体験活動~ゆでたまご編~

12月になりました。街もキラキラ、毎日がワクワクします。

 

11月26日、ワクワクする研修に行って参りました。

“きのくに子どもの村学園”の“北九州子どもの村小中学校”の学校視察です。

 

創立者は堀真一郎さん、きのくに子ども村HP

「学校法人きのくに子どもの村学園」は、1992年、和歌山県橋本市でスタートしました。

戦後はじめて学校法人として認可された自由な学校です。
現在は、きのくに子どもの村小中学校、かつやま子どもの村小中学校(福井県)、南アルプス子どもの村小中学校(山梨県)、北九州子どもの村小中学校(福岡県)、ながさき東そのぎ小学校(長崎県)、きのくに国際高等専修学校(和歌山県)があり、子どもたちの多くが寮生活を送りながら学んでいます。(H.Pより抜粋)

 

「自己決定」「個性化」「体験学習」

が基本方針で、どんな学校なのだろう、子ども達の様子は?、授業はどんなふうにされているのだろう・・・などなど視察前から興味関心が高まり、ワクワクした気分で研修に臨みました。

実際の学校は、自然豊かな環境の中で、子どもたちが主体的に学ぶカリキュラムが組み立てられ、のびのびと生活しながら学んでいる姿があり、驚くことの連続でした。

その中でも特に感動したのは「考える力」を育てていることです。答えをすぐに教えない、子どもたちに考える機会を十分に与えて、体験的な活動の中で子ども自身が気づき導き出していくように教師が関わる、教材を準備しているという事でした。

(たくさんご紹介したいのですが…詳しくは、きのくに子どもの村学園のHPをご覧ください)

 

まふぃんも「体験的な活動」を重視し、社会の中で生きる力、自律する力を育てるように、社会性やコミュニケーション力、学習面等の向上を目指す活動を日々模索しています。

今回、“北九州子どもの村小中学校“から

「主体的に子どもたちが楽しく学ぶ、考える活動とは、どんなものがあるのか?」

たくさんのヒントを教えて頂きました。

(きのくに子どもの村、北九州子どもの村小中学校の先生方、生徒の皆さん、ありがとうございました)

 

早速、このことを職員間で共有し、堀さんの話の中で出てきた「ゆで卵」を作る活動を実践することにしました。

療育の目標に合わせて、子どもたちが「考える」ことを重視した活動の紹介です。

 

「ゆでたまごを作ってみよう」

活動のねらいは、みんなで協力しながらゆでたまごを作ること、ゆでる時間を予想したり作業したりすることを通して、自分の意見を言えることです。

まずは、お昼ご飯の材料、パンと卵とツナ缶を子ども達に見せます。

「おかずは何にする?」をきっかけに卵サンドを作ることに決定!

早速、ゆでたまご作りに取り掛かります。

 

「ゆでたまご、作ったことある?」

「あるある!!」「学校で家庭の時間に作ったよ」と子ども達。

作り方と材料、準備はスムーズにできました。

 

さて、ゆで始める前に・・・どれくらいゆでるのか?・・・意見はまちまちです。

1分? 3分? 5分? 15分?・・・・40分!?

いつもはPCなどで答えを見つけてその通りに作るのですが、今日は自分たちでどれくらいゆでればいいのか、実験してみることになりました。

何も言われなくても、自分たちで作業を分担し始めました。(すごい!!)

時計係のT君は大きな声で「今10分経過、後〇分だよ」とみんなに知らせます。

「40分ゆでたら、どうなるかな~爆発するかもよ!!

10個の卵をゆで終わりました。

中身をわってみよう。

1分のは…「あれれ!!生だよ~」

「これは殻がむけるぞ!!」

「温泉卵みたいなのがある!」

「黄みが黒くなってる!」

「このままゆで続けたらどうなるんだろうね~???」

 

ゆで卵の活動、「10分以上ゆでればゆで卵になる。」が子ども達が導き出した答えになりました。

 

できたゆでたまごを使って、卵サンド、

生卵の分はスクランブルエッグにして・・・

いただきます!

