ドキドキ新年度(上之園) ~新1年生を迎えて~

ドキドキ新年度!~新1年生を迎えて~

 

先日、田舎道をドライブしていたら田んぼ一面に、れんげ草が咲いているのを見かけました。そして辺りには桜やつつじの花、一足早く葉を茂らせ新緑が眩しい木、色とりどりの花や葉っぱの緑。

春の訪れと、吹く風には季節の穏やかさが感じられます。

 

さて、新年度が始まり初めての土曜日(4日)の放課後等デイサービス。

新1年生にとって〝ドキドキ、ワクワク、ソワソワ?〞

幼稚園から登園して来ていた時には元気いっぱいだったのに、土曜日は緊張した表情で登園してきました。(いつもの笑顔とお喋りが…少ない…)

 

そこへ、待っていた上級生が、「かばんはここにおいてね」「来たら手を洗うんだよ」「一緒に遊ぼう」と教えたり、遊びに誘ってくれていました。

1年生の様子は・・・

初めて会う上級生にもドキドキ。中々お喋りも出来ず黙って頷いたり、いつもと同じ場所のはずなのに何だか違う場所みたいといった感じで周りを緊張した面持ちで〝きょろきょろ〞見る子もいました。

1年生の緊張感がこちらにも伝わってきました🤭

本日は活動の前に『自己紹介』を行いました。

新1年生はもちろん、上級生も1年生の名前も知りません。

そこで、友だちのどんな事を知りたいか聞いてみると、

➀名前

➁小学校

➂学年

➃好きな食べ物

に決まりました。

@

さあ、いよいよ自己紹介です。今回は順番に一人ずつ前に出て発表しました。

まずは、最初に新6年生のR君がお手本になってくれました。

実はR君、人前で発表する事がちょっぴり苦手。

ナガヤの方のご自宅に招待状を持って行く時にも「ドキドキする…」と言いながら玄関のチャイムを鳴らし、ご挨拶をして渡しています。

終わった後は「ドキドキした。でも出来た!」と嬉しそうに、ホッとした表情を見せています。

そのM君が見事に新1年生の前でお手本となり発表してくれました。

 

先輩たちの発表を見た後はいよいよ1年生の番です。

見守っている職員もドキドキしながら見守ります。

 

順番に名前を呼ばれ自己紹介した結果は・・・

・恥ずかしがり屋で登園した時から緊張していたMちゃん。一人で発表する事が出来ました。

・M君は〝好きな食べ物は?〞の質問に「いくらののったお寿司です」と答える事が出来ました。

・R君は、はっきりと「〇〇小学校です」と答える事が出来ていました。

3人ともしっかりと発表する事が出来ました。

 

その後は高学年の子どもたちが、丁寧に絵を描いたり、入学おめでとうの文字の入った〝手作りキーホルダー〞を手渡してもらい嬉しそうに見せてくれていました。

 

6日からは新学期も始まりました。

1年生だけでなく、子どもたちにとってもクラス替えがあったりします。その時に今回のような自己紹介を自分から出来たらいいですね。

 

このような事は、これから先さらに大切になってきます。

自己紹介とは

〝知らない人に、自分を知ってもらうためにする〞仲良くしてくださいという意味も込めて行うものです。

また、〝いい関係を築くきっかけづくり〞にもなってきます。

初対面の人と新たな出会いの場で交わす会話(自己紹介)をスムーズに行えるようになったら素敵ですね。

 

この日の土曜日みんなでお昼のカレーを食べる頃は、新1年生も笑顔も多くなりしっかりと『おかわり』をして食べていました😊

新たに4名の子どもたちが加わった放課後等デイサービス。

今年度も子どもたちに負けないように、子どもたちと共にいろいろな事に挑戦し、成長、変化していけるようにしたいと思います。

 

まふぃん上之園

 

寺田

買い物体験

暖かい陽気と共に、今年度がスタートしました。「年長になったよ」「今度の担任の先生は誰かな?」と、子ども達は新しいクラスにドキドキしています。

 

さて、今回の活動は買い物体験。

「列に並ぶなど、公共のルールを守る」「店員さんに挨拶をする」ことができるように、買い物の活動を取り入れました。

 

