新年度スタート(錦ヶ丘)


新しい年度が始まり、まふぃん錦ヶ丘も3年目を迎えました。

 

ご入園、ご入学、進級おめでとうございます。

昨日は小学校の入学式でしたね。ついこの前まで保育園生だった子が、入学式の帰りにちょっぴり大きめの制服を着てまふぃんに遊びに来てくれました。ぴかぴかの制服に真っ白な運動靴、そして期待に満ちた笑顔。「何年何組だった?」と尋ねてみると、「1年○組!」と元気いっぱい答えてくれました。お勉強も頑張って、お友達とも仲良く遊んで楽しい小学校生活を送って下さいね。

新年度になり、児発、放デイともに新しい子達を迎えてスタートしております。

 

児童発達支援


慣れない環境にまだまだ涙が出てしまう子もいます。初日は職員にずっと抱っこされて泣いていた子も回を重ねるごとに、泣いて顔を覆っていた手を少しずつ開いてお友達の様子をそっと観察してみたり・・・。職員に委ねていた体が徐々に活動の方に向いたり・・・。それぞれのペースで遊ぶタイミングを探っているようです。

 

子ども達の「遊んでみたいな」のタイミングをしっかりと感じながら、楽しく活動に参加出来るような療育を行っていきます。

 

また、未満児クラスから年中年長児のクラスへと替わった子ども達もいます。今までは友達を意識して遊ぶこと、場所や物を共有する遊びを多く行い、ちょっとだけ我慢することやちょっとだけ待つことを多く経験してきた子ども達が、就学を見据えて集中する力や周りに合わせて行動する力をつけていきます。

初めてのクラスでも年長児が見本となり、かっこいい姿を見せてくれています。

頼もしいですね。

今年度も変わらず、子ども達の「できたよ!!」と最高のどや顔を引き出せるように療育を取り組んでいきます。

 

 

放課後等デイサービス


今年度は3名の1年生を迎えてのスタートでした。

1年生を迎えるにあたり、「どんなことをしてあげよう?」と話し合いを重ね、今年度はこんなに素敵な作品が出来上がりました。

初対面の日には1人ずつメダルを首にかけてあげて

「分からないことがあったら何でも聞いて下さい。」

と、とても優しく頼もしい言葉をかけてあげることもできていました。

放課後等デイサービスの子ども達には、今年度新たなプロジェクトに挑戦してもらう予定です。プロジェクトが始動しましたらまたブログでお伝えしていきますね。

 

学校生活での「困ったな」が減っていくように、生活していく上での「楽しいな」が増えていくように、今年度もまふぃんの目指す療育「自立・自律」に向けて子ども達と一緒に過ごしていこうと思います。

 

まふぃん錦ヶ丘は、子ども達も職員も元気いっぱい成長していきます。

保護者の皆様もご不明な点、相談等がありましたらいつでも職員にお声かけ下さい。

どうぞよろしくお願いします。

まふぃん錦ヶ丘の仲間、金魚の「ちちよ」も3年目。

「ちちよ」のお話はこちらから・・・

 

まふぃん錦ヶ丘

児童発達支援管理責任者 吉村

 

 

事業所評価アンケート結果

まふぃん、まふぃん錦ヶ丘をご利用の保護者の皆様

 

平素より運営へのご理解・ご協力を賜り御礼を申し上げます。

本年も保護者の皆様にご協力をいただき、事業所評価を実施致しました。

様々なご意見やご指摘をいただきありがとうございました。いただいたご意見などにつきましては、早期改善に取り組んで参ります。

 

また、両事業所に対しまして、励ましやお褒めの言葉をいただき、ありがとうございました。皆様の言葉を励みに、今後も子どもたちの支援に取り組んで参ります。

 

これからも、お気づきの点やご相談事がございましたらご遠慮なく、両施設職員までお声掛けください。

 

社会福祉法人 塔ノ原福祉会

まふぃん 園長 廣田 恭平

 

令和2年度 まふぃん 【結果】

令和2年度 まふぃん錦ヶ丘 【結果】

10ヶ月での成長

昨年の5月頃下旬からまふぃんに通所しているA君。

興味や関心を広げ、友だちとの関りや発語を増やしていく事を目標として、現在も週に2回利用しています。

はじめの頃は泣いてばかりのA君。成長の段階と共に、たくさんの経験を積んで

その姿はどんどん変化しています。そんなA君のこれまでの様子をお伝えしていきます。

 

