゛笑顔の花゙咲きました!

笑顔の花咲きました

 

「しとしと」「ざぁーざぁー」「ぽつぽつ」毎日雨で憂鬱になりますが、雨音に耳を傾けたり、雨の降る様子を眺めるのも時には楽しいなと感じるこの頃です。

この時期の花と言えば、ピンク、青、紫…色とりどり花。紫陽花。

英語ではhydrangea(ハイドレンジア)と言い、「水の器」という意味もあるそうです。

雨の中の紫陽花は一段と綺麗に見えますね。

そしてもうひとつ綺麗なものと言えば『虹』

これも楽しみのひとつ。見られるといいですね。

 

さて、午前クラスの子ども達。とびっきりの『笑顔の花』が咲きました😊

この日のメンバーは、2歳のAちゃんと3歳のB君です。

 

実はこの2人、お友だちに興味もあり、一緒に遊びたい気持ちもあるのですが接近して遊ぶのが少し苦手なのです。

遊んでいても元気いっぱいのお友だちが近づいてくると、その場から少し離れてしまいます。

離れてもお友だちの遊ぶ様子を笑顔で見たり、タイミングをみながら遊びに入ったり、出たりを繰り返しそれぞれの友だちに合わせた関わり方を学んでいる途中です。

その日、先に登園し大型積み木で遊んでいたB君。

積み木を積み上げ崩す事を繰り返し、崩れるたびに大笑いをして遊んでいました。

そこで、職員が〝つんつん〞と言い指先で突き崩す真似をすると、B君が〝面白いと〞思ったのか、それを真似て「つんつんつん」と言いながら指先で突き遊び始めました。

それも、職員の顔を見て反応を見ながら遊んでいます。

職員が笑うと、さらに笑顔になり顔を見ながら「つんつんつん」と突き遊んでいました。

これだけの事ですが、B君にとっては大きな変化なのです。

どの様な事かと言うと。

一つ目・・模倣し再現ができる。

二つ目・・人の反応を見ながらする。

 

この物を介したやり取りをする中で、お互いに顔を見合わせて笑い関わりを楽しむ。このような経験を重ねる事で,周囲の友だちに対する関心を高め自分から関わろうとするようになります。

この経験が人と関わる力の基礎になります。

また、自分がした事で、相手がどのような反応をするのか見る事が出来るのも〝社会性〞の発達には欠かせない大事な要素になります。

 

もう一つ笑顔は、Aちゃん。この日の活動は『段ボール遊び』でした。

その日の登園が二人だった為か、いつもより積極的に段ボールで遊んでいました。

段ボールを転がしてみると〝カタン、カタン〞と音がする事を発見!

遊んでいる中で、偶然見つけた音や、転がる様子がAちゃんにとっては大発見!だったようです。

何度も繰り返し音や、転がる様子を見て声を出し笑っていました。

(写真がなくて残念!)

 

この、段ボール1個を転がす事でも子ども達にとっては学びがあります。

それは、持った時の〝重さや、硬さ〞〝転がった時の音の大きさや響き方〞など、物の様々な性質の違いに気付いていきます。

偶然見つけた発見を繰り返し経験する事で、「こうするとどうなるのかな?」と新しい遊び方を試し、興味や関心の幅を広げていきます。

この日、Aちゃんと、B君は段ボール1個で遊んでいました。

小さな穴からお互いのぞき込み笑い合ったり、段ボールから出てくる友だちを〝わくわく〞した表情で待ち、出てきたら2人で顔を合わせて笑う姿。

雨の続く毎日ですが、まふぃんの部屋には晴れ渡るような『笑顔の花!』が2つ咲きました。

 

 

 

まふぃん上之園

寺田

園内研修

NO RAIN  NO RAINBOW

「雨なくして、虹はなし」という意味です。

先日から、梅雨入りして大雨の日が続いておりますが、梅雨明けの夏の暑い日を想像すると

雨降りのこの瞬間を今は楽しもうと思っています。

 

先日、6月6日(土)に社会福祉法人塔ノ原福祉会と学校法人吉井学園全体の園内研修を行いました。

第1回目の研修のテーマは

「子どもの人権擁護」

 

講師は、当法人の理事で児童養護施設 愛の聖母園でも指導員として長年ご活躍されている

川原囿淳一さん。私や、統括の廣田も児童養護施設で勤務している時に大変お世話になった大先輩でもあり、今でも刺激を受けている中の一人であります。

 

さて、研修の初めに「社会的養護」いついて話をしていただきました。

以前、児童養護施設で働いていた際に、「社会的養護」について知ることとなり

また、「当たり前の日常」についても深く考える機会になりました。

 

