種をまいてみたよ!

先週の午後クラス。

子ども達と種まきを行いました。

何の種を使ったのかというと…。

なんと「ドラゴンフルーツの種」

おやつでドラゴンフルーツを食べたことが、今回の種まきを行うきっかけとなりました。

 

~午後のおやつ~

まふぃん錦ヶ丘の鈴木先生から“ドラゴンフルーツ”を頂きました。

せっかく頂いたので、子ども達にも“ドラゴンフルーツ”をお披露目。

 

早速、ドラゴンフルーツを見せると「これ、なーに?」という子ども達。

初めて、ドラゴンフルーツを見たようです。

「ドラゴンフルーツって言うんだよ」と教えると、「食べたい!」と笑顔になる子ども達。

 

そこで、子ども達が食べられるように、ドラゴンフルーツを切りました。

パカーン🔪

すると、「このつぶつぶ、なーに?」「黒いのは食べられるの?」と聞いてくる子ども達。

ドラゴンフルーツのつぶつぶ(種)を初めて見たようです。

そこで、「このつぶつぶは種だけど、食べられるんだよ」と伝えてみると、「そうなんだー。食べていいんだね。」と、食べられる事を理解したようです。

 

そんな話をしている中、1人の子どもがある事を思いつきました。

「この種を植えると、育つかなー」

種を植えると育つことを知っていたようです。

 

この子どもの言葉が、今回の種まきに繋がっていたのです。

 

さて、このドラゴンフルーツ。

どうやって植えるか知らなかったので、インターネットの情報を見ながら、子ども達と植えてみました。

①種を取り出す

ドラゴンフルーツをザルに入れてすり潰していきました。

すり潰していくと…。

果肉から種が取れてきました。

 

子ども達も、初めて見たので「すごーい」とびっくり!

1人で種を取る事が出来ました😊

②キッチンペーパーの上に種をまく

まずは、ザルに付いている種を外していきました。

 

この工程。

説明を見るだけだと、簡単に見えますが、実はとても難しいです。

ザルに種がピタッと付いているので、大人でも上手く種が取れません。

 

子ども達の様子はというと…。

手で種を取ろうとしても上手く取れないので「取れなーい」「難しい」と、苦戦していました。

しかし、種が取れなくても諦めようとはしません。

「種を植えたい」という好奇心があるからこそ、諦めないのです。

子ども達が頑張ったおかげで、たくさんの種を取れる事が出来ました。

次に、取った種をキッチンペーパーの上にまいていきました。

「本当に大きくなるかなー」「楽しみ」とワクワクしながら種をまいていましたよ。

 

今回、「種を植えてみたい」という言葉をきっかけに行った「種まき」。

子ども達が言ったから「種まき」をしたようにみえますが、実はねらいがあるんです。

 

今回のねらいは「子ども達の好奇心」。

 

2016年のノーベル医学生理学賞に選ばれた大隅良典さんが、好奇心・探求心に対してこのように述べています。

「今、なかなか自分の興味を伸ばすことが難しい時代になっている。「あれっ」と思う事が世の中にはたくさんある。そういうことの続きを大事にしてほしい。分かっているような気分になっているが、何もわかっていないことが世の中にはたくさんある。「えっ、何で」ということを大事にする人たち、子どもたちが増えてほしい」

 

小さいころから好奇心・探求心を持つ事は、「学ぶ原点」「生きる原点」になります。

 

まふぃんでも、子ども達の興味を引き出しながら、好奇心・探求心を伸ばしていきたいと思っています。

ちなみに実になるのは3年後(笑)

 

まふぃん

保育士 亀澤

まふぃんプレゼン!

まふぃんプレゼン!

 

こんにちは。

統括施設長の廣田です。

 

今週の水曜日のこと。朝からソワソワと落ち着かない職員の皆さん・・・。スクリーンの前に立ち一人言の様になにやらブツブツ練習している職員やパソコンを見つめたまま固まっている職員。

 

そうです。本日は待ちに待った「まふぃんプレゼン」の日です。

「まふぃんプレゼン」とはなにか・・・。

読んで字の如しなのですが、まふぃんが「どの様な事業所」で「なにを目指して日々療育に励んでいるか」を職員で発表しましょうという企画です。

因みにまふぃん錦ケ丘でも行いました。

 

普段は施設長や児童発達支援管理責任者の役割ですが、私たちも研修や他の業務に追われていたりといつも特定の職員が行うとは限りません。

まふぃんでは少数精鋭の職員で日々療育を行っていますので、来客があった場合にはいつ何時でもその場にいる職員が対応しなければなりません。その際に事業所の概要やどこに特色があるのか他事業所と比べて何が大きく違うのかを説明できなければどんなに良い事業を行っていたとしても意味がありません。