まふぃんに通い始めた当初は慣れない環境に戸惑い、泣いて職員に抱っこされ、疲れて寝てしまうこともよくありました。

初めての環境は、大人でも緊張してしまいます。

周りをじっと観察することで自分にとってここが安全であるのか、ここの大人は信頼できるのかを確認しているようでした。

 

この時はまふぃんの環境に慣れてもらい、安心感をもって過ごすことができることが一番です。

泣きたいくらい悲しくなったら、十分にl気持ちを受け止めて

そのような対応を繰り返していくうちに、泣きだすことも減り、小麦粉粘土遊びや、段ボール遊び等、興味のある活動では少しの時間、職員から離れることもできるようになってきました。

まふぃんがどのような事をする場所なのかが、なんとなく分かってきて、安心して過ごすことができるようになってきたようです。

新聞紙遊びの時に、「ぐちゃぐちゃ」といいながら新聞紙に触ってみたり、段ボール遊びでは箱の中から顔を出したり隠れたりすることが楽しくて何度も繰り返します。友達がたくさんいる遊び場にはまだ行けませんが、様子をみながら、人が少なくなったのを見計らってこっそりと遊び場に向かうこともあります。

このころのAくんは、友達が遊んでいるものが気になっているものの、沢山の友達の中に入って遊ぶことにはためらいがあるようでした。

少しずつ、友達との距離を近づけていきたいと思い、Aくんの大好きな段ボール遊びの時に、トンネルや箱の数を調整しながら遊んでみました。

 

物の数が少なくなると、壁際に行ってしまうことが多かったのですが、この時は、箱に自ら入り、楽しむことができました。友達がたくさんの密集した場所にも進んで入っていくことができるようになり、グッと友達との距離も近くなりました。

自由遊びのかたずけを始めると、いやだ~!と言うかのように手足を動かして片づけを嫌がったり、友達の『待つ姿勢』をまねて「ピシッ~」と声を出しながらかっこよく座ろうと頑張る姿もでてきました。

段々と表情もお兄さんになってきたみたい。

 

 

自分の感情や気持ちを、豊かな表情や言葉にならない声に出したり、「頑張ってみよー!」とする気持ちが生まれてきたように感じます。

このような気持ちの成長も、小集団の中で、友達を近くに感じながら活動をすることで生まれてきたものだと思います。

最近では、担任の先生から

「遊んでいいおもちゃとそうでないものを区別することができるようになった」

「周りの様子に気付いて行動できるようになった」

という少しずつみられる成長についても聞かせていただき、私たちもとても嬉しい思いです。

まふぃんでも「おはよう」と声を出したり、名前を呼ばれると「はーい」「ぴしーっ」と返事をするなど、できることもたくさん増えました。

来年度、年少さんに向けて、友達との物や場所の共有やその中でのやり取りを通して、さらに社会性を広げ、A君の心の声と「なんでもやってみよー!」の意欲を引き出していけたらいいな、と感じています。

また、まふぃんで楽しく活動しようね!

 

 

まふぃん錦ヶ丘 岡田

ボール寄せゲーム(錦ヶ丘)

先日、放課後等デイサービスの活動でボール寄せゲームを行いました。

自分の持っているボールを転がし、目標となるボールに近づける遊びす。個人戦とチーム戦を行いました。「このくらいだろう?」とやってみるものの、力が入りすぎてはるか遠くに行ってしまう子が続出。「この勝負に勝つために!」と力加減をコントロールしながらボールを転がすのはもちろん大事なのですが、より精度を上げるために他人の行動を観察して真似てみたり、試行錯誤を繰り返しながら慎重に取り組む姿が見られました。活動にも集中し、気持ちや身体、力加減をコントロールして様々なことを学んだ活動となったみたいです。

今回は『力(行動)を上手くコントロールする』ことをねらいにし、‟手持ちのボールを転がし、目標のボールにより近い人が勝ち”というルールのゲームを行いました。

 

『目標のボールに近づけるために必要な力は?』

勢いや力任せではなく、「良い加減」でボールを転がす力が必要になってきます。

 

ボール寄せゲームスタート!

