エキスパート研修

療育アドバイザーである中鶴先生のエキスパート研修がありました。

 

エキスパート研修とは

3日間の研修期間で、運動遊びをもとに活動の組み立て方、リーダーとサブの役割、子どもとの関り方、個別対応の仕方などを講義と実技を通して学んでいます。

 

 

今回の受講生は4名。

まふぃんの職員も受けた事のあるこの研修ですが、今回はまふぃん錦ヶ丘からの吉村先生も参加しました。

 

これまでには、児童発達支援事業所の職員だけはなく、運動指導員、医師、理学療法士、歯科衛生士など様々な職種の方が全国から研修を受講されています。

 

 

 

 

子ども達はと言うと・・・

知らない人に少し緊張した様子。「だれ~?」と声を掛ける子もいれば、職員の近くを離れない子も。

 

でも、この体験も子ども達にとっては大切なこと。

まふぃんの子ども達の中には、人に対しての許容範囲が狭く、決められた職員だけと関わろうとする子、友達を避けてしまう子もいます。

 

年に数回行われるエキスパート研修では、初めて会う受講生が活動を組み立て、進めて行きます。この初めて会う人と関わりが、子ども達の人に対する許容範囲を広げていく良い機会となっています。

 

 

 

さて、運動遊びスタート!

3日目は受講生がリーダーとして活動を進めます。

初めは緊張していた子ども達も活動が始まる頃には慣れ、普段通りの姿を見せてくれました。

「かっこいい子から当てるからね~」との声かけに、背中をピシッと伸ばし座っている子ども達。『私を当てて!』とアピールしています。

これもエキスパート研修で学ぶ事の1つ。

今まで子ども達に座る事を教えた事はありません。

ただ、姿勢よく座って待っている子どもから先に当てていくようにしています。

そのことに徐々に気づいていく子ども達は、「早くやりたいから、かっこよくしよう!」と自ら考えるように。

多動傾向で離席してしまう子ども達も自然と座るという事を自分で学んでいきます。

 

活動は「くぐる」「わたる」「登る」の動きを取り入れたもの。

 

椅子の下をくぐる時、どうやっても頭が通らない子が・・・

椅子は頭がやっと通るほどの幅。

頭の向きを変えながらどうやったら通れるか自分で考えていましたが、なかなか通る事が出来ません。

「あれ~通らない」「どうしたら通る?」と泣きながらも諦めず何度も挑戦していました。

時間がかかり結局通れませんでしたが、それでも泣くのを我慢して感情を抑えて元の場所に座っていました。

 

まふぃんに通い始めた頃は部屋にも入れず泣き続けていた子。

今までだったら大泣きしてしまっていたであろう場面でした。

職員も大泣きしてしまうのでは?このまま活動に参加出来なくなるのでは?とドキドキしていましたが、諦めず挑戦する姿、悔しい泣きたい気持ちを抑えて活動に参加する姿に成長を感じ、感動する出来事でした。

 

エキスパート研修を通して、これまでのまふぃんでの支援を振り返り、活動を進めるうえでの基本的な活動の考え方、組み立て方、個別対応の仕方など改めて学ぶ機会になりました。

また、受講生の考えた運動遊びの物の配置や組み方など、私たちの発想にないものもありました。子ども達の様々な体の動きや自分で考え工夫する力を引き出す新しい組み方を学ぶ事が出来ました。

今回のエキスパート研修での学びを今後の活動、支援に活かし、より良い療育を提供していきたいと思います。

まふぃん錦ヶ丘に行ってきたよ!

今週、放課後等デイサービスの子ども達はまふぃん錦ヶ丘に行きました。

4月にオープンしたまふぃん錦ヶ丘の子ども達とは初めての交流会になります。

 

さてさて、今回の目的は「まふぃん錦ヶ丘の子ども達との交流会」ですが、これまで「お出かけ」の活動で、目的地までの行き方を調べたり、バスの時刻表を調べたりしてきた子ども達。今までの経験からどのようにまふぃん錦ヶ丘に行こうか?まずは話し合いを行います。

今回も、事前に高学年の子ども達が、「中央駅にある時刻表を見に行こうよ」「インターネットで調べたらどうかな?」などなど、友達と協力しながらまふぃん錦ヶ丘までの行き方を調べてくれました。

