コグトレ~想像力を鍛える活動~

放課後等デイサービスの活動でコグトレ(物語作り)を行いました。

コグトレとは、認知機能を鍛えるトレーニングの事です。

なぜ、認知機能を鍛えるトレーニングを行っているのかというと、学習面の低さ・感情の制御ができない・対人関係で上手くいかないなどの原因として、認知機能が弱いことが挙げられているからです。

まふぃんでも、このような困りごとを持っている子どもがいることから、今年度から導入し始めました。

 

コグトレは、「見つける」「写す」などの分野に分かれていますが、今回の物語作りは「想像する力」を鍛えるトレーニングでした。

活動では、バラバラになっている物語を順序立てて並べることに苦戦をしていた子ども達。

しかし、ヒントを伝えると、絵の情景をイメージすることができました。

この様子から、想像力の弱さが子ども達の課題であることが分かり、コグトレを積極的に行う必要性を感じました。

 

前置きが長くなりましたが、ここからは活動の様子をお伝えします。

 

 

今回行ったコグトレの物語作りとは。

バラバラになっている絵を順番よく並べていく内容となっています。

絵を見て何をしているのかをイメージしないといけないので、想像する力だけでなく、状況を把握する力や時間概念、論理的思考を養うことにも繋がってきます。

これを並べてみよう!

 

 

さっそく、活動が始まると、2~3人のグループに分かれて物語作りを始めた子ども達。

「これは、雨の絵だね」「女の子たちが何か作っているよ」と、子ども達同士で絵の内容を確かめ合う姿がありました。

しかし、イメージすることが苦手である数人の子どもは、細かい部分をよく見ておらず、テルテル坊主を作っている絵を「女の子が髪の毛を切っている」と勘違いしていました。また、女の子が髪を切っていると思っているので、雨と晴れの絵の関係性も分っていない様子でした。

その為、「女の子が持っている物は何かな?」とヒントを伝えてみました。

すると、「あっ、テルテル坊主だ!」と気づいたようです。

さらに、「雨が降っていたからテルテル坊主を作ったのかー」と、時系列もイメージすることができました。

 

絵の内容が分かると、順番に絵を並べていきます。

「雨が降った後にテルテル坊主を作ったと思う」「⑤はお出かけに行った場面じゃないかな」と子ども達同士で話し合う姿が見られました。

しかし、ベッドに寝ている絵は、どのグループも迷ったようで、それぞれ意見が割れてしまう姿がありました。

起きてから雨が降った場合は①

寝て起きると、空が晴れていた場合は➂

子ども達の視点によって、それぞれ答えが違います。

今回は、意見の伝え合いができるようになって欲しかった為、あえてヒントや答えは伝えませんでした。

「どうするかな・・・」と様子を見ていると。

「うんうん、その答えもありだね」と、相手の意見を否定せず聞くことができました。

以前の様子だと、お互いの主張が合わなくて意見がまとまらないことが多かったので、今回の姿に成長を感じました。

 

話し合いがまとまり、順番に絵を並べていった子ども達。

その後は、女の子の気持ちを紙に書いていきました。

今回、「絵に書いてある人物の気持ちを書く」課題を出しましたが、相手の表情や気持ちをとらえるようになることを目的でした。

自分ではない人の表情や気持ちをとらえることは、人とコミュニケーションを取る上で大切な力です。

まふぃんの子ども達の中には、相手の気持ちや表情を読み取ることが苦手で「思ったことをストレートに言ってしまう」「相手が嫌な表情をしていても、一方的に話してしまう」などの姿があるので、活動に取り入れてみました。

 

順番に絵を並べたことで、女の子が何をしたいのかイメージすることができた子ども達。

このような気持ちなのではないか、と感じたようです。

 

今回の活動では、イメージする力が弱いことで、絵の情景とは違う捉え方をする子どもが何人かいました。

想像することが苦手ということは、見通しを持つことが難しいだけではなく、相手の気持ちをくみ取れなかったり、場の状況を理解できなかったりするなどの困りごとにも繋がってきます。

今後も活動や学習時間の中で積極的にコグトレを行っていき、認知力を高められるように支援していきたいと思います。

 

まふぃん上之園 亀澤

段ボールかくれんぼ(錦ヶ丘)

放課後等デイサービスの活動で段ボールを使ったかくれんぼを行いました。

次々に追加されるルールに合わせつつ、場を共有する、静かに待つ、勝ち負けの経験を積むことができました。またチーム内で協力した時には誰か一人でも見つかると負け、という緊張感の中でお互いに声をかけたり周囲を観察したりして見事全員で隠れきることができました。視覚、聴覚、触覚などの五感をフルに使いながら行ったことで、いつも以上に体感しながらできたのではないかと思います。

 

 

まふぃんの活動ではよく登場する『段ボール』

いつもは積んだり運んだりするのですが、この日は大きめの段ボールを準備し、かくれんぼを行うことにしました。

 

