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2023.07.08

ブログまふぃん(上之園)

一緒に遊ぼう!

新年度が始まり3ヶ月が過ぎました。2歳児~3歳児中心のクラスでは、友達が遊ぶのを少し離れた所から見ていたお子さんが、友達がいても遊びたい遊具や場所に自分から行き遊び始めるようになってきました。前回のブログ(こちらをタップすると前回のブログに飛びます)も合わせてご覧ください。

今回は、2歳児から5歳児が一緒に活動した時の様子や子ども達の変化をお伝えしたいと思います。

 

〇異年齢での関わりを通して育まれる力

幼児期の1年の差は、運動、ことば、手先の使い方など発達面で大きな差があります。

この日は積み木遊びを行いました。積み木遊びひとつでも、1年の差を感じることができます。

 

2歳児は好奇心のかたまり!興味を持ち、積んだりくずしたりすることを何度も繰り返して、積み木の感触や遊び方に慣れていきます。

一方、年中から年長になると、目的を持って積み木で遊んだり友達と一緒に協力したりしながら目的のあるものを作る事ができるようになります。

今回の活動のねらいは、一緒の場所で遊びこむことができること、小さなお子さんが年長さんの作ったものを壊したりくずしたりする場面で、気持ちを切り替えて遊ぶことができることにして、活動を行いました。

 

初めは、年少々と、年中・年長の子ども達は別々に遊んでいました。

 

年少々の子ども達は、積み木を電車に見立て声を出しながら遊んでいました。

 

ですが、何か物足りないなと感じた年少々のお子さん。辺りを見渡すと、高く積み上げ遊んでいる年上の友達が目についたようです。

“何か面白そうな事をしているぞ~”“どうやったら一緒に遊べるかな?”“あっそうだ!これを持って行こう!”

積み木を素早く集め友達の所に持って行くと、にこにこ顔でちょこんと近くに座り、“一緒に遊ぼう”のアピールをしたのです。

「一緒に遊びたいの?」と年中のお子さんに聞かれ、満面の笑みで頷いていました。

 

 

一人遊びが中心だったのが、周りの友達や遊びに関心を持ち、『同じ遊びをやってみたい』『一緒に遊びたい』と遊び方に変化していました。

年中のお子さんも、「ここにおいてね」「壊さないでね」と優しい口調で話しかけとても集中して遊んでいました。大人が介入しなくても、子ども同士のやり取りの中で、伝え方や関わり方を学んでいくのですね。年少々のお子さんも壊さないように慎重に積み木を置く姿がありました。わざと壊したらいけないことを感じ取って遊んでいるのです!すごいな~!!

大人が教えなくても、子ども同士の関わりの中でコミュニケーションや我慢することなどの社会性が育っていくことを目の当たりにしました。

今後も異年齢で活動する日を設け、発達の差を念頭におきながら、子ども同士の関わり、遊びを通して『人と関わるって楽しい』という経験を深める支援をしていきたいと思います。

 

寺田

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