さらにインプットしたものをアウトプットするという練習も兼ねて今回の企画を設定しました。

 

さて、この様な趣旨で企画された「まふぃんプレゼン」ですが、前回もブログ内でお伝えした通り、まふぃんには入職して4ヵ月の職員から7年目の職員まで経験年数の差が幅広く個々人が好きな様に資料を作ってしまうと、大きな差が出ることを考慮し今回は全職員同じ資料で統一し発表を行うことにしました。

 

ではプレゼンの中身はと言いますと・・・

それぞれが個性を出しながらも伝えたいことや、まふぃんの療育とはなにかという部分については共通して発表できていたように思えます。

 

人前で資料を使って話すのはほぼ初めてという職員もいる中、自分の言葉で、まふぃんが行っている支援を要約し、相手に分かりやすく伝わるように話すという非常に難解な課題にも立ち向かってくれた職員には頭が下がります。

 

このプレゼンを行うにあたり、事前の準備にも時間をかけました。それぞれが現場に入るだけでなく、事務作業もある中で、資料の説明の順番、声の大きさ、伝えたいことがしっかり話せているか本番前日のリハーサルなど職員同士で練習を行い(もちろん私も含めて)本番に備えることができました。

全体を振り返ると職員同士が「まふぃんプレゼン」という目的に向かって能動的に動けていたということに大きな価値があると思っています。

 

これは日々の療育を行う上でも大変重要な視点です。活動を組み立てる際には「この活動にどんな目的があり、どの様な手段を使うのか?」。職員は日々考え、事前打ち合わせの中で意見交換を行い活動を行う。今回のプレゼンにも共通する部分が多くありますね。

 

まふぃんでは・・・というより社会福祉法人塔ノ原福祉会では施設長、保育士、児童指導員、パート職員、関係なく全職員が今の自分を超えて次なる1歩を踏み出せるような機会を提供しています。確かに自己研鑽や事前準備など時間を敢えて作らなければならないことも多くありますが、このひとりひとりの経験値が法人全体を押し上げていく大きなエネルギー源になることは間違いありません。

社会情勢が大きく変化していく中で取り残されないためにも明日への1歩、次はどうする?の視点を持ち学び続けていく。口で言うほど容易いことではありません。

ですが、全員が「子どもの未来のために」という見方を持ち続け、そのために自問自答することで自ずと答えは出てくるでしょう。

 

最後に、まふぃんプレゼンを通して職員の意識も変化したと思います。

 

自分が理解するということと、それをまた人に伝えることの難しさ。

 

そして「まふぃん」を紐解きながら見えてきたまふぃんの特色。それらを踏まえて療育に励むことで、子どもの姿を保護者へ伝える際もより具体的にまふぃんの療育と照らし合わせた説明ができていると思います。

 

さあ来月は再び内部研修です。どの様な研修になるでしょうか?楽しみですね!

 

統括施設長 廣田恭平

敬老の日への準備

新学期が始まり1週間が過ぎました。

運動会の練習があって忙しい子どももいますが、みんな元気に登園しています。

 

9月16日は“敬老の日”

先週の土曜日、敬老の日に何かできることはないか、話し合いました。

5年生の男の子が“いつもナガヤタワーの人イベントに来てくれてるよね!!””お菓子ももらったりしてる”といつもお世話になっていることに気が付きました。

 

まふぃんの事業所はナガヤタワーの一角にあります。ナガヤタワーの“ナガヤ”は江戸時代の“長屋”が由来で、住人さんのみんなが知り合いでさりげなく助け合いながら暮らしている素敵な建物。

2階には住人さんや地域の人が交流できる広いスペースがあり、そこで月に2回、ナポリ通りの子ども食堂が開催されています。まふぃんの子どもたちも月に一度利用し、食事や公共のマナーを学ばせてもらっています。また、七夕やお月見会、クリスマス会などの行事を通して、まふぃんとナガヤの交流会があり、社会性を広げるためのとても貴重な経験をさせてもらっています。

 

ナガヤの住人さんに「どんなことをしたら、喜んでもらえるかな?」と問いかけると、

“プレゼントをあげたらいい!”

“会いにいく”

“手紙をわたす”

“折り紙で何か作ってあげる”

など素敵な意見が出てきて、「メッセージを書いて渡しにいく」という事に決まりました。

 

クリスマス会などで招待状を書いてきた上級生はお手のもの。書くイメージはすぐにわきますが、初めてメッセージを書く1年生はどう書けばよいかわからないので、どんな言葉を入れたらいいのかも意見を出してもらいました。

すると

“いつもありがとうございます”

“お元気ですか”

“長生きしてください”

“ぼくたちをささえてくれてありがとうございます”

など、キーワードになる言葉がたくさん出てきました。

 

子ども達は今までの交流会のことを思い出しながら一所懸命書いてくれました。

素敵なメッセージができましたよ!!