まずは目標となる黄色のボールを部屋の中央に置き、「このボールに一番近づけた人が勝ち」と伝えます。

「ただし、近づけるのが目的であって、当てると記録なしになるから気を付けてね」

と条件を付け加えると、子どもたちからブーイングです(笑)

近づけさえすれば当たってもいいと思っていたようですが、それでは力のコントロールにはなりませんね。

 

実際にやってもらうと…

【手前から転がしていきま】

狙っているはずが、どうしても力が入りすぎて黄色のボールを越して遠くに行ってしまう子がちらほら。

逆に狙いすぎて、ボールに当たってしまう子もいました。

すごい!でも今回は当てないようにギリギリの所で止めてね!

 

今回、とっても良い動きを見せてくれたのが、いつもは控えめな大人しい子達!

力みのない動きで転がし、見事目標物に近づけることができたので1位となり、その様子を見ていた子達も思わず「○○君、すげー!」と自然と声が出ていました。

 

「1位になった子の動きはどうだった?」の問いに

「そんなに力を入れてなかった!」

「そぉーっと投げていた?」

子どもたちからいろいろな意見が次から次に出てきます。

そう、この気付きもとっても大事なんです!

 

大人から教えてもらうだけでなく、他人の行動を客観的に観察し、

「どうすれば上手くできるか」

「どうして上手くいったのか」を考えてやってみる。

上手くいかなかった時はもう一度考えて挑戦してみる。

この経験を積み重ねを繰り返していくことが大事なんですね。

 

 

さあ、次はチーム戦です。

ここからは赤と青の2チームに分かれ、黄色のボールに近い順にから5個選び、より多くのボールを寄せることができたチームの勝ち、というルールで行います。

さっそくやってみると、個人戦の時よりも慎重に、力加減のコントロールをしながら投げる子が増えてきました!

体感して得られた感覚や、客観的に視覚的な情報をもとに体を上手に動かしています。

 

また、チーム内でうまく転がすコツを伝え合い、勝つためにみんなで協力を行っていました。

でも相手チームに聞かれないようにひそひそ。

声の大小もコントロールちゃーんとしていました。

 

さて勝負の行方はどうなったのでしょうか?

 

序盤で何度も黄色のボールを通りこし、悔しがっていた男の子。絶妙な力加減を発揮し転がしたボールが目標の黄色いボールの数センチ前で止まり、それが決め手となり彼のいるチームが勝利しました。

嬉しそうな顔、想像できるでしょ?(笑)

それはもう!いい表情でした。

まふぃんで行う活動の時間。

そんなに長い時間ではありませんが、遊びの中から学ぶことはたくさんです!

 

今後も子どもたちが社会で生きていくうえで必要なスキルを活動(遊び)を通して

身に付けていってほしいなと思います。

 

 

まふぃん錦ヶ丘 今屋

まふぃんで行う性教育(錦ヶ丘)

昨年12月に開催した保護者向けの性教育講演会。

「性教育」についての基本的な捉え方、「性」にまつわる子ども達の行動や質問に対して、どのように伝えていけばいいかなどを知ることができ、職員としても保護者の方と一緒に考える良い機会になりました。

そこで、まふぃんではどのように「性教育」に関して取り組んでいるかを児童発達支援の年少~年長クラスの活動の中から少しご紹介したいと思います。

*性教育講演会については、別なブログで詳しくお伝えしていますので、こちら をご覧ください。

 

【トイレの使い方】

年少児ぐらいになると、トイレで排泄を行う子が多くなり、それに伴い、トイレの使い方も身に付けていってほしい時期に入ります。

ただ、‟やり方がはっきり分からない“”慣れていない“という理由からおしっこを上手に便器の中に飛ばせず、周りを汚してしまうことも少なくありません。

そこで、男の子と女の子のグループに別れ、トイレの使い方をみんなで確認していくことにしました。

(伝える時には、より分かりやすく伝えるため、同性の職員と確認を行いました)

 