児童養護施設とは、何らかの事情で保護者と暮らすことのできない2歳~18歳(現在は特例で20歳まで)の児童を保護し、養育する施設です。また卒園後も何らかの形で支援を行う機能も持っています。

児童養護施設を離れて数年たちますが、現在も連絡を取り合うM君について少しお話します。

 

M君は幼少期から高校を卒業するまでの16年間を児童養護施設で過ごしました。

私が出会ったのは高校1年生の春、それから卒園までの3年間を担当させていただきました。

兄弟のようにふざけ合い、保護者の代わりとして時には厳しく接した3年間。

高校の入学式や卒業式への参列、試合の応援、学校に呼び出しを受けた彼と一緒に指導を受けたことも今はよき思い出となり、会うとその話ばかりです。

現在は夢に向かって大都会で頑張っていますが、自分の生い立ちとしっかり向きあって頑張っています。

 

現在、児童養護施設では、地域小規模型のグルーホームや、ファミリーホームといった里親制度に移行しつつあり

地域の中で子ども達を育みましょうという取り組みもなされてます。

 

また、講話の中で「チームで支援する」ことの必要性についても話がありました。

児童養護施設内にも様々な専門スタッフがおり、生活を支援するスタッフ、家庭との再構築を支援したり、就職の支援・就職後の支援まで行うスタッフもおります。

 

まふぃん錦ヶ丘で働き始めて2年目。

子どもたちを取り巻く環境は変化しつつあります。それに伴い支援の輪(施設外との連携)の広がりも感じるところです。

まふぃんでは直接支援するスタッフが、就学先や就園先の先生方ともしっかり連携をとっております。

また、相談支援員や地域(子ども食堂)の方々と、子どもを支援するチームとして「健やかな子どもの育ち」という目標に向かい支援の輪も広げています。

 

見てるよ!と子どもを見守る存在

失敗しても、悔しい気持ちを受け止めてあげられる存在

頑張って成功したら一緒に喜ぶ存在

困ったら、悩みを一緒に解決する存在

子ども達が「よし、次頑張ってみよ」という自己肯定感が育むまで

「自分は大切な存在」と感じてもらえるよう

まふぃんスタッフ全員で

ひとつひとつ丁寧に支援を行っていきたいと思います。

 

これからやってくる少し先の子どもたちの未来をそう想像しながら

今後もこの「瞬間」の支援を大事にしていきたいと思います。

今が少し辛くても、支えになるものが周りにあると

きっと素敵な明日がくると信じています。

 

 

まふぃん錦ヶ丘 施設長 伊集院

どうなっているのかな?

どうなっているのかな?


早いもので5月も終わりが近づいてきましたね。カレンダーは折り返しの6月。月日が経つ早さを感じます。

草花に目を向けると、つぼみを持っていた紫陽花もいつの間にか花が咲き始め梅雨の近い事を知らせています。

慌ただしく過ぎてしまう日常に季節を忘れてしまいがちですが、草花はしっかりと季節の移ろいを感じ知らせてくれているのですね。

 

 

ある日の放課後等デイサービスでの出来事です。

 

おやつのおにぎりを食べた子どもたちが「今日の自由遊びは何?」と聞いてきました。

子ども達の前に用意されたものは・・・

 

机に置かれた『紙飛行機』ひとつ。

それを見た子どもたちは「あっ!紙飛行機だ」「折りたい!作り方教えて」と興味を示し口々に言ってきます。

「作っていいよ」と言い、職員が渡したものはA4のコピー用紙1枚。

ですが、敢て作り方を教えませんでした。

 

「これ(見本)を見ながら折ってね」と声を掛けると、さっきまで「作りたい!」と盛り上がっていた雰囲気が一変し「えっ!分からないよ~」「難しい」と戸惑いと、不安そうな表情に変化しました。

そこへ一人の男の子がやってきて

「僕、作りたい。先生紙ちょうだい。」と言い、見本を見ながら折り始めました。

すると他の子ども達も

「じゃ、僕もやってみようかなぁ」

と次々に見本を見ながら折り始めます。

 

『どうなってるのかな?』と見本の紙飛行機を解体したり、元に戻したり前回皆で折った事を思い出しながら折っていました。

 

 

しかし中々思うように折れません。

何回見本を広げても、元に戻しても分からなくなった子どもたちは

「分からない。教えて!」

と言ってきました。

ここで、折り方を教えてあげるのは簡単ですが、教えたい気持ちを職員も〝我慢〞。

 

代わりに新しい見本の紙飛行機を渡すことにしました。

「どう、折ってるかな?(折れ線はどこ?)」「一番最初はどこを折っているかな」

と声掛けを変えてみました。

すると、今度はただ解体するだけではなく、

 