時間も過ぎ、子どもたちの集中も途切れたので、メッセージ書きの活動は終了。

 

その後、自由遊びを「Uno、折り紙、ポスター作り」の3つから選んでもらいました。ポスター作りは、敬老の日にメッセージを渡しにいくことを知らせるためのものです。

 

ポスター作り、上級生が何人か参加するだろう、と予測していたのですが、なんと希望したのは4年生のR君たった1人。

「1人だけどどうする?」と声をかけると、「ポスターを書きたい」と言います。

書く内容をみせると、すぐに書き始めました。

 

字が大きくなったり小さくなったり、はじっこの方に文字がかたよったり、漢字を間違えたり文字を飛ばして書いたり・・・途中で書くのを止めるのではないか、と思ったのですが、なんと書き直すこと3枚目で納得のいくポスターを書き上げました!

「がんばったね!」

ポスターを書いてくれたR君。

1年生のときは勉強するのがイヤでイヤで、宿題をする時間より宿題にとりかかるまでの時間が長くかかっていたお子さんでした。でも、まふぃんにきたらまず、宿題をするということを積み重ねてきたことが習慣として根付き、今では「これから先にすまそう」と見通しを持って取り組めるようになり、一人学習をするまでに成長しました。

“継続は力なり”

ポスター書きを通してR君の力が発揮された出来事でした。

 

月曜日からは部屋の一角にメッセージを書くコーナーを設けて、子どもたちに書いてもらえるように準備しています。

ポスターもR君の書いたものをお手本にして、他の子どもたちに書いてもらいました。子どもたちの個性がつまったポスターです☆

敬老の日に向けて少しずつ準備を整え、お世話になっているナガヤの住人さんに会いに行きますね。住人さんのお家を訪ねてうまく渡すことができるように、ロールプレイなどをして子どもたちのスキルを高めていきます。

よろしくお願いします!

 

まふぃん上之園 末吉

つまむ

つまむ

 

朝起きて窓を開けた時少し蒸し暑さが和らいだように感じます。

 

今日も〝こんにちは!〞と子どもたちの元気な声がまふぃんに聞こえてきました。

子どもたちの元気な声を聞く事と、笑顔を見られるのが一番嬉しいです(^.^)

子どもたちにパワーをもらい1日がスタートします。

 

♪こ~ねて、こ~ねて、仕上げにドス~ン!小麦粉粘土の出来上がり♪

○○○○刺してわにの出来上がり!(^^)!

 

本日の活動はタライを囲んで小麦粉粘土作り。

 

では、最初に粉で遊びましょう!粉で最初に遊ぶ理由。

それは感触の変化に抵抗がある子どもがいるため十分に粉に触れて安心してから次の段階に進むようにしています。

混ぜたり、両手ですくって降らすなどし「気持ちいいね、冷たいね」と言いながら粉の感触を十分に楽しみます。手だけではなく、だんだん顔も足も白くなっていく子もちらほら😁

 

さあ粘土を真ん中に置いて、いつもはスーパーボールが登場します!

でも・・・今日は違います!何かというと、それは〝マカロニ〞です。

「これな~んだ」

「くねくね」「おかし」「パスタ」 まさかパスタが出るとは思ってもみませんでした。(^’^)このマカロニを使ってみたのには理由があります。持つには少し滑りやすい事、細くて、短いので子どもによっては指先でしっかりとつまむ事が難しい場合もあります。

そこでどの位子どもたちが指先を使えるか、指先でしっかりと持つ事ができるかを確認してみようと思ったのです。

一人1本づつ渡してみるとしっかりつまみ粘土に刺す、さらに奥まで押し込む、押し込んだのを抜く、という事ができていました。

この指先でつまむという行為は発達の段階において重要なことのひとつです。

発達の段階として、乳児は手の平でしっかりガラガラなどを握り振るということをします。そこから少しずつ握る、離すことを繰り返し、親指と人差し指でつまむという発達をしていきます。

まず手の平で握るとことが出来てから指先でつまむ行為へ移行していきます。その過程があってこそスプーンですくう、箸を使う事ができるようになるのです。遊びの中でも積み木を倒さないように積む事にも繋がっていくのです。

活動の様子を見ているとみんなしっかりと指先を使いマカロニを刺すことができていました。

 

 

 

さてそろそろ、色をつけようかな(^^♪

「何色にする?」

「赤、青、緑!」それぞれ自分の好きな色を主張し誰も譲りません😓

う~ん…困ったな。

 

実は本日のもうひとつのねらいは

思い通りにならなくても感情をおさえる。

場の共有ができる。です

 

そこでリーダーの子に

「どうしようか?粘土作れないね。」と問いかけてみました。

「青」とやはり自分の好きな色を主張します。

「他のお友だちはどうかな?」と友だちの意見にも耳を傾けられるような声かけをし、しばらく様子を見る事にしました。

結果は。

『緑』に決定!

