新聞紙遊び(錦ヶ丘)

2学期が始まりました。

学校からまふぃんに帰ってくる放課後デイサービスの子どもたちの「ただいま」の声もどこか弾んでいるように聞こえます。

2学期のいいスタートがきれたようでホッとしています。

また、今年はいつもとは違う形で行われる運動会。

練習で疲れている様子の子もいますので、体調管理にも気をつけていきたいと思います。

 

 

今日の活動は、新聞紙遊びです。

まふぃんでは、感触遊びとして、主に小麦粉粘土や新聞紙遊びを取り入れています。

 

新聞紙の感触体験は、手指の巧緻性につながります。

『巧緻性』とは手先や指先を上手に使う力のことです。

児童発達のクラスでは、手指の巧緻性を高める活動を放課後デイサービスより多く取り入れています。

 

幼児は巧緻性が最も発達する時期だといわれています。この時期にはさみを使ったり、シールをはったりなど、手を使ったさまざまな活動をすることで、巧緻性はトレーニングすることができます。

この能力を鍛えることが幼児脳の発達に大きく影響し、子どもの知能は高められるといわれています。

 

手の機能を充分に使い成長した子どもは、様々な事柄に意欲的に挑戦しようとし、根気強さも身についてきます。

 

さらに社会性でのコミュニケーション能力も高い傾向にあるので、まふぃんが大切にしている活動のひとつでもあります。

 

宿題をすませて、おやつを食べたら…。

さぁ活動開始です。

 

子ども達の前に置かれた一枚の新聞紙。

「きれいに半分にしてね。どうぞ。」

の指示を聞いて半分に破いていきます。

勢いよく破いてしまう子もいますが、「きれいに」を意識している子は慎重にゆっくり丁寧に切っていく姿が見られました。

 

あれあれ…

「ちょっと! どけてよ。」

「じゃまなんだけど!」

 

と子ども達の声。

 

そうなんです!

子ども達が作業をしているのは、狭い机の上。

 

三人がそれぞれに自分の新聞紙を全部広げることはできないスペース。

 

最初はブツブツ言っていたグループの子どもたちも

 

「あぁこっちのグループは、みんな終わったみたい。」

 

の言葉を聞くと、ハッと状況に気付き、譲り合って机の上で破くことができました。

それぞれ妥協点を見つけてすり合わせることが出来たのですね!

 

半分に破った新聞紙一枚は、後ろに置いて、もう一枚を机の上に広げます。

「この新聞紙を半分に折りましょう。端も綺麗にそろえて折ってね。」

 

「また、半分に折りましょう」

半分に折ることを繰り返します。

5回目くらいから、

小さく折るために、折ったところをたたいたり、全身の体重を乗せたり…。

 

7回折ったらこの小ささ!

 

もうひとつおまけにもう一回折れるかなぁ?

(大人でも手指の力を使います。チャレンジしてみてくださいね!)

 

せっかく小さく折った新聞紙ですが…

今度は広げて元の大きさに戻していきます。

 

「できるだけしわがないように元の大きさにしてね。」

「破かないようにね!」

 

職員の声に、

破かないように・・・

慎重に慎重に広げていきます。

 

元どおりに広げた新聞紙をさらに…

「今度は丸めます。一番小さく丸められるのは誰かな?」

 

最後に、小さく丸めた新聞紙をもう一回広げます。

折ったり、広げたり、丸めたりした新聞紙は、もうくたくた。

だからこそ破かないようにと、もっと慎重に、もっと集中するのです。

きれいに広げられたくたくたの新聞紙。

「さっき後ろに置いたもう一枚の半分と比べてみましょう。」

 

「こっちは、硬くて、こっちは柔らかい。」

「ふわふわしている。」

「こっちは、古い新聞紙みた~い。」

 

新聞紙は折ったり、くしゃくしゃに丸めることで質感が変化していきます。

その質感が変化していく感触を味わって感じてほしいという意味でも、新しい新聞紙を用いて活動を展開しています。

中には柔らかくなったり、カサカサする音の違いに気付く子ども達もいて

自分の感じたことを、自分の言葉で表現できていました。

これも大切な感覚遊びの一つですね。

 

その後は、この新聞紙をねじって、引っ張り競争をしたり

もう半分の新聞紙をちぎって、長さ競争をしたりと

手指の力をコントロールしながら新聞遊びを楽しみました。

たった一枚の新聞紙でも、感触の変化や工夫や気付きが学びへと発展していきます。

 

シンプルな物でも、集中して楽しめる!!

そんな子どもの姿をみるときに、子どもは遊びの天才だなぁと思います。

そして、『遊びの中で子どもは育つ』を実感するのです。

 

だからこそ…

私たち大人も、子ども心や遊び心は、いつまでも大切にしていきたいものですね!

 

まふぃん錦ヶ丘 田尻

自ら関わる力~リトミック~(錦ヶ丘)

9月も半分が過ぎ、今年度もちょうど折り返し地点に差し掛かろうとしています。

 

まふぃんで行うリトミックは、

①椅子に座って行う“静”の動作

②身体を動かす“動”の動作

 

の大きく分けて二種類の活動を展開しています。

その中で『音やリズムを聴く』『聴いた音や相手の動きに合わせて動く』『期待をしながら順番を待つ』など、自分以外の相手や環境を意識した社会性の広がりをねらいにして行っています。

年少児までのクラスの子達も、この半年間で周囲の環境に合わせて自分から関わろうとする自発的な姿が多く見られるようになってきました。

今回は、『リトミック』の中で見えた2人の子の成長を中心にしてお伝えしていきます。

 

 

“静” の活動の一つにあるのが、一人ひとりの名前呼び。

ただ名前を呼んで返事をしてもらうのではなく

「♪おーなまえ きーかせてねっ」と言って、職員の持っているタンバリンをその子の名前の音数に合わせて叩いてもらいます。

(たろう君だったら「たっ・ろっ・うーーー」と一音ずつリズムよく叩きます)

4月はというと…

 

・活動の流れが分からなくて固まる

・タンバリンを触りたくてウズウズする

・そもそも座って待てない

 

といった子達も多かったこの年初クラス。

 

しかし、どうでしょう!

