振り返り  ~今年1年は?~

振り返り~今年1年は?~

今年も残すところ後3日となりましたね!皆さんはこの1年どのような年でしたか?
〝早かったな~、色々あったな~、何となく終わったな~〞など感じ方はそれぞれ?…ですかね!

私にとってこの1年どうだったか…
それは、〝変化、戸惑い、緊張、勉強〞など色々な気持ちが入り混じった年でした。
でも1番は…

〝充実していました!〞4月からまふぃんに来て9ヶ月。今まで保育園で経験をしてきましたが、療育は初めて。

療育ってどんな事をするの?

言葉としてや、何となくの知識としては知っていましたが、実際、療育の現場で働くとなると未知の世界。
不安とドキドキした気持ちでスタートしました。まるで小学1年生😅
そんな気持ちの中で仕事をしていた6月頃、小学生の子どもに「先生、大分慣れたね!」と
肩を叩かれた事がありました。一瞬キョトンとしてしまいましたが、笑い出すと共にリラックスしていこう!と思えた瞬間でした。
子どもの力は凄い!

さて、前置きはここまでにして。
未就学児クラス(1歳から2歳)の子どもたちの成長についてお伝えしたいと思います。
この9ヶ月大きな成長を見せてくれました。
4月の頃は集まりの時に座っていられない、視線が合わない、名前を呼ばれても反応がない子どももいました。ところが今では

〝お集まりだよ〞

と声を掛けると、椅子に座り

〝コロコロたまご〞

の歌に合わせて手を動かしたり、名前を呼ぶと「はーい」と視線を合わせて手を上げたり、返事をするようになりました。途中で離席する子どもは今ではいません!
毎回、同じ対応を繰り返し行う事で次第に〝今は座らないといけない〞という事が理解出来るようになります。

ただ一言、『今は座ろうね』の声掛けだけです。

また、場の共有や接近が苦手なA君がいました。出会った頃は自分の視界に友だちが入って来るとその場を離れたり、自分から友だちの中に入っていく事もありませんでした。
しかし、段ボール遊びや小麦粉粘土、わらべ歌などでの活動の経験を通し少しずつ友だちと関わりながら共有、接近が出来るようになり、今では自分から友だちの中に入って行き笑顔で遊んでいます。


最近は同じ曜日に通う子どもたちの中にも、友だちを意識する行動が見られるようになりました。
ある日の段ボール遊びでの出来事です。
壁から棚に向けて横一列に段ボールを並べていました。壁が近づくと棚側に押したり、壁側に押したり、出来るだけ〝きれいにすっぽり〞と並べられるようにしていました。
最後の1個!これが入ればすっきり!
というところまできました。
しかし、最後の1個が…中々…
子どもたちも考えます。

3人で段ボール箱をあれこれ替えたり、縦にしたり、横にしたり何度も入れ替えていました。
言葉でのやり取りはあまり見られませんが、お互いを少し意識し合いながら遊んでいるようにも感じられました。
そのうち、すっぽりと並べられる事が出来ていました!
ここまで集中が続くとは思ってもみませんでした。

ところが、話はここでは終わりません。子どもたちの思わぬ成長があったのです。
それは、
段ボールで半分に仕切られる形になってしまった部屋。
一方には2人、もう一方にはA君が1人取り残されてしまいました。それに気が付いたBちゃん。段ボールを一個ずらしA君のところへ。
「A君おいで」と言い、Bちゃんが遊んでいた場所へ手を引き連れて行ってくれていました。

今までは一緒に遊んでいるように見えても、まだ自分だけの世界で遊んでいた子どもたち。
少しずつ友だちの存在に気が付き、気にしたり、関わろうとする姿が芽生えてきたのだなと感じたのと同時に、心の成長も感じる事が出来事でした
日常のふとした時に感じる子どもたちの成長。ひとつひとつの小さな成長、変化が今まで以上にとても嬉しく、貴重に思えた1年でした。
子どもたちの成長や、変化を見逃さず、しっかりと見守っていきたいと思います。

さて、明日からまふぃんも年末年始のお休みです。今年1年ありがとうございました。
ご家族揃って良いお年をお迎え下さい。

それでは、1月4日子どもたちに会えるのを楽しみにしています。

まふぃん上之園  寺田

12月 まふぃん合同研修

皆様、ご無沙汰しております。まふぃん園長の廣田です。

今日は私がブログ担当でございます。ということは・・・
そうです!
2ケ月に1回の内部研修を行いました。8月から始まり今回で数えること3回目。

今回は
① 新しい学習支援(コグトレ)を取り入れての実践報告
② わらべ歌の実践報告
③ 「伝える」をテーマにしたグループ研修

この3つです。

①のコグトレについてですが、皆さん「ケーキの切れない非行少年たち」という本をご存じでしょうか?