おいしい~♪

 

このように、体験活動を取り入れると、

・結果を予測し、みんなで意見を出し合う。(話し合い)

・時間を計る(基礎学習)

・ゆで卵と生卵の違いに気付く(考える)

・作業を分担する(協力する)

・意見をまとめる(話し合い)

など、色々なことをとても楽しく自然に学ぶことができました。。

きのくに子どもの村学園の創立者、堀真一郎さんがおっしゃっていた、

「学びは楽しいものだ」「子ども達の考える時間をうばわないこと」「学ぶ(考える)場面は日常の中にたくさん散らばっていること」

を実感した活動でした。

今後も療育や放ディの活動に研修視察の学びを活かしていきたいと思います。

 

まふぃん上之園 末吉

 

 

 

 

 

 

 

小麦粉粘土からの学び

小麦粉粘土からの学び

 

朝夕、空気が冷たく肌寒くなってきましたね。銀杏の木は一段と黄色に色づき、地面も黄色に染まり〝きれいだな~〞と眺めてしまいます。銀杏並木を通ると、見上げて見とれてしまいます。

 

タライを囲んで座った子どもたち。職員が袋を手にし「これ、何かな?」と問いかけると

子どもたちの表情が、〝ワクワク感〞や、ちょっぴり〝いたずらっ子〞の表情に変化します。

〝早く入れて!待ちきれない!〞といった感じです。

これは未就学児(1歳~2歳)クラスの小麦粉粘土を始める前の子どもの様子です。

 

この小麦粉粘土、学童でも行うのですが〝ねらい〞ちょっと違ってくるのです。何が違ってくるのか…まずは未就学児の様子からお伝えしたいと思います。

 

◎未就学児クラス(1歳児~2歳児)

今までに何回かお伝えしましたが、まずは小麦粉のさらさらの感触に触れその後の抵抗 が少なくなるようにします。最初は慎重に触れていますが、次第に慣れてくると腕につけたり、両手ですくっては〝ポーン〞と上に投げ落ちてくる粉の様子を目をキラキラさせて見ています。ここまでくると職員の服も…もちろん、真っ白!子どもたちは顔も髪も真っ白になってしまいます😅

さらに遊び方が大胆になってくると、タライの中に足を踏み入れ座り込み遊び始めました。それを合図に2人、3人と中に入りタライの中は〝ぎゅうぎゅう〞です。このような環境を作る事で『場の共有』や『接近』になり自分と友だちとの距離感を意識できるような仕掛けを作っています。

 

いつもは粘土を〝作って遊ぶ〞までを活動にしていますが、今回は〝さらさら〞ポロポロ 〞の段階をいつも以上に楽しんでいたので、ここで終了にしました。

何かを作り上げる事も大切な経験ですが、そこに至るまでの過程子どもたちの言葉にならなくても感じ取っている表情。大人にとって日常になってしまった様々な当たり前の、感触や変化していく様子が子どもにとっては大切な感触の経験や、気づき学びになっているのだなと思います.

 

 

では、学童になるとどのようになるのか…

先日『比べてみたよ』のブログお伝えしましたが、学童になると〝学び〞や〝探求心〞とそれを『生活の中に取り入れて』が入ってきます。どのようなことかと言うと、『これは、何だろう?』『何故だろう』『~したらどうなるのだろう?』と考え発見したり意見を出し合い試す。そして試したことを自分の『生活の中に取り入れて』いきます。

 

小麦粉粘土の体験を沢山してきた子どもたち。9月にはだんごの粉で団子づくりも経験しました。そこで、子どもたちが「いつもと違うみたい…(小麦粉粘土の時と)」と気が付いたのです。

なので! 実験の始まりです😊

どのような実験かというと、3種類の粉〝小麦粉、片栗粉、だんご粉〞『触った感触はどうちがうのか?水を入れたらどうなるのか?その後はどうする?』『だんご粉は食べられたけど他の粉は?』と様々な疑問が出てきました。

まずは、それぞれの粉を触れ感じた事も発表しました。

〝片栗粉は固い、ぱさぱさ〞だんご粉はさらさらし過ぎ、おもちの匂いがする〞〝小麦粉は柔らかい、握ったら固まる〞などいろいろな意見が出てきました。片栗粉に水を入れてすくってみるとすくった時、指の間から『どろっ』と出てきた事にも驚いていました。

だんご粉は食べられることを知っている子どもたち。

「他の粉はどうしょうか?」と聞くと「煮る!」と意見が一致しました。

それぞれの粉を茹でた後は、味見です。グループごとにお皿に入れて〝1人何個づつ食べられるか〞ここにも学びがでてきます(数、量)

小麦粉は野菜をたっぷりのお汁に入れてお昼ごはんに頂きました😋

 

同じ小麦粉粘土。手段は同じでも、未就園児と学童このように目的が違ってきます。

小麦粉粘土というと、作って遊ぶという事が目的になってしまいがちですが、それはあくまでも目標なのです。

 

未就園児クラスの小麦粉粘土のねらいは。

場の共有から友だちを意識する

変化のある感触に慣れる」です

一つのタライを使う事で『場の共有』『接近』をし経験を通して自分と友だちの適切な距離感や関わり方を学んでいきます。これが対人関係社会性になっていきます。

 