『どこに折れ線が付いているのか』

『どう折っているのか』

『どういう形に折っているのか』

 

を考えながら解体し、少しずつ見本を真似ながら折る折り方に変化していきました。

 

最初は個々で折っていましたが、次第に「ここは~になってるんじゃない(こう折る)」

「うん。そうかも」と友だち同士考えを出し合いながら折っていました。

お手本が〝どうなっているのか考える(折れ線がどこについているのか)〞

解体しながら〝どこを先に折っているのかを調べる〞

広げていきながら〝どのように折ってあったのかを覚えておく〞

完成したものを見ながら折っていくというたったこれだけの事ですが、その中にも

試行錯誤し予測しながら折る、試す、難しい事に挑戦するなど思考力や学びに向かう力にも繋がっていきます。

また、友だちと一緒に行う中で

 

自分が分かった事、気が付いた事を伝える

その考えを聞いたり、一緒に試したり工夫したりする。

 

その中で子ども達は、新たなことに気が付いたり視点を変えて見る力も育っていきます。

 

このような体験を通して、

考える事の楽しさ、探求心、相手の考えに耳を傾け受け入れる事で、

子ども達が自分の力で取り組みやり遂げる自信にも繋がっていきます。

 

見本も見ながら折っていた子ども達はどうしたかというと・・・

意見を出し合いながら20分程『どうなっているの?』と諦めずに折っていました。

本活動での紙飛行機作りで答え合わせをすると

「あっ!こうなっていたんだ。ここまでは合っていた!」

と言っていた子ども達でした。

 

この紙飛行機づくり。今後実験をひそかに考え中です。また次回のブログでお伝えしますね😊

 

 

まふぃん上之園

寺田

手伝って!


手伝って!

 

立夏を過ぎ汗ばむ日が出てきました。天気予報を見ていると『日中は真夏日の予想』になると聞かれる事もちらほら出てきましたね。天候の良い日に海辺をドライブすると、日差しに反射されキラキラと光る海、穏やかな波、潮の香『夏』が近づいてきたなぁ~と感じます。

 

4月はちょっぴり不安そうな表情で登園していた子どもたち。

今では、「こんにちは!」と笑顔で登園しています。

 

さてさて、そんな午後クラスの子どもたちの活動の様子は・・・

そろり、そろりと静かな足取りで何かを運んでいます。さっきまで賑やかだったのに、

〝シーン〝としています。

子どもたちの運んでいたもの。

それは・・・

 

段ボール!

それでは活動を覗いてみましょう!

椅子に置かれた2個の段ボール。

「これを向こうまで運んでね」と言うと、初めてこの活動を経験する3人の子どもたちは

〝どうやって運ぶの?〞〝何をするの?〞とちょっぴり不安そうな表情をしていました。

そこで、今まで経験した事のあるAちゃんにお手本を見せてもらう事にしました。

最初に呼ばれて〝ドキドキ〞している様が伝わってきましたが、反対側まで落さずに運ぶ事が出来ました。

「オッケー!クリア!」の声に、やったー!と笑顔を見せたAちゃんでした😊

それを見ていた初めて経験をする3人の子どもたち。

運ぶのを見てやり方が分かると〝やりたい!〞という興味を持った表情に変わりました。

〝落とさない〞というルールを理解して、初めての子どもたちもそっと最後まで運んでいました。

3個重ねた段ボールも「簡単!」と言いながら運んでいたので、次は少し組み方を変えてみる事にしました。

今度は、さっきより不安定に置かれた段ボール。見ているだけでも倒れそうです。

それを見て「出来ないよ~」と言う声が聞こえてきました。

 

それでは、先程と同じように経験した子どもたちに運んでもらいましょう!

経験した事のある子どもたちは、〝どこに手を置けばバランスを崩さずに運べるか〞

また、置く時にも〝どうやって置けば倒れないか〞〝手を離す時のタイミング〞は?なども分かっています。

何度も経験したからこそ学んだのです。経験を通した学びは大事だと感じました。

 

その中でも3歳のBちゃんがこの活動を通して変化を見せてくれました。

不安定に組まれた段ボールを持ち上げて落とさないように運んでいたのですが、置く時に手を離そうとすると、バランスが取れず倒れそう・・・

何度置き方を変えてみても、グラグラして手が離せない!