その著者である宮口幸治さんが考案した支援プログラムが「コグトレ」です。簡単にご説明いたしますと、社会面、学習面、身体面から子どもを支援するための包括的プログラムです。

まふぃんでも社会面はもちろんのこと学習面・身体面にアプローチした支援を行っています。コグトレもまふぃんも共通していることは「社会に出た時に困らないこと」。その基盤を作る上ではアプローチの方法は違えど、目的は一緒です。

さて、今回報告してくれたのは1年目のO保育士と非常勤で働いていた時期も含めると7年まふぃんに携わっているS児童指導員。

2人とも夏頃から「まふぃんの療育とはなにか?」などプレゼンの練習は一通り行ってきました。

今回は自分で実践、分析、評価、発表ということまで行わなくてはなりませんでしたが、完成したプレゼン資料、発表の仕方などどちらも「実際にその場で職員が体験してみる!」ことも取り入れた内容の濃い実践報告でした。

放課後等デイサービスでは学習支援を行っておりますが、その「学習」も苦痛を感じながら机に向かうものではなく、ゲーム感覚で楽しく学習しているのに学びが身につくにはどうすればいいか?と模索しておりましたので、このコグトレをアレンジすることで学習支援がさらにパワーアップするぞという糸口がつかめました。

 

わらべうたも、就学前の子どもだけでなく小学生の活動で取り入れた際の実践報告でした。思春期ともなれば、男女間の距離のこと、つい反抗的な態度をとることもあります。こちらもまた、わらべうたの活動をしてみると、「つい」引き込まれてしまう子どもたちの姿が浮き彫りになりました。遊びの中に学びがある、「楽しかった!」という子どもたちの行動がぐんぐん成長しているのを見ると、私たち職員もこの支援法をさらに深めたいという気持ちが強くなります。

後半は「伝える」をテーマにしたグループ演習。
この「伝える」という能力は何時いかなる場面でも必要になってきます。
療育活動を組み立てるときと同じで

「伝えたいことは何か(目的)」

「どのように伝えるか(手段)」

を組み立て、相手に合わせて伝える練習です。
例えばまふぃんの特色を説明する場面。

全くまふぃんのことを知らない相手への説明と、ある程度まふぃんのことを理解している相手への説明とでは、伝える内容も話の切り口も違ってきます。それだけでなく現場では「まとめて分かりやすく伝える」「先のことをイメージして、どの様な支援が必要になってくるかを伝える」など臨機応変に対応することが求められます。

まふぃんでは「保育所等訪問支援事業」も行っており、まふぃん利用児の保育園・幼稚園・学校に出向き担任の先生と打合せをし、支援の方向のすり合わせをすることがたくさんあります。
その際に、立場や年齢、子どもを見る視点が異なる専門職と短い時間でいかに効率的に連携を図るかが大事になってきます。その力を磨くために今回は両まふぃん施設長が演習を準備しました。
「難しい」「相手に合わせて伝える内容や順序を変える、当たり前なのに今まで意識していなかった」などの職員の感想がありました。
これは今後も続けていきたいと思う、研修課題の1つです。

私たちは保護者にはもちろん、協力しながら子どもをたちの支援を行っていきます。相手に何かを伝えるとき実は「伝えたつもり」になってしまいがちなことが多々あります。一方的な自分本位のコミュニケーションにならないためにも「誰に」「何を伝えたいのか?」「相手が求めていることは何か?」「情報からイメージできる像は?」これらのことを整理しアウトプットできる練習を続けていきたいですね。

そして最後に、わかりやすく伝えるということは、どう伝えれば相手にわかりやすく伝わるかを考える「思いやり」がなければ実践しえないものです。子どもたちの支援を大人になった今だからこそ、心を添えた対話がしたいものです。

さて、次回の合同研修は2月です。1年間を振り返ることができるような研修にしていきたいと考えております。
今後も、まふぃんを利用してくださる皆様によいサービスを提供できるよう研鑽を続けてまいります。

どうぞよろしくお願い致します。

まふぃん施設長 廣田

クリスマス交流会☆上之園☆

Merry Christmas☆~

クリスマスの登園の日。
子ども達のもとにはサンタさんが来たようで、プレゼントが置いてあった~♪
と嬉しそうに教えてくれました。
12月25日
まふぃんではお馴染みのながやの住人さんとのクリスマス交流会の日です。
お部屋の飾りつけのためのデコレーション。
鹿児島のサンタさんの絵の製作。

じゃ~ん!