買い物にレッツゴー!の前に、まずは練習をします。

練習の時に公共のルールを確認しておくことで、実際の買い物でも活かせられるようにする為です。

 

練習の様子。

子ども達は、棚に置いてある「お菓子カード」を1つ選びます。

今回は、子ども達が届かないような場所にもお菓子カードを置きました。

買い物の時、届かない場所にお菓子が置いてあることも実際に出てくるからです。

 

届かない場所に欲しいお菓子があったBさん。

ジャンプしても取れない。背伸びしても取れない。「どうしたらいいのか分からない」困っている様子です。

そこで、「困ったら何て言ったらいいかな?」とヒントを伝えました。

そのヒントで気づいたBさん。

「お菓子取ってください」と言うことができました。

 

困った時、人に伝えること。実はとても大事です。

困った時に、人に助けを求められず、1人でずっと悩んでしまう。

そのことで、自分を追い詰めてしまい、孤立してしまいます。

その為「困ったことを人に伝える」スキルが身につくように、お買い物体験などの活動を取り入れています。

 

「お菓子カード」を取った後は、レジに並びます。

どの子も列に並んで待つことができました。

列に並んで待つ。

これは、当たり前な事ですが、まふぃんに来ていた子ども達は、初めできませんでした。列の割り込みをしたり、列の順番のあらそいをしたり。

その為、今回列に並んで待つ事ができたことは、大きな成長です。

 

レジの順番が来ると、店員さん役の職員にお菓子を渡します。

店員「こんにちは」

子ども「・・・」

緊張しているのか、挨拶を忘れています。

そこで「挨拶ができたらバッチリだね」と小さな声で伝えると、「こんにちは」と小さな声で言うことが出来ました。

 

さて、練習をした後は、買い物にレッツゴー。

 

「早くお菓子を買いたいー」「楽しみ」とルンルンしながら、お店に向かいます。

お店に着くと、職員は外で待機し、子ども達だけでお店の中に入ります。

 

実は、以前の買い物活動までは、職員も一緒にお店の中に入りました。

困った時は介入したり、できない時は手助けをしたりなど、子ども達を誘導していました。

その経験を積んだことによって、今では職員の誘導がなくてもできるようになっています。

その為、これからのお買い物では、さらにレベルを上げて、子ども達だけでお店の中に入って買い物をしてもらっています。

お店の中に入ると、静かにお菓子を探す子ども達。

 

お菓子を探し終わるとレジに並びます。

 

レジの順番が来ると、元気よく「こんにちはー」と店員さんに言うことができました。

さらに、お菓子をもらった後は「ありがとうございます」も言うことができました。

挨拶ができた子ども達に拍手です。

ありがとうございます!

まふぃんに帰り着くと、手洗いうがいをし、みんなでお菓子を食べました。

「おいしいね」「買い物、楽しかった」と、どの子も満足している様子でした。

 

今回の買い物体験では、公共のルールを守ることができた子ども達。

ですが、これは1回の経験でできた訳ではありません。これまで買い物体験を何度も経験してきたことで、公共のルールを学び、「今は並ばないといけないんだ」「挨拶したほうがいいんだ」と気付く。

この気付く事で、行動に移すことができるようになります。

 

これからも、子ども達が自立への第一歩が踏み出せるように、買い物体験など、実生活に活かせられるような活動を展開していきたいと思っています。

まふぃん上之園 亀澤

言葉はなくても!