どうしよう・・・

Bちゃんがとった行動は、片手で箱を押さえ、もう片方で側にいた職員の手を引っ張り

「出来ない!して!」と手伝いをもらう事。

 

困った時、出来ない時に『手伝って!』と自分から言える事はとても大事ですよね。

この、自分から言える力(自己発信)は、コミュニケーション能力を身に付けたり、様々な人と対人関係を向上させていく上でも大事になってきます。

また、『言葉で伝える』ことで相手の話をしっかり聴き取る力、学ぶ力にもなってきます。

 

日頃、困った時に自分から発信する事の少ないBちゃん。

今回、自分から「出来ない!して!」と言えた事に成長を感じました。

 

ちなみにBちゃんですが、職員に見守られ最後には自分の力で考えてバランスよく椅子に置く事に成功しました。

自分の力で出来た事で最高の笑顔を見せていたBちゃんでした😊

 

 

まふぃん上之園

 

寺田

絵本読んであげるね!

絵本を読んであげるね!

 

新年度が始まりもうすぐ1ヶ月になりますね。利用が始まったばかりの子どもたちは、初めての場所に不安で泣き顔になったり、幼稚園からそのまま登園して来る子どもたちの中には、初めての幼稚園、初めてのまふぃんにと緊張の連続といった感じでしょうか?

活動の途中で〝こっくり、こっくり〞と座ったまま寝てしまう姿も😊

小さい子どもたちなりに新しい環境に慣れようと頑張っているようです!

 

さて、不安そうな表情をしている新規の子どもたちとは反対に、以前からいる子どもたちは、張り切り顔!

それもそのはず。今年度は、年長児が多いのです!

幼稚園でも、まふぃんでも(児童発達支援の中で)一番大きいなお兄さん、お姉さん。

憧れの年長さんになり、とっても自分が大きくなったみたい♪

「〇〇組さんになったよ」「年長さんだもん!」と自信満々の子どもたち!(^^)!

嬉しい気持ちが子どもたちの様子から伝わってきます。

 

その中でも、一番張り切っているAちゃん。

午前クラスから進級してきたBちゃん(3歳)が気になってたまりません。遊んだり、移動する時にも手を引いて行動しています。

 

その、Aちゃん。活動終了後のお迎え前の出来事です。

いつものように絵本を見ながら待っていたのですが、微笑ましい姿が見られました。

それは・・・

 

 

AちゃんがBちゃんに絵本を読んであげている姿でした。

Aちゃんは、職員が絵本を読み聞かせをする時のように絵本を持ち読んでいました。

まだ、平仮名を全部は読めないのですが、片手で絵本を持ち,反対の指で文字を追い、Bちゃんの様子を見ながら一生懸命読んであげていました。

Bちゃんも、Aちゃんが読んでくれている絵本を見つめています。

そこには、とても暖かな空間、時間が流れているようでした。

 

読んでいた絵本は・・・

『たまごねえちゃん』

ここで、ちょっと絵本紹介!(この絵本はシリーズ本です)

たまごねえちゃんは本当は、たまごから出ていないといけないはずのひよこちゃん。

でも、たまごねえちゃんは、たまごの中から出ようとしません。ずっとたまごのままがいいのです。なぜなら・・・

お父さんが、とっても可愛がってくれるから。

ご飯も食べさせてくれるし、抱っこしてお散歩にも連れていってくれる。散歩に出てもたまごねえちゃんはワガママを言いたい放題!(あっちに行って!今度はあっち!と…)

お父さんは、言われるがままあちらこちらへ走り回ります。

家に帰るとへとへとのお父さん。そこへ、たまごねえちゃんは・・・

という女の子とお父さんの関係のお話です。

 

娘のワガママを聞いてあげてしまうお父さんの姿と重なり、ほっこりした気持ちと、お父さんの愛情が伝わってくる絵本です。

興味を持たれたお父さん!是非読んでみてくださいね😊

 

と、話がそれてしまいましたが・・・

絵本を読んであげていたAちゃん。昨年度までは、年長さんにしてもらう事や、譲ってもらう事がありましたが、4月からは年長さん。

自分より小さい友だちの様子を気にかけ、Aちゃんなりに〝どうすればいいかな?〞と考えて行動できるようになってきたのだなと思い成長を感じました。

3月までは、自分だけで絵本を見たり、絵本を見ても長続きしなかった事もありましたが、この日はBちゃんがお迎えに来るまで絵本を読んであげたり、ずっとそばにいてお世話をしていました。

すっかり年長さんの表情になっていたAちゃんでした。

 

新年度は始まったばかり。この1年でAちゃんを含む年長さんたちがどのように変化していくのか、また他の子どもたちもどのように成長していくのかとても楽しみです。

 

 

まふぃん上之園

 

寺田

 

ドキドキ新年度(上之園) ~新1年生を迎えて~

ドキドキ新年度!~新1年生を迎えて~

 