鹿児島ならではの桜島。アミュラン。温泉。空を飛ぶサンタさん。

わくわくがどっか~んと伝わってきます。

まふぃんの子ども達が創造して製作した作品はまふぃんワールド満載!
製作中も夢中で描いたり色を塗ったり、貼り絵をしていました。
その様子は先日のブログにも紹介してあります。
クリスマス会に向けて←こちらです。

レ・ゼトワーレのコーラスの皆様の合唱で始まった交流会。
ボランティアで歌を披露してくださいました。
お馴染みのクリスマスソングに、超絶人気のパプリカまで盛りだくさんの演奏に子ども達もノリノリ~♪

歌いながらダンシング~♪

合唱がおわると、おなかもペコペコ。
おやつの時間です。
ナガヤの住人さんとコーラスの皆様と4グループに分かれて、ホットケーキでクリスマスケーキのデコレーションをしました。
席の隣の方とペアになり、お相手の方のためにデコレーションします。
「生クリームはどれくらい?」
「ジャムをつける?」
「そんなに多く食べれない~」
と、コミュニケーションを取り、相手の気持ちを考えたり、質問しながら、楽しくデコレーションしていきます。

それぞれ個性的なオブジェのようなケーキのオンパレードです。

デコレーションが終わり、お相手の方にはい。どうぞ。
相手の気持ちを聞いて考えながら取り組み、ホットケーキと気持ちの交換です。

普段の何気ない会話やクリスマスを語らいながら美味しく頂きました。

そしてナガヤの住人さんといえばKさん。
存在してくださるだけで、その場がぽっとなごみ素敵なKさん。
住人さんの子どもさんとアカペラで歌い、
きよしこの夜を フランス語~ドイツ語~日本語で歌ってくださいました。

今年も四季折々の節目にナガヤの住人さんたちとたくさんの交流をもつ機会がありました。
年末のこの機会にその様子を紹介する機会を設けました。
まふぃんとながやの住人さんの交流会の振り返りの資料を作成しました。

春にさくらの花見。
夏に七夕
秋にお月見のだんご作り。
そして冬にクリスマス会。

子ども達が思い出を振り返り、たくさん撮りためてある写真を選び、言葉を考え、パソコンに打ち込み、そして発表です!
全て子ども達が自ら考えて展開してきました。

四季を楽しみながらその日本の伝統に触れ、ながやの住人さんたちと自然と交流をもつ機会。
人と人の交流や心のつながりが希薄になっている最近の世情で、このような機会に四季を感じながら交流をもてることのすばらしさ。

この素敵な環境の中で、職員が試行錯誤しながら、話し合いや準備を整え、子ども達のサポートをさせていただいています。
交流会を始めたころは、戸惑いもあり、恥ずかしかったりしておとなしかった子ども達が、回を重ねるごとに、住人さん達と自然に会話が弾むようになっています。

人と人。子ども達と住人さんとの心のつながりの種を巻き、その種が少しずつ芽生えて、ありがとうの花を咲かせる姿を今日もほほえましく見守りました。
子ども達の成長を見守ってくださる住人さんたちの姿に感謝の気持ちでいっぱいです。

AさんとBくんです。

血はつながっていませんが、本当のおばあちゃんと孫の様な温かさを感じます。

2人は手をつないで、会場をあとにしました。

ナガヤの交流会で味わうほっこり体験。

来年はどんな展開が待っているかな~。
楽しみです。

まふぃん上之園
有川

児童クラブのパート指導員を募集しています。

社会福祉法人塔ノ原福祉会では、アフタースクール錦ヶ丘の非常勤職員を募集しております。
情報を掲載しておりますので、お知り合いの方がいらっしゃいましたらご紹介ください。
タウンワーク掲載の求人情報:こちら
アフタースクール錦ヶ丘ホームページ:こちら

 

☆アフタースクール錦ヶ丘☆
錦ヶ丘保育園に隣接する児童クラブです。
定員41名、小学校1年~6年生までの利用児がいます。
通常の授業の日は14時~19時まで、授業がない土曜・長期休暇は8時~19時まで開所しています。
週3日程度勤務できる方を募集しています。

①保育士、教員免許、社会福祉士主事などの資格・免許保持者 時給1,000円~
②資格がない方 900円~

お問い合わせは、099-243-7704 錦ヶ丘保育園園長 堂園(どうぞの)まで。

主体的に遊ぶ環境作り

先週、同法人の錦ケ丘保育園に行かせて頂きました。

「個性ある一個の人格として尊ばれる子、自己肯定感を持てる子、『学ぶ』ことは楽しいと思える子」が錦ケ丘保育園の目指す園児像です。(詳細は、錦ケ丘保育園のブログに載っています)

 