春休みになりました。子どもたちは新しい学年に向けてとても楽しみにしているようで、元気いっぱいです。

 

まふぃん(上之園)は中央駅近くにあるため、いろいろな校区の子どもたちが通所しています。

地域の学校と特別支援学校から通う子どもたちが一緒になって活動をしています。

さて、今日のメンバーの中には特別支援学校に通うO君がいます。

 

O君は自分の気持ちを言葉で伝えるのが苦手です。

自分がしたいことがあると職員を引っ張って指差しして教えてくれたり、逆に嫌なことにはゴロンと横になってしたくないことを伝えてくれます。

 

最近は登園するとトイレの介助をしてくれる園長先生のもとへすぐに行き自分をアピールしたり、車で迎えをしてくれる運転手さんに「バイバイ」と手を振ったり、O君と他者との関わりが増えてきました。

言葉はなくても意思疎通ができ、O君のできる事や好きなことがわかってきました。

成長を感じるO君ですが、活動中に寝転んだり友達や職員の服を引っ張ったり寝転ぶことがあります。

これは、他者へ迷惑をかけたり傷つけたりする行為なので、私たちは根気強く「それはしないでね」「起きてください」と伝えています。

 

今日の活動は「段ボール遊び」。

ねらいは、不安定な段ボールを倒さないように「くぐる」「すり抜ける」活動を通して、体と感情のコントロールをすること、自分の番がくるまで「静かに待つ」ことです。

O君に対しては、「みんなと一緒に活動の場にいること」「活動に少しでも参加出来ること」をねらいにして活動が始まりました。

どの子どもに対しても興味がわき、しかも課題が達成できるように考えて活動を組み立てています。

今日は参加してくれますように・・・!

 

まずは、“段ボールの間をくぐる活動“。

じっと友達の様子を見ていました。

「O君、する?やってみようか」

その声かけにO君は素直に反応し、通り抜けることができました。

“やったね!”

他のメンバーもじーっと見守っています。

装置を変えて2回目のチャレンジ!

次はどうかな・・・!?

”やったね!!”

みんなで大喜び!!

 

次の“すき間を通り抜ける活動”。

O君の番が来ました。

「O君!」

立ちあがったかと思うと段ボールの方へ・・・初めて通り抜ける活動に参加したのです!!

「やったー!!」

職員も子どもたちも大喜び。場が一瞬で明るくなりました。

O君の成功を心から喜ぶ子どもたちにも感動した瞬間でした。

 

O君に服を引っ張られていた子もそれを見て少し怖がっていた子も拍手していたのです。

“O君がんばれ”

という、私たちの願いと子ども達の思いは一緒だったのですね。

 

その後も活動に参加できたO君。順番を待つ間に何度か寝転んで起こされたことはありましたが、今日の活動は大成功でした。

 

O君と関わり続けてきた子どもたちは、自然にO君の行動やしぐさからO君の気持ちを読み取ったり、行動(服を引っ張られた)に対する対処の仕方、気持ちの切り替え方を学んでいました。

O君の成長と共に、私たち、そして周りの子どもたちも成長させてもらっています。

O君、ありがとう。

 

世の中は、いろいろな子ども達や大人が混ざり合い関わり合って生きています。

一人一人が大切な存在で、認められ幸せに生きられる社会であってほしい・・・。

寛容な気持ちを育てることと同時に、社会のルールを守ることや、自律の気持ちを育てることも大切だと再認識しました。

 

言葉はなくても気持ちが通じ合った瞬間、最高の喜びです。

 

まふぃん上之園 末吉

座ってまてるよ ~今年度を振り返って~

座って待てるよ!~今年度を振り返って~

 

いつの間にか甲突川の桜もつぼみを持ち始めています。朝夕は寒いですが、春がまた一歩近づいてきているのですね。甲突川沿いが桜で満開になる日が待ち遠しいです。早く咲かないかなぁ~と心待ちにしています。

 

本日は午前クラスの様子をお伝えしたいと思います。

まふぃんで一番小さな子どもたち。1歳~2歳児クラスの子どもたちが登園してきました。

「おはようございます!」と言える子や、お母さんの後ろに隠れて〝〇〇ちゃん見つけた〞としばらく職員とやり取りをしてから〝ばいばい〞とタッチしからお母さんと離れる子。

微笑ましい朝の光景です😊

時には「ママがいい~」とちょっぴり涙でのお別れの日もありますが…。

 

そんな午前クラスの子どもたち。この1年大きく成長しました!