半年前に比べ

 

・今から何が起こるか考えられる

・順番を待つ

・職員の動きを観察する

 

など、経験を繰り返すことで

期待・我慢・見通しを持ちながら自分の番になった時に息を合わせてタンバリンを叩く(音を鳴らす)ということができるようになってきました。

みんなリズムを刻んだり音に合わせて表現したりするのが好きで、毎回楽しそうに参加してくれています。

そんな中、Bちゃんも軽く『タン、タン』と叩くことができました。

これには職員も思わず「おーーー!」の声。

なぜならBちゃん、受け身なことが多く、職員がそばについて一緒にその動きを行うことが多い子だったからです。

 

でも最近のBちゃんは、周囲の子達が部屋を移動するのを見て動いたり自分より先に遊び始めた子達がいる場所に来て一緒に座って関わろうとしたりするなど、目覚ましい変化が見られます!

 

いつもだったら一緒にタンバリンを叩くか「私の好きなように使わせて~!」という感じで離したがらないBちゃんが、周囲の雰囲気や流れ、音のリズムを感じ、目の前の職員と一緒になって小さくリズムを刻めたことにBちゃんの世界の広がりを感じました。

 

 

また、“動”の活動では、いろいろな音や曲に合わせて動くことで、まだ未発達な四肢の動きや体幹を鍛えるといったことをねらいにして子ども達の動きを誘い出していきます。

「♪ぞうさん」「♪おうまのおやこ」「♪かえるのうた」でいろいろな生き物になりきる他、早いテンポの音楽に合わせて仰向けになって足を動かす『自転車こぎ』の動きなども行いますよ。

十分身体を動かした後は、子ども達も若干興奮して気分も高まりやすくなるので、そんな時は「♪ゆりかごのうた」という子守唄のメロディを弾き、クールダウンの時間。

 

そこで見られたのは、周囲の動きに合わせて寝ころぼうとするC君の姿でした。

今までのC君は、音楽によって場面や雰囲気が切り替わっても、まだ状況を上手く把握することが難しいので職員が横になる動きを促していました。

 

でも、この時のC君は次々に寝ころぶ職員や友達の姿を観察し、

『あれ?みんな寝ころんでる。ぼくもそうしようかな』

というように自分から寝ころぶことができました。第三者の人からすると何でもない動きに思えるかもしれませんが、誰に言われるでも促されるわけでもなく、自分から周囲の様子を観察し、そこに合わせようとする姿を見て「周囲の人や環境に自発的に合わせる力」が育ってきているな、と思いました。

 

 

まふぃんでは、冒頭にお伝えした社会性の広がり以外にも、自分で状況を察知し、物事を判断しながら行動していく主体的な行動も大きなねらいにしています。

ただ、これらのねらいを達成するには、乳幼児期に身近な環境に自分から関わっていく経験が大切になります。

「面白そうだな」「ちょっとやってみようかな」という興味・関心から、そこに置いてある玩具や物を操作し、遊んで楽しんだり別な子と取り合いになって泣いたり怒ったりする。徐々に相手を意識して遊べるようになったら、取り合いやちょっとした喧嘩も経験しながら交代して使おうとするなど、子どもの成長には段階があり、社会性や主体性もその経験を基にして徐々に伸びていくものです。

 

できる限り大人は見守りに徹し、子ども達の純粋な興味・関心を引き出した上で、いかにこちらが意図しているねらいに繋げていけるかを常に考えながら、これからも子ども自身が自発的に遊べる環境設定や活動を展開していきたいと思います。

 

まふぃん錦ヶ丘 今屋

まふぃんマーケット(錦ヶ丘)

夏休み最後の週の放課後等デイサービス。

 

製作大好きな小学生達の

「自分たちで作った物で保育園・こども園のみんなに遊んでもらいたいな・・」

そんなつぶやきをきっかけに、まふぃんマーケットをオープンすることになりました。

 

どんな物を作ったら保育園・こども園のみんなは喜んでくれるかな?

 

子ども達を招待するにあたり、何度も話し合いをしました。

・何を作る?

「迷路!」「お化け屋敷!」・・・「お店屋さんに決定!!」

・何のお店を作るの?

「アイス屋さん」「魚屋さん」「ペットショップ」いいねいいね~

・どうやって保育園・こども園の子ども達に知らせる?

「看板?」「招待状がいいよ!」

・招待状にはどんなことを書く?