話し合いの結果一番小さい3歳のB君の好きな色に決定したのです。

 

 

あれだけ自分の意見を主張していたのに、少し周りに目を向けられるような声かけをすることで自分より小さい友だちの存在を意識し、気持ちに折り合いをつけ、自分より小さい友だちに譲ろうと変化したのです

 

後は水、油を入れて粘土を作っていきます。

仕上げに、交代で力を入れてドス~ン‼粘土の出来上がり(^^♪

最後は自由遊びです。一個の粘土をみんなで分け合います。どんな遊びに発展するのかな~

と思い、見ていると。一人の男の子が細かい作業をしています。

 

おーすごい‼ 『わに』ができていました。それも細部までよく再現しています。

手足の形、口の形、しっぽに目、さらに体の形まで。よ~く見ると手足の先は粘土を細かく千切ってくっつけています。観察力に驚きました。

 

この出来事を保護者にお伝えすると『図鑑』を見ていたそうです。その男の子にとって図鑑で見た『わに』が心に残っていたのでしょう。図鑑で見た時の驚きや、感じたことを思い出し工夫しながら作っていたのでしょうね。

作り上げみんなに「すごいね!よく見てるね」と認められとても嬉しそうでした。

 

まふぃんでは経験や実体験を通して自らが学ぶ「学習」にフォーカスしたねらいと子ども達の「発達」にフォーカスしたねらいを設定し活動をおこなっています。

その子自身が今どこに躓いているのか把握するとともに、どの様に活動を組んだら少しでもその問題が改善できるのか。

それは学習の問題なのか発達の問題なのか。

日々、考えをめぐらしています。

 

 

それだけでなく、時には子どもの視線に立ち返り感じたことや、工夫していることのサインを受け止めていく事を大切にしていきたいです。

 

まふぃん上之園

 

保育士 寺田

夏休みでの成長

夏休みも終わり、子ども達が楽しみにしていた学校が始まりました。学校から帰ってくると「学校で、○○をしたよ」と笑顔で報告をしてくれます。

 

さて、今年の夏休みの放課後等デイサービス。

 

子ども達の様々な成長の姿が見られたので、このブログで紹介いたします。

 

 

~お出かけの活動を通して自信を持つことができたAさん~

 

 

この写真は、子ども達が“お出かけ”の計画を立てている所です。

お出かけといったら、“事前に決められた場所に行く”というイメージですが、まふぃんでは、子ども達同士が話し合いながら場所を決めています。

 

この時の話し合いでも、順調に決まると思ったら…。

「博物館がいい」と「水族館がいい」と2つの意見に分かれました。

納得して決めるにはどうしたらいいのか。

なかなか話し合いが進まなかったので、水族館と博物館の良い所をパソコンで調べて発表することに決めました。

 

実は、この時に心配なことがありました。それはAさんのことでした。

 

これまでも、活動の中で話し合いの経験をしてきているAさん。

しかし、相手の意見に合わせることが多く、自分の意見を積極的に言えない所があります。

 

今回、Aさんは、水族館のことを調べるグループにいました。

 

もともと、お出かけの話し合いの時から「水族館に行きたいな」と話していたAさん。

その為、調べるときは、水族館に行きたい気持ちからなのか、いつもよりも積極的でした!また、「イルカショーがあることを発表しよう」「みんなの見たいショーを調べようよ」と、自分から発言する姿もあり、とてもうれしく感じました。

 

さあ、いよいよプレゼンの時間!

みんなで調べたことを1人ずつ発表する事が出来ました。

Aさんの様子はと言うと…。

初めは、みんなの前に立って発表をするのに緊張をしていましたが、同じグループの人が「こうやって言ったらいいよ」と優しく声を掛けられてからは、大きな声で発表をする事が出来ました。

 

Aさんにとって、発表する事は大きな試練だったと思います。

その試練から逃げないで頑張れたのは、周りのサポートがあったからです。

少し背中を押すことが、Aさんの1歩を踏み出すきっかけになったのではないかと思います。

 

 

 

さて、プレゼンがおわったら、いよいよどちらに行くか最終決定です。今回は職員も含めた人数で多数決を行いました。職員は、もちろん中立な立場で決めました。

場所はどこに決まったかといいますと、なんと水族館!