さて、錦ケ丘保育園では、「のびのび保育」という、自由保育を行っています。

「自由保育」と聞くと、「自由に遊ばせているだけじゃない?」と思われる方もいるのではないかと思います。

しかし、「のびのび保育」は、違います。“子どもが主体的に遊ぶ保育“を行っています。

子ども達が主体的に遊ぶこと。実はとても大事なのです。

主体的に遊ぶことで、色んなことを学ぶことが出来ます。

 

保育園での様子を例にお伝えします。

1つ目は小川での様子です。

小川では、カエルの卵を見つけた子ども達がいました。

3歳児の子ども達はじーっと観察をしたり、卵を触ってみたりするなど、カエルの卵に興味津々です。

 

この「知りたい」「なんだろう」と思う気持ちが「好奇心」を育てます。

 

 

2つ目は砂場での様子です。

砂場では、雨どいを使って水を流す遊びをする子ども達がいました。

雨どい同士を繋ぎ合わせて、水を流してみると・・・。

「あれれ~」

水が思う通りに流れていきませんでした。

すると、一人の子が「雨どいを斜めにしたら水が流れるんじゃないかな」とアイデアを出してくれました。

そのアイデア通りに、雨どいを斜めにして水を流してみると、上手く流れることが出来ました。

 

この砂場の場面。子ども達が楽しく遊んでいるだけに見えますが、「学び」がたくさんあります。

まず、水が流れない原因を考えることで「思考力」の芽生えが育ちます。

また、友達と協力しながら雨どいを繋ぎ合わせることで「友達と協力する力」が育ちます。

 

と、このように「主体的に遊ぶことは学び」であることが分かります。

 

たくさん遊んでいる証拠です

 

 

まふぃんは、設定された活動を行っていますが、錦ケ丘保育園と同じように「主体的に遊ぶ」ことを大事にしています。

 

「小麦粉粘土遊び」を例に挙げます。

まふぃんでは、粉から小麦粉粘土を作っています。(小麦粉+水+油で小麦粉粘土が出来ます)

粉を触るとサラサラの感触を感じる事ができ、粉と水を合わせるとぱさぱさの感触を感じる事が出来ます。

小麦粉粘土では、楽しく遊ぶ中で、まずは「感触の変化」に気付けるようにしています。

そして、感触の変化に気付けるようになると、どうやったら小麦粉粘土が出来るのかを考えたり(思考力)、「もっとこうしたら粘土が作れるんじゃない?」と自分から興味を持って遊びに関わろうとしてきます。(探求心)(想像力

 

これが「主体的に遊ぶ」ことに繋がります。

 

 

 

錦ケ丘保育園(のびのび保育)、まふぃん(設定された活動)。

役割は違いますが、子どもが主体的に動けるように環境を工夫している所は同じであると、今回気づくことが出来ました。

保育園では、子どもの興味に寄り添った物を準備しています。

また、まふぃんは、どの子もワクワクしながら遊べるように活動の工夫をしています。

質の高い療育・保育を目指しているからこそ、環境や遊びの工夫をしているのです。

 

子どもの「やってみたい」と思える経験は、成長する上で大切であり、それを基盤にありとあらゆるキャパが広がっていくと思います。

「おもしろそう!」「やってみたい!」このような活動を今後も展開していきたいです。

そのためには私も「学び」ですね。

 

保育士 亀澤

子どもと絵本 ~絵本との出会い~

子どもと絵本 ~絵本との出会い~ 

今年も後2週間となりましたね!今度の日曜日は冬至。1年で最も昼が短く夜が長い日です。この日には「ん」のつく物を食べると幸運に恵まれるといい、特にナンキン(カボチャ)、ニンジン、レンコン、ギンナン、など「ん」が2つつく食べ物は病気に掛からないと言われています。

 

さて、本日は〝絵本〞についてお伝えしたいと思います。

活動終了後のおやつの前、まふぃんでは絵本の読み聞かせの時間があります。

毎回、〝何の絵本にしようかな?~〞と活動の担当の日は絵本を選ぶのを楽しみにしています😃。

 

午前、午後クラスで子ども達に人気の絵本。

ベスト3‼ それは…

➀だるまさんが

だるまさんの

だるまさんと

➁しろくまちゃんのホットケーキ

➂きんぎょがにげた

となっています。

特に〝だるまさん〞シリーズの3冊は大人気‼

0歳から楽しめる絵本となっていて、読むと声をあげて笑ったり、絵を真似て体を動かして楽しんでいます。

ほのぼのとした画風で描かれた、だるまさん。奇想天外な動きや表情を見せて、読む人も笑顔にしてくれます。

どのような絵本か…

『だるまさん〝が〞』を例にとってご紹介しますね(^^♪

ページをめくると目を閉じて、だるまさんが腕を組み座っています。

次のページをめくると、右足、左足を交互に上げながら体を揺すり始めます。

次のページでは、〝どてっ〞

その後も同じように体を揺すり、今度は〝ぷしゅーっ〞とぺったんこ!