 

しおりができました😊

 

さて、今回は「お出かけ」が初めての1年生もいます。

 

事前に、バスに乗る時のマナーを全員で確認しました。

 

「バスに乗るときは、どんなマナーがあると思う?」という職員の問いかけに、「大きな声を出さない」「足が悪い人がいたら席を譲る」「お茶を飲まない」などの意見が続々出てきました。

 

出てきた意見をひとつひとつ確認し、再度バスの中での過ごし方のイメージを膨らませます。

その後、上級生には「もちろん先生達もいるけど、バスの中は人が多いとなかなか目が届かないところもあると思う。その時はグループのリーダーが1年生に声かけてね!」と話をしました。こうすることでリーダーとしての自覚、年下への振る舞いも身につけることができると思います。

さあ、いよいよ出発です!

 

車内では話が盛り上がって声が大きくなる子もいましたが、職員や上級生に声をかけられると、周りを意識しながら静かに話していました。

公共の交通機関を利用する際、もっとも大事なルールのひとつ、「他人に迷惑をかけない」をしっかりと実行することができたと思います!

 

 

バスを降りると、まふぃん錦ヶ丘が見えてきました。「どんな人がいるのかな」「部屋の大きさはどれくらいかな」など、子ども達の表情はワクワク。

 

 

着くと、「こんにちはー」と、錦ヶ丘の職員や子ども達が笑顔で迎えに来てくれました。

 

今回初めての交流会。

 

「部屋大きい!」「きれい!」「まふぃん号は色が違うだけだね!」

初めてのまふぃん錦ヶ丘に目を輝かせ、まふぃん錦ヶ丘内を探索していました。

 

さて今回は子ども達同士で交流ができるように、“童具”を使って活動を行いました。

各グループにまふぃんとまふぃん錦ヶ丘の子どもたちが交互に入り自己紹介後活動開始です!

 

まずは、2人1組のペアになり、一緒に家を作っていきました。

「高く作ろう」「大きな部屋を作りたいよね」と楽しそうに作っていた様子がありましたが、中には緊張していて静かに見つめている様子の子も。

「大丈夫かな…」と心配しながら見ていると、その様子に気づいたペアの子が「どんな風に作る?」と相手に一言。

その言葉が、相手の緊張を解きほぐしたのか、しだいに笑顔を見せて一緒に作ることが出来ました。

相手の表情で気持ちに気づき、思いやりのある行動ができている子どもの姿にうれしさを感じました。

 

 

次に、作った家同士を繋げて3つの町を作っていきました。

 

家同士が行き来できるように通路を作ったり、道路を作ったり、様々なアイデアを出しながら友達と作っていました。

 

時々「こんな発想はおもしろい!」と驚いたものも。

たとえば、電車を利用したことがある子どもは「町には電車もあるよね」と線路と停留所を作っていました。

電車を使ったり、バスを使ったりなど、豊かな体験をしてきたことが、色んな発想に繋がってきているのではないでしょうか。

 

 

最後は、みんなで作った町を見回しました。

「すごーい!」「こんなのが出来たんだね」と嬉しそうな子ども達。

 

この活動を通して、「達成感」や「友達と協力する楽しさ」を感じられたのではないかと思います。

 

 

大きな町ができました♪

 

 

今回、交流会で色んな友達と関わることができた子ども達。

 

普段知っている友達とは違うからこそ、緊張したり、話せなくなったりする様子もありました

 

 

これからも、色んな場面で多くの人と関わる機会が出てきます。

上司や同僚、先輩など。友達・家族には、気を使わないで話せることができますが、やはり社会に出るときには「初めての相手に対するふるまい方」「相手とのコミュニケーション」が大切です。

 

その為、経験する中で身につけられるように、まふぃん錦ヶ丘の子ども達と交流する機会を作りました。

遊んだ後はおにぎりを食べました

 

8月は、まふぃん錦ヶ丘の子ども達が、まふぃん上之園に来る予定です。

どんな交流会になるのでしょうか。とても楽しみです。

 

保育士 亀澤

水遊び

水遊び

連日の真夏日、子どもたちが植えたトマトがどんどん赤くなって甘みが増しています。

 

今日はプール遊び。

でも外にプールはありません。あれれ・・・

“部屋の中にある~!”