先日、田舎道をドライブしていたら田んぼ一面に、れんげ草が咲いているのを見かけました。そして辺りには桜やつつじの花、一足早く葉を茂らせ新緑が眩しい木、色とりどりの花や葉っぱの緑。

春の訪れと、吹く風には季節の穏やかさが感じられます。

 

さて、新年度が始まり初めての土曜日(4日)の放課後等デイサービス。

新1年生にとって〝ドキドキ、ワクワク、ソワソワ?〞

幼稚園から登園して来ていた時には元気いっぱいだったのに、土曜日は緊張した表情で登園してきました。(いつもの笑顔とお喋りが…少ない…)

 

そこへ、待っていた上級生が、「かばんはここにおいてね」「来たら手を洗うんだよ」「一緒に遊ぼう」と教えたり、遊びに誘ってくれていました。

1年生の様子は・・・

初めて会う上級生にもドキドキ。中々お喋りも出来ず黙って頷いたり、いつもと同じ場所のはずなのに何だか違う場所みたいといった感じで周りを緊張した面持ちで〝きょろきょろ〞見る子もいました。

1年生の緊張感がこちらにも伝わってきました🤭

本日は活動の前に『自己紹介』を行いました。

新1年生はもちろん、上級生も1年生の名前も知りません。

そこで、友だちのどんな事を知りたいか聞いてみると、

➀名前

➁小学校

➂学年

➃好きな食べ物

に決まりました。

@

さあ、いよいよ自己紹介です。今回は順番に一人ずつ前に出て発表しました。

まずは、最初に新6年生のR君がお手本になってくれました。

実はR君、人前で発表する事がちょっぴり苦手。

ナガヤの方のご自宅に招待状を持って行く時にも「ドキドキする…」と言いながら玄関のチャイムを鳴らし、ご挨拶をして渡しています。

終わった後は「ドキドキした。でも出来た!」と嬉しそうに、ホッとした表情を見せています。

そのM君が見事に新1年生の前でお手本となり発表してくれました。

 

先輩たちの発表を見た後はいよいよ1年生の番です。

見守っている職員もドキドキしながら見守ります。

 

順番に名前を呼ばれ自己紹介した結果は・・・

・恥ずかしがり屋で登園した時から緊張していたMちゃん。一人で発表する事が出来ました。

・M君は〝好きな食べ物は?〞の質問に「いくらののったお寿司です」と答える事が出来ました。

・R君は、はっきりと「〇〇小学校です」と答える事が出来ていました。

3人ともしっかりと発表する事が出来ました。

 

その後は高学年の子どもたちが、丁寧に絵を描いたり、入学おめでとうの文字の入った〝手作りキーホルダー〞を手渡してもらい嬉しそうに見せてくれていました。

 

6日からは新学期も始まりました。

1年生だけでなく、子どもたちにとってもクラス替えがあったりします。その時に今回のような自己紹介を自分から出来たらいいですね。

 

このような事は、これから先さらに大切になってきます。

自己紹介とは

〝知らない人に、自分を知ってもらうためにする〞仲良くしてくださいという意味も込めて行うものです。

また、〝いい関係を築くきっかけづくり〞にもなってきます。

初対面の人と新たな出会いの場で交わす会話(自己紹介)をスムーズに行えるようになったら素敵ですね。

 

この日の土曜日みんなでお昼のカレーを食べる頃は、新1年生も笑顔も多くなりしっかりと『おかわり』をして食べていました😊

新たに4名の子どもたちが加わった放課後等デイサービス。

今年度も子どもたちに負けないように、子どもたちと共にいろいろな事に挑戦し、成長、変化していけるようにしたいと思います。

 

まふぃん上之園

 

寺田

座ってまてるよ ~今年度を振り返って~

座って待てるよ!~今年度を振り返って~

 

いつの間にか甲突川の桜もつぼみを持ち始めています。朝夕は寒いですが、春がまた一歩近づいてきているのですね。甲突川沿いが桜で満開になる日が待ち遠しいです。早く咲かないかなぁ~と心待ちにしています。

 

本日は午前クラスの様子をお伝えしたいと思います。

まふぃんで一番小さな子どもたち。1歳~2歳児クラスの子どもたちが登園してきました。

「おはようございます!」と言える子や、お母さんの後ろに隠れて〝〇〇ちゃん見つけた〞としばらく職員とやり取りをしてから〝ばいばい〞とタッチしからお母さんと離れる子。

微笑ましい朝の光景です😊

時には「ママがいい~」とちょっぴり涙でのお別れの日もありますが…。

 

そんな午前クラスの子どもたち。この1年大きく成長しました!