その後も、〝ぷっ〞とおならをしたり、〝びろーん〞と伸び、最後は〝にこっ〞と笑顔でおしまい!です。

この、だるまさんを「だ・る・ま・さ・ん」と、リズミカルに読み十分に間を取ってから「どてっ」と読むと子ども達は大喜び。絵本のだるまさんに合わせて体を揺らし、〝伸び〞たり、〝おなら〞をしたり、〝にこっ〞と笑ったり全身を使って楽しんでいます。

思わず真似をしたくなるポーズがたくさんあり、音やリズム、ページごとに表情や

目の形が豊かに変わるので大人でも見入ってしまい子ども達と一緒に笑ってしまいます😊

 

 

子どもにとって絵本とは?どのような存在なのだろか…

今までたくさんの子どもたちに(0歳~5歳)出会って感じた事があります。

それは、子どもに〝一番近い大人が読んであげる〞事。大好きなお母さん、お父さん、

または、幼稚園や保育園で読んでもらう事。

子どもに読んであげる事を、〝読み聞かせ〞とよく言われていますが、最近は『読み合う』『読み合い』と言われるようになってきています。絵本を通して人と人が感情や表情、行動を交わし合う姿。一緒に読んで楽しいな、嬉しいねと言う気持ちを共有し心を通わせながら新たな感情が生み出されます。

 

また、絵本は自由に前のページに戻ることが出来るのも特徴です。何度もページをめくったり、戻ったりしながら絵本の世界を行き来し自分のペースで読み進める。前のページをめくっては戻る。大人にとっては意味のないように見えるかもしれませんが、子どもにとっては何度繰り返しても、その度に違うイメージや発見、楽しみがあるようです。

その時の子どもの様子は〝ワクワク感〞〝ドキドキ感〞でいっぱいといった表情をしています。

同じ絵本でも読んでもらう度、見るたびに子どもたちは、絵を手掛かりに自分で思い描き、想像を巡らせる。絵本だからこそ、その子自身の自由な発想で想像を膨らませ思い描き、目に見える世界にし絵本の世界を楽しんでいます。これがテレビだと出来ないですよね。

子どもが、同じ絵本を繰り返し「読んで」と言ってくる事がありますよね。

「また、この絵本?」

と思わず言ってしまいたくもなりますが、子どもにとって特別に親しみを感じている姿です。読んでもらう度、子どもは絵を見ながら、毎回違う楽しみ方をしているのかもしれませんね。

 

子どもの頃にお父さんや、お母さんに愛情をこめて膝の上で読んでもらった絵本。

お父さん、お母さんの声で、読んでもらった記憶…

子どもたちが大きくなって、大好きだった絵本を思い出し手にした時、読んでもらった時の膝の温もり、その時の光景笑顔声、匂いと共に自分のためだけに読んでもらった記憶は大人になっても心のどこかに残るでしょう。

子どもにとってお父さん、お母さんに読んでもらう。一番幸せな時間です。

『あっ!この絵本懐かしい』と、子どもの頃の暖かい記憶がふと蘇る…

子どもの心に暖かい記憶が残せるとしたら、素敵ですね。

子どもたちにとって絵本を読んでもらっている時間が暖かく、幸せな時間になってほしいなと思います。

 

 

まふぃん上之園

 

寺田

 

クリスマス会に向けて

12月も半分を過ぎようとしています。

早いですね!!風邪も流行ってきています。手洗いうがいをして、予防しましょうね。

 

さて、まふぃんでは12月25日、ナガヤの皆さんと交流“クリスマス会”をするので、今その準備を続行中です!!

 

今年はどんなことをしようかな・・・!?

どんな飾りつけをしたらいいかな・・・!?

 

今回のブログでは、その準備中の作品や活動を紹介します !(^^)!

 

ジャジャ~ン

 

タイトルはズバリ、”かごしまのクリスマス” ☆

子どもたちからの発言です。

よ~く見てください。

桜島、指宿線NANOHANA号、新幹線みずほ、もちろん、まふぃんのあるNAGAYAタワーも、描いてあるんですよ。

 

この絵、子どもたちがあっという間に描いてくれました。

今は、学校から帰ってきた子どもたちがコツコツと色を塗ったり貼り絵をしたりして完成を目指しています。

 

きっかけは、桜島の貼り絵の写真を提示したことからです。

“この桜島のようにみんなでクリスマスの飾りを作りたいんだけど、 どうしたらいいかな”

「・・・」

子どもの一人が

「あっ、そうだ! 桜島に雪を積もらせたらいいんじゃない!?」

と発言してくれました。

(実は私の中では、クリスマスツリーを貼り絵でするイメージを持っていたのです。桜島に雪を積もらせる!子ども達の発想はすごいです。)

 

“それ、いいね!!