プールを見ただけでテンションアップの子どもたちです。

暑さ対策や、活動に集中するための環境設定として今回は室内に準備しました。

 

“どんなことをするのかな??”

今回の活動のねらいは、道具を使いながら水に触れて慣れること、道具の共有をして遊ぶことです。

 

皆で水に慣れたところで透明なペットボトルが出てきました。

「見ててね」

シャカシャカシャカ~

「あわが出てきた!」「水が白くなった!」

「あれ・・・!、黄色の水になった!!」

“不思議だな”

どんな仕掛けがしてあったんでしょう!?

「赤色をください」「黄色をください」自分から欲しい水の色を言ってもらいにきます。

「あっ、オレンジ色になった!!」子どもたちは目の前で起こる色の変化に目を輝かせていました。

“次は何かな”

大きなビニール袋が出てきました。

「この中にお水をいれよう!」

「どうしたらいれられるかな?」

「おててですくっていれる!」

 

周りを見回すと・・・ゾウさんのじょうろ、色水で使ったコップ、バケツなどいろいろあります。

一人一人がそれぞれの道具を選びました。

“早くいれたい”子どもたちはそわそわしていますが、ここは先生が言うまでじっと待つところです。

みんなの用意ができたところを確認して・・・

「さあ、いれてみよう」

子どもたちは真剣。早く入れる子ども、入れ物にしっかり水をためてから入れる子ども、こぼれても気にしない子ども、顔に水がかかるのが嫌だった子どももそんなことは忘れて一所懸命水をためています。

すると、じょうろを選んだ年少の子が「ぼく、バケツに変えたい」と言いました。

「どうしたらいいかな」・・・しばらく無言、どうしたらよいかわからない様子だったので「持っている子に変えて、と頼んでみたら?」と言うと、「バケツと変えてください」と自分でお願いすることができ、年長の子が「いいよ」と取り換えっこしてくれました。

私たちは子どもたちが“どうしたらいいかな”と考えたり、自分で相手に伝えたりすることを大切にし、そんな発語が生まれるための場面を活動に取り入れるようにしています。

 

そのために先ほど紹介したじょうろやバケツやコップが必要なのですね。まふぃんでは活動の組み立てを行う中で活動の流れを想定し、どの様な環境であれば自分の気持ちを相手に伝えたりする瞬間が生まれるだろうと日々模索しています。

何気ない環境設定にもあらゆる仕掛けがあることもまふぃんの療育の特徴です。

 

持ち上がれないくらいたまった袋の水を見た子どもたち。

「うわ~、スライムみたい!」

「ぽよぽよしてる~」「おもしろい~」

すると先生が竹串をもって穴を開け始めました・

“どうなるのかな・・・?”

こんな風に水遊びは進んでいきました。活動を通して、子ども同士、子ども対職員の対話がたくさん生まれ、“~したい”という気持ちを抑えて待つこともできました。水遊びって楽しい~!!みんなでできた~!の経験が大事な大事な”自信”という心の肥やしになっていきます。

 

最後に、もう一度水をためることになった時、どの道具を使うのか、一人一人に聞いていくと、いつもは自分の意見を他の人に譲ってしまうKちゃんが、「ピンクのじょうろが欲しい人!?」という質問に、「はい!」と腕をまっすぐに挙げてアピールすることができました。バケツを選んだ子が多数だった中、自分の意思表示がはっきり伝えられてとても嬉しい瞬間でした。

 

まだまだ暑い夏は続きますが、子どもたちの笑顔で元気をチャージさせてもらっています!!明日の療育に活かして頑張ります。

まふぃん上之園 末吉

室内遊び ”わらべうた”を取り入れて

室内遊び

~わらべうたを取り入れて~

 

梅雨が明けましたね。暑さと子どもたちの元気は上り調子、夏休み真っただ中、子どもたちは「今日は何をするの?」とやる気満々で登園してきます。

 

今日は学習や活動“運動遊び”をした後に、“わらべうた”を取り入れた室内遊びをしました。

その一部を紹介します。

 

“わらべうた”というと、皆さんは何を思い浮かべますか?