 

学童になると、いつもは粘土を作り遊んでいる小麦粉が『あれ?この先どうなるのかな?』と疑問を持ち、いろいろな方法を試す事で探求心好奇心に変わり、学びへと変わっていきます。それが学びに向かう力となり、実生活にも繋がっていきます。

また友だちと意見を出し合う事で、自分になかった気づき視点もでて友だちの存在が重要なってくるのです。

 

今日は未就学クラスと学童クラスで同じ手段でもねらいが違ってくることをお伝えしました。

見方を変えると同じ活動でも結果は大きく変わってきます。

発達段階を踏まえ、どこにアプローチしたいのか。

日々考え、同じように見えても視点を変えていく訓練を私たち職員も積み重ねています。

そうして療育の奥深さを知っていくと子どもも自分も成長していけますね!

 

 

 

 

 

 

まふぃん上之園

 

寺田

まふぃん錦ヶ丘 体験会のお知らせ

こんにちは。

 

まふぃん錦ヶ丘施設長の伊集院です。

 

先日は地域交流の一環として、まふぃん錦ヶ丘の向かい側にある吉野寺さん主催の”吉野寺マルシェ”に参加させていただきました。

まふぃん錦ヶ丘のブースでは子ども達向けのワークショップを行い、クリスマスに向けたリースつくりを実施しました。

 

たくさんのご参加ありがとうございました。また、イベント参加に声をかけていただいた吉野寺さん、ありがとうございました。

その様子はまた詳しくブログでお伝えします。

 

さて、まふぃんに錦ヶ丘からのお知らせです。

12月にまふぃん錦ヶ丘体験会を実施します。~児童発達支援・放課後等デイサービス~

 

当日、お子様には活動に参加していただき、保護者の方には活動の様子をマジックミラー越しにご覧いただきます。

活動をご覧いただきながら内容の説明を致します。

 

日時についてはこちら↓↓

 

放課後等デイサービス 対象:小学1年~高校3年生まで

来年度小学1年生のお子様も対象となります🎵

12月16日(月) 16:00~17:30 新聞紙を使ったゲーム

12月19日(木) 16:00~17:30 運動遊び

↑↑ ~動きやすい服装でお越しください~

 

児童発達支援 対象:未就学児

12月25日(水) 9:30~11:30 感触遊び

↑↑ ~汚れてもよい服装でお越しください~

 

 

お子さまの成長を後押しする選択肢の一つとしてお考えいただけると幸いです♪

 

ご予約制になっておりますので、お気軽にお電話ください。

平日・土曜日 9:00~18:00まで電話対応致します。

 

※上記の曜日以外でも、随時見学・体験可能です。

お気軽にお電話ください。

 

まふぃん錦ヶ丘施設長 伊集院

 

 

 

 

 

遊びは学び~童具編

2学期のシーズンに私の心に

ズッキュ~ン

と響いた出来事を紹介します。

ある日の放課後、活動前の自由遊びの時に子供たちが童具(積み木)で遊んでいました。

その中の1年生のAちゃんが

「先生!見て!神様!」

と言ってきたのです。

ふと見ると

Aちゃんが

「神社!」

とつぶやきました。

な・なんと 1年生のAちゃんが童具(積み木)で神社を作成

「ここから入って~これが道~ここでお祈りするの」

と指先で案内しながら説明してくれました。

「ここはお金を入れるところ」

お賽銭箱です!

A・Aちゃん素晴らしい!

一気にそこの空間はパワースポットとなりました。

おとなりでは、童具(積み木)を1個耳に当ててBちゃんが

スマホごっこです。

なんとも愛くるしい二人です。

 

実は紹介した2人は、童具で遊ぶ前は、学校行事の練習や勉強で疲れて、遊ぶ前は少し不機嫌な様子でした。

しかし、童具で遊び始めた途端、疲れた様子から一変。夢中で遊び始めました。

 

世界発の幼稚園を作った幼児教育の祖と呼ばれているドイツのフレーベルは、子ども達が楽しく遊びながら、表現力や認識力、想像力を自然と学べるような教具をと願い、教育遊具「恩物」を生み出しました。恩物の一つに積み木があります。

恩物はドイツ語でGabeガーベ 訳すと「神様から子どもへの贈り物」を意味します。

 

 

神様から子供への贈り物の童具(積み木)で自然と好奇心と創造力を膨らませて神社を作成したAちゃん.