水族館に決まったAさんの表情は、目がキラキラしていました。

 

Aさんの表情もすごく嬉しかったのですが、それよりももっと驚いたのは、博物館に票を入れていた子ども達。

 

「いやだー」と言うのかと思いましたが、「まあ、水族館も好きだから仕方ないね」と一言。

自分の意見が通らなくても、折り合いをつけることができた子ども達を見て、成長を感じました。

 

 

さて、自分の意見が採用になったことですごく自信がついたAさん。

自信がついたことで、友達にも積極的に関わるようになりました。

 

ちなみに、お出かけ当日も、友達と積極的に関わる姿が見られました。

 

~お出かけ当日~

Aさんは、笑顔で登園してきました。

水族館に行く途中も、「楽しみだね」とウキウキしている様子。

 

さて、水族館に着くと、グループになった友達と一緒に水族館を回りました。

これまで、まふぃんではあまり話さないAさんですが、今回は友達と積極的に話す姿が!

 

特に印象に残っている場面は、おじさんという魚を探すとき。「どこにいるかな?」「あっちにいるかもよ」と友達同士で話していた場面を見たときは、とても微笑ましく感じました。

おじさんってどんな魚かな?

 

今回は、お出かけの話し合いがきっかけで、自信に繋がりました。

自信を持つ為には、「自信をもって!」と周りが言葉で言うのではなく、自分自身で成功体験を積んでいくこと。

 

まふぃんでは、その子の自信につながるようなきっかけを作っていければと思っています。

 

これからもAさんの成長が楽しみです。

 

 

 

初めての防犯訓練

今回、中央警察署の方をお招きして、「防犯訓練」を行いました。

まふぃんでは、初めての防犯訓練です。

 

さて、最初は警察の方からのお話。

「不審者ってどんな人だと思う?」という問いかけに対して、「眼鏡をかけている人」「マスクをして黒い服を着ている人」など答える子ども達。

子ども達がイメージしている「不審者」は、黒の洋服でマスクを装着している、いかにも怪しい人ですが、実際に現れる不審者は普通の恰好をしていることが多いです。

 

その為、次は不審者のことを詳しく知るために「防犯クイズ」のビデオを見ました。

その間、職員は別の部屋で「防犯対策」についての話がありました。

内容としては、防犯マニュアルの基本についてです。

 

まずは、不審者を中に入れないこと。

子ども達や職員の安全を守るには、不審者を中に入れないことが1番ですよね!

不審者らしき人を見つけたら、職員が冷静に対応をすることが大切とのことでした。

不審者の中には、興奮して暴れる人もいるので、「毅然とした態度」が相手を刺激しないそうです。

また、危険を感じたら速やかに警察署に連絡することも、安全のためには必要なことです。

結果的に、通報するほどの事態とはならなくても、万が一ということもあるので、通報した方が良いと言うことでした。

 

次に、不審者の侵入口をしっかり予測すること。

不審者はどこから来るか分かりません。その為、事前に侵入口を予測して、子ども達の避難経路を把握しておく必要があります。

職員が落ち着いて子ども達を安全な場所へ避難させることが、子ども達も速やかに移動することが出来ます。

 

最後に、防犯グッズについて。

防犯グッズには、「さすまた」の道具が有名ですが、もし持っていなかったら「砂」や「消火器」でも良いとのことです。

 

特に、驚いたのは「ほうき」の使い方。

「柄を使うのかな…」と思ったら、掃く部分の穂先を使うとのこと。

相手の目にほうきの穂先を向けることが、相手が近づかない為の対策になるとのことです。

 

 

さて、防犯訓練が終わった後、子ども達にどんなビデオを見たのか聞いてみました。

「お母さんが事故にあったから車に乗ってよ」と騙す例もあったそうです。

ビデオを見る前までは、どのような人が不審者なのか、あまり分っていない子ども達でしたが、今回のビデオを観て「不審者」のことについて理解することが出来ました😊

 

小学生になってくると、友達と遊んだ帰りや学校の登下校をする時など1人で行動することが増えてくると思います。

「自分の身は自分で守る」ことができるように、これからも定期的に防犯訓練を実施し、子ども達の防犯に対する知識が深まっていけるようにしていきたいです!

