トイレでおしり拭けるかな?(錦ヶ丘)

未就学の子ども達、トイレに行った後、トイレットペーパーがクチャクチャになっていることがありました。

小学生の子ども達とは、性教育の活動でトイレを使った後のことなどをロールプレイを通して考えましたが、まだ、トイレでの排泄やトイレットペーパーの使い方を頑張っている児発の子ども達。今回は、活動前の時間でトイレットペーパーの切り方、おしりの正しい拭き方を一緒に確認していくことにしました。

まだおむつを履いている子も、ちょっとお兄さん、お姉さんになった気分でトイレに腰掛け、トイレットペーパーをクルクル…憧れの眼差しで取り組むことができました。

 

 

最初に「みんな、うんち」の絵本を読みました。

題名:みんなうんち 著者:五味太郎 発行社:福音館書店

 

動物も人間もみーんなうんちする。

いろんなうんちがあって、いろんなやり方がある。

食べる=うんちにつながっていくことが分かりやすく描かれています。

子ども達も興味津々で見入っていました。

クジラのうんちはどんなのかな~?

子ども達にとって、うんちやおしっこを出すことは、きもちいいこと。

さらに周りからは「上手にできたね」と褒められる!→誇らしい気持ちになる!

こういった感覚がつながっているから、幼児さんはうんち、おしっこのお話が大好きな子が多いそうです。

参考文献:フクチマミ 、村瀬 幸浩、「おうち性教育はじめます 一番やさしい!防犯・SEX・命の伝え方」 KADOKAWA、2020

 

興味のあることからトイレやプライベートゾーンなど、自然に性に対しての正しい知識を身に着けることが出来たらいいな、と感じます。

絵本を読んだ後、トイレでお尻を拭く時にどうやって拭くのかみんなに聞いてみました。

「紙でふく」

「お尻からふく」

何人かが答えてくれる中で、年長の女の子が

前から後ろに拭く!うんちが前につくと、バイキンが入るから!

と、しっかり答えてくれました。

はなまる~!!

理由が分かると、みんなもなるほど!といった表情でした。

 

実際にトイレットペーパーをちぎってみることもしましたが、トイレットペーパー巻き巻きはやっぱり難しい。

力の加減や指の使い方が難しくて、床についてしまったり、ペーパーを引きちぎるようにして切るので、床に切れ端が散乱することも…

「ペーパーホルダーの上を押さえて引っ張る」などのポイントを伝え、一緒に取り組みました。

トイレットペーパーを使うだけだけど、

つまむ

まきとる

おさえる

ひっぱる

ちぎる

こんなに沢山の動作があります。

左手と右手を連動させて動かしたり、目で長さを確認したり。やることいっぱい!

今回の様子を見て、たくさん経験が必要だな、と感じました。

新聞紙遊びの活動などで楽しみながら手指の巧緻性を高め、トイレを使う時にもスムーズにトイレットペーパーを巻き取ったり、きれいにお尻を拭くことができるよう支援していきたいと思います。

 

今回はトイレの使い方について、みんなで確認しましたが、今後も年間を通して防犯について、プライベートゾーンについて等々、子ども達と楽しく性についての知識を身につけていけるようにしていきたいと思います。

 

まふぃん錦ヶ丘

性教育担当:岡田

避難訓練(錦ヶ丘)

5月24日、今年度初めて児童発達支援のクラスで火災を想定した避難訓練を行いました。

通常、児童発達支援や放課後等デイサービスでは年2回以上の消防訓練が義務づけられています。

しかし、まふぃんでは火災・地震・風水害・不審者対応など様々な災害を想定した避難訓練、隣接する保育園・こども園との合同訓練と年間5回以上の避難訓練を行っています。子ども達の命を守るため、もしもの時に職員が慌てず対応できるように毎回必ず振り返りを行い次の訓練へとつなげています。

 

今回は子ども達に事前に避難訓練があることを伝えました。

 

「お・か・し・も・」

・おさない

・かけない

・しゃべらない

・もどらない

 

カードを使い事前に確認をします。こども園、保育園でも避難訓練の経験があるのでしっかりと理解している様子でした。

 

訓練開始!!

