくると思います。

「自分の身は自分で守る」ことができるように、これからも定期的に防犯訓練を実施し、子ども達の防犯に対する知識が深まっていけるようにしていきたいです!

 

まふぃん上之園

保育士 亀澤

 

 

遊びは学び ~コミュニケーション~

“遊びは学び”

 

夏休みも残り10日あまりとなりました。二学期制の学校は登校が始まりますね。

さて、この夏休み、放デイで流行った遊びがあります。

それは……Uno!です。

5月にもブログで紹介しましたが、あれから3か月…今でも大人気の遊びです。

 

本活動の前後にある自由時間、したいことの遊びで必ずリクエストされます。

 

自由時間というと何でも遊んでいい時間と思われるかもしれませんが、まふぃんの自由時間は、当日の活動につながる前段階としての遊びの設定やコミュニケーションが生まれるような遊びを選んで過ごしています。

その中で生まれる子どもたちの発想や遊びは自由です。子どもたち同士で遊びを工夫し、職員は様子を見守るようにしています。なぜなら大人が入ってしまうと主導権が大人に移ってしまい、子ども同士の遊びではなくなってしまうからです。

トラブルになってもできるだけ自分たちの力で解決してほしいので、助言やアドバイスは最小限にしています。(時には職員が介入する場面はありますよ!)

 

そんな配慮の中で、不動の人気を得ているUnoゲーム。

始め遊んでいた頃より、遊び方がどんどん進化してきました。

 

その進化の過程とは…

 

  • 初めてUnoをした時→ルールを理解するために職員が説明(4月)
  • ルールがわかると子ども同士でゲームができるようになる(5月~)

ゲームが盛り上がる

  • 楽しそうな遊びで盛り上がっているのを見た子どもが自分もやってみたくなる(6月~)
  • ルールがわからない子どもに上級生がペアになって教え、ゲームに参加する(6・7月~)

できる子どもが増える

  • 人数が増えたら個人戦でするかチーム戦(ペア)になってするか話し合って遊ぶ(夏休み)
  • 時間が少なくなると時間内に終わるように配るカードの枚数を少なくして遊ぶ(夏休み)

等々、遊び方を自分たちで話し合って遊ぶようになりました。

楽しく遊ぶ+初めてUnoをする1年生に上級生が丁寧に教えたり、出すカードを話し合ったりして互いの信頼関係も生まれてきました。時間や人数に合わせて遊びを工夫することも自然にできるようになり職員もびっくりしています。

 

まさに“遊びながら学んでいる”なんです!

 

このUnoゲームを通して中学生のH君に変化がありました。

 

H君は自分の興味のあることを話したり絵に描いたりすることが大好きなお子さんです。中学生になりもっと周囲の人への関心をもっと深めてほしい、と思っていました。

Unoをするようになってから、以前は“自由時間にしたいこと”を聞くと「僕は○○の絵を描きます」と言ってH君が

「僕もUnoをしたい」に変わり

「僕も入れて」と言えるようになりました。

「H君、誰とペアになりたい?」と聞かれると

「僕は誰でもいいよ」答え、スムーズに仲間に入り、ペアになった友達と話し合いながらゲームを楽しむようになったのです。

そして周りの子どもたちもH君のことをよくわかるようになりました。

とても嬉しい姿です♪

 

『遊びを通して自然に友達とのコミュニケーションが取れるようになり、信頼関係が育つ』ようになっているのでしょうね。遊びってすごいな、子どもたちの柔軟な気持ちも素敵だな、と思います。

4月、Unoを始めた頃は勝ち負けのあるゲームで負けた時の感情のコントロールや気持ちの切り替えができるようになるがねらいでしたが、今はゲームを通して協力しながら遊ぶこと、自分の意見を伝えることなどのコミュニケーションができるようになる、も加わってきました。集団で遊ぶからこそできる体験です。これからも個々の子どもたちの課題を見極め、遊びを通して社会性やコミュニケーション力が育つことを支援していきたいと思います。