遊ぶことによって想像力と自主性が引き出され、情緒が安定する姿。

集中して工夫し、自分の力で自然と学んでいく姿。

森羅万象や神秘性、精神性の深さやつながりを感じて心に深く染みこむ体験でした。

 

まふぃん 上之園

有川

比べてみたよ

土曜日の放課後等デイサービス。

平日より長いので活動内容もいろいろです。子どもたちから「今日は何をするんですか?」と質問がとんできます。

 

今回は“感触遊び”がメインの活動。

「小麦粉粘土?ですか」と早速質問されました。

今まで何度も体験している子どもたちにとっては予測ができて「またか・・・」と思った子どもがいたかもしれませんね。

今回はちょっと違います。

 

子どもたちの前に3つの粉の入ったボールが出されました。

「これは何の粉でしょう?」

 

今日の“感触遊び”始まりです!

 

ねらいは“触ったりこねたりすることを通して粉の感触の違いに気づくこと、感触に慣れること”です。

 

子どもたちから、たくさんの意見が出てきました。

提示しただけで

「これ、小麦粉!」

 

触ってみると・・・

「さらさらしてる」

「握っても形がくずれないから、小麦粉はこれだ」

「だんご作りの粉と一緒だ」

 

お団子作り小麦粉粘土など今までの経験を照らし合わせて答えを考えています。

ここで粉の予想を立てさせました。

3つの粉の正体は“片栗粉”“小麦粉”“だんごの粉”です。

 

もっと違いに気付くために、次は水を入れてみました。

すると・・・

こねた瞬間に

「あっ、これ片栗粉だ、絶対そうだよね」

「だんごの時と一緒だ、もっと水を入れてください」

などなど発言がたくさん出てきました。

グループの子ども同士で意見を出したり相手にうなずいたりするのでコミュニケーションも取れていきます。

 

答え合わせをすると子どもたちは大喜びでした。

さて、今回はこれだけでは終わりません!!

 

「粉の違いは他にもあるんだよ。」

「この粉、食べ物だよね・・何ができるのかな!?」

 

「ピザができるんじゃない・・・!?」

 

Y君の発言がきっかけでたくさんの意見が出てきました。

(パン、おしるこ、だんご、ケーキ、唐揚げなどなど)

 

話し合った結果、“煮る”で違いを比べることに決定!!

小麦粉、だんごの粉、片栗粉を丸めてお鍋でグツグツ煮てみました。

“どうなるんだろう”子どもたちも職員も興味津々です。

ゆであがったら、見た目や食感、味比べです。

「小麦粉は、食べてもおいしくない」

「だんごの粉は、もちもちしておいしい」

「片栗粉は・・・なんだこれ!? 今流行りの・・・タピオカみたい!」

 

触ったり、こねたり、味見したり、友達と協力したりしてあっという間に時間が過ぎていきました。子どもたちそれぞれがいろいろな体験をしたようです。

私たちも“煮る”実験をして片栗粉がタピオカのようにぷるぷる食感になることを知ったのでびっくりしました。

 

“やってみたい”“どうなるんだろう”

という興味、関心、意欲があると、子どもたちは主体的に考え意見を出していきます。

今回の活動で子どもたちが生き生きと取り組んでくれたのがとても嬉しいでした。

「次はパンを作ってみたい」「ケーキ作りたいな~」

と次のステップへと発展していきそうです。

 

「ピザができるんじゃないかな・・」

と最初に発言してくれたY君。いつもは多動気味で注意されることが多いのですが…発想力豊かで思ったことをどんどん発表してくれたので今回の活動では大活躍でした。「お母さんがパン焼いてくれるの、僕みてるからさ!」「発酵させて作るんだよ」などなど、家庭での様子をよく見て覚えているんだな、と新たな発見がありました。Y君の持ち味を今後も引き出し、伸ばしていきたい、と思います。

 

“まふぃん実験室”、学童の子どもたちとできたことは、私たちにとっても新たな活動の取り組みの一歩でした。体験的な学びをこれからも取り入れて、子どもたちの社会性や生きる力を育てていきたいと思います。

今回の活動、私の感想は「おもしろかった~」です。

 

まふぃん上之園

末吉

ぶつかり合いから得るもの!

ぶつかり合いから得るもの!

 

共研公園のイチョウも色づいてきました。立冬が過ぎ寒さを感じるようになり冬が一歩一歩近づいてきていますね。

 

ある日の活動終了後…

「けんかしないで仲良く見てね。」「一緒に見れば?」と提案しているCちゃんとD君。絵本の取り合いをしていた4歳のA君と5歳のB君の様子を見て発した言葉でした。

 

その出来事とは。

活動終了後の絵本タイムに起きました。それぞれ好きな絵本を見ていたのですが、ある絵本が2人の目に留まりました!