「かごめかごめ」「はないちもんめ」「げんこつ山のたぬきさん」…などなど幼いころ遊んだことを思い出されたと思います。

伝承遊びとして、昔から語り継がれてきた“わらべうた”、口ずさむとどこか懐かしいような気がしてほっとしますよね。

 

実はこの“わらべうた”、いろいろな要素が含まれている遊びなんです!

例えば・・・

  • 歌を歌う(発声)
  • 身振りをまねる(見る)
  • 他の人と声を合わせて歌う(聞く)
  • 拍の心地よさを感じる(リズム感)
  • 振り付けをする(動作)
  • 相手の動きに合わせて手を叩く(協調性)

などなど・・・

いくつかの事を組み合わせて遊ぶので、脳はフル回転しています!

 

今回は小学1年生~中学3年生までの異年齢9人が関われるように、“お寺のおしょうさん”を選んでジャンケンゲームをすることにしました。

ねらいは、音のリズムを感じ取ること、相手に合わせて手拍子をすること(協調性)です。

 

まずは二人組になってもらいました。

“お寺のおしょうさん”の歌を確認します。

次にお互い向き合って歌に合わせて手拍子の練習。

あれれ・・・上手なペアとそうでないペアが・・・

そこで、上手なペアに前に出て見本を見せてもらいました。

・・よく見て・・・よく聞いて・・・

すると他のペアも息を合わせることがわかり、うたに合わせて手拍子ができるようになりました。

次は皆で輪になってお寺のおしょうさんジャンケンゲームの開始です。

“お寺のおしょうさんが かぼちゃのたねをまきました

めが出て ふくらんで 花がさいて 実になって

お寺の花子さん!

さいしょはグー、ジャンケンポン!”

「やった~勝った!」と子どもたちは真剣です。小3vs中2でも真剣勝負。

ジャンケンが終わると時計回りに移動して、今度は違う子と対戦しました。

 

途中、自分のリズムで手拍子するペアがありましたが、皆で手拍子を合わせることを伝えると、うたを聞いて手拍子の音が一つになるように気を付けたり、身長差があるペアは大きな子が立膝をついて手の高さを調整したりする姿がありました。

 

異年齢同士で初めて向かい合う場面でも、楽しい雰囲気の中で相手の動きに合わせて手拍子ができ、ジャンケンゲームは大盛り上がりでした。

 

“遊びながら学ぶ”

何気ない昔からのわらべうた遊び、と思っていましたが、五感を使う、協調性(相手に合わせる)を養うなどの要素がたくさん詰まっていることを強く感じた時間でした。

遊びを通して、初めての子とも仲良くできた!、という自己肯定を感じ、対人関係が広がっていくのではないでしょうか。

 

次回はどんなわらべうたで子どもたちと遊ぼうかな・・・?

子どもたちに、わらべうたを伝えつつ、社会性や対人関係も深まるように工夫していきたいと思います。

 

療育でもわらべうたを取り入れていますので、また次回ご紹介しますね!

読んでいただき、ありがとうございました。

末吉

音楽療法

だんだんと暑い日が増えていき、夏の訪れを感じるこの頃。

子どもたちは汗をいっぱいかきながらも夢中になって色々な遊びを楽しんでいます😊

 

今日は音楽療法がありました。

まふぃんでは、1か月に一度、外部講師を呼んで音楽療法を行っています。

 

 

いつもは、母子分離をしている子ども達ですが、音楽療法では母子一緒に参加できるので、子ども達はニコニコといつもより嬉しそうです♪

 

さっそく音楽療法が始まると、椅子に座って「始まりのうた」「季節の歌」を歌いました。

「季節の歌」を通して、季節感を味わったり、音に対する親しみが持てたりできるように、講師の方が毎回工夫してくださっています。

 

今回の季節の歌は、「バナナの親子」でした。

バナナやリンゴなどのペープサートを使って歌う活動だったので、座るのが苦手な子どもも、じっと座って見る事が出来ました。

バナナだー♪

 