 

4月の子どもたちは…

「お集りするよ~、おやつだよ~」と声を掛けても座ることなくふらふらと動き回っていました。座らせてもすぐに離席したり、走り回ったりする姿が目立ちました。

 

そんな子どもたちでしたが、今では「お集りだよ」「座って待っていてね」と声を掛けると座って待てるようになりました。

絵本を見る間も、おやつの時も最後まで座っています。

待つ時の姿勢も今ではすっかり、お兄さん、お姉さん。

表情も心なしか自信も持っているように感じます。

その中でも感動的な出来事が先日あったのです‼

 

その子の名前はAちゃん。今年度の途中から利用が始まりました。

利用開始の頃は

・座る事が出来ず、姿勢が保てない。

・走り回る事が多い。

・自分の思った通りにならないと怒る。

・順番が待てない。

などの姿が見られていました。

 

ところがこの日、Aちゃんが姿勢よく座り、最後に名前を呼ばれても怒ったり、拗ねたりせずにしっかりと待てていたのです。

おまけに両手を膝に乗せて!(職員は何も言っていないのに)

こんなに待てるようになるとは。嬉し~い😂

 

では、どの様な活動を行ったか見て行きましょう!

本日の活動は運動遊びです。

今回はいつもと違う内容にしてみました。

午後クラスと同じように

〝マットに座って待つ〞〝名前を呼ばれるまで待つ〞

という事をしてみました。運動遊びでは初めての試みです

 

今回のねらい。

『行動のコントロール』

『順番を座って待つ事が出来る』

 

しっかりと待てているお友だちから名前を呼ばれるので、みんな姿勢よく待っています。

Aちゃんはというと・・・

 

立ち上がる事もなく、ふらふらと動き回る事もせず姿勢よく待てていました。友だちがどうやって渡っているのかもよ~く見ています。

利用が始まった頃を思い出し、ここまで座って待てるようになるとは思ってもみませんでした。

様々な活動で「座っていたらお名前呼ぶからね」と声を掛け、一瞬でも座ったらすぐに名前を呼ぶすぐに褒める、事を繰り返し行ってきたことでここまで出来るようになりました。

この様な

「待てるようになる」「ちょっと我慢ができる」

という経験を今度は保育園や幼稚園などで実践できることができれば

子どもの成長、変化は飛躍的に伸びていきます。

 

待てるようになることでルールのある遊びに参加できるようになり、活動の幅が広がります。

ちょっと我慢ができるようになることで注意をされたり、怒られたりすることが少なくなります。

 

二つのことができるようになると今度は「友達」を意識して、集団の中で遊ぶことができるようになります。

 

こうして子ども達は

自分の視野やキャパシティを広げて

新たな世界に踏み出していくことができる様になるんですね。

 

私は、まふぃんに来てもうすぐ1年経ちます。

保育園での保育には慣れていても療育は初めてでした。

『何が大変だった?』と聞かれても・・・ ありすぎて選べません…😅

何となくの知識としてはありましたが、どのように対応していいのかも分からず、毎日が勉強。そして必死でした。

ついでに小学生以上の子ども達と接するのも初めて。

小学生との接し方、〝何を話せばいいの?〞などetc.

一日中戸惑いの日々でした。

 

今年度、子どもたちと接していて特に感じた事。

保育園に勤務していた時以上に、子ども達の成長、変化が嬉しく感じられました。

そして嬉しいだけではなく、子ども達が成長、変化する事は〝貴重なんだな〞〝当たり前ではない〞のだなと改めて気付きました。

 

今年度も後10日程になりました。

来年度も子どもたちに負けないように私も成長、変化!しようと思います。

 

 

まふぃん上之園

 

寺田

 

 

 

声かけひとつで・・・

先日放課後等デイサービスで「運動遊び」を行いました。

今回のねらいは「順番を待つ時、姿勢良く待つことができるようになる(その場に応じた行動ができるようになる)」

前回、運動遊びで、姿勢良く待たないといけない時、壁にもたれていたので、このようなねらいを立てました。

 

さて、活動が始まると「早く順番を呼ばれたい」気持ちから、姿勢良く座って待っていますが、時間が経つと姿勢が崩れそうになります。

 

前回はここから職員が何度も声をかけ姿勢を正していましたが、今回は少し言い方を変えてみました。

「早く呼ばれるにはどうしたら良いでしょうか?」

この一言で子どもたちは全員背筋を伸ばし、順番を待つことができました。

 