 

「僕が見るんだよ!」「〇くんが!見るの!」「僕!」「〇くん!」と、お互い譲りません。絵本を縦にしたり、横にしたり引っ張り合いが始まりました。

表情も対戦モード。どちらも〝絶対に譲らない!〞といった雰囲気です☹

 

さぁ、ここは職員の出番。2人の話を聞いて「喧嘩しないで二人で仲良く見ようね」「喧嘩しないの、ごめんなさいは…」・・・・

 

 

なんてことは言いません!

もちろん、手が出たらいつでも止める事の出来る距離で、安全に気を付けながら見守ります。

 

何故かというと…

子どもはこのようなぶつかり合いを通して、

自分の思いを表したり、相手の気持ちに気づく、考えるチャンス

になるからです。

 

ぶつかり合いをする中で、お友だちが怒った、言われて嫌だったなど、相手の気持ちを感じ取る事ができます。

そして自分はどうすればいいのか考え始めます。

そのような経験を繰り返しすることで自分の気持ちを調整し、気持ちに折り合いをつけながら人との関わり方を学んでいくのです。

 

そのぶつかり合いの様子を見ていた4歳のお友だちが思わず発した言葉が

けんかしないで仲良くみてね。」「一緒に見れば?

でした。

今まではお友だちがぶつかり合いをしていても、ただ見ているだけだったのですが、お友だちの様子を見てどうすればいいのかを提案し、自分の体験を通して相手の立場に立って発言できるようになったのだなと思い成長を感じました。

 

ちなみに何の絵本だったのかというと…

『おべんとうなあに』です。

どのようなお話か、それは。

〝きょうはみんなでピクニック。ぞう、きつね、うさぎ、ねこ4匹ででかけます。ひと遊びした後は、たのしいお弁当🍙 さっそくみんなでお弁当を見せ合います。ところが、

あれれっ?ぞうさくんのお弁当がないよ!?みんなで探します。するとなんだ! 意外なところにありました。〞

ページをめくると、楽しいお弁当が次々とあらわれる仕掛け絵本になっています。

ぞうくんのお弁当の中身は… ともだちべんとう!

見せ合ったあとは、みんなで分け合いながら、〝いただきま~す〞

というお話しです。

 

さて、A君とB君どうしたかというと…

しばらくは一緒に見ていました。しかし今回はお互い〝一人で見たい!〞という気持ちが強く、気持ちに折り合いをつけ一緒に見続ける事はできませんでした😅

その後、4歳のA君は職員の読み聞かせに興味が移り、5歳のB君は『おべんとうなに』の絵本を見ていました。

 

今回はこのような結果になりましたが、ぶつかり合いの様子を見て、どうすればいいのかを考えて提案する事のできたCちゃんとD君。

お互い『見たい!』と自分の気持ちをぶつけ合ったA君、B君。

どんなに、主張しても自分の思いが通らない事もある学んだり

お友だちも『同じ絵本が見たいのだな』と気が付くきっかけになった、大切な学び、経験になりなした。

 

このような経験を繰り返し、同じような場面があった時に自分の気持ちに折り合いをつけたり、友だちとの関わり方少しづつ学んで成長していくことでしょう。

 

 

次の機会には「おべんとうなに?」の絵本のようにできるかな?

またブログで報告しますね!

 

 

まふぃん上之園

 

寺田

こども食堂でほっこり体験

暦の上では立冬を過ぎましたが、まだまだ秋を感じる今日この頃。

毎月第2土曜日はナガヤタワーにてナポリ通りのこども食堂の日!

11月の秋晴れの土曜日に今回もありがたく参加させて頂きました!

毎月の恒例行事となっていることもあり、こども食堂で気を付ける事、ルールを確認すると

「苦手なものや嫌いなものは伝える。」

「多いときは、量を減らしてもらう。」

「大声で話したり騒いだりしない。」

「走らない。」

「時間内に食べ終える。」

次から次へと意見が出てきます。

こども食堂でのルールや心得を体感しているようです。

お昼時間になり、2グループに分かれてこども食堂へ出向きました。

まふぃんに居る時より静かで穏やかな子ども達の様子は、少し緊張している様にも見えます。

いつも愛情たっぷりのお食事を提供してくださることに感謝の気持ちで、今回はお片付け隊を2名選抜しました。

 

ごちそうさまの後に2人に伝えると、

「えーなんで僕だけ?前もしたよ!」

「早く帰りたいよ」

 

と、ぶつぶつ言いながらも、指示を聞き始めました。

キッチンの流し台に行き、洗い終わった後のお皿や茶わんを拭く役目です。

すると、洗いものをしているスタッフの方と自然とコミュニケーションをとっているではありませんか!