まふぃんの中には

『一定時間じっと待つ』

『勝ち負けのある遊びで、負けても我慢する』

といったようなことが苦手な子がいます。

 

この段ボールかくれんぼは、“ただ隠れる”ということだけでなく、こういった要素を盛り込んだ活動となっています。

子ども達の苦手とする要素が含まれているため、通常なら遠ざけてしまうようなことかもしれませんが、まふぃんではその場やルールに合わせる力が身に付くように、あえて活動として取り入れています。

 

段ボールかくれんぼの基本的なルールは、隠れている間に「しゃべらない」「動かない」「身体を見せない」ということ。

決められた時間や回数内にルールを破ってしまうと鬼(職員)に見つかってしまいます。

この日は、自分のことばかり考えるのではなく、自然と周囲の人と協力する場面を作っていきたいということから、『ルールに従いながら周囲と協力する』というねらいの下、活動を行っていくことにしました。

 

まずは個人戦。

基本的な3つのルールを伝えた上で好きに隠れてもらいます。

子ども達は自分の決めた所に隠れるのですが、実は段ボールを人数分は出していないので、どうやっても一緒に入る子達が必ず出てきます。

1つの段ボールの中に…

3人入ることもできます! …見つかってしまいましたが。

多少場所が狭かったり相手とくっつくのが苦手でも「静かに最後まで隠れきる」という共通の目的があるので、楽しみながら、自然と場を共有することができます。もちろん、中には見つかって悔しさをあらわにしたり怒り出す子もいますが、十分気持ちを受け止めた上で『次はどうやったら上手く隠れることができるか』という声掛けを行い、考える時間を作ります。

 

一定時間ごとに段ボールから出てきてもらい、それを何度か繰り返すうちに最後の一人になり、見事1年生の優勝!

年齢に関係なく勝敗が決まるのも、この活動の良さの一つです。

 

 

次に行うのはチーム戦。

数人で1チームになり、

『3回隠れる中で、全員が隠れられたら子どもの勝ち、誰かが見つかれば鬼(職員)の勝ち』というルールを追加します。

「えー!!」と言いながらも子ども達の目はギラギラ…やる気は十分です。

 

1回目に隠れる様子をそっと見ていると、まだ個人戦の時のように自分主体で隠れ、ぎりぎりに慌てて中に入る子もいました。

最終的に上手く隠れることはできたものの、これでは周囲の人と協力しているとは言えません。

そこで「チーム戦だから、入れない人がいてもその人のせいではない(=全員の行動の結果)」ということを伝えます。

ここで何人かの目が変わりました。

 

2回目を始めるとすぐに「○○さん、こっち!」という声が聞こえ、隠れるのが苦手な子を呼んで一緒に入ろうしているのが分かりました。

また、別な子は皆が隠れ終わるのをじっくりと観察し、時間いっぱい周囲の人の様子を確認してから自分も隠れる姿が見られました。

お互いに声を掛けます。

周囲の様子を確認していました!

全員で協力する意味を理解し、自発的に声をかけられたこと、自分のことだけでなく、周囲の人のことを考えてながら取り組んでいたことなど、目的のためにそれぞれの形で協力している様子がよく分かりました。

 

3回目も同様に全員で協力し、見事子どもチームの勝利!

先程個人戦で負けた時に悔しくて怒っていた子も隣の子と手を叩いて喜んでいました。

 

“ルールを守る”、“誰かと協力する”といったことは、なかなか抽象的で感覚として掴みにくい部分があります。ですが、今回のように視覚、聴覚、触覚などの五感を十分に使いながら明確でシンプルなルールの下で活動を行ったことで、しっかりと体感を伴いながら自分の身体の感覚として経験を積むことができたように思います。

 

ルール次第でいろいろなバリエーションのある段ボールかくれんぼ。

これからもたくさん行っていきたいと思います。

 

 

まふぃん錦ヶ丘 今屋

運動遊び(児童発達支援の午前クラス)*まふぃん上之園*

先日行った児童発達支援の午前クラス(1歳から3歳のお子さんのクラス)の活動についてお伝えします!

この日の活動は運動遊び。

まふぃんでは療育アドバイザーの中鶴真人さんのご指導の下、月に数回運動遊びを行っています。

 

運動遊びと言っても体を動かすことだけが目的ではありません。

友達と同じ空間の中で過ごし、遊ぶ道具に魅力を感じ、接近する中で少しずつ友達が居てもその場で遊べるようになることもねらいです。

また、友達がいる環境で遊べるようになると、物を共有しながら友達との関わり(交流)を楽しめるようにもなっていきます。

このような成長過程は小学校に就学した時に必要になってくる人との関わりの糧となるものです。

今回の活動でも友達を意識しながら遊ぶことを楽しむ子ども達の姿がありました。

 

 

 

ではどのような活動だったのか、お話します。

 

 

 

朝のお集まりが終わり、職員に「どうぞ!」と言われると「やったー!」と装置の方に向っていく子ども達。

(子ども達が走っていくと衝突したり、転倒したりすることがあるので、走っていく時には止めたり、落ち着いて装置に向えるようにしています。)