活動中に「冷蔵庫から火が出た!!」という職員の大きな声。

事前に話をしてあったとはいえ、その声にビックリして泣き出してしまう子もいました。

職員が初期消火をしている間、職員の誘導に素早くついて行き、靴を履く子ども達。焦って靴が上手く履けない子もいます。泣きながらも自分の足でしっかりと歩き避難する子もいました。

喋ったり、押したり走ったりする子は1人もいませんでした。

 

初期消火を行った職員は最後の窓閉めまでしっかり行います。そして必ず非常持出袋や利用児童連絡先ファイルを持って出る事になっています。

そして子ども達と避難をしながら119番への通報訓練も同時に行います。119番を押す時には職員の私達も緊張します。

通報する際、こちらが慌てていても消防の方が1つ1つ丁寧に質問してくれます。私達も慌てずどのような状況かをしっかり伝える事がとても重要です。

そして、出火場所から離れたこども園側まで避難し、人数の確認を行います。

避難開始から完了まで掛かった時間は2分13秒。みんなよく出来ました!

今までの避難訓練はここで終了。

なのですが・・・

 

前年度の避難訓練の振り返りで、避難をした後の保護者への引き渡しも想定していかなければいけないのでは?という意見がありました。

そこで、今回は保護者の方にご協力を頂いて引き渡しの際の電話連絡のやり取りも行いました。

 

・火災がいつどこで起こったか

・今どこに避難しているか

・お子さんの様子

・引き渡し場所はどこか

 

訓練とは言え、電話をする職員もご協力を頂いた保護者の方も緊張の瞬間でした。

「まふぃんで火災が起きました」と言われると訓練と分かっていてもドキッとしました。と仰っていました。

 

備えあれば憂いなし!

まふぃんにはもしもの時の備えで非常食やおむつなどを置いています。

今は家庭用の防災グッズや長期保存可能な食品も沢山あります。今の非常食はもし期限内に使わないなと思ったら、ご家庭で普通に食べられる程美味しい物になっています。そして何よりお水です。以前まふぃんでも断水を経験し、飲み水だけではなくトイレを流すのにも水が不可欠!水の大事さをあの時に痛感しました。

「何もないかもしれない」ではなくて「何かあった時にどうする?何かあった時の為の備え」はとても大事な事だと思います。

私たちが行う避難訓練もその一つです。

訓練計画はもちろんですが、次に向けての反省・改善点の確認をしっかりと行います。

実際災害が起こったり、不測の事態が起きた際は子ども達だけではなく、大人の私達も慌ててしまうと思います。

そんな中でも訓練を繰り返し行った経験を生かし、行き当たりばったりではなく臨機応変に動き、保護者への引き渡しまで子ども達の安全を確実に守れるようにしていきたいと思っています。

是非ご家庭でも、もしもの時の備えの準備や、避難する場所などの話をされてみてください。

まふぃん錦ヶ丘 日髙

恐竜を作ろう!

先日、放課後等デイサービスの製作活動で“プテラノドン”を作りました。

今回は、友達と協力することをねらいとし、1つの作品をみんなで作ることに。

途中まで順調に作っていたので、無事に完成すると思いきや!?なんと、肝心なパーツを作り忘れていた子ども達。

全部のパーツがないと、プテラノドンが完成できません!!

さて、どうなるのでしょうか?

 


プテラノドンを作ろう!

今回は、チームに分かれてプテラノドンを作るので、頭・体・翼・手足のパーツを分けて作ることにしました。

 

まずは、設計図を作成。

 

翼の設計図

 

その後、製作を開始。

初めは1人で黙々と作っていた子ども達。

けれども、友達にも協力してもらわないと、硬い段ボールは上手に切れません。

すると、「この段ボール支えてて」「少し手伝って」等、声を掛け合う姿が。いいですねー!

 

その後、製作が順調に進んだので、途中進捗状況をみんなで確認する事に。

さあ、どんな感じかな~?

 

 

「あれ、首がない!」

 

そうです。首を作るのを忘れていました。

『頭のチーム』は『体のチーム』が作っているだろうと・・・

『体のチーム』は『頭のチーム』が作っているだろうと・・・

 

さて、どうする?

「どちらが作る?」と話し合った結果、頭のチームが引き受けてくれました。

これで一安心。

と、思いきや!

なんとやっぱり首を作っていない!!

実は、くちばしや顔の製作に凝ってしまい、なかなか首まで作れていない状態でした。

「これじゃあ、完成できないなー」と心配していた時。

その様子を見ていた1人の子が

「代わりに作ろうか?」

と言ってくれました。

みんな大変そうだな、だったら自分が作ってあげようと思ったんですね。

相手の事を思いやることができて嬉しく感じました。

 

この『思いやりの心』、人と関わる上で大切な要素となってきます。

例えば、お年寄りの方に席を譲る事も思いやり。席を譲る時「どうしようか…」と躊躇してしまうこともありますが、「どうぞ」と少し勇気を出すことで、相手がどれだけ助かるか。心までホッとなりますね。

放デイの子ども達には、大人が介入しなくても友達と自然に協力できたり、相手のことを思いやることができるようになってほしいと思っています。

私たち大人も『思いやりの心』大切にしないといけませんね。

 

今回、無事に完成させる事ができた子ども達。

お互い協力して作ったからこそ、完成した時の感動も半端なかったです。

おおおおおーーー!!!