 

ノリノリになってきた2人は、動作もテキパキなりました。

周りの状況をみてお手伝いの行動を合わすことができています。

洗い物が終わると、今度は雑巾を渡され、床を雑巾がけ。

スタッフの方とのコミュニケーションや、お片付けのスムーズな流れに二人の心もすっかりほぐれました。

お片付けが終わり、

「今日はありがとうございました。ごちそうさまでした!」とあいさつをすると、

周りから自然と拍手が沸き起こりました。

心温まる人のつながりに触れる体験。

愛情あふれる食事を頂いたことへの少しの恩返しが、喜びとなって循環した瞬間でした。

お役に立てたことに誇らしげな二人のどや顔のポーズ!

意気揚々と満面の笑みでまふぃんに帰りました。

地域の方との関わりや心のつながりを感じる事が希薄になっている今日この頃。

このような機会に恵まれて、地域性や社会性を育み、この体験を基にさらに成長していく姿は頼もしくもあります。

今シーズンA君のお兄ちゃんが来ていたTシャツです。

I want to try new things.

未来に向かって、新しいことにどんどん挑戦していこう!Yeah!

 

まふぃん

有川

 

「秋」といえば

日が暮れるのが早くなりましたね。

放デイの子ども達が帰る頃はもう暗くなっています。

秋の深まりを感じますね。

 

こんな素敵な季節の変わり目をもっと感じてもらおう!と、11月の第一土曜日、「秋探し」のテーマで活動しました。

「秋」といえば・・・!?

どんなことを思い浮かべるかな?

思い浮かんだことをどんどん書き出して「秋探し」スタートです。

たくさん出てきました。

柿、梨、サンマ、どんぐり、さつまいも・・・

食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋

落ち葉、イチョウ、等々。

中には「いそがしい」と答えた子どもも(笑)

学校や地域の行事やイベントがたくさんあるから”秋は忙しい”というイメージがわいたようです。

皆で「くだもの」「いきもの」「落ちているもの」「秋シリーズ」などのテーマを決めて分けました。

 

さて、今日のメインイベントは

「さ・ん・ま」

アウトドア好きな園長先生が「子ども達と炭火で焼いたサンマを食べたい!」とリクエストがあり今日の昼食作り開始です。

活動のねらいは、”秋の食べ物を味わう、秋探しをすることを通して、秋を感じること”です。

サンマも子ども達一人一人、実際に触ることから始めました。

ぬるぬるする~

塩はこれくらいかな~

 

だんだん慣れてきたよ

 

「あれっ、魚は10匹しかないよ。足りるけ・・・?」

実はここにもねらいが潜んでいます。敢えてさんまを少なく購入し「どうすれば全員食べることができるだろう?」を子ども達から発信してもらいたいと思ったのです。

 

「ど、どうする・・・また買いに行く?」

「・・・切る?」

 

 

ひとりの子の発言から解決策は「切ってみる」という答えだった様です。

実際に切ってみるとさんまは20切れに!これで十分足りますね!

「半分にしたら足りた~」

「なんでかな・・・??」

 

掛算や割算ができる子たちでも紙の上での計算式はできるのですが、実社会で「いざ!使う場面!」がピンと来ない時があります。

そういう時には子ども達が今まで習った学習と実社会で使う場面を一致させるために、活動の中でも算数の要素を取り入れます。

ただ「秋を楽しむ!」だけでなく子どもたち自身が体験を通して自ら「社会に必要な知識」を学んでいく過程もまふぃんの特色ではないでしょうか?

 

職員も「どこに体験的な学びを導入していくか」を考察することによって、活動を組み立てるスキルアップにも繋がりますね。

 

 

他にも

「ぎょぎょっ、魚から血が出た! 魚にも血があるんだ」

 

などなど、お魚班はいろいろな発見があったようです。

 

さてさて・・・

思い切りよく魚を切っているR君!!手つきが大胆になりました。魚屋さんみたいです。

このように”生の魚を触る”という経験、今回全員が体験できました!

これこそ、園長先生がさせたかったこと、なんです。

サンマを間近で観察する、生魚のぬるぬるした感触、生臭い匂い、本物に触ることで食への関心や興味がわいてくることに繋がります。

また、初めての経験(魚を触る、洗う、塩をふる)にチャレンジできたことも小さな成功体験です。将来、魚を釣ったり料理をすることにもこの経験が活かされていくことでしょう。

園長先生のねらい通り、子ども達はこのサンマがどうなっていくのか、どんな味がするのか、興味津々です。

火加減も園長先生が直々のアドバイス。

去年のことを覚えていたA君は「魚の油が落ちて焦げるよ、端っこに置こう」と言ってくれました。

 

魚のいい匂いがしてきました~

今日のメニューは、新米のごはん、さつまいもの入った具だくさん味噌汁、サンマの塩焼き、むかご、です。

 

サンマ、最高!!