あと10日あまりの夏休み…Unoゲームはまだまだ盛り上がりそうです♪

 

まふぃん上之園 末吉

ありがとうの時間(放デイ)

ありがとうの時間(放デイ)

 

お盆が終わりましたね。

お盆というと、たまにしか会えないいとこ同士でトランプをしたり、いとこの部屋で読んだことのない漫画を読んだりするのがとても楽しみだったことを思い出します。ちょっと怖いおじさんに、緊張しながら挨拶しなければいけないこともあり、挨拶が終わるとホッとしたものです。

 

まふぃんに来る子どもたちの中には、人前で挨拶することがとても苦手だったり、思うようにコミュニケーションが取れなくて学校で友達ができない、と悩んでいる子どもがいたりします。逆に思ったことを何でも口に出してしまうため、友達から誤解されてしまう子どももいます。私たちは、そんな子どもたちにどんな働きかけをすればコミュニケーション力が育つのか、いつも意識しながら活動をしています。

 

“コミュニケーション力”を育てる働きかけの一つとして、まふぃんでは5年ほど前から帰りの会の中で“ありがとうの時間”をもうけています。

その日にあったことで嬉しかったことを「ありがとう」の言葉で相手に伝える時間です。

 

「今日、“ありがとう”を発表したい人はいませんか」

と問いかけると、2~3人の子どもたちが手を挙げてくれます。

 

「今日は○○さんにありがとうを言いたいです。なぜかというと○○してくれたからです。○○さん、ありがとう。」

「どういたしまして」

この時間は心がほっこり癒されます。

言った子ども、言われた子ども、両者とも笑顔になります。

具体例を紹介しましょう。

 

段ボール遊びの活動中にR君と言い合いをしていたA君が、

「今日はR君にありがとうを言いたいです。なぜなら、一緒に段ボールの中に入って楽しかったからです。R君ありがとう」

と発表しました。言われたR君はびっくりして思わず、「どういたしまして」と答えました。

A君は思いついたらすぐに口に出してしまうタイプ。時々相手を怒らせてしまうことがあります。活動中は素直に「ごめん」が言えなかったのでしょう。自分なりに考えて、ありがとうの時間に自分の気持ちを伝える事ができました。

 

最近は1年生が積極的に手を挙げてくれます。

4月は緊張して座って話を聞くのが精一杯でしたが、上級生が発表する姿をみて“私も言ってみたいな”という気持ちがわいてきたのでしょう。

といっても、指名されて「………」と固まってしまう子どももいます。

でも大丈夫。

間違っても、少し時間がかかっても上級生は優しく見守ります。ちゃんと言えるかな?と心配そうに見ている子どももいます。最後まで言い終えると全体がほっとした雰囲気になります。

“失敗しても大丈夫、やりなおせばいいんだよ”と、安心して発表できる雰囲気を作っています。

 

また、いつも元気で活発な2年生のS君が帰りの会で発表してくれた時の事です。

「僕、帰りの会で初めて発表したよ。」

「えっ!、そうだったっけ?」

「うん…だって…恥ずかしかったんだもん」

「そうだったんだ。今日の発表、とてもよかったよ!」

人前で発表することは勇気が必要なんですね。S君にとっては大きな一歩だったことでしょう。

 

このように、発表することには個人差があります。人前に出ることが苦手な中高生では、ホワイトボードに感想を書いて発表してもらうこともあります。言葉以外でも感謝の気持ちを相手に伝える方法はあることを知り実際に使えるようになってほしいからです。

 

帰りの会のほんのわずかな時間ですが、ありがとうの時間の経験が積み重なって、学校での日直や発表の場面でできる土台になり、社会生活でも自然にあいさつや発言ができる自信へとつながってほしいと願っています。

 

あいさつをしたり感謝の気持ちを伝える事は相手との信頼関係を築く第一歩。毎日の何気ない会話や言葉を大切にしていきたいと思います。

まふぃん上之園 末吉