その後は、お母さん膝に座ってふれあい遊びをしました。

音に合わせて上下に動くのが楽しくて、お母さんの顔を嬉しそうに見たり、「きゃー」と楽しそうな声を出したりするなど、それぞれスキンシップを楽しんでいました♪

ふれあい遊びでは、体と体が触れ合うことによって、信頼感や安心感を作るなど効果があると言われています。

 

「上手にできたね」と声をかけられたり最後まで話を聞いてもらえたりすることで、「受け入れてもらっている」という気持ちになり、これが安心感や信頼感に繋がっていくのです。

 

この時に見せる子ども達の顔は、「大好きなお母さんと一緒に過ごせて幸せ」と言っているような表情でした😊

 

 

ふれあい遊びが終わった後は、音に合わせて歩いたり走ったりなど体を動かしていきました。

 

これまで、音楽療法の中で何回も行っているこの活動。

普段は座ることが難しく動き回る子どもも、ピアノの音が止まると「ピタッ!」と止まることができました。

以前は、走り回って動きを止めることが出来ませんでしたが、今回このような姿を見られたのでうれしく感じました!

音に合わせて歩いています😊

ごろごろー

活動を楽しむ中で、行動のコントロールの仕方を少しずつ学ぶことが出来ているようです。

 

 

最後は、ピアノに合わせて色んな楽器を鳴らしました。

特に、ツリーチャイムという楽器は子ども達のお気に入りです😊

 

楽器は1人1個ずつですが、ツリーチャイムは1人ずつ順番で行います。

その為、待っている子ども達は「まだかな?」とワクワク。

そして、順番が来ると、バチを持って「シャララ~」と鳴らしていきました。

以前は順番を待つのが難しく、友達が鳴らしている時に触ったり「早くしたい」と泣いて気持ちを伝えたりしていた子も、今回はしっかり順番を待つことが出来ていました!

音楽療法で、表現や感性が磨かれている子ども達。

これからも音楽療法を通して、様々な体験ができればと思っています。

 

 

 

保育士 亀澤

 

公開療育

17日(水)に公開療育を行いました。学校で言う研究授業に似ていてて、事業所で行っている実際の活動や支援を参観して頂いたり、各事業所での取り組みを話し合ったりして、療育の質を高め合う事をねらいとしています。まふぃん(上之園)へは14か所の事業所の方が来てくださいました。

 

さて、登園して来た子ども達。今回のメンバーは年中、年長の子ども達7名。

人に注目されることが苦手な子、普段と違う事への対応が苦手な子、見通しが持てないと不安になってしまう子

様々な発達の課題がきっかけでまふぃんを利用するようになった子ども達です。

 

子どもたちは沢山の人が活動を見に来ることを知りません。でも、何かを感じ取っていてソワソワ。

少し戸惑った様子で部屋に入るまでに時間のかかる子もいました。

そんな子供たちも、自由遊びが始まると普段のように元気に遊び回り、急な変化にも対応し、気持ちを切り替えられるようになった事を実感し、嬉しくなりました。

 

 

本活動は「運動遊び」。机や椅子を使った「わたる」「くぐる」などまふぃんの運動遊びの基本となる活動をしました。

ミラー越しに見ている見学の声が聞こえ、私たち職員も子ども達がどんな反応を示すのかドキドキしていました。

 

 

そんな中・・・

以前は注目されることが苦手で名前を呼ばれるだけで固まってしまっていた年長の女の子。

いつものように、姿勢よく背筋を伸ばし順番を待つ事ができました。

そして、名前が呼ばれると嬉しそうに前に出てきます。周りの子ども達のお手本となる行動で、集団を引っ張ってくれました。

何かが違うぞ?という違和感を感じながらもその気持ちに引っ張られるのではなく落ち着いて活動に参加していた子ども達。

今回の公開療育を通して、子ども達の成長を感じることができました。

 

 

 

活動の後は、「意見交換会」を行いました。

意見交換会では、事前アンケートで多くの方が興味を持たれていた

・「まふぃんの活動内容」の説明

・「他事業所や幼稚園との連携」、「個別支援」についてのグループ討議が行われました。

 

この日に至るまで私たちも、導線の研究、プレゼンテーションの練習、グループ討議の進め方のロールプレイ等々様々な準備をしてきました。無事終わってほっと安心・・・ですが、私たち職員も逆に他の事業所の公開療育に多数参加させて頂く予定です。多くの事業所の活動の見学や意見交換会を通して職員のスキルアップをし療育の質を高め、よりよい支援につなげて参ります。

 

 

まふぃん 中村

 

七夕会

7月6日(土)に「七夕会」をナガヤの方と一緒に行いました。

 

これまで、招待状やポスターを作るなど準備をしてきた子ども達。

当日になると「誰が来るのかな」「楽しみだね」など友達と話している姿が!