「いつ、どこで、何をします。遊びに来てね(^^)」

などなど・・・

付箋を用いた話し合い、グループを作っての話し合い、それぞれの考えの発表。

経験の浅い1年生のお手本になるべく、2年生3年生が頑張って話し合いを進めます。

 

4月から「発表すること」を意識しての活動を多く取り入れ、発表することにはだいぶ慣れ相手の意見をきちんと聞くことも身につけてきた1年生達。しかし、「話し合うこと」はまだちょっぴり難しい様子でした。どんなことをするか、どうしたらいいのか、それぞれが立派な考えを持っていることは子ども達の様子を見ていると分かります。それを発信することが少し苦手なようでした。今回のまふぃんマーケットに向けての話し合いをきっかけに、これからたくさんの話し合う経験を積んでいこうと思います。

 

さあ、やることも決まったし招待状も届けました。じゃんじゃん品物を作っていくよ-。

製作に関しては得意不得意があるものの、皆が同じ目標に向かって取り組むことが大事。

子ども達も自然と教えあったり、お互いの作品を褒め合ったりと友達同士の関わりを多く持つように、なるべく職員は手を出さず・・・。

みんなの力でこんな立派なマーケットが出来上がりました。

いよいよオープン当日。2日間に分けてかわいいお客さんがやってきます。

オープン前のシミュレーションでは職員がお客さんになりやりとりの練習です。

 

職員が珍客になりきって子ども達の対応力を磨きます。

 

おっと、魚を素手でつかみ取りするお客さん。

「釣り竿を使ってください」

 

「一つは嫌だ!三つちょうだい!!」とわがままなお客さん。

「一つずつにしてください」

 

練習もバッチリ!

いよいよまふぃんマーケットのオープンです。

 

いらっしゃい、いらっしゃーい!!

初めこそ緊張していたものの、嬉しそうな保育園・こども園の子ども達の姿を見て、呼び込みの声も大きくなり、おすすめの品物をしっかりと紹介する様子が見られるようになりました。

まふぃんマーケットは大盛況。完売御礼で閉店とないました!

 

さて、計画から製作、接客も経験した子ども達と振り返りをします。

「おすすめの物を買ってもらえて嬉しかったです」

「ふざけてしまったことが反省です」

とそれぞれが感想と反省を発表した後に、次にまた遊びに来てもらった時にもっと楽しんでもらえるにはどうしたらいいんだろう・・・と考えてみました。

いろいろな意見が出る中、「お金を作って買い物をしてもらいたい」という意見が出てきました。

そう、今回は「しなものひきかえけん」を作ってのやりとりでした。そうではなく、お金でやりとりをしたいとの意見です。

 

実は今回は、職員が提示した敢えての「しなものひきかえけん」だったのです。ここから子ども達が気付き「お金」「おつり」「計算」と繋がってくれればという考えがありました。

計算が苦手な子も、楽しい体験を通し計算に興味を持ち苦手なことにもチャレンジしてくれればと思います。

 

第二回のまふぃんマーケットにもやる気満々の子ども達。

次は何のお店にしようかなと、今からワクワクしているようです。

 

話し合い活動も充実し、自分より小さい子が喜ぶにはどうしたらいいのかな?と相手を思って行動し、もっとこうしたらよかった、次はこうしたいと自分たちの行動を振り返り次の活動へと意欲を持つ。小学生ならではのお店屋さんごっことなったのではないでしょうか。

 

 

たくさんの品物を抱えた保育園の女の子が帰り際に

「めっちゃ楽しかった-!次はカレー屋さんにしてね!」

と言いながら帰って行きました。

はいはーい。まふぃんのお兄さんお姉さん達に伝えておきますね。

これにて第一回まふぃんマーケットは閉店!ガラガラ~!!

 

まふぃん錦ヶ丘  吉村

 

 

買物体験(錦ヶ丘)

短い夏休みが終わり、二学期が始まりました。

夏休みの宿題は計画的に・・・できましたか?

まふぃんでは宿題を無理なく進められるように、夏休み中も普段通りに学習時間を30分ほど設けて、夏休みの宿題に取り組んでいました。
途中、何日分かワークを溜めてしまい終わるのか・・・?と心配していた子もいましたが、後半で巻き返してがんばっていました。

夏休みが終わる前になると、まふぃんに着くなり、
「昨日の分の宿題は、家で済ましてきてるよ。」
と、キメ顔で報告してくれるようになりました(笑)

新学期も明るい気持ちで登校できているようです!

 

夏休み中の活動を振り返ってみると、コロナ感染症の影響でおでかけや、まふぃん上ノ園との交流会など、夏休みならではの活動を行うことができませんでした。
そんな中でも、地域と交流する機会を持ちたいと考え、感染症対策を行った上で、錦ヶ丘保育園・子ども園で先生方のお手伝い、近くのお店でのお買い物体験を行いました。

このような交流活動を通して、地域の方々にまふぃん錦ヶ丘の事を理解していただき、子ども達のことを温かく見守っていただければと思います。

 

今回は、お買い物体験の様子についてのブログです。
錦ヶ丘保育園の道路を挟んだ向かい側にある、コスモスでお買い物体験をさせていただきました。

(※ご協力をいただきありがとうございました。)

 

100円で、自分の食べるおやつを買いに行きます。

これまでは駄菓子屋さんで、いくつかの小さなお菓子を買っていましたが、今回はドラックストアです。100円以上のお菓子や75円、65円など、二つは買えないお菓子もあります。しっかりと値段を見て、買うことができるでしょうか。上手に計算をして100円を越えてしまう場合は、お菓子をあきらめなくてはいけません。

店に行く前に、まふぃんで予行練習です。


職 員 : 115円は・・・

子ども : 「買えない!」

職 員 : なんで買えないって分かるの?

子ども : 「115は100より大きいから。」

職 員 : そうだね、じゃあどうして大きいって分かるの?

子ども : 「えーっと・・・。」

 

それぞれが考えます。

さて、
1年生も分かりやすく伝えることができるでしょうか。

子ども① : 「数字が三つの時は、いち、ぜろ、ぜろだったら買えるけど、それ以外の数字だったら買えない。」

 

なるほど、1年生も分かってくれたみたいです。

 

職 員  : 他に買えるのは?