もっと、クリスマスっぽくするにはどうしたらいいかな~“

 

「サンタクロース描こうよ」

「トナカイも」

と次々にアイディアが浮かんできました。ホワイトボードに下書きしイメージを膨らませた後、広幅用紙を用意。

「これに描くの! もっと描きたい!!」

広幅用紙を2枚つなげました。

「やった~」

イラストが得意な子どもを中心にして、子どもたちが一斉に描き始めました。

見ている方もワクワクです。

表現することが苦手な子どもは鉛筆の下書きをペンでなぞったり、空いているスペースに何を描いたらいいか考えていたり。出来上がった絵を見て大満足の子どもたちでした。

 

次の日からはその絵を分担して貼り絵や色塗りをしています。

まふぃんは、曜日によって利用する子どもたちが違います。

そのため、時間内に一つの作品を完成させることが多かったのですが、今回は「クリスマス会」に向けてみんなで取り組むことに挑戦しています。

“ここは僕が描いたんだよ”

“これは、私が色を塗ったんだ”

子どもたちが作品作りを通して”一人一人が自信を持ち、達成感を味わうこと” それがねらいです。

友達との協力がないとできない今回の作品。

完成まではあともう少し。

どんな仕上がりになるのでしょうか!!

dav

とっても楽しみです。

クリスマス会にどっか~んとお披露目しますね。

がんばるぞ!

 

まふぃん上之園 末吉

ラスク作り

前回のブログでご紹介した「体験活動~ゆでたまご~」。

この日の昼食で作ったサンドイッチの食パンが少し残っていました。

 

この日の活動終了後のこと・・・

食パンの残りを見つけた女の子が「これでラスク作れるよ!」と教えてくれました。

「ラスク作ってみたい!」「タブレットで作り方をしらべていい?」と尋ねてきたので、タブレットを渡してラスクの作り方を調べる事にしました。

 

“ ラスクの作り方 食パン ”

ローマ字表を見ながらゆっくりと文字を打っていきます。打ちたい文字を探し、タブレットで文字を打つ、時間がかかりましたが、最後まで根気強く職員を頼ることなく調べる事ができました。

 

ローマ字は小学3年生で学習します。ただ、日常生活でローマ字を使う事は少なく、まふぃんでの学習の際もローマ字を覚えて書けるようになるまでには時間がかかってしまいます。

今回のようにタブレットを使って何かを調べるなど、子どもが自ら知りたい事を調べる事でローマ字の学習に繋がっています。

 

この日は、ラスクの作り方を調べる事だけで終了。

次回の登園の時に「みんなのおやつにラスクを作ってあげよう」とラスク作りの約束をしました。

 

 

 

 

 

ラスクづくり当日。

 

学習を済ませると、「みんなには秘密にしようね!」と職員室でこっそりラスクを作り始めました。

タブレットでラスクの作り方を読みながら手順を確認していきます。

 

「食パンを焼いて、途中でバターを入れて、砂糖をまぶしたら出来上がりだって!」

 

 

ここにも学習の要素が含まれています。

作り方の説明を読む、国語につながる学習、材料の量を図る算数につながる学習など、普段意識する事は少ないですが、私たちの生活のいたるところで学校の勉強を活かす事ができます。

まふぃんでは文章の読み書きが苦手なお子さんも多く、まふぃんの学習時間も、教科書の音読や漢字の書き取りに苦戦し。学習に時間がかかってしまう子もいます。しかし、「~を知りたい」「~やってみたい」などワクワクする楽しい活動や遊びと学習を結び付ける事で、苦手な読み書きにもチャレンジする姿が増えてきました。

 

 

さて、ラスク作りスタートです。

まずは包丁で食パンを切っていきます。作り方の写真を見ながら大きさを揃えて切っていきます。

切り終えると、ホットプレートで食パンを焦げ目がつくまで焼いていきます。

途中、職員室を覗きに来た男の子、ラスクを作っている事に気づくと「僕もやらせて」と入って来て、2人で作り始めました。

「私がひっくり返すから、バターの準備して」

「もうバター入れていいかな?」

味付けの砂糖の他にきな粉もある事を伝えると、

「砂糖味ときな粉味半分ずつにしよう」とラスクを半分に分け味を付けました。

「砂糖はどのくらいかな?」

「入れるの、緊張する~」

「ここ、きな粉かかってないよ」

2人で役割を話し合いながら作る事ができました。

 

 

 

完成したラスク皆は美味しく食べてくれるでしょうか~?