準備をしてきたからこそ、期待も膨らみます😊

 

「ナガヤ交流会」では、いかにナガヤの方々との交流を深められるかを目指しています。

今回も、色々な場面で交流を深めることが出来たので、紹介します。

 

 

 

【 お迎え 】

 

今回の交流会も、これまでのようにお迎えの係を決めました。

 

お迎えに行く前に、まずはどのように迎えに行ったらいいのかをみんなで確認。

すると、何回かお迎えに行ったことがある子ども達が「こんにちはと言えばいいよ」「一緒に行きましょうと言ったらうれしいよね」などなど、次々と意見を出してくれました。

 

何を言うか決まると、次は実際のお迎えをイメージして練習。

緊張して何を言うのか忘れてしまう子もいましたが、職員と一緒に確認すると最後まで諦めずに伝えることが出来ました。

 

 

さて本番。

3人の子ども達がナガヤの方を迎えに行きました。

 

迎えに行くのが初めてな子もいましたが、「迎えに来ました」「一緒に行きましょう」と丁寧な口調で話すことが出来ました。

 

このような体験が、相手とのコミュニケーションや挨拶の仕方を学ぶきっかけに繋がっていくのではないかと思います。

 

 

 

【 七夕の飾り作り 】

 

ナガヤ交流会での子ども達の反応は様々です。

誰とでも会話ができる子もいれば、初めて会う人に緊張してしまい、普段よりも大人しくなってしまう子も。

 

そんな子ども達がナガヤの交流を深めるためのきっかけとして、飾りの長さを「ナガヤの方が手を広げた長さ」にしました。

すると、輪っか飾りを作った子が、「両手を広げてください」とナガヤの方と話す姿が。

それをきっかけに、「まだまだ、短いなー」「もう少し長くしたらいいよ」と会話をしながら交流することが出来ました!

手を広げた長さまで作れたかな?

 

中には、「一緒に作ろう」「どのくらい飾りを作る?」などナガヤの方と一緒に飾り、楽しく会話をする姿がちらほら。

 

友達だけではなく、色んな方と会話が出来るようになってきていることに、嬉しく思いました😊

 

一緒に輪っかを作っています♪

 

 

 

 

これまでのまふぃんでの活動の積み重ねを通して、少しずつ友達との関りが深まり、年下の友達のお世話をしたり、相手の気持ちに気づいてあげられるようになってきた子ども達。

そんな子ども達が、更に人との関りを深め、社会性を広げていくために、まふぃんでは、様々な世代の方と交流が出来るように、年に数回「ナガヤ交流会」を行っています。

 

このような体験をすることで、「挨拶」「言葉の使い方」「年上の人への振る舞い」など、人と関わる力が育つのではないでしょうか。

 

 

こんなに長いのが出来ました😊

 

お願い事が叶ったらいいな

 

これからも、ナガヤ交流会を行い、色んな方との交流が深められるようにしていきたいです😊

 

ナガヤ交流会の準備(上之園)

暑い日が続いていますが、毎日笑顔でまふぃんに通ってくれる子ども達。学校から帰ってくると「プールしたよ」「友達と鬼ごっこをしたよ」など学校での出来事をたくさん話をしてくれます。

夏休みまであと1か月!