合体したプテラノドンを見た時には、大きな歓声が上がりました。

飛べ、プテラノドン!!

 

まふぃん錦ヶ丘 亀澤

 

 

 

 

 

 

まるめる!ちぎる!ねじこむ??(錦ヶ丘)

先日、児童発達支援の子ども達で新聞紙遊びを行いました。

大きな新聞紙を両手で丸めたり指先を使って縦に破いたりしながら手指の巧緻性を高めることがねらいの一つです。

 

手指の巧緻性とは・・?

一般的に手や指先の器用さを表すものです。

巧緻性が高まると細かい作業がやりやすくなり、例えば洋服のボタンを留める、靴のひもを結ぶなどの生活に関わる動作がスムーズにできるようになっていきます。

 

スプーンや箸をまだ上手に使えない子や、洋服のボタンやチャックを上手くできない子。巧緻性を高めることでそれらの動作が上手くできるようになり、苦手意識を持つことなく生活を送れたらいいな、という思いからの今回の活動です。

 


新聞紙遊びスタート!

この日のねらいは、

〇指先を使った細かな動きを獲得する

 

まずは段ボールで作った枠の中に新聞紙をいっぱいに敷き詰め、自由に遊んでもらいます。

ぎゅっと丸めてボールにして投げる子、指先を使って慎重に長く千切ったものを自慢する子、偶然開いた穴から向こう側にいる友達を見て大笑いする子。

遊び方は人それぞれ。

 

次に登場したのは段ボール。

「この箱いっぱいに新聞紙を入れてね」と伝えると両手に新聞紙を抱え、どんどん入れていきます。箱が満タンになったところで上から

バッサーーーー!

頭から新聞紙をかぶった子たちは大笑い。楽しいね。

他の子と遊ぶのがちょっと苦手な子もいますが、やりたいから近くで遊び、隣の子と大笑いしながら一緒に『もう一回!』という顔で次を待つこともできました。

 

次は子ども達の前で

『ブスッ、ブスッ』

とランダムに2㎝ほどの穴を開けていきます。

 

『何が始まるの??』といった表情で見ていたので

「この穴から新聞紙を入れてみて。さっきみたいにたくさん入るかな」と伝えます。

 

上からバッサ―!をまたやりたい子ども達。でもどうしたら上手く入れられるのかが分からない様子。

すると一人の子が新聞紙を穴の中にねじ込んでいく姿があり、他の子達も「なるほど・・」と真似してドンドンねじ込んでいきます。

先程までの豪快な動きとは違い、親指や人差し指などの指先を使いながら新聞紙をねじ込んでいく姿があり、最初はただ入れようとするだけだったのに、『もっとたくさんいれたいな!』と先の方をねじって入れやすさを工夫する姿もありました!

それまで全身を使ってダイナミックに遊んでいたのがウソかのように、静かに、そして最後まで集中して取り組んでいました。

 

ただ小さい穴に入れるだけなら、苦手な子は『やりたくない』を選ぶかもしれません。

でも、その前の活動で新聞紙をかぶって楽しかった思いやそれをもう一度やりたいという思いから、苦手な事も忘れ、指先を使ってねじ込んでいく動きがたくさん見られました。

 

小学生になると

・掃除の雑巾を絞って広げて干す

・靴やカバンのひもを結ぶ

といった生活動作の他に

・文字を丁寧に書く

・家庭科の授業で裁縫を行う

といった学習に関わる場面も出てきます。その時の困ったな・・が少しでもなくなるように指先を使った活動を行っていきます。

最後にみんながねじ込んだ箱をひっくり返してみると、「パラパラ~」と思ったよりも少ない量の新聞紙・・・

みんな呆気に取られていました💦

次はもっと入れられるように頑張ろう!

 

まふぃん錦ヶ丘 今屋

そら豆、美味しかったよ!!(錦ヶ丘)

先日、認定こども園錦ヶ丘からたくさんのそら豆を頂きました。放課後等デイサービスの子ども達に、そら豆を見せた所「食べたーい」と大喜び。ただ、食べるだけではもったいないので、そら豆の数を数えたり、食べ方をパソコンで調べたりなど小学生ならではの学びがたくさんの、そしてとっても美味しい活動になりました。


たくさんのそらまめ!!