 

まふぃん上之園

保育士 亀澤

 

 

ひかりのたまご

ひかりのたまご

 

夏休みも後少しになりましたね。お休みしていた子どもたちも登園してくるようになり、いつものまふぃんに戻りつつあります。

 

登園した子どもたちは、お集りの時間まで自由遊びをして過ごします。

この日もトランポリンやジャングル椅子で遊んでいたのですが、1人の男の子が突然窓側の壁に小走りで行く姿がありました。少し離れた所から見守っていると、嬉しそうに見つめ小さな手で何かを捕まえるようなしぐさをしています。

〝何をしているのだろう?〞と不思議に思い近づいて、よ~く見ると…

それは…

 

 

小さな〇や△、□のような形。〝なるほど、これを捕まえようとしていたのね〞と分かるとその姿を見て微笑んでしまいました(*^。^*)

みなさん、これでは何の事?意味が分からない?ですよね(?_?)

では、その時のエピソードをお話しますね。

その日は朝から日差しが強い日でした。まふぃんでは子どもたちが集中しやすいようにレースのカーテンを閉めて活動を行います。

いつものようにレースのカーテンを閉めて自由遊びをしていました。そのレースのカーテンから漏れてくる『』を捕まえようとしていたのです。床や遊具に放たれた小さな〇、△、□を目を輝かせてで触れていたのです。子どもにとって不思議で大きな発見だったのでしょうね。その様子に気づいた2人のお友だちが

近づいて一緒に光を触れ始めました。

「何かあったね」と声をかけてみると、1人の子どもが「ひかりのたまご!」と。

名付けていました。

子どもの感性は素敵ですね。

そして何度も触れながらまた、新たな発見!をしたようです。光を触れ〝熱い(暖かい)〞光の当たらない場所を触れ〝冷たい〞と気が付いたのです。しばらく繰り返していたのですが、何か思いついたのか〝はっと〞したような表情をしました。何だと思われますか?

それはレースのカーテンをめくるです。めくると小さかったひかりが大きくなるこの事に気がついたのです。その後何度かめくったり、元に戻して変化を楽しんでいました。

 

子どもは〝遊びながら学ぶ〞と言われています。遊びの中で不思議だなと思ったり、おもしろいなと思い好奇心を持ち遊びを通して自然に学んでく。子どもたちが〝これ、おもしろい、何だろう?〞と遊びの中で日々感じ試す。

大人にとっては何でもない当たり前の光景でも、子どもにとっては大きな発見でもあり、試行錯誤し学びに繋がっているのだなと感じました。

成長してから〝学ぶ〞と聞くと少しためらったり、一歩踏みだすのにとても勇気が必要になってしまいますよね(笑)

しかし子どもたちが遊びの中で〝あれっ〞と思い試している事は、その後の学びの意欲へと繋がっていくのだなと思うと同時にしっかり遊び込む事はとても大事な事なのだなと改めて気づかされたエピソードでした。

 

子どもたちにとって目にするもの、手にするものが新たな発見であり、毎日が学びなのです。

子どもたちが不思議に思ったり、発見したことを試そうとしている時に答えを教えるのではなく、子どもたち自身が自分たちで試し新たな発見に繋げていけるように見守ったり、適切な援助ができるようにしていきたいと思います。

 

 

まふぃん上之園

 

保育士  寺田

 

 

 

 

 

 

 

 

童具遊び

この夏、新しい活動として「童具遊び」を取り入れました。

トレーで家を作り道を繋げて街を作ったり、童具の本を見ながら恐竜を作ったりと、子ども達は夢中で遊んでいます。

 

「童具」とは積み木やかずの木、ママボール、ビーズ、モザイクなどの遊具です。これは和久洋三先生が考案されたもので、形や大きさに規則性があり、積み木やモザイクなど組み合わせて遊ぶことができます。

 

 

「童具」を取り入れるにあたり、去年、今年と童具の中でも「積み木」「かずの木」の研修に参加させて頂きました。様々な遊び方の実践、子どもの発想力を引き出す声掛けの仕方など学びました。

 

 

童具遊びを取り入れてから1ヶ月。

童具研修を主宰していた、ほるぷキッズパークの伊佐先生にお越し頂き、童具遊びを行いました。

 

今回の活動は「穴あけゲーム」と「円筒づくり」。

 

「円筒づくり」は、これまでも小さな円筒を作り「スカイツリーだよ!」と言いながら遊んでいましたが、子ども達が入れる大きさの円筒は初めて。

子ども達は興味津々で作り始めはした。

 

初めはそれぞれが積み木をとっては積むを繰り返していました。

徐々に高さが高くなるにつれて

「積み木持ってきたよ」

「背が高いから○○君、積んで」など

自分たちで話し合い役割分担をしながら協力して積んでいく姿が。

高く積み上げると、今度は入れるように穴をあけていきます。

「ここも大丈夫かな?」と慎重になる子もいれば、あまり考えずにどんどん積み木をとっていく子も・・・

 

穴が大きくなっていくと、中をのぞき込んで「入ってみたい!」と子ども達。

「出来上がってからね」とさらに積み木をとって穴を大きくしていきました。

 

しかし途中、ガシャーン!!!