 

その中で素敵な姿があったので、ご紹介します。

 

Aちゃん。

トランポリンを跳んだり、お友達と装置を共有しながら意欲的に遊んだりする姿がありました。

実はこちらのAちゃん、4月までは友達や装置に対して警戒心があり、興味があっても遠くからそっと見ていたり、他のお子さんが近付くと泣いたりしていました。

ですが、職員の見守りの中で無理なく少しずつ装置で遊べるようにしてきたことで、半年たった現在では自ら装置に登ったり、お友達に近付いて行ったりする姿が見られるようになってきました。

また、今まで少し遊ぶと集中が切れて装置の周りを歩く姿がありましたが、興味を持って自発的に遊べるようになったことで集中して遊び込むことも出来るようになってきています!

トランポリンで遊ぶ姿は今まで無かったので、正直驚きました。また、同時にAちゃんのその姿にとても成長を感じました。

 

 

児童発達支援の午後クラスになると小学校に就学してからの集団生活を見据えて待つことや順番を守ることが活動の内容の中に含まれていきますが、年齢的にも他者との関わりや経験が少ないので、このクラスでは子ども達が無理なく遊ぶ中で人との関わりを経験出来るようにしています。

 

また、考えて体を動かす中で安全に遊ぶ為にはどうすれば良いかを学ぶことが出来、それは集中力や危険予知にも繋がっていきます。

この危険予知は自らの命を守ることにとても大事な力です。

「見通しが悪いからスピードを落として歩こう。」

「ここから飛んだらケガしそう・・・」

など日常のあらゆる場面に危険はついて回ります。

この「危険」を自ら回避できる力も今後育てていきたいですね。

 

 

まふぃんでは今後も子ども達の社会性や自発性に繋がるように運動遊びも活動に多く取り入れていきます。

 

まふぃん上之園  岡部

避難訓練 ~火災~

避難訓練(火災)

 

 

11月7日土曜日。

まふぃんの子ども達は消防署の立会いの元

火災を想定した避難訓練に参加しました。

まふぃん内に鳴り響く非常ベルの音に驚く子どもたち。

部屋の中心に集まり状況の確認後

無事に、共研公園に避難する事が出来ました。

避難訓練は、実際に災害が発生した際、安全に避難が出来るようにする事、

災害時の避難方法に慣れておく事を目的に行っています。

 

土曜日、登園した子どもたちは、自由遊びをしていました。

いつもと変わらない登園後の風景です。

 

そこへ、突然鳴り響く大きな非常ベルの音。

それまでは、にぎやかに遊んでいたのですが

一瞬で緊迫した空気に変わりました。

子ども達も、〝何が起きたのだろう〞と辺りを見回しています。

「集まって!静かにして」と

職員が声を掛けると、全員部屋の中心に集まってきました。

 

「ナガヤが火事です。避難します。」

園長先生の声に、子どもたちの表情がさらに緊迫したものに変わりました。

「靴は持って外に出てね。」

子どもたちは、職員の指示に従い外に避難します。

この間、友達を押したり、ふざける事もありませんでした。

まふぃんの庭に避難した後、近くの共研公園に移動しました。

この、避難訓練。

子どもたちには事前に知らせていませんでした。

災害はいつ起こるか分からないからです。

 

今まで行った、避難訓練の改善点を活かし、

私たち職員は当日の動きを確認しました。

 

・非常ベルが鳴ったら、誰が確認に行くのか(発生場所の確認)

・子どもを誘導し、指示を出すのは誰か

・どこに避難するのか。

・非常時の持ち出しは誰がするのか。

・避難する時、職員は子供たちのどのあたりにつくのか。

・交通量の多い横断歩道を渡るので、安全確認をしっかり行う事。

など。

様々な事を想定し、役割を分担しました。

今回、非常ベルが鳴り、共研公園まで避難する様子を

最後尾から見ていて感心しました。

それは、子どもたちが、真剣に落ち着いて行動出来ていたことです。

今までは、お喋りをしたり、ふざけて注意をされる子どももいました。

 

訓練の回数を重ねた事で、子どもたちが、

・訓練の大切さを感じられるようになった。

・災害発生時に取るべき行動や、態度が身に付いてきた

のだと思います。

 

共研幼稚園公園に避難後ナガヤに移動し、消防署の方のお話をお聞きしました。

その日は夏のように日差しの強い日でしたが、1年生の子どもたちも立ちながらでしたが、

40分程、立って話を聞くことが出来ていました。

 

 

災害は予想を上回る規模で起こる事もあります。

避難訓練をしておくことで

・実際の災害時に冷静な判断がしやすくなる。

・どのような指示をすれば分かりやすいのか確認できる。

・避難訓練により問題点、改善点を対処する事が出来ます。

 

『想定』にとらわれず、状況を見ながら判断し、

適切な行動を取る必要性も、私たち職員は理解しておかなければならないなと

思います。

 

まふぃん上之園

寺田

おもてなしハロウィン👻②

前回のおもてなしハロウィン🎃①の続きです。

小学生の子ども達の考えた今年のハロウィンは、こども園、保育園の子ども達を招待してハロウィン宝探しゲームを楽しむ、「おもてなしハロウィン」です。


自分たちの仮装もばっちり、小さな子ども達をお迎えして、まふぃんに到着!