 

4月の子どもたちは…

「お集りするよ~、おやつだよ~」と声を掛けても座ることなくふらふらと動き回っていました。座らせてもすぐに離席したり、走り回ったりする姿が目立ちました。

 

そんな子どもたちでしたが、今では「お集りだよ」「座って待っていてね」と声を掛けると座って待てるようになりました。

絵本を見る間も、おやつの時も最後まで座っています。

待つ時の姿勢も今ではすっかり、お兄さん、お姉さん。

表情も心なしか自信も持っているように感じます。

その中でも感動的な出来事が先日あったのです‼

 

その子の名前はAちゃん。今年度の途中から利用が始まりました。

利用開始の頃は

・座る事が出来ず、姿勢が保てない。

・走り回る事が多い。

・自分の思った通りにならないと怒る。

・順番が待てない。

などの姿が見られていました。

 

ところがこの日、Aちゃんが姿勢よく座り、最後に名前を呼ばれても怒ったり、拗ねたりせずにしっかりと待てていたのです。

おまけに両手を膝に乗せて!(職員は何も言っていないのに)

こんなに待てるようになるとは。嬉し~い😂

 

では、どの様な活動を行ったか見て行きましょう!

本日の活動は運動遊びです。

今回はいつもと違う内容にしてみました。

午後クラスと同じように

〝マットに座って待つ〞〝名前を呼ばれるまで待つ〞

という事をしてみました。運動遊びでは初めての試みです

 

今回のねらい。

『行動のコントロール』

『順番を座って待つ事が出来る』

 

しっかりと待てているお友だちから名前を呼ばれるので、みんな姿勢よく待っています。

Aちゃんはというと・・・

 

立ち上がる事もなく、ふらふらと動き回る事もせず姿勢よく待てていました。友だちがどうやって渡っているのかもよ~く見ています。

利用が始まった頃を思い出し、ここまで座って待てるようになるとは思ってもみませんでした。

様々な活動で「座っていたらお名前呼ぶからね」と声を掛け、一瞬でも座ったらすぐに名前を呼ぶすぐに褒める、事を繰り返し行ってきたことでここまで出来るようになりました。

この様な

「待てるようになる」「ちょっと我慢ができる」

という経験を今度は保育園や幼稚園などで実践できることができれば

子どもの成長、変化は飛躍的に伸びていきます。

 

待てるようになることでルールのある遊びに参加できるようになり、活動の幅が広がります。

ちょっと我慢ができるようになることで注意をされたり、怒られたりすることが少なくなります。

 

二つのことができるようになると今度は「友達」を意識して、集団の中で遊ぶことができるようになります。

 

こうして子ども達は

自分の視野やキャパシティを広げて

新たな世界に踏み出していくことができる様になるんですね。

 

私は、まふぃんに来てもうすぐ1年経ちます。

保育園での保育には慣れていても療育は初めてでした。

『何が大変だった?』と聞かれても・・・ ありすぎて選べません…😅

何となくの知識としてはありましたが、どのように対応していいのかも分からず、毎日が勉強。そして必死でした。

ついでに小学生以上の子ども達と接するのも初めて。

小学生との接し方、〝何を話せばいいの?〞などetc.

一日中戸惑いの日々でした。

 

今年度、子どもたちと接していて特に感じた事。

保育園に勤務していた時以上に、子ども達の成長、変化が嬉しく感じられました。

そして嬉しいだけではなく、子ども達が成長、変化する事は〝貴重なんだな〞〝当たり前ではない〞のだなと改めて気付きました。

 

今年度も後10日程になりました。

来年度も子どもたちに負けないように私も成長、変化!しようと思います。

 

 

まふぃん上之園

 

寺田

 

 

 

声を掛け合って

声を掛け合って

 

今年は4年に1度のうるう年で、1年が366日ですね!そんな4年に1回の2月29日

のうるう年は何をして過ごされますか?ついでに土曜日!何となく、わくわくしてしまうのは私だけ?でしょうか!(^^)!

 

ある日の放課後等デイサービス。

「ゆっくりね」「置くよ」と声を掛け合いながら段ボールを運んでいる子どもたち。その姿を見てとても頼もしく、嬉しくなったのでお伝えしたいと思います。

 

今回のねらい

「気持ちをコントロールしながら静かに待つ事が出来る」

「最後まで落とさずに慎重に運ぶ事が出来る」

 

まず始めに一人で段ボール4個を運びます。しかし一番上は細長い段ボールが乗っているので持ち上げて運ぶのも不安定。なのでゆっくり持ちあげて慎重に運ばないと、持ち上げた途端崩れてしまいます。もちろんゴールまで気が抜けません。

いつもは落ち着きのない子も「落とさないようにね」と言われ、集中して慎重に運んでいました。

 

 

さあ、ここからが本番!いろいろな形に組み合わせ不安定にした段ボール上に、金の蓋に乗せたボールを乗せたり、プラフォーミング(大型のソフト積み木)を乗せ重さを出したり

難易度UP!

