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2024.10.12

ブログまふぃん錦ヶ丘

物の共有(錦ヶ丘)

放課後等デイサービスは、2人で段ボール箱を運ぶ活動や、2人で一つの輪っかを握ってゴールを目指すなどの活動も行っています。
箱や輪っかなど「物を共有する」活動には、子ども達の抱える課題によって様々なねらいや意図を込めています。

児童発達支援の「物の共有」は、子ども同士の関わりを引き出したり、一つの物を取り合うことで思い通りに行かない場面を敢えて作り出し、感情のコントロールに繋げていくことがねらいになっていることは、これまでのブログでもお伝えしてきました。

「遊びの場」は「学びの場」(錦ヶ丘)

社会性は4,5歳頃からグッと育ち始めるといいます。
この時期に、しっかり子ども同士関わって遊び込み、協調性・自立心・好奇心などの社会性の土台を育てることを目的に「物の共有」の活動を行っています。

 

小学生になると学校というより大きな集団で過ごすことになります。

ルールやマナーを守る・自分の意見を発信する・相手の立場に立って考えたりペースを合わせるなどの力や、他者と良い関係を築くためのコミュニケーション力が必要になってきます。
けれど、まふぃんを利用する子ども達の中には
気持ちに折り合いがつけられずに、怒ってケンカになってしまう。
自信がなくて、自分の意見を伝えることができない。
自分の主張を通したくて、相手の話を聞くことができない。
などの困りごとを抱えている子も少なくありません。

放課後等デイサービスの「物を共有する」活動では、2人でペースを合わせる・意見の発信をするなど、協力したり気持ちに折り合いをつけて取り組まなければ、達成できない内容になっています。
活動を通して、社会で他者と関わって生きていく為に必要な力をつけることを目的としています。
ペアを組む際には、低学年と高学年、発信の少ない子同士、またはお互いに主張しあう子同士など、その日のねらいに合わせて職員でミーティングをおこない、子ども達が体験して学べるように活動を組み立てています。

もちろん、どんなに相手にペースを合わせても、協力し合っても失敗することがあります。
そんな時、大人は「頑張ったね」「次があるよ」など前向きな言葉をかけるようにしています。
最初は言葉を受け入れられなくても、他者に気持ちを受け止めてもらえたこと・頑張った姿を認めてもらえたことは、子どもの自信や自尊心に繋がっていきます。

相手にペースに合わせること、相手の気持ちを考える力はとても大切。
同じように、自分で自分を肯定する気持ちも大切です。
「頑張ったけど失敗した。でも、よくやったと思う!次がある」と、相手のことも自分の事も、同じように認めて大切にできる心を育んでいきたいと思っています。

まふぃん錦ヶ丘

村山

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受付時間/9:30~18:00 ※日・祝を除く

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