〇ルールの説明
始めに、小学生の代表が、子ども達に宝探しゲームの説明をします。こんなに大勢の前での発表は緊張しそう・・・

ちゃんとみんなに聞こえる声で話が出来るでしょうか。

少し心配しながら見守っていましたが、堂々とした態度で最後まで説明することが出来ました。さすが小学生!話し合い活動や、まふぃんマーケットでの交流を通して、人前に出る度胸もついてきていますね。

今回の宝探しでは、小学生とこども園保育園の子がペアになり、一つの輪を持ったまま、宝探しをしていきます。

普段より動きにくい仮装をしていながら自分より小さい子ども達に動きを合わせてゲームを行わないといけないという難題・・

そしてさらに、小学生は絶対に手を貸さないこと。やっていいのは言葉でアドバイスをすることだけ。というルールもあります。このルールを守りながら、子ども園保育園の子ども達に楽しんでもらうことができるのでしょうか・・・?

 

〇お宝(おやつ)を隠すよ!
ペアが出来上がったら、さっそくゲームの開始です。
探すチームは見えない所で静かに待ちます。
相手チームのお宝を、部屋の中に隠していきます。

どこに隠そうかな~?

ここでは、迷ってなかなか決められない子ども達に
「ここの中はどう?」
「見えちゃってるよ!」
と、いいアドバイスができているようです。

いい場所を見つけられたかな~?

 

〇お宝(おやつ)さがしスタート!

お宝も隠し終わり、待ちに待ったお宝探しのスタートです。
小学生は少しドキドキ、ルールを守って、年上らしくリードできるかな?

仮装のせいで動き辛い上に、手が出せない小学生、苦戦しております。

「ちょっと、そこのあれ!見てみて!」
と頑張って伝えようとしても、探すのに夢中になっている子には伝わらなかったり・・・

なかなかお宝が見つからなくて、動きが止まってしまう子もいます。「なんて声かけようかな・・・」とオロオロ・・・

 

このような時『どうしたらいいのかな?』と考えることが、小学生にはとっても大切な経験です。

 

(なんて言って励ましてあげようかな?)
(手は出せないから、指さしをしてあげたら分かりやすいかも。)

相手に合わせて動くこと、伝えることを通して、多様なコミュニケーション力を身に付けていってほしいと思います。

 

子ども達が、それぞれ試行錯誤しながら相手にアドバイスをして、お菓子を見つけることが出来ました。

1日目のゲームでは、『手を出さない』ルールを忘れて、自分でお菓子を手に握って持ってきてしまう子もいました。
「あれっ?誰が持つんだったっけ?」
と声をかけると、はっと気づくことができたようです。
ついつい張り切りすぎてしまったようですね。

しかし2日目、今回はルールを忘れずにできるかな?と見守っていると・・・
決して手を出さずに、小さい子をエスコートすることが出来ているではないですか。
でも、とっても緊張したようです。

片手に持っている、仮装用の剣が、カタカタと震えています。

小学生のお兄さんとして、小さい子をリードしてあげたいという気持ちと緊張感がすごく感じられました。

頑張ったね!

 

また遊ぼうね!

 

今回のハロウィンパーティ、時間が夕方からだったこともあり招待できたのは一部の子ども達だけでした。

小学生達にも振り返りの時間にそのことを伝えると、「他の子達も来れたらよかったね。」という意見も出てきました。次回、保育園・子ども園との交流を行う時に小学生たちから良いアイディアが出てきてくれることを願ってます。

その後、小さい子達が帰ってから、まふぃんの小学生も宝さがしを楽しみました。

どこかな~?

お化けも出てきてビックリ!最後の最後まで楽しかったね。

 

子ども達に楽しんでもらいたい!という気持ちで計画していたハロウィンパーティ。
緊張したけれど、頑張っておもてなしができました。

来年のハロウィン、どんなことをするかおたのしみですね👻

 

まふぃん錦ヶ丘 岡田

まふぃん流BBQ

10月31日は、子ども達が楽しみにしていたバーベキューの活動でした。

 

まふぃんのバーベキューは、みなさんが考えるバーベキューとは少し違っているかもしれません。バーベキューでの食材や食事を楽しむことを一番の目的にしていないからです。

そこに至るまでの話し合いや準備や友だちとの協調性を大切にしています。

昨年は、バーベキューの食材を話し合い、スーパーで材料や値段を調べ、買い物に行きました。

今回は職員が準備した材料をもとに、バーベキューで食べるにはどうしたらいいのかを考えました。

また、バーベキューコンロの火おこしも経験してもらいました。

 

さて、どのような活動になったのでしょうか?