「今度はこれを運んでね!」と言うと「えっ~1人で!?」と子どもたち。

まさかね・・・

 

ルールは一つ。

『2人で最後まで落さない様に運ぶ』

どうやって運ぼうかな・・・

子どもたちの表情や個性を見ながらペアを決めるのも楽しみです。

今回は高学年と低学年がペアになるようにしてみました。

運ぶ時の様子はというと..

持ち上げる時にも相手の様子を見ながら持ち上げ、運ぶ時にも「ゆっくりね」と声を掛けたり、置く時にも「置くよ」と声をかけていました。

また、高学年の子が低学年の身長に合わせるように腰を屈めながら運ぶ姿も見られました。

 

2学期頃までは自分のペースで運びたい(相手のペースに合わせられない)、途中で落としたりすると相手を責めてしまうような発言をしてしまったり、怒ったりする事も見られました。

しかし、何度も繰り返すうちに〝どうすれば落さずに運べるか〞〝2人で落とさずに運ぶにはどうすればいいのか〞〝相手が自分より小さかったらどうすればいいのか〞を考えながら行動出来るようになってきたのだな思いました。

声を掛け合いながら、低学年の子が運び易いように腰を屈めながら運んでいる様子を見て

相手の事を気遣いながら活動をしている様子を見てとても嬉しく思いました。

 

自分より小さい子に優しく関わるといった行動や、思いやりの行動、または人に順番を譲る行動は、

『向社会的行動』とも言われ人との関係を良好にし深める社会性の発達にはなくてはならない大切なものです。

今回、小さい子に合わせ一緒に段ボールを運んだ事は、身体の動きを相手に合わせる事(援助行動)、相手を理解する事にも繋がっています。このような行動は、これから社会を生きていくうえで欠かせません。

人に合わせる、相手を理解する事で感情の交流も起こり、お互いの気持ちを尊重し合う事の大切さや一緒に目的を達成し合う喜びを感じる事が出来ました

 

異年齢やナガヤの方たちとの交流を深めてきた子どもたち。

色々な人たちとの関わりを経験し相手を気遣う、相手を尊重する気持ち、相手に合わせる力も育ってきたのだなと感じた出来事でした。

 

 

まふぃん上之園

寺田

どうすればいいかな?

どうすればいいかな?


立春が過ぎ梅の花もすっかり咲きましたね。梅の別名は『春告草』。春の訪れを知らせているのですね。気をつけて見ると、菜の花やさくら草が咲き寒い中にも確実に春は近づいているのだなと感じます。

 

「こんにちは!」と元気に午後クラスの子どもたちが登園してきました。今日「何するの?」と聞いてきます。

部屋に入ると、様々な大きさの段ボールがゴロゴロ。それを見つけた子どもたちは、段ボールに駆け寄り早速〝高く〞積み始めました。

同じ段ボール遊びでも、午前と午後クラスでは遊び方や、活動の内容が違ってきます。

高く積むにしても、限られた数の段ボールで〝どうすればより高く積めるか〞という事を考えながら行っています。

例えば、4歳のA君。

「届かない。して」と職員に頼みにきました。

積んであげるのは簡単ですが、考えて積んで欲しいと思い「どうすればいいかな?」と言ってみると・・・

しばらく考えていましたが、何か思いついたようです。

作戦スタート!

作戦1…段ボールを投げてみる→上手く乗らない。

作戦2…段ボール1個を踏み台にする→まだ届かない。

作戦3…その上にもう1個重ねて乗る→やった!大成功‼

満面の笑みで小躍りし、職員とハイタッチ😊

ただ、段ボールを積んだだけのようですが、たったこれだけの中にも『自分で考える、工夫する』『諦めずにやり遂げる』事を経験し、出来た!という達成感や自信に繋がるのです。

 

次に活動ですが,

 

まず、段ボール3個を重ね運びます。〝最後まで落とさないようにね~〞

今回の段ボール遊びのねらい

ルールの理解ができる(落とさないように運ぶ)』
『思い通りにならなくても感情を抑える』

 

姿勢のいいお友だちから呼ばれるので

「誰にしようかな?」と言うと、みんな背筋を〝ピーン〞と伸ばします。

笑顔で見つめてくるので迷ってしまいます。

3個運べるかな?