まふぃんに通う子ども達は実はどの様に待てば良いかを皆よくわかっています。

そして職員も皆が分かっていることをよく知っています。

 

ついつい口をついて出てしまう

「ほら!姿勢を正しくして!」

「ちゃんと座って!」

よりも

「どうしたらいいと思う?」

「どうするんだったけ?」

その一言で行動が改善されるとお互いストレスがなくなるばかりか、子ども自身が考えて気づくことができます。

(知らないことは教えないといけませんが・・・。)

 

まふぃんでは子ども同士でトラブルになった時にも極力見守りますが、(もちろん手を出しそうな時には止めます)

どうしても収拾がつかない場合は職員が介入し

「どうしたらよかったかな?」

の言葉を大切にしています。

 

最終的にはトラブルにならないようになることが目標ですが、今は子ども達はたくさんの経験を積む時期。

経験を繰り返し、学び、自分達でどうしたら良いのかに気づく。

そして自ら行動を変え改善に繋げていく。

大人は気づくヒントを与えれば良いんですね。

姿勢良く待つ事ができています!

 

実は冒頭で出てきた言い換えは家庭でも実践できます。

「危ないからダメ!」⇒「お母さんケガが心配なんだよね」

「何度言ったらわかるの!」⇒「どうしたら良いと思う?」

「早く宿題しなさい!」⇒「お母さん○〇時までなら付き合えるよ」

などなど。

 

あとは見通しを持たせて行動を促す方法もあります。

4月当初、楽しい自由遊びから本活動に移ることが中々難しい子もいました。

そんな子も

「自由遊びは5時10分前までね」

この一言でスムーズに次の行動に移れるようになりました。

大きな声を出し

「はい!片付けて!」

より、職員も気持ちよく仕事に励むことができます。

 

 

 

これからも子どもに望む行動を

大人からの一方通行の指示や命令だけでなく

子ども達自身の経験や気づきによって促していきたいと思っています。

 

まふぃん上之園
亀澤

保育所等訪問支援

こんにちは。

 

いつもはブログで活動の様子をお伝えしていますが、今回はまふぃんが行っている「保育所等訪問支援」の事業についてご紹介したいと思います。

 

保育所等訪問とは、まふぃんの利用児が通う幼稚園や保育園、小学校などに、職員が訪問をすることです。

その時に、子どもの様子を観察するだけではなく、担任等と情報交換を行ったり、子どもの育ってほしい部分を確認したりしています。また、支援の質を高め、その子に今必要な支援を丁寧にアプローチすることができるように、「支援の統一化」も行っています。

 

さて、私はつい先日、ある幼稚園と小学校の保育所等訪問に行きました。

まずは、幼稚園の保育所等訪問について。

去年の夏頃にも、その幼稚園に行きましたが、その時は「落ち着きがない」「活動に入れない」など、気になる姿が見られたので、担任の先生とどのような支援をしたら良いのか話し合いました。

また、その子が落ち着かない時は、クールダウンできるような対応をしていくこと、活動に入れない時は、できるだけ集団の場にいられるように環境設定をすることなど、幼稚園とまふぃんが一貫した支援ができるようにしていきました。

 

そして、夏の保育所等訪問から約半年が過ぎた先日。

再び幼稚園に行き、担任の先生と話をすると「○○さん、とても落ち着いていますよ」と、嬉しいお声を頂きました。

子どもの今必要としている支援を丁寧にアプローチし、統一化をしたからこそ、効果が見られたのではないかと思います。

 

次に、小学校の保育所等訪問について。

初めて訪問させて頂き、授業や休み時間の様子を見ることができました。

授業では、国語のプリント(読解問題)をしていましたが、担任の先生は、ただ解かせているだけではなく、その子が答えに気づけるようなヒントも伝えていました。ほかの子どもも、読解問題のプリントをしていましたが、同じヒントを伝えるのではなく、その子のレベルに合わせたヒントを伝えていました。

個々の学習レベルに応じた「ヒントの伝え方」は、まふぃんでも共通している部分です。

実際にまふぃんでやっていることが学校とも共通していることを確認することで、子どもも混乱せずに学習に取り組むことができます。

それだけでなく、多様な学習の方法を見させていただくことでまふぃんの職員にとっても勉強になります!