12日(火)認定こども園錦ヶ丘からたくさんのそらまめをたくさんいただきました。

このそらまめ、保護者の方からいただいたそうで「まふぃんもどうぞ」とおすそ分けしていただきました。大きく立派なそら豆でとても美味しそうです。

放課後等デイサービスのおやつで出せたらと思い、早速そら豆コーナーを作りました。

 

学校から帰ってくると、「何かある!」と気付いた子ども達。

「もしかして、そら豆じゃない?」「そら豆だよ」

そら豆を知っているようです。

 

観察してみると、そら豆の形がそれぞれ違う事を発見した1年生。

「もしかして…。そら豆って、オスとメスがあるんじゃない?」

丸い形がメス、尖がっている形がオスと思ったようです。

早速、仕分けを始める1年生。

「これは、オス。これはメス…」と、仕分ける表情はまさに真剣です。

こちらも微笑ましい気持ちになりました。

 

さて、全員揃ったところで、簡単な問題を出しました。

「そら豆は一体いくつあるでしょうか?」

早速、子ども達とさやの数を数えてみました。

1年生の子を見てみると「1、2…」と1個ずつ数えている姿が見られましたが、3~4年生になると10の束で数える等、工夫をする姿が。

授業で習った事が活かされている証拠です。

数えた結果、38個ありました。

 

では、このそら豆をどうやって食べる?

子ども達に聞いてみると、分からない表情をしてしまう子がほとんど。

その為、子ども達とパソコンで食べ方を調べてみる事にしました。

すると、そら豆を茹でた方が美味しいのではないか…と発見!

茹で方を調べて、調理を開始しました。

 

クッキングスタート!!

まずは、さやから豆を出します。

最初はどのようにするのか分からなかった子ども達でしたが、お互いに知恵を出しあったり上級生が優しく教えてあげたりして、あっという間にさや剥き名人へとなっていきました。

 

次はそら豆を茹でていきます。

パソコンで調べた所、茹で時間は約3分。茹でたそら豆がどうなるかのか楽しみです。

掃除をして待っておこう

 

3分経ちました。どれどれ…。

 

「わぁ、おいしそう!」「早く食べたい」と期待が膨らみます。

「ホクホクしてて美味しい!」「ジャガイモみたい!」

口々に感想を述べながらあっという間に完食です!

 

今回、『数える』『さやから豆を出す』等を体験を通して学ぶことができました。

数える(数の概念)

手を使って1つ1つ数える事は、算数”数の概念(数の理解)”に繋がっていきます。

学校でも数の数え方や計算を学びますが、数のイメージがつきにくく学習につまずいてしまう子もいます。まふぃんの活動の中で楽しみながら数を学ぶことで、数へ興味を持ってくれたらと思います。

 

さやから豆を出す(創意工夫)

今回、「どうしたら上手く豆を出せるかな?」と試行錯誤しながら取り組み、みんなで話し合いながら工夫していきました。

ついつい「こうしたら?」と教えそうになりますが、失敗も成功も経験して考える力や工夫することを身に着けていってほしいと思います。

 

食べ終わった後、子ども達とお礼の手紙を書きました。

 

今回、そら豆を食べてたくさんの貴重な経験をした子供たち。いつか、「そら豆ってどうやってできるんだろう・・」「どうやって育っているのかな?」と疑問を抱いてくれたら嬉しいです。

 

たくさんの学びと美味しい経験を本当にありがとうございました。

 

まふぃん錦ヶ丘

亀澤

ちょっとだけ○○(錦ヶ丘)

新年度が始まり、さっそく運動遊びや新聞紙遊びなど、毎日いろいろな活動を行っています。

新しくまふぃんに仲間入りした子達も「何をするんだろう」「どんな風に遊ぶの?」とワクワクした表情とちょっぴり緊張が入り混じった表情で見ています。

 

先日のブログで

『ちょっとだけ我慢、ちょっとだけ待つ』

という経験を積むことで、周囲に合わせて行動する力が身につくようにしていくことに触れました(←詳しくはこちらをクリック)

 

子ども達の中には

「早くやりたい!待つのなんか嫌だ!」というように順番を待つのが苦手な子もいます。

しかし、集団で生活する時には、人形やブロックなどのおもちゃを交代で使ったり滑り台やブランコなどの遊具で順番を待たないといけない場面もあります。

 

そこでまふぃんでは、小集団での遊びを通して

『ちょっとだけ我慢、ちょっとだけ待つ』経験を積み重ね、順番を待つ、集中時間を伸ばす、姿勢よく座るということを理解できるようにしていきます。

 

今回のねらいは

「周りの状況に合わせ、順番を待って遊ぶことができる」です。

やりたい気持ちを抑え、我慢したり待つことができるでしょうか?