まず、トイレを使う時にはどんな風にしているかを聞き、簡単なやり方を聞いていきます。

男の子は排泄の仕方が「おまるや便器に座っておしっこをする」から「小便器の前に立っておしっこをする」に変化していきます。

便座の場合はふたうを上げる必要があるのですが、あげずにおしっこをしてしまうこともありますね。

「ふたをしたままおしっこをしたらどうなるかな?」という職員の問いかけに、「飛び散る」「汚れちゃう」という言葉が聞かれ、実際に「僕はこうやっているよ」と教えてくれる年長児も。年下の子達にとっては、年上の子の話を聞いたり目の前でトイレの仕方を見れたりしたことで、「こうすればいいんだ!」と気が付く機会になったと感じられました。

 

また、女の子のグループでも職員がわざと「周りが汚れちゃってもそのままでいいよね」ととぼけてみると、年長の子が「ダメだよ!」「後の人が困る!」と教えてくれました。

なかには「ペーパーで、自分で拭く」と具体的に対処方法を教えてくれる等、日頃から「汚してしまったらどうしたらいいか」を意識していることに感心させられました✨

 

 

みんなで使う所だからこそ、きちんとしたやり方で使う、次使う人の事を考えて、汚してもきれいにする。

まふぃんや通っている園だけでなく、公共の施設などにも共通するとっても大事なマナーだと思います。性にまつわる教育は、体に直接的な教えだけでなく、このような周囲を意識した『マナー』を身につけることも必要となってきます。

 

【着替え】

小麦粉粘土やお絵描きなどをした時は、活動の後に着替えることが多く、以前は同じ空間で着替えをすることが当たり前でした。

でも、小学校になると着替える場所や身に付けるものなども男女で変わってくることが多いのが現実です。そこで、同じ室内でも仕切りなどで空間を分け、お互いが見えないように着替えをするようにしました。

洋服の置き場所から分けています

初めのうちは、反対側が気になって見に行こうとする子も何人かいました。これ自体は純粋な興味や関心から来る行動でもあるので、決して否定する事ではありません。そして、大人が頭ごなしに「見たらダメでしょ!」と注意したり遠ざけたりする場面でもありません。

 

相手は見られたら恥ずかしいことを伝え、自分が同じように誰かからジロジロ見られたらどう思う?という問いを投げかけることで子ども達も相手の立場に立って考えることができ、徐々に見に行こうとする行為も減っていきました。

『恥ずかしいから否定する、遠ざける』のではなく、適切な環境を準備して正しい知識や行動を伝えてあげ、当たり前のものとして知識を身につけていく事が大事だと思います。

 

他にも絵本を使ったプライベートゾーン(身体の中でとても大事な場所、人に見られたくない場所)の話をすることもありました。

また、小学生以上では防犯教室に絡めた『身を守る方法』の伝達を行ったり、身だしなみカードを使った『身なりの整え方・マナー』の話も近々計画していますので、改めてお伝えしていきたいと思います。

 

まふぃん錦ヶ丘 今屋

そんなこともある、わらべうた(錦ヶ丘)

先日、年少~年長さんのクラスでわらべうた遊びを行いました。

うたと遊びがセットになっているわらべうた。

うたに合わせて自然に遊んでいる中で、子ども達はルールを身に付けていきます。

笑顔で歌ったり、友達と一緒に身体を動かしたり、指遊びを一生懸命真似てみたり…

そんな楽しい活動だからこそ

(やりたいからがまんしようかな)

(次は自分の番かな?)

と、期待を持って参加する姿もたくさん見ることができました。

今回は、そんな子ども達が、頑張ることのできた姿をご紹介します。

 

あぶくたった

あ~ぶくたった、にえたった♪

にえたかどうだか食べてみよ♪

むしゃむしゃむしゃ・・・

 

後半に鬼ごっこの要素を含んでいる「あぶくたった」

逃げる時には、

・ハイハイで逃げる

・静かに逃げる

この2つを約束しました。

 

楽しくなると、室内でも大きな声を出してしまい、注意を受けたり、周りに影響があることもあります。

声の大きさの調節は、まだ難しい部分ではあるのですが、少しずつ

(今、声が大きかったかな?)

(ちょっと小さい声で喋ろうかな?)