子ども達のテンションも徐々に上がってくることでしょう😊

 

さて、来週のナガヤタワーとの交流会にそなえて七夕製作の活動をしました。

 

今回は、折り紙を折ったり、ハサミで切ったりと工程が多い製作です。

 

初めは「これ簡単だね」と言いながら、1人で折っていましたが…

 

作る途中、折り方が複雑になってくると「難しい」と困っている様子がちらほら。

ついつい教えたくなりましたが、「子ども達同士で解決できれば…」という思いもあり、しばらく観察して様子をみることに。

すると、折り方が分った子ども達が「教えてあげる」「こうやったらいいんだよ」と分からない子にアドバイスをする姿が見られました。教えてもらった子も「ありがとう」笑顔になり、その後も、互いに折り方を教えあいながら製作を進めていました。

こうやって作るんだよ😊

 

もし、職員が教えていたら、友達同士で教え合う場面が見られなかったですね!

 

ところで、厚生労働省が定めている保育所保育指針解説書には、新しく「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」が加えられました。

その中に「言葉による伝え合い」という項目が入っています。

「幼児期の言葉による伝え合いは、小学校の生活や学習において、学級の友だちと互いの思いや考えを伝え、受け止めたり、認め合ったりしながら一緒に活動する姿や、自分の伝えたい目的や相手の状況などに応じて言葉を選んで伝えようとする姿などに繋がっていく。」ということが内容に盛り込まれています。

 

「言葉の伝え合い」は幼児期だけでなく、小学校以降でも大事なことだと言えます。

 

また、経済産業省のホームページには「社会人の基礎の力」についての記載があります。

どのような力が必要なのかというと、「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」の3つの能力です。

 

その能力の1つである「チームで働く力」には、「伝えたいことを相手に発信すること」「相手の話に傾聴すること」が必要になってきます。

その為、小学校でも「言葉による伝え合い」が重要視されてきており、話し合いをしながら課題に取り組むような授業が行われるようになってきました。

 

今回の折り紙製作では、子ども達同士で教え合いながら作る事で「言葉の伝え合い」が出来ました。以前は、子ども達同士で教えあう姿が見られなかったので、とてもうれしく感じました。

こんなのが出来たよ!

 

一番長い飾りを作るぞ😊

 

七夕会に参加するナガヤタワーの住人さんに招待状を渡しに行ったり、飾りを作ったりしています。

 

招待状づくり

 

看板作り

 

七夕会での子ども達の様子も載せたいと思っていますので、お楽しみに♪

 

保育士 亀澤

まふぃん実験室 第2弾!!(上之園)

前回のまふぃん実験室。

子ども達の発想から「小麦粉粘土を焼いてみよう!」という活動を行いました。

 

その後も登園するたびに

「またやりたーい」

「小麦粉粘土を焼くの楽しかった!」

「今度はボウルで作って食べられるのを作ろうね」

などなど、子ども達は楽しそうに話をしています。

 

 

先週の木曜日...

 

登園してすぐ

「小麦粉粘土焼くのやってないから私もやりたい」と1人の女の子。

「活動が早く終わったら、やろうね」と約束しました。

 

 

さて、活動が少し早く終わったので、

「○○ちゃんが食べられる小麦粉粘土作りたいって言ってるけど、今からしてみない?」

と提案すると

 

「やった!やるー!」

「楽しそう!」

「ボウルで作るんでしょ?!」

と大喜びの子ども達。

 

 

 

早速、材料と道具を準備し、まふぃん実験室スタート!

 

材料は...小麦粉、水、油。

まず、ボウルに粉、水を入れ混ぜます。

まとまってくると油を入れ、こねこね...

手のひらで丸めて、つぶして平らにして形を作ります。

 

「もう混ぜていいの?」

「このぐらいでいい?」

「形どうするの?」

と、いつもより慎重に作っていました。

 

次は、焼きます。

「この間5分と5分で10分だったから、10分焼く!」

前回の事もよく覚えています。

 

焼いている間も興味深々でジーっと見ていました。

 

 

そして焼きあがると...