 

ちょっとだけ順番を待つ


まず最初に行ったのは、30㎝ほどの台に車輪がついたスライダーを使った遊び。

見た目だけでも気になるこの道具。まふぃんの子達はこれが大好きです。

子ども達の中にはスライダーが出ただけですでにそわそわしたり、やりたくて前のめりになって「ハイハイ、できる!」と目一杯手をあげて教えてくれたりする子がいます。

でもこの時にすぐにやるのではなく、少しだけ順番を待つ時間を作ります。

 

ただただ順番を待つだけだと「やりたかったのに」「嫌だ」という気持ちだけが強く残って「もうやりたくない」というマイナスの気持ちだけが残ってしまいます。

しかし、楽しみを持ちながら少しだけ待つ、そして頑張っている時にはすぐに名前を呼んだり頑張りを認める声掛けをすることで、怒らず焦らず、順番を待つ力が少しずつ身についていきます。

 

ちょっとだけ我慢する


次は職員が動かす布に捕まらないでゴールを目指す遊び。

タイミングに合わせて、決まった動きで通り抜けます。

さらに動く棒に当たらずに通り抜ける遊びも。

当たったらいけないルールがあるので、慎重に動くことも求められます。

ここでも早くやりたくて、たまらずに

「ハイハイ!」と大きな声で手をあげたり「やりたいのに!」と少し怒り出す子もいますが、そんな時こそ静かに座って待っていることを呼んでいきます。

 

そうすることで

『自分はやりたいのになんで呼ばれないのかな』という顔をしていた子も

『なんだか静かに座って待っている子が呼ばれているぞ』と気づき、自分から静かに待つ姿が出てきます。

そういった時に名前を呼び、「よく待てたね」と声掛けしてあげることで、周りの状況にも気づきながら静かに順番を待つ力がついていきます。

 

ちょっとだけ長く順番を待つ


最後にもう一度スライダー遊びに挑戦!

もうこの時にはみんなが姿勢よく座り、すぐに名前を呼ばれなくてもじっと待つことができるようになっていました。

そして何度も四つ這いや腹這い姿勢で身体を動かしたことで、最初はあまり動かしていなかった足やつま先を使って身体を動かす姿も多く見られました。

 

新年度も始まり、これから運動会や夏祭り、お遊戯会や発表会などの大きな行事もたくさんありますね。

大きな行事ほど待つ時間は長くなり、ちょっと我慢をしないといけない場面が増えてくると思います。

そんな時に子ども達自身が大変な思いをしないように小集団で周りの状況に合わせる力をつけ、大きな集団でも十分に力を発揮していけるようにしていきたいと思います。

 

保育士 今屋

新年度始まりました!(錦ヶ丘)


ご入園、ご入学、進級、おめでとうございます。

まふぃん錦ヶ丘は、4月で4年目を迎えました。

今年度は、まふいん上之園より保育士の亀澤を迎え、職員6名、送迎員2名、計8名での新体制でのスタートです。

日頃の活動に加え、お米プロジェクトやコグトレ、性教育、高学年向けプログラムなど、前年度を踏まえ、さらにステップアップした取り組みを計画しています。

子ども達が自立、自律に向けて成長できるよう、職員も沢山学び、実りある活動にしていきます。どうぞよろしくお願いいたします。

 

○児童発達支援

新しいクラス、はじめての活動でドキドキしながらも、運動あそびでは年長児が見本となり、かっこいい姿を見せてくれました。

初利用の子は「なんでマットに座るの?なんで床に落ちないように行くの?」と、気になることがいっぱい。

はじめはソワソワしていましたが、運動あそびが進んでいくと、色々と組み立て方が変わる机や椅子を見て、次はどうやっていこうかと視線を前に向け、座ることができました。

 

ちょっとだけ我慢、ちょっとだけ待ってみよう、を色々な場面で経験することで、就学に向けて、周りに合わせて行動する力や集中力を身につけるようにしていきます。

未満児クラスでは、慣れない環境に戸惑い、涙が出てしまう子もいると思います。

「やってみたいけど…どうしよう」そんな時にはしっかりと職員が気持ちを受け止め、子ども達が「大丈夫そうだな…やってみようかな…」と一歩を踏み出せるようサポートしていきます。

場所や物を共有する遊びを通して、友達を意識して遊んだり、ことばで気持ちを伝えるなど、子ども達の「できた!」をたくさん見つけ、伝えていけるようにしていきたいと思います。

 

○放課後等デイサービス

今年度は、7名の新1年生を迎えます!

3月の半ばから、新1年生を迎えるためにどんな準備をしたら喜んでくれるかな?ということをみんなで話し合い、今年度はお花のアーチ、花文字を作ることに。どんな言葉を花文字にしようか話し合っていると、新2年生の女の子が

「楽しいまふぃんにしようね」

という、とっても素敵な言葉を思いつきました。これには、上級生も大賛成!