 

子ども② : 「数字が2つのもの。」

 

買えるのは、数字2つのもの、数字3つの時は100のもの、ということは分かりましたが、物によっては2つ買える場合もあります。

 

買えるかどうか分からなくなったときには、職員の計算機で確認して買うこととしました。

まふぃん号に乗って出発です。
車内で、A君が、あることに気がつきました。

「あっ、あの、税込み?税抜き?だっけ、どっちかあるよね。お金が変わるやつ。それだったらどうしよう。」

 

大丈夫、コスモスは税込みだから、書かれている金額通りだよ。と伝えると

 

「え?!税、僕たちのために入れたの?」
「お店の人大変だったかもね!」

 

という会話もでてきました(笑)お買い物がマスターできたら、税についても考えていきたいですね。

 

実際にお店について、子ども達は買い物を始めました。

「うーん、、、どれにしようかな。」

それぞれが悩みながらおやつを選んでいきます。すると、

「あっ!」

B君が声をあげました。ウキウキしすぎてまふぃん号に財布を忘れてしまったようです。

「どうしよう、買い物できない・・。」

しばらくどうしようかとうろうろしていましたが、

「まふぃん号におさいふを忘れてしまったので、一緒に取りにいってください。」

と職員に伝えることができました。

自分の失敗を認めて、その後にどうしたらいいか、どうしてほしいかを相手に伝えることも大切な事です。

 

「どれにしようかな…」

悩みすぎてなかなか決めきれない子もいました。

やっとの事で決めたおやつも、レジに行く直前に

「やっぱり、もう一回見に行く!」

と行きかけましたが、もう時間切れです。

「もう、みんなお金を払うよ。」

と職員に声をかけられると、レジに並ぶことができました。

他の子ども達も、周りのお客さんの事も考えながら無事に買い物を終えることができました。

 

まふぃんに戻っておやつタイムです。

お金の計算以外にも、自分の持ち物に注意を払うこと、周りに合わせて動くこと。

お買い物体験で、大切なことが沢山あることに気づくことができたようです♪

 

まふぃんに着いて、みんなでおまちかねのおやつタイムです。

今回は、いつもと違ってお菓子は多くは買えなかったけど…

みんなでシェアしながら楽しく食べられました。

 

次は、どこにお買い物に行こうかな?

次回のお買い物を楽しみにしていてね!

 

まふぃん錦ヶ丘 岡田

避難訓練(錦ヶ丘)

夏休みの放課後等デイサービス。

小学生を対象に、不審者避難訓練と火災を想定した避難訓練を行いました。

 

①不審者避難訓練

子ども達には事前に避難訓練を行う事を伝え、みんなで「こんなときどうする?」と話し合いを行いました。みんな学校でも防犯訓練を経験しているため、「いかのおすし」もすらすらと答えることが出来ていました。

事前の話しも終わり、子ども達は学習時間に入ります。

ドンドンドン

玄関を強くたたく音が聞こえて

「ここにかわいい子どもが入っていくのが見えたんだけど・・」と不審者がやってきました。

初期対応に当たる職員が不審者と距離を保ちながら話しを引き延ばしている間に、応援の職員が園長に報告、他の職員に事前に打ち合わせしていた合い言葉を伝えます。

職員2人、園長がほうきを手に持ち不審者に応対している間に残った職員が子ども達を速やかに外に避難させます。

子ども達は、訓練とはいえ姿こそ見えないものの玄関から聞こえてくる不審者と職員とののやりとりに緊張感が走り、職員の誘導に従って速やかに避難することが出来ました。

不審者が玄関から出て行ったことを確認し、子ども達を部屋に戻し玄関の施錠。

訓練とは思えないほどの緊迫した空気で避難訓練を終えました。

 

いつになくシーンと静まりかえった子ども達との振り返りで、園長先生が

「君のお父さんの所に連れて行ってあげるよ・・。と優しく声をかけてくる人もいるかもしれない。そんな時どうしたらいい?」

と、本当にありそうなリアルな質問を子ども達にしました。

「走って逃げる。」

「いいです。と断る。」

子ども達はしっかりと答えていました。そうだね、自分の身は自分で守らないと!

 

実際におこっては欲しくはないけれど、もしもに備えて自分で自分の身を守る術を身につ

けていかなくてはいけないと思うことでした。

 

職員間の振り返りでは

・警察に通報するタイミング。

・今回職員間だけで周知していた合い言葉を子どもにも日頃から伝えていく。

・男性職員がいた場合は不審者の対応に回って欲しい。

などの意見が出ました。次回の避難訓練へと生かしていきたいと思います。

 

 

②火災を想定した避難訓練(自主訓練)

今回の避難訓練は、消防の立会ではなく自主訓練でしたが実際に119番通報を行う通報

訓練のみは実施しました。

 

子ども達に事前に知らせ、どういう行動をとるべきなのかを発表してもらいました。

走らない・喋らない・戻らない・・・よく分かっていますね。

 

夏休みも半ばの子ども達。少しふわふわと浮かれている様子もうかがえます。

今日は避難訓練をすることは決まっているものの、実際にどの時間で行うかは分からない

ことを子ども達に伝えました。

 

まふぃんの子ども達の中には、急な予定変更が苦手な子、不測の事態にパニックになってし

まう子もいます。そんな子ども達に職員がどう対応するかということも、今回の避難訓練

目的です。

 

学習時間が終わり、避難訓練のことなどすっかり忘れ、おやつ準備のために子ども達が手

洗いやトイレとそれぞれに動き出したところで訓練開始。

 