「あー!!!」「壊れたー」と言いながらも楽しそうな様子です。

 

円筒の中に入るのは次までお預けです。

今までだと「誰が壊したの!」と怒ってしまいそうな場面でしたが、怒る事はなくすぐに片付けへ。成長を感じる場面でした。

 

 

 

 

決まった遊び方のない童具遊びは、「童具の宇宙」と呼ばれるほど遊び方が無限大にあり、子どもの発想次第で遊びを展開する事ができます。

「どんなものを作ろうか?」と想像し、そのイメージに近づける為に「どうやって作ろう?」「丈夫に作るには?」と考えたり工夫したりしながら作り込んでいます。

まふぃんの子ども達の中には、イメージしたものを作ることが苦手な子や自分で考えたり工夫したりすることが苦手な子がいます。

 

研修を通して実際に童具を使って活動を行う事で、想像力、発想力に繋がり、うまくいかない時には「どうやったら上手くいくか?」と考えて工夫する力をはぐくむことが出来ると実感しました。

 

また、今回の活動から

友だちと一緒に作っていくことで、子ども同士のコミュニケーション、関わりを深める事に繋がり、子ども同士で話し合いながら「どうやったら上手く進めるか」を考え、協力したり、役割分担をするなど社会性に繋がる学びを深めることも出来ると感じました。

 

今後は小学生だけではなく、幼稚園の子ども達の活動にも取り入れていきながら、子ども達が童具遊びを楽しみながらぞれぞれの発達課題を克服して行けるように支援を行っていきたいと思います。

 

やりた~い!

立秋は過ぎましたが、まだまだ日差しは夏ですね。でも先日はとんぼが飛んでいるのを見かけました。暑さの中にも秋の気配が近づいているのですね。

 

とある日、「うあ~ん。やりたい!何で!」「何でA君じゃないの!」「あ~んA君がする!」と泣き声が、まふぃんに聞こえてきました。5歳のA君の声です。

このA君の成長の様子をお伝えしたいと思います。

日頃、順番を待つ事が苦手なA君。この日も一番に名前を呼んでもらえるようにとってもかっこいい姿勢で順番を待っていたのですが……名前を呼んでもらえずひっくり返り泣きだしました。

 

 

本日の活動は運動遊びです。机や椅子を使い、くぐったり、渡ったりします。発達の様子を見て組み方や配置を変えるので、子ども達はちょぴりドキドキしながら挑戦する事もあります!(^^)!

最後までやり遂げた時の子どもたちの表情は自信に満ちています(*^_^*)

 

 

さて本題に戻りますね。

順番を待つ間早く名前を呼ばれたくて、背筋もこれ以上伸びないのでは?というくらい

ピシッと伸ばし、首もきりんのように伸ばしています。

あまりにも姿勢がいいので一番に呼ぶと、かっこよく元気にお返事(^-^)

元気よくお返事といっても大きな声ですればいいという事ではありません。その場に応じた声の大きさがあります。

名前を呼ばれると胸を張って、スタートしてお手本をみせてくれました。

 

活動中他の子どもたちも、早く名前を呼んでもらいたくて同じようにピシッとして待っています。〝早く呼んで~〞と目をキラキラさせて見つめてきます(*^_^*)

でも、活動中ずっと一番に呼んでもらえるとは限りません。

 

A君も早く呼んでもらえるように、背筋も伸ばし〝僕かっこよく待っているよ〞とアピールして見つめてきます。そこでちょっとA君がどこまで我慢ができるのかアセスメントしてみました。お友達の名前を呼ぶ度に職員を見つめてきます。〝早く呼んであげたい〞そこは職員もグッと我慢。とうとう最後の2人になってしまいました。どちらが呼ばれるか…もちろん もう一人のお友達です。もう我慢の限界!ひっくり返って「何で!○君じゃないの!」と泣いてしまったのです。

職員は『かっこよく待っていたのにね。やりたかったね。よく待てたね。』と気持ちを受け止めるような声かけをします。

すると「うん。やりたかった。」と言い自分の力で気持ちを切り替え活動に戻ってき、再び参加する事ができたのです。

 

一見何でもないような光景に感じられるかもしれませんが、A君にとってこの気持ちの切り替えを短時間ですることは大きな成長なのです。それも数分で。

私は、まふぃんにきて4ヶ月になります。それ以前の様子を知りません。しかし、4月の頃は、気持ち切り替えに時間がかかり『○君が!』と全身を使い泣いていました。その後の活動に参加できなくなるほど、気持ちの切り替えには時間がかかっていました。