 

今年度は、色んな幼稚園や学校に行かせて頂きましたが、その時に嬉しかったエピソードは「まふぃんの手法で子どもが変わった!」の言葉でした。

 

とある幼稚園には1年に何度も訪問させていただいています。

今ではまふぃんの療育を理解してもらい、まふぃんで行っている支援も実践してくれています。

そのおかげで、子どもの変化がより早く見られるようになっており、「保育所等訪問支援」の効果を感じることが出来ました。

これからも、保育所等訪問をしていきますので、もしご希望がありましたら、職員にお声掛けください。

まふぃん上之園 亀澤

 

学習の様子

学習の様子

放課後等デイサービスのまふぃんでは、登園後、まず学習室で宿題やまふぃんプリントを取り組むことから活動がスタートします。

 

学校の宿題をする子ども、まふぃんで用意されたプリントをする子ども様々です。

 

7年前の開所当時は、子どもたちがうろうろ歩き回ったり、学習をしたくないと言って取り掛かるまでに時間がかかることがあり大変でした。

その当時の学習面のねらいは

「学習室での過ごし方がわかること(挨拶や物の準備・片付け)」

「学習する習慣をつけること」

でした。座る場所やプリントの内容を見直したり、その子に合った声掛けや見守りを工夫したりすることにより、学習室での過ごし方やプリントに取り組む習慣を確立してきました。

 

次の段階では

「わからない所を質問できるようになること」

をねらいにしました。

当たり前のように感じるかもしれませんが、困ったときに自分から「ここがわかりません、教えてください」と言えるようになることは、社会生活の中でとても大切なことです。

学習支援の中でソーシャルスキルの要素も意図して入れてみました。

また、間違いを伝えると「もうしない」と拒絶していた子どもが「あっ、そうか」と受け入れてやり直しができるようになってきました。成長を感じる嬉しい瞬間です!

 

そして、現在の目標は、学習したことを日常生活に活かすこと、です。

学習したことが日常生活で役に立つことが分かるととても嬉しいですよね。

例えば

・計算ができる➡500円以内で買い物ができる、クッキングの予算を立てる

・時間と時刻➡お出かけの時間を調べ、日程を立てる

・文字を書く➡招待状やポスターを丁寧に書く

・野菜を育てる➡できた野菜で調理する

・ローマ字入力ができる➡分からないことを調べる、文章を書く

等々、まふぃんの活動で取り入れ、実現化できるようにしています。

 

また、内部研修で「漢字が覚えられない」「計算が苦手」といった悩みを持つ子どもたちに対して、認知機能を高めるトレーニング「コグトレ」のことを学び合い、見る・聞く・想像する力を伸ばす支援の方法を考えています。

“学びを活かす”とは

学んだこと(知識)を使って、問題を解決していく能力(知恵)をつけること。

学びを活かせると生活が豊かになり、自分自身の成長を感じることができるので自己肯定感も高まります。また疑問に思うことも増え、次はこうしてみようと工夫していく力が育っていきます。

私たちの周りは学ぶ教材であふれています。

子どもたちの得意なことをさらに伸ばし、活動の中で興味のあることを増やすこと、学びを活かす場面を作って考える体験をさせたいと思います。

私も子どものころ、宿題がないと嬉しいものでした。大好きな漫画や本、アニメやスポーツ番組からいろんなことを学んで成長してきました。

子どもたちの興味のあることに目を向けつつ、基礎基本の学力の定着や学習習慣の確立を大切にしていきたいと思います。

 

大人になったら、宿題がなくなる・・・!?