と、意識が出来るようになって欲しいと思い、「静かに逃げる」という約束をしました。

ゲームが進み

「なんの音~?」

「おばけの音~!」

鬼の掛け声を聞いて、一斉に子ども達がハイハイで逃げ出します。

それと同時に、大声をあげてしまう子もいました。一旦ゲームを止めると

大声を上げた子も、「はっ!」と気づいたような表情をうかべています。

次の回は休憩して、皆が遊ぶ様子を見ていてもらう事にしました。

その後、

「大丈夫?」

と声を掛けると、

「大丈夫。」

と、返事を返してくれました。

遊びに戻ると、その後は最初の約束を意識して、逃げる時にも大声出さずに遊ぶことができています。

「静かに逃げられたね。」

と声を掛けると

「うん!」

と自信たっぷりで答えてくれました。

自分で、やりたいから【気をつけよう】と思うことができ、実際にルールに気をつけながら遊ぶことができたことが少し自信につながったようです。。

「できた!」という自信をつける経験を積みながら、まずは、大きな声と小さな声の使い分けができるようになるといいですね。

 

かごめかごめ

か~ごめ、かごめ、か~ごのな~かのと~り~は…

後ろの正面だ~あれ♪

 

声だけで、後ろにいるお友達の名前を当てる、ちょっと難しい遊びです。

でも、みんな、「名前を当てて欲しいし、真ん中に行きたい!」

そんな中、なかなか後ろの正面に当たらない子がいました。

活動の参加者は10名、1人ずつ当たっていまでには、少し時間がかかります…

「ぁああ!もう!なんであたらないのぉお!」

と、途中で倒れこんでしまいました。

すると、近くにいた子が…

「そんなこともあるんだよ、僕もまだ当たってないんだよ」

と、声を掛けてくれたのです。

すると、当てられていないのが自分だけでない、ということに気付いたのか、起き上がって遊びに復活することができました。

その後、その子は自分が当たるまで我慢して遊ぶことができたのです。

4歳~5歳の発達の特徴として、今回の「自分が呼ばれたいけど、がまんする」のように、

“嫌な事、苦手なことに対しても、それを前向きに捉えて、頑張ろうとする気持ちが生まれてきます。(○○だけれども□□する。というような考え)”

出典:田中真介『発達が分かれば子どもが見える』

 

時には、我慢しきれないこともあるけれど、そんな時は友達の励ましの言葉や、職員に気持ちを受け止めてもらいながら、意欲も、自制心も両方育んでいければいいな。と感じる出来事でした。

「そんなこともあるんだよ~」

まふぃんでは、いろんなことがあるもんね♪

今回は、こんな言葉が聞けてとても嬉しかったです。

また、子ども達の素敵なエピソードをお伝えしていきますね。

 

まふぃん錦ヶ丘 岡田

文字探し(錦ヶ丘)

放デイの自由時、下校時刻がいつもより早かった4人の小学生と一緒に、新聞を使って文字探しゲームを行いました。

日頃、子ども達の宿題を見ていると、「ひらがな」や「小さい文字の入った言葉」の書き間違いがあることが多く、音読や文章を書くことに苦手意識を持っている子もいます。普段の活動では、破いたり、丸めたり、折ったりして遊んでいる新聞紙。今回は紙面に注目して遊ぶことで、新聞に目を向ける機会をつくり、書くことへのハードルも低くしていけたらいいなぁ…と思い取り組みました。

 

 

切り抜いた記事を手に取って見てみると、写真や文に対しての疑問や興味が出てきたようです。ゲーム以外でもたくさんの発見があり、今後さらに発展させていきたいものとなりました。

今回使用したのは南日本新聞の『オセモコ』の記事です。

オセモコとは … 鹿児島弁の「長才(おせ=大人)も子も」を短くした造語だそうで、朝刊に毎日掲載されています。子ども達にも読めるようにふりがなもふられており、分かりやすく書かれています。子ども達も、新聞に載っている『ミナミさんのクイズ』は知っている子もいましたが、オセモコのことは知らない様子です。

オセモコの切り抜きを見せると…

「おじさんが載ってる。何した人かな?」

「雪が降ってる…ここどこだろう?」

「自転車いっぱい並んで走ってる、この自転車速そう」

と、写真を見ただけで沢山疑問や感想が出てきます。

しばらく読んでもらって、なんとなく内容が分かったようでした。

「ここ南極だ・・・寒そう!」

「コロナのことも書いてるみたい」

「サイクリングってなんだっけ?」

まだゲームは始まっていないのですが、どんどん疑問が出てきました。新聞ってすごい。

 

だいたい目を通してもらったところで『文字探しゲーム』のスタートです。

最初は・・・「お」

オセモコの記事の中から「お」が何個あるのかを探してもらいます。

時間は1分!