「火事だーーーー!!」

大きな声で職員が叫びます。その声に気づいた子ども達は、すぐに避難のため玄関に向か

います。しかし、手洗い場で水を流していた子達にはその声は聞こえていません。急いで

職員が避難することを伝えます。

 

パニックが想定されていた子も、職員の誘導で急いで避難します。

靴をきちんと履かないと気が済まない子にも「かかとを踏んで!」と急かします。

また、不安そうにしている子は職員が手を引いて一緒に避難場所へ向かいました。

避難場所で人数確認をして、119番の通報訓練を行った職員が通報が終了したことを園

長に報告。

 

部屋に戻ってからの振り返りで子ども達からは

「避難訓練があることをすっかり忘れてた。」

「手を洗ってたら気づかなかった。」

等の意見が出ました。そうだね、実際はいつどんなときにおこるか分からないよね。

子ども達には

「まふぃんにいる時は、先生達があなたたちの命を全力で守ります。だから、みんなも先生達の話をよく聞いて指示に従ってください。」

そう伝えて避難訓練は終了しました。

 

職員の振り返りでは

・「火事だー!」とその場だけで叫ぶのではなく、子ども達が散らばっているときには各場所に行き「火事だ-!」と言うべきだった。

・実際に119番通報訓練をした職員は、緊張して正確に伝えられるか心配だったようなので全職員が通報訓練を行ったほうがいい。

・警備会社との連携した避難訓練を実施してはどうか。

等の意見が出ました。次回の訓練への課題とします。

 

 

本当に起こらないことが一番ですが、訓練を積み重ね子ども達も職員も安全に身を守る方

法の学びへと繋げていきたいと思います。

 

 

先日まふぃん上之園の職員と合同で「性教育について」の研修を行いました。

その中でもやはり自分の身は自分で守ることの大切さを感じたため、次回の不審者避難訓

練ではロールプレイを行いながら、「こんなときどうする?」とより分かりやすい方法で子

ども達と学んでいく予定です。

 

慌てて避難したので片付けの途中だったみたいですね。

よく頑張りました!

 

まふぃん錦ヶ丘 吉村

 

こども園でお手伝い②(錦ヶ丘)

先日、まふぃんに隣接する『認定こども園 錦ヶ丘』でのお手伝いをするにあたって、話し合いとお手伝いの件で子ども園に電話連絡をしたことをお伝えしました。

(詳しくは『こども園でお手伝い①』をご覧ください)

 

さあ、実際にどんなことをしたのか、その様子をお伝えしていきますね!

実は事前の確認では靴箱掃除と本棚の整理をすることになっていたのですが、日常ではあまり経験のない椅子のラベル張りと書類のシュレッダーかけをしてみませんか?という子ども園からの提案を受け

『どうせなら普段できないことをさせてあげたい』

という思いから、子ども達にこの二つのお仕事を任せてみることにしました。

 

卒園した園といえども、今回は成長した姿を見せるお手伝い。

こども園に行く前に、今回のもう一つのねらいである『任されたことを最後までやりきる』ということを伝えます。

これから学年が上がるにつれ、係り活動や班活動などで“何かを任される”場面は増えてくると思います。そんな時に「その係りは嫌だからしたくない」「最後まで頑張るのは面倒くさい」などと言っていたら一体どうなるのでしょうか?

さらに、その中で「今から始めます」や「終わりました」などの挨拶や報告をしたり、上手く進めるためにグループ内で話し合って物事を決めていったりすることも必要になってくると思います。

 

今回のお手伝いを通して、その時々の状況に応じた挨拶をしながら、決めたことや任されたことを最後まで行い、達成感を持ってやり遂げてほしいと思いながら、いざこども園へ!

 

まず、ラベル張りチームはラベル作りと椅子への貼り付けとで別れました。

ラベルの枚数も数えながら作ります。

ここは私の担当!

シールを剥がすのが難しい…

自分の力で頑張ります!

最初はあまり入ったことのない場所(錦坤館2F会議室)に少々浮かれていた子もいましたが、

実際にお仕事を始めると とても真剣な表情で取り組んでくれました。

 

必要なラベルの枚数を確認し、

「あと2枚足りない」

「ここは終わった?」

などとお互いに確認し合いながら進めていく子ども達。

自分の任された仕事、範囲などを確認しながらそれぞれ分担して作業にあたる姿は、本当に立派だなと感じました。

 

そしてシュレッダーチーム。

厚さ10cmはあろうかという書類の束を一緒になってシュレッダーにかけていきます。

職員がついてはいたものの、3年生のA君が1年生のC君に「交代でしていこう」と声をかけ、テンポよくシュレッダーにかけていきます。

使い方を教えてくれています。

ドキドキする…!

吸い込まれていくシュレッダーの書類を見て、C君から「どんどん食べていってる!」とC君らしい可愛らしい発言もありました。

職員室での作業だったので、行きかう先生方から「あ、久しぶりだね」「お手伝いしてくれてるの?ありがとう」など

たくさん声もかけてもらい、とても誇らしげにしていました。

惜しくもシュレッダーの機械がオーバーヒートしてしまい、途中で終わってしまったのですが、「あーぁ、まだできるのにな」というほどやる気満々で取り組んでくれましたよ。

 

もちろん、最後は「終わりました」と「ありがとうございました」の挨拶をして終了。…と思いきや、一人ずつお礼にジュースをいただけることになりました。

ご褒美など一切気にしていなかったからこそ、喜びもひとしおだったと思います。

こんな経験もアリですよね✨

 