その後はみんなで秋探し。

 

ススキやどんぐり、秋のさわやかな風を感じて甲突川の周辺を探索しました。

洋服には野草の種がいっぱい、くっつきましたよ。

皆ですごした11月の土曜の午後、素敵な時間になりました。

 

さて、こんな身近な所にも秋の実りを見つけました。

なんと堂園メディカルハウスのビオトープに植えられているの木の枝に・・・!

むかご、見~つけた!

実りの秋です。

まふぃん上之園 末吉

新たな発見!

 

新たな発見!

 

11月になりましたね。深まりゆく秋。読書の秋にスポーツの秋…と、言いたいところですが、食欲の秋❣美味しい食べ物がいっぱい。何を食べても美味しくて食欲が止まりません😁

 

宿題が終わり、おにぎり🍙を食べてお腹いっぱいになった子どもたちは活動に移ります。

本日の活動は何かというと。

 

〝ザァー、ザァー〞新聞紙を破く音がまふぃんにの部屋に響きます。「こっちの新聞紙大きな音がする!こっちは小さい!」「こっちの新聞紙柔らかい!こっちはガサガサだぁ!」子どもたち違いに気が付いたようです(^^)

身近にある新聞紙。この新聞紙1枚でも子どもたちの学習、発達には欠かせない大切な1枚になるのです。何故かというと…

 

➀ゆっくり、丁寧に、集中して切る。

➁指先の力をコントロールしながら切る。

➂全身の力と指先に力を入れる。

➃友だちを見ながらの気づき。

➄新聞紙の質感の変化を発見

➅破る時の音の違いの発見

 

ちょっとビックリ!ですね (^^) ではご説明しますね。

 

まず新聞紙を1枚、半分にゆっくり、丁寧に、集中して切っています。床に置いて切っていく事は意外と大人でも難しんですよ。無言でしてしまいます。

子どもたちはと言うと、どうやったらきれいに切れるのか考え、指先の力をコントロールしながら半分に切っていきます。

半分に切った1枚を先に使いましょう。

まず、半分に折ります。できるだけきれいにそろえてね(^.^)

3~4回目までは「簡単❣出来るよ」と余裕を見せていますが、5回目頃からは足を使ったり、全身の体重を乗せて折っています。最後7回目になると…〝固い!〞折れた時は「見て、出来た!」と嬉しそう。

 

今回のねらい

〝手先の巧緻性〞

〝行動のコントロール〞

※巧緻性とは、手先の器用さ、巧みに指先を使う力のことです.

 

次は、新しい新聞紙と交換。〝ぐしゃぐしゃ〞子どもたちは、全身の力と指先に力を入れて出来るだけ小さく、固くしていきます。そして破かないように広げます。それをもう1回繰り返します。

広げたところで、次は…

「破くんでしょ」と子どもたち。感がいいですね。でも残念!今日は違います😁

「棒状にしていきます。いつもと違う工程にどうしたらいいのだろうと?と戸惑い気味の子どももいます。

なので、「○○君(ちゃん)いいね」と言うと。

出来ている友だちを見て、どうすればいいのか気づきました。

 

さあ!次は捻じるよ~ 出来るかな?

縦にしたり、横にしたり、少しづつ捻じていました。

さあ、この新聞紙をもう1度広げてみよう!

「えっ!」と子どもたち。繰り返し使った新聞紙は…かなりヨレヨレなので

いつもより慎重に広げています。広げ終わった一人の子どもが気づきました

「こっちの新聞紙柔らかい!こっちは固い(折っただけの新聞紙)」

よく気がつきました!素晴らしい!

その子の発言で他の子どもたちも、2枚の新聞紙を触り違いを確かめていました。

 

では、2枚とも破きます。そこでまた新たな発見!