皆で赤鉛筆を持って〇をつけていきます。

みんな、一文字一文字に集中して、多い子は23個見つけることができました!すごい!

その後、「小さい文字の入った言葉」「乗り物の名前」を見つけて遊びました。

自由時間の短い時間ではありましたが、集中して楽しく取り組めたようです。

今回の子ども達の様子を見て、今後さらに工夫して文字探しを活動として取り入れていきたいと思いました。また、学習時間などで新聞紙を活用し、興味のある記事に対して、疑問に感じた部分を調べたり、まとめたりして理解を深めていけたらいいなと感じています。

 

小学校でも、学習指導要領の改訂で、知識や技能を習得するだけではなく、それをもとに考えたり、表現したり、判断する力をつけていく事が求められています。

様々な事を表現する時にも、どうしたら相手に伝わるかな?どうしたら分かりやすいかな?という部分も考えながら、楽しく国語力を伸ばしていけたらいいですね。

 

 

まふぃん錦ヶ丘 岡田

乗り越える力(錦ヶ丘)

まふぃんに来ている放課後等デイサービスの子ども達は、日々運動遊びや感覚遊び、話し合い活動や園外活動など、様々なことに取り組んでいます。一つひとつの活動を楽しんで取り組んでくれる姿はもちろんですが、時には苦手なことにも挑戦し、一つずつ課題をクリアしながら、自分の力で乗り越えていく姿もたくさん見てきました。

今回は、その乗り越えていく力をどのようにして身に付けていったのか二人のお子様の事例をご紹介していきます。

 

 

小学校2年生のA君は、普段は元気で溌溂としている子で、楽しそうなことがあると「何それ!?」と目をキラキラさせてやりたがるタイプの子。しかし、身体を動かす活動の中で、「初めてのこと」や「見たことのない活動」を目の当たりにすると、途端に不安げな表情になり、緊張してしまいます。

時折出る「どうせ自分は上手くできない」という発言から、自信のなさを感じ、一番初めに皆の前で見本をしてもらうことなど、絶対にしたくない様子でした。

 

そんなA君には、運動遊びや段ボール運びなどの順番で取り組む活動の時に、一番プレッシャーのかかる最初と最後ではなく、真ん中くらいで参加してもらうように配慮しました。自分の順番の前に友だちの動きを見ることで「あ、こうすればいいんだ」と状況や動きを客観的に捉えることができるようしました。また、実際に取り組んだ時には、目で見た経験を基に試行錯誤しながら身体を動かして達成していく経験を重ね、徐々に自信を持って参加できるようにしていきました。

様々な経験を経て、自信もついてきたのでしょうね。

今では、誰に見本を見せてもらおうか職員が悩んでいると、

『僕を呼んでいいよ!』

と言わんばかりに視線を送ってくるほどになりました。

 

 

 

3年生のBさんは、製作や料理が得意なしっかり者で、自分のアイディアを次々に考えることができるタイプのお子様でした。

しかし、『発表』という場面になると途端に話せなくなり、他の子がどんどん発表する中、下をうつむいてもどかしそうな表情を浮かべる様子がありました。

職員が「Bさん、良いアイディアあったよね?発表してみない?」と促しても首を横に振り、『できればしたくない』といった様子でした。

 

そんなBさんには、話し合い活動を通して自分の思いを発信してもらう事から始めました。ただ発表する時間を設けるだけでなく、付箋紙を使って自分の思いや考えを伝えてもらう方法も行いました。元々、物語や絵を描くのが得意なBさんは、付箋紙に絵を描き、それを元にして簡単で短い言葉から伝えていくことを意識して取り組んでいきました。

徐々に回数を重ねる中で、発表する事へのハードルも下がったBさんは、まふぃんだけでなく学校でも発表することができ、小集団の経験をより大きな集団の中で活かす方法を身に付けていきました。

今では、全体のまとめ役や話し合いでリーダー的役割をこなすほどになり、以前の面影を感じることはありません。

 

 

 