今回のお手伝いで、子ども達の成長した姿、一生懸命に取り組む姿を子ども園の先生方に見せることができました。

でもそれ以上に一人ひとりが自分の任されたことに対して最後まで真剣に取り組んでいる姿を見ることができ、私たちはとても嬉しく感じました。

いつもとは違う場所で自分の力を発揮したり、発言したりすることはなかなか難しいと思います。

その与えられた場所で力を発揮できると、今までよりも自信を持って行動に移すことができると思います。

 

夏休みも残りわずか。

子ども達が楽しみながら、達成感を持てるよう夏休みならではの活動を計画していきますね。

 

 

保育士 今屋

感触遊び~小麦粉粘土編♪錦ヶ丘

日差しがまぶしい夏真っ盛り。

 

児童発達支援療育クラスの感触遊びの時間です。

日々の生活の中でも様々な感触があります。

まふぃんでは、様々な感触に触れる機会を重ね、苦手を克服し、手指の発達を促しながら、お友達の関わりや、接近、共有などにも通じる活動を準備しています。

 

今回の感触遊びの活動は小麦粉粘土の活動です。

活動のねらいは、「場所の共有」「手指の巧緻性」です。

 

さぁ。活動スタート♪

まずはタライに小麦粉投入です!

早く触りたくてたまらない子どもたち。

「待ってね」の言葉にタライに手を置いてじっと待っています。

中には写真のように、友達の手を「ここだよ!」と促す姿もあります!

 

小麦粉をさらさらさら~っとタライに入れると

「うわぁ」と言いながら見ています。

「はい!どうぞ」の言葉に子ども達はサラサラの粉に触れて遊びます。

粉を交互につかんだり、降らせたり、手をつっこんだり

感触を味わいます。

「はい!ちょっと待ってね」

その言葉かけに「はっ」と気づいて準備の待つ手をすぐにするチーム!

職員はその瞬間を見逃しません!

しっかり待てているチームを先に次の工程へ促します。

次はお水が投入されます。

 

まふぃんに通い始めて5か月

いつもなら小麦粉にお水を入れた途端に触らなくなるA君。

お水を入れてから粉と混ざってべちょべちょになる感触が苦手のようです。

そこで、前回の小麦粉粘土遊び活動時に職員が

「手をだしてごらん」と言って、

手に水をかけてみました。

すると、少しずつ水の入った小麦粉を触ることが出来たのです!

A君はきっかけを元に、苦手だったべちょべちょの小麦粉粘土を少しずつ触れることが出来て、自信となり今回の活動へつながっています。

前回の少しの成長から、今回も同じように手に水をかけてから促すと

「べとべと」「べちょべちょ」の彼が苦手だった感覚を気にすることなく

まんべんなく遊んでいるではありませんか!

 

途中、「先生!これとって」と

小麦粉粘土小麦粉粘土が手を差し出しました。

A君の中では、この感触は「もういいかな。」という感じでだったのだと思います。

 

「これをとってしまうともう遊べなくなっちゃうよ!」と伝えると

一瞬考えて…「そうだね」とにこっとして遊び続けました。

 

今までは水を入れた途端に、見ているだけになったA君。

べちょべちょの感触を味わい楽しみ、そして、塊になっていく過程を先頭きって、こねこねしている姿がありました。

「すごいぞ!A君。頼んだよ!」その声掛けにますますやる気沸騰です!

粘土が出来上がると、それぞれ自由遊びです。

足で踏んでフミフミ~

♪足裏の感触も楽しみながら粘土を伸ばします。

見て!お相撲さんのまわし!(すごい発想☆笑)

見て!のびたよ!びよ~ん♪

 

小麦粉粘土遊びは

粉から塊になるまで、いろんな感触があり

それを手指で触ることにより、感触や力加減を調整しながら遊びに没頭します。

 

粘土からお相撲さんのまわしまで想像してつくってしまう子どもたち!

感触体験とともに、創造性を育み、またひとまわり成長した子どもたちの様子。

べちょべちょの感触が苦手だったA君が、チームのリーダーのような動きをして率先して粘土をこねたこと。

「今日A君すごかったね!」の声掛けに満面の笑み!

自己肯定感も高まったのではないかと思います。

 

その後、こども園でのびっくり出来事!

A君はこども園で全く着用しようとしなかった体操服を着ることが出来ました。

A君の心の変化が見られた嬉しい報告でした。

そんなA君の成長に職員一同ほっこりしたひと時でした。

 

まふぃん錦ヶ丘 有川(アリー)

こども園でお手伝い①(錦ヶ丘)

夏休みも半分が過ぎました。

今年の夏休みはいつもより短いこともあり、時間が早く感じます。

 

本日は以前行った活動の内容を全2回に分けてお伝えしたいと思います。

まふぃんでは、隣接している『認定こども園 錦ヶ丘(昨年まで錦ヶ丘幼稚園)』の園庭を利用して、広い園庭で遊んだりシートを広げて昼食やおやつを食べることがあります。

 

卒園児も多く在籍していることもあり、通りがかった先生方から「○○君、すっかり小学生になったね」といったように声をかけてもらうこともあるんですよ。

 

今回、こんな先生方の声を聞いて卒園児の子を中心としたお手伝い隊を結成し、

『小学生になって成長した姿を見てもらおう』

という計画を立てました。

 

 

事前に子ども達全員で『お手伝いをするにあたって何を聞けばいいのか』を話し合います。

まふぃんでは、自分の意見を発表する場を作り、なるべく自分達で意見や結論を出してもらえるように話し合いの場を多く設けています。

自分達で話し合って結論を出し決定することで、より一層やる気や意欲が高まり、責任感を持ってやってくれるようになります。

また、相手の話を最後まで聞く、言葉を選んで分かりやすいように伝えるなど、『言葉による伝え合い』を繰り返し行っていくことで『相手の気持ちに気づく・イメージを共有する』ことにも繋がっていきます。

 

 

話し合いでは、日にちだけは事前に設定しているものの、お手伝いの内容や時間はなにも決まっていないことを伝えました。

 

その上で

「どんなことを聞けばいいかな?」

と職員が投げかけてみると

「何時からするのか」

「何をすればいいのか」

「使っていいものはあるのか」

などの意見が出ました。

 

出してもらった意見を基に、事前に代表の子に電話で確認をしてもらったのですが、ここでハプニング発生!