「あっ、大きな音がする(固い方)」「こっちは小さい(柔らかい方)、破きにくい

「固い方は破きやすいのに」と、たった1枚の新聞紙でも子どもたちにとっては手先を使ったり、何度も繰り返し使った新聞紙が柔らかくなる事に気くなど学びの要素が沢山入っているのです。

大人にとって普段身近にあり何でもないものでも子どもにとっては、何でだろう?と不思議に感じたり、とても大きな新しい発見になっていきます。

 

最後、破いた新聞紙を大きな段ボールと段ボールで作った枠の中にいれます。

遊ぶには足りないので、ポリ袋2つが登場!(破いた新聞紙が入っています。)すると子どもたちの目がキラキラ〝わぁっ〞と声が上がりました。早く遊びたくてうずうず。段ボールに新聞紙を入れていると手元に子どもたちの視線が集まります。

遊ぶ前にルールの確認。

中に飛び込まない事を約束します。

 

遊んでいいよ!と、声を掛けると新聞紙の中に潜り込んだり、両手で抱えて上に投げたり、首から下は新聞紙にすっぽり入って座りくつろいだり遊び方はそれぞれでした。

 

新たな発見や、全身を使い感触を経験した子どもたち。とても満足したような表情をしていました。

子どもたちの学びや、発見を一緒に経験しながら自分自身の学び、発見にも繋げていきたいと思います。

 

 

まふぃん上之園

 

保育士 寺田

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トリックオアトリート♪放課後等デイサービスの子ども達

今週は、放課後等デイサービスでもハロウィンをしました。

療育のクラスでは、ご近所のお店や病院に行ってお菓子をもらいましたが…(詳しくは、「ハッピーハロウィン♪上之園」のブログをご覧ください。)

 

放課後等デイサービスでは、ナガヤタワーの住人さんのご自宅に伺ってお菓子を頂いています。(ナガヤのみなさん、いつもありがとうございます)

 

さて、ナガヤに行く前。

子ども達は、仮装をする為に、衣装に着替えていました。

 

特に女の子たちは、仮装を張り切っています。

「プリンセスの衣装、合うかな?」「ウサギの耳を付けたらかわいいね」など、鏡を見ながら自分に合う服やカチューシャを付けていました♪

衣装、似合うでしょ♡

 

仮装が終わると、ナガヤに出発!の前に、少しみんなで「ご自宅に行くときの約束事」の話をしました。

 

どんな約束事かと言うと

・住人さんに会ったら、挨拶をする

・お菓子をもらったら、お礼をしっかりと言う

・苦手なお菓子があっても「これ、いらない」など失礼なことを言わない

などです。

 

挨拶はあたりまえな行動なので、約束事に挙げなくてもいいのでは?と思う方もいらっしゃると思いますが、実は「挨拶」ってとても大事なことなんです。

 

何で大事なのかというと。

「挨拶」は家族や学校、職場などの「人と接する場」において、基本的マナーとして、とても大切な役割を持っているからです。

また、「周りとの関係を心地よくする」役割も持っているなど、人と楽しく関わる為には「挨拶」ができることが大事になってくるからです。

 

 

その為に、まふぃんでは事前に約束事の話をして、「挨拶」が意識できるようにしています。

 

 

さて、約束事の話をした後は、みんなが楽しみにしていたハロウィン。

グループに分かれて、住人さんのお部屋に伺いました。

 

「ピンポーン」とインタホーンを押すと…。住人さんが出てこられました。

 

「トリックオアトリート。お菓子をくれないといたずらするぞ~」と子ども達が大きな声で言うと、ニコニコと笑ってくれるナガヤの住人さん。

 

すると、「はい、どうぞ」と優しい声で、子ども達にお菓子をたくさんくれました。

 

子ども達も、お菓子をもらうと、笑顔で「ありがとう」と言うことが出来ましたよ。

(まふぃんでの約束事「挨拶をする」をしっかり覚えていました😊)

 

 

今回、2日間ナガヤタワーにお邪魔しましたが、去年のハロウィンとは違うことをたくさん経験することが出来ました。

 

いつもは、玄関先での対応ですが、なんと今回は部屋にウェルカム~♪

 

部屋に入れてラッキーです✨

 

住人さんの話によると「まふぃんの子ども達が来るのが楽しみだからお部屋に入ってほしい。」とのこと。

 

交流会を通して、子ども達とナガヤの住人さんの仲が深まっていることを改めて感じ、うれしくなりました♪

 

お部屋の中で、お菓子を食べました🥄

 

あと、私が個人的に嬉しく感じたことがもう1つあります!

 

それは、ナガヤの住人さんの温かい愛情です。

 

ナガヤの住人さんとお話をする機会があった時。

住人さん達が「まふぃんの子ども達の為に、何かをやりたいので、何でも言ってね」とおっしゃってくれました。

 

ナガヤの住人さんが、まふぃんの子ども達のことを、ここまで考えてくれていることに、嬉しさを感じました。

 

 

これからも、交流会を行いますが、その時に、ナガヤの住人さん達の優しい愛情を受けながら、「人との関わり方(社会性)」を学んでほしいなと思っています😊

 

最後にまふぃん写真館♪

 

 

みんな、笑顔いっぱいです😊

 

まふぃん上之園

保育士 亀澤

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