みんなで楽しいまふぃんにしよう!そう思いを込めて、一つ一つ丁寧に花飾りを作っていきます。

限られた時間の中だからこそ、お互いにやることを分担してやろうという案が出たり、ちょっと上手くいかないところは友達のやり方を見て、方法を変えようという提案を伝える姿もありました。

時間いっぱい頑張って完成した飾りで、新一年生を迎えます!

みんな、一年生が可愛くて仕方がない様子です。

自己紹介もゆっくりと、分かりやすいように話してくれました。

おやつのおにぎりを教えてあげたり、こっちに座ってね、と声をかけたり、この前まで自分がしてもらっていたことを自然とやってあげられる。そんな姿がありました。

作ったメダルを首にかけてあげる時には自分で考えて、

「入学おめでとうございます」

とっても嬉しい声かけができました。

これから一年間、みんなでいろんなことを経験して、成長していこうね!

今後もブログにて活動や子ども達の様子をお伝えしていきます。

保護者の皆様もご不明な点、相談等がありましたらいつでも職員にお声かけ下さい。

 

今年度も金魚のちちよは健在!頑張ってまいります。

 

岡田

活動報告会(両事業所)

令和3年度の活動報告会をまふぃん錦ヶ丘は3月12日(土)に、まふぃん上之園は19日(土)に行いました。

たくさんの保護者の方に来ていただき、今年度のまふぃんでの取り組み、子どもたちの成長、来年度の目標を職員から報告させていただきました。

 

活動報告会とは、まふぃんの3事業(児童発達支援・放課後等デイサービス、保育所等訪問支援)について1年間どのような活動を行ってきたか、保護者の皆様に報告する場です。

日頃、連絡帳や送迎時、面談時にお子さんの様子やまふぃんの活動内容や目的を報告していますが、活動報告会は一年間の活動を振り返り、職員がプレゼンをします。それを通して、保護者の皆様に療育への理解や目的を深めていただくように努力しました。資料を作り上げていく中で、子ども達の変化を改めて感じたり、療育の目的を明確にしたりすることができました。

それでは、報告会の様子を、子どもたちのお米プレゼンの様子も併せて、ご報告いたします。

 

【まふぃん錦ヶ丘の様子】

こども園リズム室をお借りしての開催でした。1年間の取り組み、子ども達の変化、来年度の目標についてお伝えしました。

子ども達はまふぃんの小集団の中で、遊びながら学び、友達と取り合いやけんかをしながらも社会性を身に付けています。園や学校、社会に出て困ることが減り安心して生活が送れるように今後も支援してまいります。

放デイの子ども達が作ったお米プロジェクト新聞。写真やイラスト、絵日記を用いてとても賑やかな新聞んが出来上がりました。プレゼン発表チームの頑張りを見て「自分たちに出来る事はなんだろう?」「読みたくなる新聞てどんな感じかな?」と、低学年の子を中心にまとめた新聞です。

ずらっと並べて貼ると圧巻!

お米プロジェクト1年間の取り組みが保護者の方に伝わっていたら嬉しいです。

ドキドキの子どもプレゼン。5年生が中心になりパワーポイント作成から行いました。

時にはけんかをしたり・・気分が乗らなかったり・・そんな日もありながら6人が同じ目的を持ってお互いを鼓舞しながら、最後までやり遂げることが出来ました。

子ども達が考案した「お米クイズ大会」は会場を巻き込んで大変盛り上がりました。まだまだかわいい錦ヶ丘の子ども達、クイズを出した後に会場の皆さんに挙手をお願いすると、もちろん当てたのは・・

「ぼくのお母さん♪」

ニコニコモジモジしながら当てる姿、嬉しそうに答えて下さったお母さん。会場中がほっこりとした空気で包まれました。

緊張から解き放たれた子ども達。今年1番の最高のどや顔いただきました♪

ジュースで乾杯。よく頑張りました。

次の週に行われたまふぃん上之園での子どもプレゼンを見ました。高学年、中学生を中心とした発表で、原稿を持たず前を見て大きな声で発表する姿を見て、錦ヶ丘にこの子達が何年か経つとこんなに立派な発表が出来るようになるのかもしれない、と子ども達の可能性を大いに感じることでした。

 

【まふぃん上之園の様子】

 

・まふぃんの療育の目的、社会性を育むための様々な活動内容の紹介

・学習支援で取り入れているコグトレのプリント

・プライベートゾーンや人との距離感、生理の対処法など具体的に取り組んだ性教育

・訪問支援について

保護者の皆様にご理解いただけたでしょうか。

熱心に聞いていただき、心より感謝申し上げます。

 

・お米プレゼン

・緊張感のある中、全員が暗記して発表することに挑戦!