 

予定では、まず電話連絡で

①お手伝いのことを聞きに、「今から職員室に直接伺ってもいいか」を聞いてもらいます。

アポがとれたら職員室に出向き

②「担当の先生がどこにいるか」を聞いた上で

③担当の先生に質問をさせてもらう

流れだったのですが、①の時点でそのまま園内の内線で担当の先生まで繋いでもらえることに…

 

予定外のことに戸惑いの表情を見せるA君!

しかし、すぐに気持ちを切り替え、事前に決めた内容に沿って質問をしていき、無事に聞きたい内容を聞くことができました

普段から話し合いなどでも積極的に発言をしてくれるA君ですが、まふぃんの職員や友達以外の人が相手でも丁寧な言葉遣いをしたり突然の出来事に対して上手く対応したりする力がついているということに気づきました。

日頃の話し合いを通して、自分の意見を相手に伝える、相手の意見を聞いて考える練習をしていたA君。

素晴らしい成長を感じることができ、とても嬉しい瞬間でした。

 

今の子ども達は面と向かって大人と話をする機会が以前と比べだいぶ減ってきているような気がします。

この様に電話で大人と話をし、計画を実行していくことで本人の自信にも繋がります。

以前、私が勤務していたまふぃん上之園でも同じような出来事がありました。

その際は

「交通局に電話をして○○から○○までの市電運賃を聞こう」

という内容でしたが、全く知らない見ず知らずの大人と話をし、

・しっかりと運賃を聞けたこと

・まふぃんの子ども代表として自分の役割を担い実行できたこと

が本人の自己肯定感に繋がりその後の発言や行動の変化に大きく影響していったと思っています。

 

大人にとってはなんの変哲もない出来事ですが

小さなきっかけで子ども達は飛躍的に変化していくことを改めた実感した出来事でした。

 

 

さて、まふぃん錦ヶ丘のA君はというと・・・

最後は「お忙しい中、ありがとうございました」とまで伝え、冷静に対応する姿に感心しました。

無事、電話での聞き取りが終わると、その場にいたB君からも「すごい!!」と大きな拍手をもらいましたよ。

 

 

その次は、いよいよこども園に行ってのお手伝いです。

成長した子ども達の姿を見て、先生方が「さすが小学生!」と驚く姿を思い描きつつ…

それぞれ自分に任されるお手伝いを頑張ってもらいますね。

その様子も今週中にお伝えしますのでお楽しみに。

 

保育士 今屋

いっしょの場所でお絵かき

梅雨が明けて、本格的に暑さが厳しきなってきました。

水分補給をこまめに取りながら暑さを乗り切っていきたいと思います。

 

今回は、年少児以下の活動の中で子どもに変化があったことをお伝えします。

年少児以下のクラスの段ボール遊びや運動遊びでは、自由遊びのような形で活動を行うことが多くあります。社会性の第一歩として、友達の存在に気づいたり、距離が近くなることで様々なやりとりを行うことをねらいとしています。

お友達と一緒に箱に入って電車ごっこをする子や
自分が入りたいから出てと相手に伝えようとやきもきする子

反応はそれぞれですが、一人ひとりの嬉しい気持ちや怒った気持ちを友達に伝えようとする姿を大切にしています。
そんな中で、このような自由遊びの活動になると、どうしていいのか分からず、友達とも少し距離を置いて一人で遊びがちな子がいました。

 

A君は、段ボールに入っても、友達が来るとすぐに出て行ってしまいます。
『段ボール積み』など、ルールがあり、どのようにして遊ぶのかが分かると楽しく遊べるのですが、物を友達と共有しながらの自由あそびになると、なかなか遊べません。
職員同士でもどうしたら友達とのやりとりに繋がるのか、、ということを考えていました。

そんな中、今回の活動はおえかきあそびです。
手指を十分に動かして遊ぶこと。物と場所の共有をねらいとしました。

今回の活動では、初めは模造紙にクレヨンで絵を描き、そこから段ボールに描いていく流れです。

活動前の職員での打ち合わせの中で、段ボールにみんなでお絵かきをする時に、A君が友達と一緒に段ボールの中に入れたらいいね。という話になりました。

自由遊びだと入れないけど、まずはこのような活動の中で友達との距離を近くしていけないかと思ったのです。
今回は、Aくんのねらいとして、友達と段ボールの中に入って絵を描く。という事を決めました。
声かけや、対応なども打ち合わせして、実際に活動に入りました。