それぞれの運動能力や性格などは違いますが、二人のお子様に共通していたことは、

『苦手なものに対しての対処法が分からない』

『失敗するのは嫌だからしたくない』

ということでした。

 

苦手なもの、失敗しそうなことに取り組むのは大人だって怖いですよね。

そこで、まふぃんでは『安心して失敗できる環境を準備すること』を大切にしています。

本当は不安だけど、周囲に支えてくれる人の存在を感じながら挑戦する。

上手くいかなかった時に悔しいときには受け止めてもらう環境を整え、

次にどうすればいいのかを考え、その方法を実践していく。

そして、本気で取り組んで上手くできた時には、周囲の人と喜びを共有し、自分自身を認めて次に繋げていく。

 

まふぃんでは小集団での活動を通して、これらのことに日々取り組んでいます。

子どもの本来持っている力や気持ちを引き出してあげること、高めていくことができるように職員も常に挑戦する気持ちを持っていきたいと思います。

 

まふぃん錦ヶ丘 今屋

まるまる雪だるま⛄(錦ヶ丘)

先日行った、児発でのお絵描きあそびでの様子です。

「鹿児島にも明日は雪が積もるかも?」と、子ども達がワクワクしていたこの日は、絵の具を使ってかわいい雪だるまの絵が完成しました。

これまでも、お絵描き遊びを通して、お友達と接近して描くこと、物や場所を共有しながら描くことをたくさん経験してきました。

過去のブログもご覧下さいね♪

 

今回は

①友達の様子を見ながら、「こうやってみよう」と真似ることができる

②思い通りにいかない場面でも、我慢ができる

 

この2つをねらいにして、お絵描き遊びのスタートです!

 

①友達の様子を見ながら「こうやってみよう」と真似ることができる 

2つの大きな丸が描かれた段ボール。この大きな丸をペアになった子ども達で塗っていきます。

この時に子ども達に伝えたことは、

「線からはみ出さないでね。」の1つだけ。ちなみにこの時点では、まだ子ども達には何の絵を描くかは伝えてはいません。

 

さあ、頑張って塗っていきましょう~

 

途中、楽しくなりすぎてついつい線からはみ出して色を塗ってしまう子。

どうやったら線からはみ出さずに塗れるかを、一生懸命考えている子。

テンションが上がってしまった子には、そっと手を止めて「どうやって塗るんだった?」と声をかけます。

そんな時、ペアになった子が上手に塗る様子を見て自分で「あ!!」と気付き「こうすればいいんだ」と真似て塗り出す姿がちらほら・・・

これです。これこれ!この姿を引き出したかったんです。

 

自分ではどうしたらいいのか分からない場面でも、お友達の様子を見て真似をしてみる。

周りの状況を見て行動できるようになり、周りに合わせて行動できる力となっていきます。

 

 

②思い通りにならない場面でも我慢ができる

大きな丸もきれいに塗って、周りもはみ出さないように気をつけながら塗ったら次の工程へ。

雪だるまのパーツを貼っていきます。眉毛、目、ボタン、帽子。

それぞれのペアでパーツを選んで貼ってもらいました。

 

あるペアは目が4つになってみたり、ボタンだらけの雪だるまになってみたり・・・

帽子の色を紫とピンクでお互いが譲れなかったり・・・

さあ、どうしようか?

 

ついつい大人が「こうしたら?」と声をかけてしまいたくなる場面もガマンガマン。

しばらく様子を見ていると

「じゃあ、僕が眉毛を貼るから、○○くんは目を貼っていいよ」

「交代で貼っていこう」

と、友達に声をかける姿が。

ちょっとプンプンしながらも「じゃあ、ピンクの帽子でいいよ!」

としぶしぶ譲ってあげる姿も!

素晴らしい!立派です!

 

本当は自分が目を貼りたかったのかもしれません。自分だけで全部仕上げたかったのかもしれません。ピンクよりも紫の帽子がかっこいいと思ったのかもしれません。

けれども、ちょっとだけ我慢して「じゃあいいよ・・」と言えたこと。

 

これから先もこんな場面、たくさん出てきますよね。自分の意見や意志をしっかりと持つことは大事なことです。でもそんな中にもちょっとだけ「じゃあいいよ」の気持ちが持てたなら、他人に対する思いやりや配慮してあげる気持ちへと繋がっていきます。

 

「あ!雪だるまだ~」

 

お友達みたいにかっこよく塗れるようになりたいな。

今日は僕が譲ってあげたんだから、今度は○○くんが譲ってよね。

いろんな気持ちでまるまる仕上がった雪だるま達。

 

明日は雪が積もったらいいね。お外でもまるまる雪だるま作れるかな?