全員落とさずに運べました。「簡単!」とドヤ顔の子どもたち。

 

じゃ、これはどうかな…

〝金の蓋に乗せたボール2個〞を見せて「今度はこれを段ボールの上に乗せるよ。」

「落とさないようにね」と言うと、子どもたちの表情が変わりました。

初めての課題に〝えっ!〞といった表情や〝面白そう〞と早くやりたくて仕方がなさそうにしている子、反応は様々でした。

どうすればいいかな?

持ち上げる時から、どうやったら落とさないで持ち上げられるか、少し持ち上げては手の位置を変え工夫している様子が見られました。運ぶ時にも、ゆっくりと慎重に歩き、表情

もさっきよりも真剣

イスに置く時にも、そっと降ろし手もゆっくりと離しています。

どうかな・・・倒れません!

子どもたちは、安堵自信に満ちた表情をしています。

高く積むにしても教えたり、手伝うのは簡単ですが、子どもたちが試行錯誤しながらすることが大切な経験になります。

また、音の出る物を上に置く事で緊張感が出て、落とさないように運ぶには〝どうしたらいいのか〞お友だちがするのを考えながら見ていました。

子どもたちが試行錯誤をしながら、自分で出来た!と言う達成感が感じられるような経験が大切だなと感じました。

 

 

 

まふぃん上之園

寺田

なみだのワケは?!

 

まだまだ寒いですが、先日は梅の花が咲いているのを見かけました。

来週は立春。寒い中にも少し春が近づいてきているのだなと感じました。

 

午前中の子どもたち。イヤイヤ期に入ったり、「これ、僕の(私の)」と全身を使って自己主張をするようになったり、友だちを意識して遊び始め成長を感じます。

 

そんなまふぃんの午前中クラスでの出来事。

 

本日の活動は段ボール遊びです。

最近は高く積み上げて遊でいる子どもたち。時には自分の身長より高く積み上げる事も出来るようになってきました。

 

もっと高く積みたい!でも届かない!!

う~ん・・・ど~しよう・・

子どもたちは箱を手に〝どうしたら積めるか?〞積んだ段ボール箱の高さとにらめっこ。

ひらめいた!!

それは…

職員の助けを借りること!

自分が積みたい段ボールのところまで職員の手を引いて積んでもらおうという作戦です。

「困ったな」「どうしようかな」

これらを自ら発信できるのもひとつの社会性ですね。

 

 

さてさて、そんな中いかにもまふぃんらしい姿が見られたので少しご紹介します。

B君が使っていた段ボールが欲しくて泣くA君。

追いかけられたB君は〝何で追いかけてくるの⁉これ僕の!取らないで!〞と

B君も〝うぁ~ん〞と泣き出してしまいました。

 

 

『欲しいよ~』『何で追いかけてくるの⁉』と、1個の段ボールを巡り涙の戦いのスタート!

B君に追いつき手が箱に伸びました。

すると、箱を守ろうとし咄嗟に頭の上に持ち上げる作戦に出たB君!

A君も負けていません。頭の上に持ち上げられても、〝欲しいものは欲しい〞手を伸ばして

引っ張り合い〝取られたくない!〞〝欲しいよ~〞で2人とも涙、涙、涙

今までは自分だけの世界で遊ぶ事が多かった子どもたち。友だちを意識するようになり、

持っている物、使っている物にも関心を示すようになってきました。

でも、まだ言葉で自分の気持ちを伝えたり、上手くやり取りをする事が出来ないので今回のようなトラブルが起こりやすくなってきます。

 

しかし、このようなトラブルも子どもたちにとっては友だちとの関わり方を知る大切な経験。

自分だけの世界から〝自分以外の世界へ1歩踏み出し興味を持つようになった成長〞

です。

怪我のないようにすぐ近くで見守り、人との関わり方の経験を遠ざけないようにしています。

職員は「欲しかったんだね」「嫌だったね」とお互いの気持ちをしっかりと受け止めるようにしています。

 

さあ、この2人。その後どうしたのかと言うと…

さっきまであんなに泣いていたのに・・・あれれっ?

泣き声が笑い声に変わりました。

蓋の空いた段ボールに入り〝いないいないばあっ!〞とやり取りを楽しんだり、一緒に中に人って笑顔で遊んでいました。

泣いたり、怒ったり、笑ったり。大忙しの子どもたち。

自分の感情を思いっきり出してぶつけ合い、受け止めてもらいながら人との関わり方を

2歳児なりに学んでいます。

 

次回の活動ではどんな表情を見せてくれるかな?

 

 

まふぃん上之園

寺田

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