そういったA君の課題に対してアプローチし続け、対応を重ねていくとこんなにも短期間で気持ちを切り替える事が出来るのだなと実感しています。

 

これから成長し社会に出ていくと何でも自分の思う通りにはいきません。我慢をする、感情のコントロールをしなければいけない場面が沢山出てきます。どちらかというと自分の思う通りにいかない事の方が多いですよね。

そこで、まふぃんでは、気持ちを切り替える自分で気持ちに折り合いをつけられる力がつけられるような経験が出来るようにしています。

そして子どもたちの課題を遠ざけるのではなく、アプローチし続ける。

そうすることで個人差はありますが、確実に子どもは変わっていきます。

 

 

 

私も入職して4ヵ月ほど経ちました。私もこの4ヵ月様々な経験を重ね、4月当初からすれば考えかたも少しづつ変わってきたように思います。

子ども達に「課題にアプローチする」と言っている以上、私自身も日々の課題に取り組みクリアしていきたいと思います。

 

まふぃん

保育士 寺田 

内部研修!(合同)

内部研修!

 

こんにちは。

まふぃん統括施設長の廣田です。

 

夏休みも折り返し地点を過ぎ、子ども達も夏の思い出作りに奔走している頃でしょう。

 

さて、8月19日は初の試みとなるまふぃん合同研修を行いました。

今年度からまふぃん錦ヶ丘がオープンしたことは皆様ご存じの通りだと思います。

その2事業所で内部研修をやる最大の目的はなにか?

 

それはまふぃん上之園、まふぃん錦ヶ丘両事業所の意思の統一を図ること

そして既存の活動の更なる発展からまふぃんの新たな1歩を踏み出すことにあります。

 

どの分野でもそうですが、2事業所で大事なことは「質」を保つこと。

両事業所が同じクオリティで、同じ方向性で、同じ理念で・・・

やっているつもりでもその地域の環境であったり、子どもの人数であったり少しずつ小さな「ズレ」が生じてくる可能性があります。ましてや入職して4ヵ月の職員と7年目の職員。

 

その「ズレ」を生まないために、方向性をしっかりと定め入職して7年目の職員も4ヵ月の職員も同じ方向を向いて歩いていけるように今回の研修を行いました。

 

まふぃんでは集団的な療育活動を軸に様々な療育を行い「自律」に向かって活動を組み立てています。その中でも大事にしているひとつの柱として掲げているのが「社会性」です。

 

世の中で生きていくにあたり、人との関りは必須です。その際に必要となる力が他人とのコミュニケーション能力であったり、感情のコントロールであったり、最低限他人に合わせる力であったりと社会性は多様に存在しています。

それは1対1の場面でも小、中、大集団でも同じことです。

 

子ども達は将来そのスキルを自分で身に着け、実践し生きていかなければなりません。言わばその練習を安心・安全な環境で行える場所こそがまふぃんなのです。

 

今回はその将来身に着けてほしいスキル、「社会性」をプログラム1のテーマに設定しました。

 

「まふぃんの目指す社会性とは?」をテーマに自由に意見交換を行い、子ども達のライフサイクルを見越した上で

 

・「今なにが必要か?」

・「なぜ必要なのか?」

・「次の段階は?」

 

など活動を通して互いが日々感じていることを語り合い、擦り合わせていく姿が主体的に見られるなど内部研修ならではの光景がみられました。

 

まふぃんで働いている経験年数はバラバラですが、出てくる意見は3グループとも同様の意見が出てきており、今回の目的は果たせたような気がします。

プログラム2は「既存の活動からの新たな展開」。

こちらは運動、感覚、コミュニケーションの3領域にわけグループワークを行い、最後にそれぞれのグループの発表まで行いました。

ユニークな発想で新たな展開を模索するグループ、「この活動を行う目的」を掘り下げ一から再構築するグループなど熱のこもった意見交換がなされ時間が足りなくなるほど。

 

今後は出た意見をもとに、まふぃん、まふぃん錦ヶ丘両事業所で取り組んでいきたいと思います。10月の内部研修にて実践報告を行う予定です。

 

昨年に比べ今年は事業所も増えたことにより、職員数も倍近い人数となっております。事業所同士で情報交換を行うとともに、お互い切磋琢磨しながら「まふぃん」の質を上げていけなければなりません。

では「質」を上げるためになにをすべきか?

活動の発展のその先は?

まだまだ考えなければならないことは多くありますが、その分成長できる余地が十分にあると思っております。

 

初の合同研修でしたが、職員同士の良い交流にもなったのではないでしょうか?

 

今後もまふぃん、まふぃん錦ヶ丘、両事業所共々よろしくお願い致します。

 

まふぃん統括施設長 廣田恭平

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