見てみましょう♪

 

 

みんなが揃ったら、まず今日の流れを話し合います。

 

12時にはみんな座って食べられるように

食材を準備するグループ

火を起こすグループ に別れ準備を始めます。

 

火起こし班は、火をつかうために、上級生の3・4年生4人にお願いしました。

食材は、1・2年生で準備です。

「1年生は初めてだから、2年生頼んだよ」と言葉を掛けると

いつもは上級生に頼ることが多い二年生が、今日は自分たちがしっかりリードしなきゃと張り切る姿が見られます。

いいぞ!いいぞ!これもこの活動のねらいです。

 

 

学校では、算数で時計の読み方も学習しています。

日常の生活でも時間も意識してほしいというねらいもあったので、時計を準備し活動の目標時間を決めました。

 

さぁいよいよ食材の準備です。

机の上に置かれた食材

 

「これなんだか知ってる?」と聞くと

いつも目にしているウインナーや野菜の名前はスラスラと出てきました。が…

「この魚は?」

 

「サバです」

「タイじゃない」

えっ…!!

シシャモの名前がなかなか出てきません💦

シシャモは学校の給食にも出ているはずですが、衣がついていたり、揚げてあったりしたものを食しているので、生で見るのは初めてだったのかもしれません。

「さぁこれどうしたらいいかなぁ?」

と聞くと、おうちで経験のある子どもから「くしを頭から刺す」という素晴らしい意見が出ました。

 

次は芋チーム

「このジャガイモとサツマイモはどうする?人数分ないね」

 

あえて人数より少ない個数を準備するのもまふぃん流。どうしたら全員が食べられるか考えて、あーでもないこーでもないと時間をかけて話し合っていましたが、

ようやく二人の意見がすり合い、大きいいもは4等分小さいいもは2等分し、職員も含めた18個にすることに決まりました。

 

こちらは、タマネギ班

「タマネギはどうする。このまま食べるの?」

「皮をむく」…そうそう

「ピーラーで」…えっつ!ここでも珍回答(苦笑)

おうちでよくお手伝いをしている女の子が「手でむくんだよ」と教えてくれ無事に解決。

 

 

まふぃんの畑にたくさん生っていたピーマンも加わり食材の準備はできました。

 

 

一方、火起こし班の様子は…

さすが、まふぃん錦ヶ丘では経験値の高い3・4年生。

準備するものを揃えると、火おこしの手順を見ながら炭を組んでいきます。

 

井の字型に炭を組むのに少々苦戦したものの職員の少ない指示で、てきぱきと

動く姿が見られました。

 

 

着火剤に火を付けるときも慎重に行い、うちわで扇ぎながら火を起こします。

うちわで扇いだり炭を足したりしながら、目標の12時にはなかなかいい火加減になりました。

それぞれの準備が終わったら、自分の食べる量を考えて自分のおにぎりをにぎります。

おにぎり作りは、毎回まふぃんのおやつの時に握っているのでお手の物です。

 

 

今日のバーベキューのメニュー

ウインナー

シシャモ

ジャガイモ

サツマイモ

ピーマン

タマネギ

おにぎり(焼きおにぎり)

 

お肉もなく魚介類も野菜の種類も少ないまふぃんのバーベキューですが、一人ひとりが自分の役割を果たして、みんな協力して準備をし、美味しく焼けたバーベキューに大満足だったようです。

「美味しい」「美味しい」と何回もおかわりをしていました。

 

そして、なんとビッックリ!嬉しいことに、

野菜が苦手でピーマンは大嫌いなA君がタマネギもピーマンも食べた上にピーマンのおかわりに何度もきたのです。

これぞ、まふぃんマジック!!

 

職員からたくさん褒められたことがさらにA君の自信に繋がったようで、最後に聞いた感想も「ピーマンが美味しかったです。」「タマネギはからかったです。たれにつけたらおいしかったです。」としっかり発表できました。

 

お腹いっぱいになった後は、みんなで後片付け。

最後まで自分たちで綺麗にして今日のバーベキューはおしまい!

さぁ今度は何を焼いてたべようかなぁ~

 

まふぃん錦ヶ丘  田尻

 

さんまを焼いてみたよ!~命の尊さを知る活動~

11月7日の放課後等デイサービス。子ども達に「秋の味覚を感じてもらおう」と思い、昼食を“サンマ”にしました。

しかし、サンマを食べるだけではもったいない。

その為、実際に触ったり、切ったりなど体験学習も取り入れました。

今回、サンマを調理することが初めての子ども達。

サンマを包丁で切る時は、「切りたくない」「見るのが怖い」と言う姿がありました。

お店に売られているサンマにも命があること、そしてその命を食べて生きていることを、活動を通して知ることができたのではないかと思います。

 

では、ここからは活動の様子を詳しくお伝えします。

 

 

サンマの観察

 