・緊張して一瞬頭が真っ白になったけれど、アドリブでカバーしました。

・全員の目標は大きな声で言うこと。

何度も練習したおかげで、みんな堂々と発表することができました。

本番を迎えるまで、高学年の子ども達がプレゼンの資料作り。

お互いに助け合って、写真の挿入や文字の大きさ、吹き出しも書き入れました。

暗記の発表を目指して、何度もみんなの前で発表する練習をし、下級生も「頑張って」「すごーい」と応援してくれました。

当日は、間違えてもいいから堂々とすればいい、練習でできているから大丈夫。みんなで助け合えばいいんだよ、と励まし合いました。

本番で、しっかりと発表出来た子ども達はすごいです。

かっこよかったです!

 

このように、今年度はお米プレゼンを子ども達が発表する場もいただき、大変ありがたいでした。

人前で話すことは、とても緊張すると思いますが、何事も経験をしなければ上達しません。きっと子ども達の自信につながったのではないでしょか。

子ども達の実態を踏まえて、成功するためにどのように支援すればいいのか、私たちも考える機会になったと共に、子ども達の無限の可能性を感じたプレゼン発表でした。

適切な支援を行えば、いろんな事ができるのだと実感しました。

子ども達の緊張感から解き放たれた笑顔は一生忘れません。

 

今年度も職員一同、日々の活動を頑張ってまいりました。

来年度も子ども達の自立・自律のための支援を保護者の皆さまと共に話し合い、地域や学校・保育園等と連携を図りながら頑張っていく所存でございます。

令和3年度も大変お世話になりました。

 

4月からは新体制でまふぃん・まふぃん錦ヶ丘スタートいたします。

今後も、どうぞよろしくお願いします。

 

 

 

まふぃん 末吉

まふぃん錦ヶ丘 吉村

 

おさんぽ(錦ヶ丘)

すこし前の児童発達支援、就学を控えた子どもたちはおさんぽの活動を行いました。

今回は、まふぃんから小学校まで歩いて行き、校庭にも入らせて頂きました。

信号や車に気をつけて歩いたり、大きな小学校に実際に入ってみることで、年長さんは「もうすぐ小学生になるんだ」と、就学への意欲が高まったようです。


○出発前

年長さんに「今日は小学校に行くよ」と伝えると

「〇〇くんの小学校でしょ」

との返答。

あなたも入学するんだよ〜!

他の子にも声をかけると、

「知ってるよ!小学校の中に入るんでしょ」

と、準備万端!

でも実は、去年小学校へのおさんぽをした時は大きな校舎や校庭を見るのもドキドキして、門のそばに植えてある花しか見れませんでした。

今回は中に入ることができるでしょうか?


○交通ルール

出発の前に交通ルールの確認をしました。

歩く場所はどこ?

信号がこの色になったら…?

クイズ形式で確認していきました。


○出発

少しドキドキしながら、おさんぽに出発!

先程確認した信号や横断歩道も沢山あります。

先程のクイズに答えてくれた子ども達も、実際に歩くと、交差点や狭い歩道では少し戸惑ってしまうことも…

「どっちの信号を見ればいいの?」

「白い線ないよ」

このような「どうしよう?」もその場に合わせながら進みます。

信号を渡る時には、

「右.左.右を見て、車が止まっていることを確認してから渡る」

きちんと止まって、安全を確認してから渡りました。

信号を見たり、車を見たり、急いだり、止まったり…やることがいっぱい!


○学校

やっと学校に着きました!

大きな校舎に校庭…中に入る事ができるかな?と思っていましたが、みんな止まらずに入る事ができました。

でも、少し緊張している様子、少しずつ歩くスピードがゆっくりになっていきます。

そこで、「飼育小屋があるよ」と声をかけると、中のニワトリに興味津々の子ども達。

飼育小屋には小学生の描いた絵も飾られていました。「上手だね」「何で描いたのかな?」

緊張も緩んだようで、そこから、校舎の近くから大きな校庭やあきにれの木、楽しそうに過ごす小学生のお兄さんお姉さんを見ることもできました。

遠くから「こんにちは」と声をかけてくれるお兄さんに、負けない元気で「こんにちは!」と返す事もできた年長さん。

なんだかすっかりお兄さん、お姉さんに見えます。


今回、子ども達と一緒に歩いてみて、同じ目線になってみると、自分の目の前を通る車がとっても大きく、速く感じ、目線が低いだけで、こんなに違うのかと驚いてしまいました。