子どもたちが楽しく学べる教材作りを私も頑張ろうと思います。(笑)

 

まふぃん 末吉

新型コロナウイルス勉強会

新型コロナウイルスによる連日の報道に皆様、不安な日々をお過ごしかと思います。

そんな最中、昨日は小中高及び特別支援学校が臨時休校となる旨が決定されました。

まふぃんでは衛生面に十分配慮した上で通常業務を行っております。

少しでも保護者の皆様のお力添えになれればと思っておりますので、利用日、送迎などお気軽に相談ください。できるだけ柔軟な対応をさせていただきます。

 

さて、昨日の今日ということもあり、早速ですが子ども達にも「新型コロナウイルス」の勉強会をまふぃん・まふぃん錦ヶ丘両園で行いました。

 

低学年にもわかりやすい紙芝居風なテキストを用い、みんなでコロナウイルスへの理解、気を付けるべき点、など確認することができました。

「聞くときはしっかり聞く!」

日頃から活動の中にも取り入れている効果がこのような場面で試されますね。

姿勢正しく、真剣な眼差しで職員の話を聞いておりました。

 

終盤には3人前に出て「あわあわ手洗いのうた」を歌ってくれました。

 

2月もあっという間に終わり、いよいよ春めいて参りました。

甲突川が桜で満開になる頃には、この新型コロナウイルスの流行も終息に向かうことを願うばかりです。

 

来週からの臨時休校中の対応についてなにかご不明な点がございましたらいつでもお電話ください。

まふぃん・まふぃん錦ヶ丘スタッフ一同、皆様をサポート致します。

 

 

まふぃん上之園 園長

廣田 恭平

 

 

 

声を掛け合って

声を掛け合って

 

今年は4年に1度のうるう年で、1年が366日ですね!そんな4年に1回の2月29日

のうるう年は何をして過ごされますか?ついでに土曜日!何となく、わくわくしてしまうのは私だけ?でしょうか!(^^)!

 

ある日の放課後等デイサービス。

「ゆっくりね」「置くよ」と声を掛け合いながら段ボールを運んでいる子どもたち。その姿を見てとても頼もしく、嬉しくなったのでお伝えしたいと思います。

 

今回のねらい

「気持ちをコントロールしながら静かに待つ事が出来る」

「最後まで落とさずに慎重に運ぶ事が出来る」

 

まず始めに一人で段ボール4個を運びます。しかし一番上は細長い段ボールが乗っているので持ち上げて運ぶのも不安定。なのでゆっくり持ちあげて慎重に運ばないと、持ち上げた途端崩れてしまいます。もちろんゴールまで気が抜けません。

いつもは落ち着きのない子も「落とさないようにね」と言われ、集中して慎重に運んでいました。

 

 

さあ、ここからが本番!いろいろな形に組み合わせ不安定にした段ボール上に、金の蓋に乗せたボールを乗せたり、プラフォーミング(大型のソフト積み木)を乗せ重さを出したり

難易度UP!

「今度はこれを運んでね!」と言うと「えっ~1人で!?」と子どもたち。

まさかね・・・

 

ルールは一つ。

『2人で最後まで落さない様に運ぶ』

どうやって運ぼうかな・・・

子どもたちの表情や個性を見ながらペアを決めるのも楽しみです。

今回は高学年と低学年がペアになるようにしてみました。

運ぶ時の様子はというと..

持ち上げる時にも相手の様子を見ながら持ち上げ、運ぶ時にも「ゆっくりね」と声を掛けたり、置く時にも「置くよ」と声をかけていました。

また、高学年の子が低学年の身長に合わせるように腰を屈めながら運ぶ姿も見られました。

 

2学期頃までは自分のペースで運びたい(相手のペースに合わせられない)、途中で落としたりすると相手を責めてしまうような発言をしてしまったり、怒ったりする事も見られました。

しかし、何度も繰り返すうちに〝どうすれば落さずに運べるか〞〝2人で落とさずに運ぶにはどうすればいいのか〞〝相手が自分より小さかったらどうすればいいのか〞を考えながら行動出来るようになってきたのだな思いました。

声を掛け合いながら、低学年の子が運び易いように腰を屈めながら運んでいる様子を見て

相手の事を気遣いながら活動をしている様子を見てとても嬉しく思いました。

 