子ども達の前にサンマを置き、じっくりと観察できるようにしました。

すると、1年生の子が不思議そうに「サンマって歯があるのかな?」と一言。

その時、「歯はね…」と答えを言いそうになりましたが、少し様子を見てみる事にしました。

 

サンマの歯はどうなっているのか。早速サンマの口を開けて見ました。

すると「あれ、サンマの歯がない」と気づいたようです。

口の中を大きく開けても、歯がありそうな所を指で触ってもなかなか見つかりません。

その為、サンマには歯がないのではないか、もしくは小さな歯があるのではないかという結果になりました。

もし、職員がサンマの歯がどうなっているか教えていたら、このような気づきは出てこなかったのではないかと思います。

 

今回、分からなことを自分たちで調べた子ども達。

大人が答えを教えることもできましたが、あえてしなかった理由は

 

考える力や探求心を伸ばす為です。

 

例えば、サンマの口を調べる時。

「見た目は歯がない感じだけど、口の中を触ったらどうなのか」「口の奥に歯があるかもしれないから覗いてみよう」など、試行錯誤しながら答えを見つける経験が見られました。これが考える力を育てています。

また、歯の仕組みが分かると、今度は違うことにも興味が湧き、背びれとしっぽを観察したり、体表の感触を確かめたりするなどしていました。この「知りたい!」という意欲が探求心に繋がってきます。

 

子どもが分からなくて悩んでいると、ついつい教えたくなりますが、この考えている時間が成長している真っ最中なので、私自身も気を付けて見守っていきたいと思います。

 

 

サンマを切る体験

 

今回、サンマを切る経験をさせたかったので、子ども達の人数より少なめのサンマを準備しました。

「サンマの数が足りないけどどうする?」と、問いかけると。

「半分にしたら全員食べることができるよね」と、子ども達から意見が出てきたので、早速グループに分かれてサンマを切っていきました。

 

ほとんどの子ども達は「サンマから血が出る」と言いながらも、切ることができていました。しかし、A君はサンマを切りたくない様子。理由を聞くと「サンマを切ってしまうのを見たくない、怖い」との事。

 

A君は、サンマを食べたことはありますが、切った様子を見るのは初めての経験でした。

その為、これまで生きていた物を捌くのは「かわいそう」と思ったのかもしれません。

しかし、このような経験をしたことで「食べ物には命があること」を直に感じたのではないかと思います。

さらに、ある女の子は、魚を切った後に「おいしく食べるね」と言っていました。

命を頂いているものは感謝しないといけないことを、実感したようです。

 

昔は自分たちで牛や豚などを育てて食べる家庭が多かったですが、現在の日本では肉や魚をスーパーで買えるのが当たり前のようになっています。

その為、現在の子ども達はスーパーで切り身になってパックされた肉や魚しか知らず、生き物の命をもらって食べているという実感が薄いように感じます。

魚を釣って捌く、野菜を育てて収穫するなどの経験は、命の大切さを学ぶ貴重な体験なので、この活動は子ども達にとって良い経験になったのではないかと思います。

 

今回、サンマを観察したり切ったりするなど、自然を体感できるような活動を行いました。

まふぃんでは、野菜植えや収穫も行っており、身近に自然を感じられるようにしています。

 

最近の子ども達は、ゲームやユーチューブなど室内遊びが多く、自然に触れ合う経験が少なくなっています。だからこそこのような経験を大事にし、これからも活動に入れていきたいと思います。

 

最後に子ども達の感想文を掲載します。

命の大切さを感じている文章でした。

 

まふぃん上之園 亀澤

お絵描き(錦ヶ丘)

 

1枚の大きな広幅用紙を前に準備よく座る子どもたち。

 

児童発達支援のクラスのお絵かきの活動の様子です。

まふぃんで行うお絵描きの活動は、1人1枚ずつ紙を配り、「はい!どうぞ~!」なんてことはしません。

同じ場所で同じ紙を使い、1組のクレヨンの箱から1つずつクレヨンを使って描きます。

「となりがくっついて描きにくい!」

「ちょっとどいて~!」

「使いたい色を他のお友達が使っている」

そんな場面が出てきてこそ

譲り合い~我慢する~感情や行動の調整を活動の中で学んでいきます。

 

 

今回活動で使うお絵描きの方法です↓

◆クレヨン

筆圧によってはムラができること。狙った場所にピタッと書きづらいこと。

◆タンポ

ポンと紙につけると、不思議な模様の色が簡単につきます。

たたく強さで色の付き方も変わり、強くたたいた時の色合い、弱くたたいた時の色合い、色の付け方によっても模様がかわってきます。

◆手で直接塗る

指でなぞっていくと、だんだんと色が薄れていく様子や、手や指の形がはっきり残ります。

 

お絵描きを通して、様々な感触体験に繋がる活動を展開していきます。

 

さぁ!まふぃんの子ども達はどうでしょうか!