また、子ども達は大人に比べて視野も狭い為、危険を回避するには慎重な安全確認や、落ち着いて行動する事が大切です。

これまでに、まふぃんで行っている運動遊びの中でも経験を積んできました。

合図が出てからスタートする事や、勢いに任せて行くと失敗してしまう事。このような体験を積み、子ども達は危険の予測や身体の使い方、慎重さ等が身に付いてきました。

もうすぐ4月、桜の花や菜の花が綺麗に咲いています。

ぜひ、ご家庭でも通学路をお子さんと一緒に歩いて、通学路の確認をしてみてください。

危ない箇所や、子ども110番の家などの場所、近所のお友達も確認できると安心ですね。

まふぃんでも、下校時に近くを通る子ども達を見守っています。

ピカピカの大きなランドセルを背負って、子ども達が楽しく安全な小学校生活を過ごせますように。

 

岡田

一緒にできるかな?(錦ヶ丘)

まふぃんでは「音楽遊び」としてリトミックやわらべ歌を取り入れた活動を行っています。

音のリズムに合わせて動いて遊び、周囲の友達と音楽やリズム遊びを通して一緒に動いたり踊ったりしながら自然と友達と触れ合える活動となっています。

 

まふぃんに来ている子達の中には周囲の人と関わるのが苦手な子もいます。

「一緒に遊びたいけどどうしたらいいのかな」

「他の子と遊ぶと自分の好きな遊びができない」

など、理由は様々だと思います。

しかし、不思議なことに音楽を通して関わるといつもよりも抵抗なく関われることも多いんですよね。

 

そこで今回は、わらべ歌遊びを通して

『周囲の人や環境に合わせながら一緒に遊ぶことができる』

をねらいに、関わり方が苦手な子にアプローチした活動の紹介です。

 

 

♪「なべなべ そこぬけ」

「なべなべ そこぬけ そこがぬけたら かえりましょ」

 

歌に合わせて二人で手を繋いだままくるっと回転するこの遊び。皆さんも一度はやったことがあるのではないでしょうか?

一見簡単な遊びのように思えますが、二人の動きのペースが違ったり相手の動き方を考えずに回転しようとすると上手くいかないので、必ず相手に合わせる必要があります。

2人で一緒に回ろうとしますが…

「あれ?向きが違う」

なかなか上手く回れません。

すると年上の子が年下の子に合わせながら手を大きく上げてくれる姿が見られました。

普段は関わりが少ない子ども同士でも、相手の動きを感じながらお互いの動きに合わせて回転することができました。

 

♪「かごめかごめ」

「かごめ かごめ かごのなかのとりは いついつでやる

よあけのばんに つるとかめがすべった うしろのしょうめんだあれ」

 

オニとなる子を囲んで皆で輪になり歌を歌いながら周りを歩きます。歌が終わった時にオニが後ろにいる子を見ないで当てる遊びです。

うしろにいる子は当ててもらいたい!オニの子は誰だか当てたい!

歌が終わった後にオニのうしろになった子が

オニに分かりやすいように

「だーれだ⁉」

と問題を出します。しかし、顔が見えない分、すぐには答えが出てきません。

 

「うーん」と。

 

しばらく考え、難しそうな表情を浮かべ・・・。

頭の中で友達の顔と名前を見事当てられたらお互いニッコリ。

当てることができた嬉しさと、当ててもらった嬉しさが重なって二人の気持ちが通じ合う様子がよく分かりました。

ただ周りに合わせて動くだけでなく、その中で『嬉しい』『楽しい』が共有できたことでお互いの気持ちに触れることもできたように思います。

 

これから就学や進学、そして将来社会に出て、周囲の人と話し合ったり協力して物事を解決したりする場面はたくさん出てくると思います。

しかし、

・クラスで係り活動を決める時に自分のやりたい係りがないから話し合いに参加しない

・会社で同じプロジェクトを進めていても、相談せずに一人で資料を作っていく

など、周囲の人と距離を置いたままで物事は上手く進んでいくでしょうか?

 

まだ社会性を学び始めた頃だからこそ、遊びを通して行動や考え方の違うお友達と関われる環境(遊び)を整え、相手の気持ちや行動に気づいて自分の意見を伝える経験を養っていきます。

「そんな方法があったのか!自分もやってみよう」と多様な考え方を知って行動したりすることは、これからの対人関係を良好にしていく助けになると思います。

 

わらべ歌やリトミック以外にも友達との社会性を広げる遊びがたくさんあります。ぜひ他のブログもチェックしてみて下さいね。

 

 

まふぃん錦ヶ丘

保育士 今屋

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