始めは模造紙でのお絵かきです。

使うのは1本ずつ。という約束をして、クレヨンを1ケースのみ渡します。
2本取ってしまう子には、「1本ずつ。」と声掛けをして一緒にケースに戻してあげます。

顔が描けるようになった子や、色が分かるようになってきた子。
お絵かきの中でもたくさんできることが増えてきています。

さっ、ついに段ボールの登場。
大きな段ボールが出てくると、みんなびっくり!
これに描いていいの?と言わんばかりにワクワクした表情で見ています。

A君も背筋を伸ばしていい姿勢で待っています。

「最後に、この段ボールにみんなでお絵かきしてみようか。じゃあ、かっこよく座っていたAくん、Bくん、段ボールの中に入って描いていいよ!」

と伝えると、他の職員も
「お、やっぱり、かっこいいと思ってたんだ!」
と声をかけてくれます。

呼ばれた二人は
すこし照れているような、誇らしそうな顔を浮かべながら前に出てきました。
入れるかな~?とドキドキして見守っていましたが、いつもは友達と一緒に狭いところにいる時間が短いA君も、今日はB君と一緒に箱の中でじっくりとお絵かきすることが出来ました。

皆の中で選ばれた嬉しさもあり、

狭い場所で今日は「お絵描き」とやる事がしっかり分かっていたから

最後まで遊ぶ事ができたのだと思います。

 

 

しばらくして、もう一人段ボールの中に入り、3人でのお絵描きです。

この時も、出ようとすることはなく、箱の中でクレヨンを交換しあったり、段ボールの外から描いているお友達と

段ボールの中から同じ場所に手を伸ばして塗りつぶしたりして

たくさんお絵描きを楽しむことが出来ました。

段ボールにはたくさんの線やグルグル、アンパンマンなどがぎっしりと描かれました。

最後に、さっき描いた丸と四角と三角の模造紙を張り付けて、窓にしてお家に大変身。

子ども達もいつの間にか作っていたお家を見て、びっくりしています。

ここはだれが塗ったのかな?

「○○君と△△君と僕。」「僕と○○君。」一緒に塗った所を指さして嬉しそうです。

これからも少しずつ友達とのやり取りを増やして、自分の気持ちを伝えたり、お話の楽しさを感じる事の出来るよう、様々な活動を考えていきたいと思います。

 

まふぃん錦ヶ丘 岡田

運動あそび(錦ヶ丘)

梅雨明けとともに猛暑となりそうな夏休み。

水分補給やコロナ対策はもちろんですが、

体調を整えるためにも、「早寝,早起き,朝ごはん」!!!

充分な睡眠と栄養を心がけ元気に夏を乗り切りたいものです。

 

今日も元気な子どもたちはパワー全開!

運動あそびの様子です。

 

今日の児童発達支援のクラスは、年長年中の児童も多く、運動あそびを経験している子もたくさんいますが、4月から利用を始めた年少の子ども達もいます。

事前に、子ども達の年齢や発達や経験を考慮しながら,活動を組み立てていきます。

 

経験の浅い年少児は、

器具をどのように渡ったり,登ったり,くぐったりができるのか、

また、周りの子の様子を見ながら器具の使い方を考えることができるのかを見極めるために

環境に合わせて体を使う

ことをねらいとしました。

 

何度も経験している年長児は、

慣れからくる油断や集中力に欠けることが予想されるため、

最後まで集中する

ことをねらいとしました。

さぁ活動スタートです。

 

 

運動あそびは、何度もくり返ししている活動ですが、子ども達の目の前で

「さぁ 今日はこれを渡ります。」

「落ちないように渡れるかな?」

と、椅子を1つずつ並べ出すと

(何が始まるのかな?)

(早くやってみたいな!)

子どもの「やりたい!!」が伝わってきます。

名前を呼ばれたくて、目キラキラ輝かせながら…。

 

 

さまざまな活動で、座って待っていたら名前を呼ばれることを経験しているので、

自分が!自分が!と自己主張することもなく、その場の空気を読んで静かに待ちます。

 

周りの雰囲気を感じ取って感情をコントロールすることは、これから訪れる学校生活や社会生活においても大切なことですよね。

 

 

子どものやりたいという意欲に気が付いても、わざと最後によぶ場合もあります。

最後までやりたい気持ちを維持しながら、我慢させる意図があるからです。

早くやりたい気持ちを制御し、待つことが出来たときに

「すごいね。最後までかっこいい姿勢で待てたね。」

と、出来たことを認め、共感し、褒めるとこで、その子の自信となります。

頑張った!できた!という自信の積み重ねは、やがて自己肯定感へと繋がっていきます。

 

 

成功体験を重ねた子ども達。今度は器具の間を少し開けて、ちょっとだけハードルを上げます。

難しいことに取り組むときにさらに集中力が増します。

 

うまく渡れた子もいれば、途中で失敗する子もいます。

失敗した子は、悔しかったり…悲しかったり…。感情を抑えられずに泣き出す子もいます。

そりゃそうだよね。

大人でも失敗したら嫌だものねぇ。

 

そんなときは、

「そうだよね~。くやしよね~。」

子どもの気持ちを充分に受け止めて、共感し受容します。

自分の気持ちを受け止めてもらえることで、次の一歩を踏み出すことができることもあります。

ところがなかには、なかなか切り替えられない子どももいます。

でも、この経験をくり返していくことで、自分の気持ちを抑え我慢することができるようになるのです。

 

人生いつも成功ばかり…とはかぎりません。

だから失敗の経験を通して、感情をコントロールしたり、なんで失敗したのかな?次はどうしたら成功できるかなと考えたりする力を養うことを大切にしています。

「失敗は成功の母」といわれるように、多くの偉人も失敗を克服して、発見や発明などの成功をおさめていますよね。

 

 

のぼることやくぐることを通して、運動を楽しんだ子ども達。

運動あそびが終わったら、絵本の読み聞かせで、身体も心もクールダウン!

 

帰る頃には「さっき泣いたカラスがもう笑った!」

みんなにこにこ笑顔です。

また、たくさん身体を使って遊ぼうね。

 

まふぃん錦ヶ丘  田尻

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