 

早速、作ったラスクをもって活動の部屋へ行くと、いい匂いに誘われて「それ何~?」と友達が集まってきます。

「ラスクを作ったから食べて!」

「こっちが砂糖、あれはきな粉味だよ」

 

みんなでおやつタイムです。

我先にとどんどん食べる子ども達、たくさん作ったラスクはあっという間に完食でした。

 

「どうやってつくったの~?」

「おいしかった」

「作ってくれてありがとう!」

友達にも喜んでもらえて、作った2人も嬉しそうでした。

 

 

今回のラスクづくりは、学校での机上の学習が生活に活かせることも知る機会になったのではないかと思います。

「勉強はきらい」と感じている子どもが多くいますが、そんな子ども達に「学ぶことは楽しい」「日々の生活に学びが詰まっている」という事を知ってほしいと思います。

その為にも「~をしてみたい!」という子ども達の主体性を大切にしながら、その活動の中に学習的な要素を加える事で、「楽しい学び」を実現していきたいと思います。

 

 

まふぃん 中村

避難訓練

こんにちは。

寒い日が続いていますね。子ども達は、寒さに負けず、元気よく遊んでいます。

 

さて、12月7日の放課後等デイサービスでは、避難訓練を行いました。

 

これまでの避難訓練では、事前に避難訓練がある事を子ども達に伝えていましたが、今回は当日と同じ動きができるように、事前に伝えず、抜きうちでの訓練となりました。

 

子ども達が自由遊びをしている際、「ジリジリ!」と非常ベルが鳴りました。

子ども達の様子はというと、初めは「何これ、怖い」と驚いていました。

大人でも不意に非常ベルがなると軽くパニックになるので当然の反応です。

けれども、職員が

「落ち着いて外に出ます」

と指示を出すと、無言で大人しく列を作り避難場所に向かう事が出来ました。

 

この落ち着いて避難場所に向かう事が出来たことに大きな驚きと子ども達の成長を感じました。

 

当初、職員間ではこの抜き打ち避難訓練を実施する際に「もしかしたら音でパニックになる子がいるかもしれない。」「自分の思っていた活動と違う!と怒る子が出てくるかもしれない」

など様々な影響を考慮していました。

しかし、実際はどうでしょう!

音に敏感なA君、予定が変わると不安になるB君、自分の好きな遊びの時にはなかなか次の活動に移れず怒りだしてしまうC君

・・・いずれもスムーズに避難できていました!

 

サイレンでびっくりしたということもあるでしょうが、子どもたちのキャパシティ自体も広がってきているなと感じた瞬間でした。

 

避難場所に向かった後は、まふぃんの部屋に戻り、話を聞きます。

 

内容は、消火器の説明やどこに設置されているのかの話でしたが、私たち職員も消火器がどこにあるのかを今一度把握し、有事の際には落ち着いた行動ができるようにしておかなければならないと改めて実感しました。

 

話が終わった後は質問タイム!

すると、「はい!」と大きな声で手を挙げるまふぃんの子どもがいました。

「ちゃんと質問できるかな?」と内心ドキドキ。

 

「消火器は何mまで届きますか?」

 

おぉ!

しっかり、話を聞いていた証拠ですね。

 

その質問を聞いた業者さんは「3m~5mかな」と、実際の距離を見せながら、詳しく教えて頂きました。

実際に使う時は、消火器の飛距離を知らないと、上手く消せなかったり、怪我に繋がったりします。

その為、大人でも知っておかなければならない内容です。

みんなが理解しておかなければいけない内容を質問してくれた子どもに、心から拍手です。

 

さて、その後もいろんな方の質問が続き、約30分程経ちました。

「そろそろ集中力が無くなってくるだろうな…」

と思って子ども達の様子を見てみると。

 

なんと!!

しっかり座って真剣に話を聞いていました。

この姿に職員は驚きです。

 

何が驚きなのかというと・・・

まふぃんに来ている子ども達の中には、集中力が短く、姿勢が崩れたり、話を聞く事が苦手だったりするなどの課題を持っている子どもがいるので、集中力を高められるような活動を日々取り入れています。

その為、活動では集中して座る事が出来る子どもが増えてきました。

 

日々「集中力」を高められるような活動を取り入れたからこそ、今回の避難訓練でも「しっかり座る事」が出来たのではないかと思います。

まふぃんでの療育の効果を改めて実感する事が出来ました。

 

避難訓練は、これで終わりますが、これからも自主的に行う計画を立てています。

まふぃんの職員も、避難場所の確認や保護者との連絡方法など、さらに細かい確認を行い、安全に子ども達の避難ができるようにしていきたいと思っています。

 

まふぃん上之園 亀澤

体験活動~ゆでたまご編~

12月になりました。街もキラキラ、毎日がワクワクします。

 