今回のねらいは、

「場所の共有」そして「手指をたくさんつかって遊ぶ」です。

 

児童発達支援のクラスの4歳~5歳~6歳の子供達

このころの子ども達は自分の知っている色・形がいろいろ描けるようになってきます。

こども園や幼稚園、保育園での経験からかぼちゃも描いています(実施時期が10月の後半でした)。

 

「ママ」の絵を描くBちゃん。

「ちょっとどいて~」と言わんばかりに隣のBちゃんが描いている側で「ぐるぐるぐっ~」と言いながらうずを描くA君。

 

そんな時、「ママ」の絵が描いてあるところに、上から描こうとしたA君!の姿に注目が集まりました。

ママの絵を描いいたBちゃんの視線と「ちょっと~」の一声。そして全員の目線により、

A君は察していたようでした。

 

(上から描いちゃいけない・・・・・)

 

そしてA君は Bちゃんが描いた「ママ」の絵の周りにお絵描きを始めました。

 

狙い通りの場の共有が出来ている!シメシメ!!!と職員同士で目が合います!

ねらいに定めた「狭い場所でも譲り合って」お絵描きをすることが出来ていました。

 

◇タンポ と 手 でお絵描き

職員が絵具をびょ~~~~~~んと出します。

出てくる出てくる~~~!!!絵具さんたち。

その様子が面白くてじ~~っと眺めています。

子ども達が興味深くしっかり座って待つ。

 

「赤」と「黄色」の絵の具を足すと「オレンジ色」に変化していく

その様子に子ども達は興味津々!

タンポに色をつけてポンポンポンポン♪

リズミカルにつける様子。1か所にポンとおいてす~~~~~っと流す様子

それぞれの感触を楽しんでいます。

さぁ!最後に絵具を手で混ぜて

くちょぐちょぐちょ~っ。

直接塗ってべたべたべた~!!!

 

感触が苦手!汚れるからいや!

まふぃんを利用し始めた時には、汚れる、濡れる感覚が苦手のお子様がいます。

 

まふぃんの活動での小麦粉粘土や新聞紙遊び、畑で土いじり体験。

そしてこども園や幼稚園、保育園での様々な体験や経験が

苦手なことを克服し、できることがどんどん増え、子どもたちの自信に繋がっていきます。

 

 

みんなのお絵描きでかぼちゃの出来上がり~!

仕上がりに全員でご満悦。

さぁ次はどんなお絵描きが待っているかな~!

 

まふぃん錦ヶ丘 アリー

手作り お漬物

最近、上之園のまふぃんでは、おやつ(おにぎり)の時間に手作りのお漬物を出しています。

自家製ぬか床が出来たおかげです。

日本の伝統食や、手作りの良さに触れる体験、子ども達の様子を紹介します。

 

初めてのぬか床作り

先月、保育園から米ぬかをいただきました。

昨年、市販されているぬか床でお漬物を作り、ナガヤの皆さんとお漬物交流ができたので、今回もできたらいいな、と自家製ぬか床を作ることにしました。

でも、米ぬかからぬか床を作った経験はありません。うまくできるだろうか、どうしようか…と迷っているうちに米ぬかがどんどん溜まっていきます。

ネットで作り方を調べ、作り方はとてもシンプルなことはわかっているのですが、うまくいくのか…と不安があり行動できずにいた時、ぬか床を作っているナガヤの住人さんにお会いしました。こんな身近に救世主。ぬか床作りのポイントを丁寧に教えて頂きました。

「まずは、やってみてください」

という優しい声掛けに後押しされ、初めてのぬか床作りがスタートしました。

 

ぬか床ができるまで

 

まずは職員で作ることにしました。

ぬか床作りはとてもシンプル。米ぬかとお塩を溶かした水を混ぜるだけです。これに始めは野菜くずを入れて発酵を促します。詳しいことはネットで…ご確認ください。

本当にできるかな?と半信半疑。調べた分量通り、材料を混ぜました。これでよいのか、確認してもらうために住人さんのもとへ行き、ぬか床を見てもらいました。

「水分が足りないかもしれませんね。耳たぶくらいの柔らかさが目安ですよ。」

「我が家のぬか床を少し分けましょうか。発酵のお手伝いをするから」

とありがたいアドバイスを頂戴しました。

毎日、うまくできますようにと願いながらかき混ぜていると、ぬか床らしい香りがしてきました。

 

食べてみよう

 

2週間過ぎて、きゅうりと大根を漬けてみました。

職員間で試食をした後、子ども達へ。

「これ、ちょっと苦手。」

「味ぽんの味がする!」

「おいしい」

「しょっぱい」

いろんな感想が出ました。放デイではおにぎりのお供、お漬物は大好評です。

ぬか床の発酵の様子を住人さんに確認していただくと、「いい調子ですよ」と返事を頂きました。

「挑戦してよかった」とほっとしました。住人さんの温かいサポートのおかげです。

大事に大事に”ぬか床ちゃん”を育てていきたいと思います。

 