 

まふぃん錦ヶ丘 児童発達支援管理責任者 吉村

こま作り

年が明けて1月も3分の1程終わりました。

先日は鹿児島でも雪が降りましたね。小学生の子ども達はちょうど始業式の日でした。校庭の雪で小さな雪だるまを作ったり、クラスのみんなと雪合戦をしたりと、いつもとは違う、楽しい始業式を過ごせたようです。


そんな雪の日、まふぃんの放課後等デイサービスの活動の中で「コマ作り」の製作を行いました。

前計画では、毎年恒例の凧作り&凧揚げを行う予定だったのですが、この雪の為、急遽室内で遊ぶことのできるお正月遊びの製作となりました。

凧揚で準備していたもの、まふぃんにある材料でコマ作りです。どんなコマができるのかは楽しみです。

今回は、指示を聞くこと、作業のペースを周りと合わせて進めることがねらいです。
ホワイトボードに作業工程は全て書かれていますが、どんな活動になっていくでしょうか?

 

今回作るコマはこちら。
・ストロー

・紙コップ

・ペットボトルのキャップで作ります。

簡単かな?と思って試作品を作ってみると

紙コップの折り曲げ方が浅すぎると回らなかったり

部品を張るテープの長さに注意しないとうまくくっつかなかったり

と、細かく気を使う部分がありました。

作り方を伝える時には基本的な作り方のみ伝え、この細かい部分は伝えません。
できあがって、実際に回した時に、なんで回らないのかな?どうしたら回るかな?

と試行錯誤してもらいたいと思います。

早速製作スタート。
久しぶりの製作、ウキウキしている子が多い様子です。
どんなコマができあがるかな~?

まずははさみで紙コップに切れ目を入れて、8等分にしていきます。昨年の活動で、ケーキを5等分にするには・・・という事も経験していますが、やっぱり難しい!
なぜか9等分になっちゃった~という子も。
分ける数が多くなると難しいよね。まぁ、これも経験です。多分回るでしょう!

はさみはそれぞれの机に2つずつです。交代で使うので友達が切るのを待つ時間、待たせる時間も少しあります。
ホワイトボードには先の行程まで書いてありますが・・・勝手に進めてしまう子はいませんでした。

「おわらないよ~」と焦った表情を見せる子もいましたが、職員の声かけで落ち着いて進めることが出来ていました。

学校の一斉指導の場でも、

話をよく聞く先に終わっても静かに待つ分からない時には質問をするなど、

大切な事はたくさんあります。少しずつ、そのスキルを身に付けていってほしいと思います。

 

さて、コマの形は最後まで作ることができました。

「出来上がったコマに名前を書いておきましょう!!」

この後はそれぞれで自分のコマを回して、修正を加えたり、色を塗っていく作業になります。

回してみると・・・

あれ?回らない・・・

という子もちらほら。

お手本のコマと、自分のコマ、どこが違うのか見比べています。

悔しくて涙目になる子もいましたが、諦めることなく、何度も何度も修正を加えていきます。(がんばれ!)

製作の時間内(ギリギリ💦)で、回るコマが出来上がりました!

それでは、お楽しみのコマ回し大会です。

みんなで円になり、一斉に回していきます。一番長く回るのコマはどれかな?

一緒に回し、1位、2位と決まっていきます。

3位のコマは・・・あれ?名前が書いていないので残念!

しっかく~!!残念!(笑)

色塗りに夢中になっていたのか、無記名のコマが…。

なんと!先ほど悔し涙をこらえながら修正を加えていた子が3位になりました。

きちんと話を聞いて、諦めずに最後まで頑張ってよかったね。

おうちの人に見せる♪と元気そうに帰ってきました。

 

 

 

まだまだ寒い日も続きそうです。

健康に気をつけて、外で遊べない時にはコマなど作って遊んでみましょうね

 

まふぃん錦ヶ丘 岡田

1 / 1212345...10...最後 »