11月26日、ワクワクする研修に行って参りました。

“きのくに子どもの村学園”の“北九州子どもの村小中学校”の学校視察です。

 

創立者は堀真一郎さん、きのくに子ども村HP

「学校法人きのくに子どもの村学園」は、1992年、和歌山県橋本市でスタートしました。

戦後はじめて学校法人として認可された自由な学校です。
現在は、きのくに子どもの村小中学校、かつやま子どもの村小中学校(福井県)、南アルプス子どもの村小中学校(山梨県)、北九州子どもの村小中学校(福岡県)、ながさき東そのぎ小学校(長崎県)、きのくに国際高等専修学校(和歌山県)があり、子どもたちの多くが寮生活を送りながら学んでいます。(H.Pより抜粋)

 

「自己決定」「個性化」「体験学習」

が基本方針で、どんな学校なのだろう、子ども達の様子は?、授業はどんなふうにされているのだろう・・・などなど視察前から興味関心が高まり、ワクワクした気分で研修に臨みました。

実際の学校は、自然豊かな環境の中で、子どもたちが主体的に学ぶカリキュラムが組み立てられ、のびのびと生活しながら学んでいる姿があり、驚くことの連続でした。

その中でも特に感動したのは「考える力」を育てていることです。答えをすぐに教えない、子どもたちに考える機会を十分に与えて、体験的な活動の中で子ども自身が気づき導き出していくように教師が関わる、教材を準備しているという事でした。

(たくさんご紹介したいのですが…詳しくは、きのくに子どもの村学園のHPをご覧ください)

 

まふぃんも「体験的な活動」を重視し、社会の中で生きる力、自律する力を育てるように、社会性やコミュニケーション力、学習面等の向上を目指す活動を日々模索しています。

今回、“北九州子どもの村小中学校“から

「主体的に子どもたちが楽しく学ぶ、考える活動とは、どんなものがあるのか?」

たくさんのヒントを教えて頂きました。

(きのくに子どもの村、北九州子どもの村小中学校の先生方、生徒の皆さん、ありがとうございました)

 

早速、このことを職員間で共有し、堀さんの話の中で出てきた「ゆで卵」を作る活動を実践することにしました。

療育の目標に合わせて、子どもたちが「考える」ことを重視した活動の紹介です。

 

「ゆでたまごを作ってみよう」

活動のねらいは、みんなで協力しながらゆでたまごを作ること、ゆでる時間を予想したり作業したりすることを通して、自分の意見を言えることです。

まずは、お昼ご飯の材料、パンと卵とツナ缶を子ども達に見せます。

「おかずは何にする?」をきっかけに卵サンドを作ることに決定!

早速、ゆでたまご作りに取り掛かります。

 

「ゆでたまご、作ったことある?」

「あるある!!」「学校で家庭の時間に作ったよ」と子ども達。

作り方と材料、準備はスムーズにできました。

 

さて、ゆで始める前に・・・どれくらいゆでるのか?・・・意見はまちまちです。

1分? 3分? 5分? 15分?・・・・40分!?

いつもはPCなどで答えを見つけてその通りに作るのですが、今日は自分たちでどれくらいゆでればいいのか、実験してみることになりました。

何も言われなくても、自分たちで作業を分担し始めました。(すごい!!)

時計係のT君は大きな声で「今10分経過、後〇分だよ」とみんなに知らせます。

「40分ゆでたら、どうなるかな~爆発するかもよ!!

10個の卵をゆで終わりました。

中身をわってみよう。

1分のは…「あれれ!!生だよ~」

「これは殻がむけるぞ!!」

「温泉卵みたいなのがある!」

「黄みが黒くなってる!」

「このままゆで続けたらどうなるんだろうね~???」

 

ゆで卵の活動、「10分以上ゆでればゆで卵になる。」が子ども達が導き出した答えになりました。

 

できたゆでたまごを使って、卵サンド、

生卵の分はスクランブルエッグにして・・・

いただきます!

おいしい~♪

 

このように、体験活動を取り入れると、

・結果を予測し、みんなで意見を出し合う。(話し合い)

・時間を計る(基礎学習)

・ゆで卵と生卵の違いに気付く(考える)

・作業を分担する(協力する)

・意見をまとめる(話し合い)

など、色々なことをとても楽しく自然に学ぶことができました。。

きのくに子どもの村学園の創立者、堀真一郎さんがおっしゃっていた、

「学びは楽しいものだ」「子ども達の考える時間をうばわないこと」「学ぶ(考える)場面は日常の中にたくさん散らばっていること」

を実感した活動でした。

今後も療育や放ディの活動に研修視察の学びを活かしていきたいと思います。

 

まふぃん上之園 末吉