今後の取り組み

ぬか床は手入れを毎日するとおいしくて新鮮な漬物が出来ます。

今後は、子ども達にぬか床を混ぜたり、野菜を切ってもらったりしながら、ぬか漬け作りを継続したいと思っています。

ぬか床のこと、もっと知りたい!!と興味がわいてくれたら嬉しいです。

身近な食べ物をどうしたらおいしく食べられるか、先人の知恵、自然の力はすごいですね。

健康で安心して食べることや手作りの良さに気づかせながら、おいしく野菜をいただこうと思います。

 

気付き

今回のぬか床つくりを通して、私自身も大きな学びがありました。

初めての事にチャレンジする時には、

自ら調べる意欲や、分からないことを人に聞く質問力、「大丈夫よ」と見守ってくれる人の存在の大切さが必要なんだな、ということです。

不安を感じつつ、まずはやってみること、やってみるとそこからまた世界が広がり、充実感や達成感を得て、また次もやってみたいという意欲に繋がります。

子ども達にも新しいことにチャレンジしてほしい、と願うならば、自分自身も日々小さなことにチャレンジして学び続けることが大切なんだなと思いました。

10月に植えた大根も、大きくなってきました。大根のお漬物まで、できるといいな!

子ども達と共に大事に育てていきたいと思います。

 

まふぃん上之園 末吉

 

おもてなしハロウィン🎃①

10月末のハロウィンに合わせて、小学生の子ども達がハロウィンを楽しみました。昨年のハロウィンは、「どうやったら楽しいハロウィンになるかな?」と話し合いを進め、仮装を作ってこども園と保育園にお菓子をもらいに行きました。

この一年で色々な経験を積み重ね、相手のことを思って行動すること、相手に合わせて行動することができるようになってきた子ども達。そんな子ども達が考えた今年のハロウィンは「こども園、保育園の子ども達を招待してハロウィン宝探しゲームを楽しむ!」ということでした。自分たちだけが楽しむのではなく、相手を楽しませてあげたいというおもてなしの心意気。なんとも素晴らしい!!

 

さてさて、どんなおもてなしハロウィンになったのでしょうか・・・

 

子ども達を招待するにあたって、話し合うこと準備することとやらなくてはならないことがいっぱいです。

 

〇招待状に伝えたいことを書いて届けに行く

自分より小さな子に届ける招待状です。どんな事を伝えたいのか、小さな子ども達に伝えるにはどんな書き方をしたらいいのかを考えます。

まだ字が読めない子がいるかも知れないと、届けに行った先で子ども達を前に代表の子が招待状を読んであげました。少し前までは人前で発表することが苦手だった子が堂々と読み上げることができました。「ドキドキした~」と達成感に満ちあふれた笑顔で話す姿に大きな成長を感じます。

〇飾り付け、仮装を作る

子ども達を招待する日をカレンダーで確認して、それまでに全ての準備を終わらせるにはどうしたらいいのかを考えます。「この日までに仮装を作り終わる」「この日からはみんなで飾りを作る」と、職員のアドバイスをもらいながら進めていきます。予定を立て、見通しを持って取り組みます。しかし、まずは学校から帰ってきたら宿題をやっつけないといけません。楽しいことが待っていると宿題の進みもはやいはやい・・・。

平日のわずかな時間を使って、思い思いの仮装と当日子ども達が喜んでくれることを願っての飾り付けも完成させることが出来ました。

〇おもてなしハロウィン当日

2日間にわたってこども園、保育園の子ども達が遊びに来てくれます。先に学校から帰ってきた子達と看板を設置したり、宝探しゲームのシュミレーションをしました。

せっかくの仮装を見てもらう(褒めてもらう)為に、お迎えに行きます。保育園の子ども達はかわいい仮装をして待っていてくれましたよ。招待状に「かそうをしてきてください」と書いてあったので、何日も前から「何を着ようかな~?」とワクワクしてくれていたようです。嬉しいですね。みんなが届けた招待状でそんなにもワクワクしてくれたなんて!

さあ、いよいよハロウィン宝探しゲームのスタートです。

今回行う宝探しゲームは、せっかくの交流の機会をもっと深めて楽しめるように、そして、小学生達がより年上らしい行動、相手に合わせた行動が出来るようにとあるルールを設けました。

それは、小学生とこども園保育園の子がペアになり、この輪っかを持って宝探しをすること。さらには、小学生は絶対に手を出さないこと。やっていいのは言葉でアドバイスをすることだけ。む、むずかしそう・・・

 

なんだか波瀾万丈の予感が・・・

 

 

自分たちだけで楽しむのではなく、誰かを喜ばせたいとの思いで小学生達が考えた今年のおもてなしハロウィン。相手のことを考えて招待状を書き、喜ぶ姿を想像して飾りを作り、自分より小さい子ども達に動きを合わせてゲームを進めていく。

日々の療育の効果、経験の積み重ねを多いに感じることが出来ました。

さあ、面白いエピソードが盛りだくさんのハロウィン宝探しゲームはどうなったのでしょうか?

また次回のブログでお伝えします。お楽しみに!!

 

まふぃん錦ヶ丘 吉村

 

 

 

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