自分より小さい子に優しく関わるといった行動や、思いやりの行動、または人に順番を譲る行動は、

『向社会的行動』とも言われ人との関係を良好にし深める社会性の発達にはなくてはならない大切なものです。

今回、小さい子に合わせ一緒に段ボールを運んだ事は、身体の動きを相手に合わせる事(援助行動)、相手を理解する事にも繋がっています。このような行動は、これから社会を生きていくうえで欠かせません。

人に合わせる、相手を理解する事で感情の交流も起こり、お互いの気持ちを尊重し合う事の大切さや一緒に目的を達成し合う喜びを感じる事が出来ました

 

異年齢やナガヤの方たちとの交流を深めてきた子どもたち。

色々な人たちとの関わりを経験し相手を気遣う、相手を尊重する気持ち、相手に合わせる力も育ってきたのだなと感じた出来事でした。

 

 

まふぃん上之園

寺田

構成あそび(積み木パズル)

「上手く入らないよ~」

「どうしたらいいかな?」

「待って、こうすればいいんじゃない?」

「できたー!」

友達と話合いながら活動に取り組んでいる子ども達です。

 

今回の活動は積み木!

積み木と言うと何かを作る活動をイメージすると思いますが、まふぃんの積み木遊びはそれだけではありません。高さ比べや積み木を使ったパズルなど、制限時間を設けたり、チームで競わせることでゲーム性のある遊びも行っています。

このような活動の中で子ども達は、積み木が崩れてしまった時、チームごとの競争で負けてしまった時の感情のコントロールの仕方、チームの友達との協力、自分の意見を伝え、相手の意見を聞き入れるなど友達との関り方などを学んでいます。

 

 

今回は、小学生にとって初めての「積み木パズル」

「今日の積み木はいつもと違うよー」と積み木を準備する職員に、何が始めるのかと興味津々の子ども達です。

「何するのー?」とワクワクドキドキ😳

 

「積み木パズル」とは、決まった数の長方形と正方形、三角などの積み木を箱の中に入れるという遊びです。

 

ぐちゃぐちゃに入れた積み木をきれいに入れるゲーム。

1回目は職員が、2回目は子ども達が問題を出します。

相手チームのパズルの問題を出すと分かると子ども達はニヤリ😏

「負けさせてやるー!」と一生懸命難しい問題になるように考えていました。

難しくしよう~!勝たせないぞ!!

 

制限時間は3分。

初めは「簡単じゃん!」と言っていた子ども達、箱の隙間がドンドン埋まっていきます。

他のチーム「やったー!終わった!!」という声を聴くと「うるさい!」と言ってしまったり、同じチームの友達にも「それ違う!」「邪魔しないで!」と怒り出してしまったりする子もいました。

 

勝負になると本気モード、勝ちたい気持ちが強すぎてついつい口調が強くなってしまいます。

「そんな言い方はしない」と言うと、その子は怒りたい気持ちを抑え静かになりました。強い口調で言うのは良くない事、相手が嫌な思いをする事、本当はちゃんと分かっています。

 

隙間が少なくなると難しい😫

「あれ、入らない!」

残りは長方形1つ、でも正方形の形が入る隙間しかありません。何度も箱から取っては入れを繰り返します。

長方形と正方形、形は違いますが体積は同じ積み木です。

 

結局、制限時間までに箱に入れる事ができず、「悔しい!」と言いながらも気持ちを切り替える事ができました。

形は違うけど、体積は同じ!

あれ、入らない!

どうやったら入るかな?

 

積み木遊びを通して、友達との関わりや感情のコントロールの仕方だけではなく、箱の面積と決まった量の積み木の体積の関係性形や大きさの概念を、遊びを通して体感しています。

「長方形はこんな形」「正方形を2つ繋げると長方形になった」など、実際の形に触れて形を知る事によって、図形をイメージしやすくなり、図形の学習にもつながっています。図形の学習は子ども達のつまずきやすい単元です。このような活動を通して、教科書に平面的に描かれた図形を頭の中で立体に組み立てられる事によって図形の学習への抵抗を減らして行けたらと思います。

積み木遊びによって子ども達がさらに成長していくのを楽しみにしています。

 

まふぃん 中村

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