「わー。早く食べよう!」と子ども達。

 

 

1口食べると、素朴な味。

「これ、おいしい!!」と喜んで食べる子もいれば、少し食べて残してしまう子も...😲

 

「昔のせんべいってこんな感じ?!」

「おいしい、おせんべいみたい」

中にはおかわりをして食べる子までいました🤣

 

「次はチーズ入れたい!」

「醤油とのり入れたらおいしそう」

子ども達の発想はさらに広がっています。

 

まふぃん実験室、まだまだ続きそうですね。

 

 

 

2020年の教育改革に伴い、

子ども達が「学んだ事を理解しているか」だけではなく、学んだ事をもとに「自分で考え、表現し、判断し、実際の生活にどう活用するか」という事も求められるようになって来ています。

 

まふぃんでも昨年度より、子ども達の主体性を重視した活動を行ってきましたが、今まで大人が一方的に教えるばかりで、自分で考えて行動する経験の少なかった子ども達。主体性を引き出すのは難しく、職員の手助けが必要な場面もありました。

 

今回の2回行ったまふぃん実験室では、子ども達が主体的にやりたい事の意見を出し合い、活動の中でそのしたいことを形に知ることが出来ました。

子ども達がやりた事、知りたい事だからこそ自分たちで考え、「食べるためにはどうすればいい?」「おいしくするためにはどうすればいい?」と子ども達でアイディアを出す事が出来ました。

子ども達の成長を促すための意図やねらいに基づいた普段の設定活動も大切にしていますが、子ども主体の活動の大切さを改めて感じる出来事でした。

 

 

 

最後に1つ残った小麦粉粘土のおせんべい

「園長先生にあげるー!」と子ども達。

園長先生はお出かけ中だったので年長さんがお手紙を書いてくれました。

 

 

 

まふぃん 中村

段ボール遊び

天気の移り変わりが多いこの季節。子ども達は、汗ばみながらも日々の遊びを楽しんでいます。

 

 

さて今回は、午後のクラスで段ボール運びをしました。

 

「積み上げた段ボールをゴールまで運んでね」とルールを伝えると、

「何個運ぼうかな」「楽しそう」とワクワク😊

段ボール運びは1人ずつ行います。その為、子ども達は早く順番を呼ばれたくて、背筋を伸ばして静かに待っています。

どのダンボールにしようかな?

これにしよう!

順番が呼ばれると、「たくさん運びたいから4個」と何個も積み上げる子もいれば、「落としそうだから2個にしようかな」と慎重になる子もいました。

 

段ボールの数を決めると、落ちないように積み上げていきます。

 

段ボールは、敢えて大きさが違う種類を揃えています。その為、バランスを考えないと、上手く積み上げられません。

途中、小さい段ボールの上に大きい段ボールを積んで運ぼうとする子がいました。積み上げる事は出来ましたが、実際に運んでみると、段ボールが安定しなく倒れてしまいます。さて、どうするのかなと様子を見ていると・・・。

 

「うーん」と言いながら、段ボールの置き方を変えてみたり、段ボールを減らしてみたり、試行錯誤している様子が。

大きい段ボールの上に小さい段ボールを積んでみたら、大きい段ボールを一番下に持ってくるのが一番安定すると発見したみたいです。

 

段ボールを積み上げた後は、ゴールまで運びます。

段ボールを運ぶ時、バランスが必要です。斜めに持ったり、走ったりすると積み上げた段ボールが落ちてしまいます。

その為、段ボールを運ぶ時は「段ボールが落ちないように…」と、とても慎重に歩きます。その姿はまさに真剣です。

運んでいる子の緊張がこちらからも伝わってくるため、見ている子もドキドキです。

段ボールを運び終わると、緊張がほぐれて「やったー」と一言。

頑張って運べたうれしさから笑顔が見られました。

見ている子ども達も「すごーい」と一緒に喜ぶ姿が。できた達成感をみんなで共有しました。

 

 

 

さて、今回の段ボール遊びは、「考える力を養う」をねらいに行いました。

 

 

子どもは日々色んなことを体験し、学んでいます。やり方を教えてもらう事はとても簡単なことですが、自分で考えて発見することのほうが大きな喜びになり、探求心や好奇心へと繋がっていくのです。

 

段ボール遊びでも、考える場面が何回か出てきました。なかなか上手く積み上げられない時もありましたが、「どうしたらできるのか」を考えることで今回積み上げることが出来ました。

このことが学びの習得に繋がり、気付きになっていきます。

時々失敗することもありますが、それも学びの1つなのです。「次は違う方法で試してみよう」と試行錯誤する体験が、のちに自信に繋がり、物事をいろんな面から考えられるようになっていくのです。

これからも子ども達の「考える力」を大切にしていきたいと思っています。